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話しことばの通い路  ニッポニアニッポン七味日記
妬みそねみひがみ、恨みつらみに負け惜しみ、悩み半分、ふみ読み半分日記

 七味日記2003年12月中旬   

七味日記総目次 

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七味日記2003年12月中旬目次

2003/12/11 ニッポニア教師日誌 日本事情試験
2003/12/12 ニッポニア教師日誌 入試
2003/12/13 日常茶飯事典 ものかき三昧
2003/12/14 日常茶飯事典 毎日書く
2003/12/15 ジャパニーズアンドロメダシアター カリビアン・パイレーツ
2003/12/16 ニッポニア教師日誌 遅刻
2003/12/17 日常茶飯事典 ワンペアOFF会
2003/12/18 ニッポニア教師日誌 授業おわり
2003/12/19 ニッポニア教師日誌 漢字クイズ
2003/12/20 ジャパニーズアンドロメダシアター トカゲの娘は夜に鳴く

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七味日記2003年12月中旬

2003/12/11(木)
ニッポニア教師日誌>日本事情試験

 日本事情作文2コマ。最終試験。

 作文と日本史。日本史は、ウーがカンニングしようとしたのを阻止。カンペなしでは39点しかとれなかったので、追試決定。
 点数はとれなくても、まじめに授業を受けて、まじめに試験を受ければ、良にするつもりだったのに、これでは「可」以外にだせない。

 留学生が「日本の歴史を学ぶ」ということを、私がどのようにとらえて授業をしてきたのか、一番日本語能力が低く、休みがちであったウーには伝わらなかったのだ。

 他の学生は「丸暗記して、正解をたくさんとることより、歴史を学ぼうとする意欲、自国との歴史をふりかえり、日本との交流史を知ることが大切」という私の方針を理解して試験に臨んだ。ウーは、先週も休んだし、試験を受ける際の注意事項も聞いていなかった。

 ひとりじゃ追試もつらかろうと、ランとバドにも追試を申し渡す。でも、あとで採点したら、バドはちゃんと点が取れていた。ただ、解答欄の書き方が正しくない部分があったのだ。

 作文試験の間に作文集にひとりひとりにコメントをつけた。人数が少ないからできたが、来年は30人では文集へのコメント書きも出来ないかも知れない。

本日のうらみ:点数じゃない、「歴史を知る」中で考えて欲しかったのに

2003/12/12(金)
ニッポニア教師日誌>入試

 会話、ビデオ3コマ。
 大学院の留学生入試が行われているというので、欠席者が多かった。
 ベンは、自分の入試ではなく、先週呼び寄せた奥さんを入学させるために手続きをしたり大忙し。今日も奥さんの入試につきそって、自分は授業を休んだ。

 夫婦そろって日本で留学生活をおくることができるというのは、発展途上国の最高エリートに属する人たちだろうが、恵まれた自分の立場を、自国のために使って欲しいと願うのみ。

本日のひがみ:国費留学生ひとり分の一ヶ月の奨学金が、その国の10人分の年収に相当する

2003/12/13(土)
日常茶飯事典>ものかき三昧

 一日笈の小文書き。

本日のつらみ:もっともっと書く時間がほしい

2003/12/14(日)
日常茶飯事典>毎日書く

 一日笈の小文書き。
 いくら書いてもまだまだ書きたい。
 ごはんを食べる時間も惜しい。そうじなんてもってのほか。お茶碗も流しに溜まる。

 「まともな食事食べたい」などとカップラーメンすすりながら言うワカ。「日曜日くらい、母のために僕が夕食作ってあげようという気にならないの?」とたずねると、「ならない。自分で作るくらいなら、三食ラーメンでいい」というのだ。

本日のうらみ:夫に続いて、息子を有能なハウスキーパーに育てられなかった

2003/12/15(月)
ジャパニーズアンドロメダシアター>カリビアン・パイレーツ

 漢字、作文2コマ。

 作文。「私の国の有名人」「自国の料理の手順」「冬休みのできごと」の三本を宿題に。ちょっと多すぎるかも知れないが、1月19日まで、作文の授業がないので、しかたがない。

 午後2:50から、ギンレイで「カリビアンパイレーツ」を、ヒメワカといっしょに見た。
 予告編では、ゾンビ海賊がとても怖かったが、本編ではそんなにこわくなかった。
 ストーリーはたわいないが、面白かった。

 ヒメが「ジョニー・ディップのB級映画俳優の味をそこなわない演技がいいんだって」とおすすめしていた通り、海賊船長はなかなか見ものだった。

本日のねたみ:ジョンシルバーと共に宝島へ行きたかった子ども時代の夢


2003/12/16(火)
ニッポニア教師日誌>遅刻

 朝、Kさんからのメール。ワンペアoff会の時間の確認。10時半という約束の時間を確認し、もしかしたら遅れるかもしれない、という返事を出す。

 10:30の約束だからと、10時前には家を出た。「遅れるかも」という返事を書いたが、これなら十分約束の時間に間に合う。

 地下鉄に乗ろうとして、ヒメが「火曜日はマラソン大会のつきそいだからたいへんだ」と出かけていったことを思い出す。そういえば、昨日は月曜日だったなあ。やれ、たいへんだ。今日は水曜日でなく火曜日だ。仕事だ。

 大慌てで電話。朱賀先生がつかまらないので、事務室へ電話をかけ、1組の授業をビデオクラスにふりかえてほしいとたのんだ。お正月が近いので、続ヤンさんの年末年始のエピソードを。

 センターに着いたらもうお昼近い。学生には、漢字クラスは金曜日にふりかえると、説明。朱賀先生にも事情を話して、漢字クラスは金曜日に行うが、ビデオクラスは自習になったので、私の出講の補講をどうするかという相談をしたところ、アメリカ帰りの新任講師がさっそくに関西で常勤の口があり、その補講とのかねあいで決めることになった。

 完全に私のミスによる自習措置だったが、常勤の口がきまって急にやめることになった先生がいたおかげで、あまりごたごたせずに補講が決まって、まずは自分のポカを反省するのみで一件落着。

本日のうらみ:一日分ひにちがすっとんだのは初めてのこと。ボケの始まり?ヒメには、「カフェ日記書きに夢中になりすぎているから、ほかのことに頭がまわらないのだと叱られた


003/12/17 朝雨のち曇り(水)
日常茶飯事典>ワンペアOFF会

 10:30にジュンク堂の喫茶室で待ち合わせ。特に目印など決めないで、なんとなく雰囲気で当てようと思っていたが、ほかに誰もいないので、とにかくやってきた人にあいさつしたら、その人がKさんだった。

 大学では、Kさんが卒業してから私が入学したことになるが、もし、大学の構内で出会っていたとしても、私のほうからは絶対に声をかけることはできないような、才女の雰囲気がする人。

 喫茶室で11:30まで話し、近くのイタリアンの店で1:30までパスタとサラダ食べ放題、コーヒーなどで話を続けた。

 Kさんは、ロシア語学科卒業後は英語の翻訳者になり、週4日は会社勤務で仕事をする。あとは、在宅勤務。
 Kさんのご主人は10歳年上で、私と生年はいっしょ。54歳。今は英語学校などの仕事に携わっているらしい。

 一人息子は2年生。とてもいい子に育っているらしいが、学級でイジメの対象にされたことも。担任に力がなく、学級崩壊状態。
 校長も有効な手を打てず、このまま3学期もこの状態だとすると、子ども達にとって4月からの1年間は「無駄で心痛む1年間」だけの思い出しか残らないという。

 私も、ヒメの不登校のことや、ヒメが5年生のときのクラスが学級崩壊状態となったことを話す。

 ネットで出会った人と、初めて話した。
 人見知りで、よく知らない人と話すことができないので、offチャットを心配していたが、とてもいい時間が持ててよかった。

 off会で初めて出会う人と話すのは、けっして初めての出会いではないとわかった。隣近所の、毎日顔を合わせて挨拶していても、何考えているのかわからない人と話すより、よっぽどお互いにわかりあったのち、話すのだから。
 
本日の負け惜しみ:子育て苦労話なら、誰にも負けないほど苦労をしてきた


2003/12/18(木)曇り
ニッポニア教師日誌>授業おわり

 日本事情作文2コマ。追試験。ウさん、ランさん。

 ちゃんと採点したらバドさんは、追試対象者じゃなかったのだけど、陽気なバドさんがいたほうが、追試の暗さが緩和できそうなので、いっしょに受けてもらった。

 先週文集を持ってくるのを忘れたシャアさんの作文集にコメントを書いて渡す。
 これで、作文日本事情クラスの授業は全部終わり。

 水曜日授業も昨日で全スケジュールを終えた。
 日本語教授法2コマ。 前半は、模擬授業欠席者のやり残した分の追加模擬授業。
 模擬授業の欠席者は3人いたが、結局今日実施したのはひとりだけ。

 後半はアンケート書き。
 毎年アンケートに「良かった点ひとつ以上。改善して欲しいところ2つ以上書くこと」と要求。改善点を書かない学生は批判力なしと見なし、優はつかないと、おどす。

 けっこう皆シビアに言いたいことを書くので、いい傾向だ。
 模擬授業のやり方で、自分たちのチームは「制限時間ひとり5分〜10分」というのを守ったから、用意してきた教材も全部は使いこなせず、悔しい思いをしたのに、制限時間を守らないで悠々と時間オーバーして授業をしていたチームもあった。不公平だ、という意見。

 これまでは、時間オーバーしてまでやりたいチームがなかったのだ。たいてい制限時間前にやることがおわってしまい、たった10分の授業でも、こなすのは難しいということを自覚するための模擬授業だった。

 年ごとに、私もなれてきたし、学生の模擬授業の腕も上がっている。
 来年からはタイムキーパーを付けなければなるまい。
 
 後半は、日本語教育能力試験体験版。できるできないはともかく、日本語教育能力試験では、このような傾向の問題がでるのだということを体験すればよい、という試験。

満点を取れたら、文句なしに優をやると言っておくが、満点とれることはない。めちゃ難しい。1問1点で、100問。最高点が60点台だった。

本日のつらみ:みんなが合格点をとっていれば、今日は私も休みにしたのに、と愚痴をいうと、点数がとれずに追試になったのではないバドが「すみません」とあやまった。ごめんね、つい愚痴を

2003/12/19(金)晴れ
ニッポニア教師日誌>漢字クイズ

 漢字、文化中級3コマ。

 最後はビデオのクラスなので、遊ぶつもりだったが、学生に言われてきづいた。火曜日をビデオクラスに振り替えたので、今日は漢字をやらなくちゃ。

 21課の新出漢字を大急ぎで導入。
 もう、学生は詰め込んでも無駄。この時間が終われば楽しい冬休み。10月の来日以来、あいうえおから詰め込まれて、漢字もいっぱい詰め込まれて、ふうふう言っているところ。冬休みが目前となれば、もう漢字どころじゃない。

 おまけに、昨夜は留学生寮で、年末恒例のパーティがあり、皆飲めや歌えやの大騒ぎをしたらしい。
 漢字小テスト、宿題点検も「先生、漢字の勉強していませんから、今日はやめましょう」と主張する。
 「冬休み中に必ず復習をしてくださいね」と、念をおして小テストは来年まで延期。
 そして、通常の読み練習なども、「宿題です。冬休みに勉強してください」で終わりにする。

 あとの時間は「漢字クイズ」

 12人のクラスを半分に分け、赤いマジックの赤チーム、青いマジックの青チーム。ペアワークで、漢字問題とヒント3つを日本語で考える。

 赤チームの問題「鎌倉の大仏」「東京タワー」「日本酒」
 青チームの出題「年賀状」「新幹線」あとの一題は「秘密」という。

 年賀状のヒント「じゅうしょとなまえを書きます」「お正月にもらいます」「郵便局へいきます」で正解が出た。「新幹線」も「長いです」「とても速いです」「安くないです」というヒントですぐあたった。

 赤チームの問題「日本酒」のヒントは、「日本人はこれが好き」「フィフィさんも好きです」「飲み物です」
 すぐに答えがでた。フィフィさんの日本酒好きは、クラスで有名らしい。

 学生が秘密にしていて、私に問題をみせなかった青チームの出題
 「きれいです」「かわいいです」
 ガブ「わたしです」と言うが、「ちがいます」と、却下。

 最後のヒント「いつも冗談を言います」と青チームの筋肉ンがいう。
 皆笑いながら、「トキ先生」と、口をそろえる。
 「正解です」

 皆大笑い。私の冗談好きを、こんなふうにクイズにできるくらい、学生に日本語の運用力がついたと思うことにして、「よいお年を」のあいさつをかわした。

本日の負け惜しみ:冗談であっても、「きれいでかわいい先生」と言ってくれて、やさしい学生たち

2003/12/20(土)
ジャパニーズアンドロメダシアター>トカゲの娘は夜に鳴く

 ヒメは地理学科の合宿で熱海へ。
 私は、ヒメワカが「ぜったいそんなもの捨てろ」と言った賞味期限切れのアップルケーキを食べたら下痢になった。ばかみたい。一日寝ていたが、おなかが痛くて吐き気がして、下って、ほんとに懲りた。

 夜中まで、ずっと痛かった。
 それで、もう一度いくはずだった劇団パレットは見に行けなくなった。

 昨日の夜、劇団パレット公演「トカゲの娘は夜に鳴く」を見に行った。トロワは、マダムの役。なかなかの貫禄で、サディストぶりがよかった。

 しかし、日本語教師としては「番兵」を全員が「ばんへい」と発音していたのが妙に耳に残った。撥音の後ろのハ行音はP音になるのが日本語の発音。それが、こういうところから変っていくのか、と観察。

 ワカを連れて行くつもりだったが、ワカは、午後演劇部の練習に飛び入り参加して、たっぷり発声や腹筋の練習をしたので、疲れたから、人の演劇見る余裕ない、と言い、土曜日にもう一度見に行くことにした。

 しかし、おなかがいたいので、芝居見物どころではなく、金曜日の夜に差し入れもしたし、ま、いいか、と、寝ていた。

本日のうらみ:賞味期限は「美味しく食べられる期限」であって、「絶対に食べられないという意味ではない」という私の信念が裏切られた
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