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話しことばの通い路  ニッポニアニッポン七味日記
妬みそねみひがみ、恨みつらみに負け惜しみ、悩み半分、ふみ読み半分日記

 七味日記2003年5月中旬
 

   七味日記総目次 

 2003/4 上旬   2003/4 中旬   2003/4 下旬

 2003/5 上旬  2003/5 中旬  2003/5 下旬
 
 2003/6 上旬  2003/6 中旬   2003/6 下旬
 

七味日記2003年5月中旬目次

2003/05/11 日常茶飯事典 母の日マーチング
2003/05/12 ニッポニア教師日誌 シングル授業
2003/05/13 ことばの知恵の輪 オイコノミー
2003/05/14 日常茶飯事典 ゴーストタウン・バリ
2003/05/15 日常茶飯事典 忘れ物経済学
2003/05/16 ニッポニアニッポン事情 有事
2003/05/17 ジャパニーズアンドロメダシアター 『ロードトゥパーティション』
2003/05/18 ジャパニーズアンドロメダシアター なつかしい未来のアトムと
新101歳の秀子
2003/05/19 ジャパニーズアンドロメダシアター 『FF』
2003/05/20 アンドロメダM31接続詞 言語学のお散歩

七味日記2003年5月中旬

2003/05/11日 日 曇り
日常茶飯事典>母の日マーチング

 ヒメが母の日のプレゼントを買うというので、ショッピング。
 ユニクロで、私がヒメとワカのTシャツやジーンズを買う。イトーヨーカ堂でくつをヒメに買ってもらう。差し引きすれば、自分のくつを自分で買ったほうが安くつくというようなものだけれど、ヒメにしてみると「お母さんのものを買ってプレゼントした」という気分が大事なのだ。

 駅前は、道路がマーチングバンドのため交通止めになっている。遠回りして道路の反対側からマーチングを見た。歩き方が面白い。バトントワリングやマーチングバンド。

 一番上手だったのは、某学会青年部のマーチングバンド。白衣裳の組と黒衣裳の組の2チーム出場。
 マーチングやマスゲームにかけて、世界一は北朝鮮。一糸乱れぬ統一ぶり。偉大なる将軍様マンセイ。で、世界第2位のマスゲームができるのが某学会という。メーヨカイチョー万歳。
 マーチングはなかなか見事であったが、メーヨカイチョーの好きな曲であるのか、白服、黒服とも曲は軍歌のような演歌のようなものだった。曲調で減点。

 区立中学校のチームは、たぶんクラブ活動のブラスバンド部だと思うけれど、衣裳もジーンズに白いTシャツだけで、他のチームの派手な衣裳に比べると地味だし、歩き方もマーチング訓練を受けていないからばらばらだったが、なんだかこういう「お金かける余裕ありません」みたいなところがいっしょうけんめい参加しているのをみると、応援したくなる。

 家に帰ってすぐ、ワカは昨夜ヒメが焼いた紅茶ケーキを届けに、姑のところへ。
 母の日のプレゼントとして、何を買えばいいかわからないので、祝い袋をもたせる。舅が生きているときは年に2回、誕生日と敬老の日に祝いのお包みを届けた。舅もいなくなり、一人暮らしの姑に、少額でも回数を多くしておこずかいを届けることにした。2月誕生日、3月舅命日、5月母の日、8月お盆、9月敬老の日、12月お歳暮。あまりしょっちゅうでもうるさいかもしれないから、このくらいのペースでいいのじゃないだろうか。
 姑の年金のほうが、我が家の年収より多いかも知れないから、毎月の生活費として渡したら姑は「お宅のほうが生活たいへんでしょう」と言って、受け取らないだろう。しかし、お祝いとしてプレゼントするなら、受け取ってくれる。
 ささやかな金額だが、夫は夫で自分の親なんだから好きなように贈るだろう。私は私、別払い。

本日の負け惜しみ:Tシャツジーンズでマーチング万歳!


2003/05/12 月 曇り
ニッポニア教師日誌>シングル授業

 漢字、作文2コマ。タイのケンは父親が再婚し、結婚式参列のためタイに帰国中。一族郎党集まると言うが、さぞかし豪勢な結婚式だろう。イルも、欠席。10日11日に代々木公園でタイフードフェスティバルがあり、タイ人留学生みんなで食べに行った。遊び疲れらしい。

 メリーひとりの個人授業。母の日を枕にふって、スウェーデンのシングルマザー子育て事情について話してもらう。メリーは、離婚率50%であることは決していいことではない、という考えだった。結婚した後、どのカップルもお互いに歩み寄る努力をせずに、簡単に別れるのだ、という。

本日のそねみ:別れたいのに、シングルマザー家庭のたいへんさを見て、離婚できないでいる日本よりはマシだ


2003/05/13 火 晴れ
ことばの知恵の輪>オイコノミー

 ビデオ、会話3コマ。

 佐藤雅彦の『毎月新聞』に、竹中平蔵と対談をしたことについて書いてあった。平蔵によると「エコノミーとは、ギリシャ語のオイコノミー(共同体のあり方)が語源なんだって。「へーぞう!」と思った。へぇ×10。「へぇじゅう」

 経済の根本とは、共同体をどうあらしめるか、という問題に帰着するわけだ。これからふたつの考え方が出る。「経済とは、金かねカネと、金の流れをどうこうするばかりじゃ、だめである。共同体のあるべき姿を考えることが肝要」と思うか、「共同体といっても、結局は金をどう分配するかということなんだよ」と考えるか。

本日のひがみ:経済の根本はどうあれ、我が家には回ってこないカネ。天下の回りもののはずだろう


2003/05/14日 水 くもり夜雨
日常茶飯事典>ゴーストタウン・バリ

 午前中Aダンスィング。先生のバリ近況報告によると、観光客激減でバリ島はゴーストタウン状態だと。20年前は田圃の中の一本道を歩いてバリ舞踊を見て歩いたが、今は一本道沿いに続々とできてきたレストランや土産物屋が店じまいして、ゴーストタウンになっている中を通っていくのだそうだ。
 「夏にまたバリ舞踊フェスティバルを開催するから、みなさん夏休みにバリへどうぞ」という先生からのお薦めではあるが、今年は誰も行きそうにない。

 午後教授法2コマ。

本日のつらみ:ゴーストタウンでもいいから、行ってみたいよ


2003/05/15日 木 雨 
日常茶飯事典>忘れ物経済学

 日本事情、作文2コマ。

 せっかくいつもより早く家を出て、早く講師室に到着して、授業が始まる前に次週分のコピーもすませて、なるべく早く帰ろうと思ったのに、駅を出ようとしたら傘がない。電車の中に忘れてしまった。
 傘をコンビニで買って行こうと思ったのだが、駅員に一応尋ねてみる。「終点駅で車内チェックをするはずだから、ちょっと待って」と言われる。「どれくらい待つんですか」「2,3分」と言われたので、まあ、今日は早く出たのだし、時間に余裕があるからいいかと待っていた。10分くらい待つ。
 「終点駅に該当の傘があるから取りに行って」と言われる。しかも「切符は終点駅まで買ってください」
 遺失物事務所は、改札をいったん出ないと行けないように設置してある。改札口中側のドアからでも行けるはずなのに、そちらのドアは駅員専用。で、傘を受け取り、住所氏名ハンコも押して、帰りも180円の切符を買わなければならない。1000円で買った傘を受け取るために、360円と1時間半の時間を浪費。100円ショップで買った傘なら完全に赤字。

 これじゃ、だれも落とした傘なんか取りに行かないはずだ。この私鉄会社の方針では「落とし物はあきらめて、新しいのを買った方が安上がり。ものを大事にしない世の中の風潮を押し進め、消費に励みましょう」というものらしい。

本日のうらみ:これからは百円傘を持ち歩く

 
2003/05/16 金 雨 
ニッポニアニッポン事情>有事

 有事法制案、衆議院通過。
 「国を守るため」というときの「国」の中に、「国民」は含まれていない。少なくとも「私個人」を守ってくれそうにない。
 『有事(どっかの二代目息子が核ミサイルで攻撃してくるかもしれない、というオドシがあった場合その他)に国家を守る法、ただし、守る対象としてあなた自身をふくまない法制案』と正確に名付けて欲しい。
 前回の有事の際、三月十日も八月六日九日も、旧満州でも沖縄でも、国家は民を守りませんでしたよね。真っ先に安全を確保したのは、軍人と要人。国体護持。

 ビデオ会話3コマ。

本日のつらみ:あとは野となれ野垂れ死にの無辜の民


2003/05/17 土 曇りときどきぽつぽつと何粒かの雨 
ジャパニーズアンドロメダシアター>『ロードトゥパーティション』

 ヒメと『ロードトゥパーティション』を見た。
 12才のマイケル。マフィアの殺し屋をしている父親トムハンクス。マイケルが父の殺し場面を目撃してしまったために口封じとして、ボスの息子に母親と弟を殺される。マイケルの命もねらわれているから、二人で母方の伯母がいるパーティションまで逃げる。

 マフィアの話だから、タイトルロールに役名が出るほどの出演者はあらかた死んでしまう。ジャンジャン撃たれて、血糊消費量もハンパではない。息子を守りぬいた父も最後には死んで、息子は親切な農場の夫婦の家で育つことになる。
 死体を撮影する新聞記者兼殺し屋のジュードロウが怖かった。

 ロードムービー風ストーリーとしては『ペーパームーン』に、殺しと銀行強盗を入れて、父が息子を守ろうとするテイストをかぶせて、血糊で味付け。でも、話としてはペーパームーンの方がいいなあ。酒の密売人に追いかけられるだけで、死なないもん。死なないけれど、はらはらドキドキ度は、同じ。
 ヒメに「ほら、あの主演の人、見たことあるよね。お母さんといっしょに見たじゃない。どんどん走るヤツ」と主演俳優について聞くと、「フォレスト・ガンプのことでしょ。私ってえらいね。お母さんが何をいいたいのか、ちゃんとすぐわかってやれて。どんどん走るヤツ、だけで理解できて、すごい」。
 ツーといえばカー。

 ワカとスタバで待ち合わせして、2時すぎに神楽坂のジローで食事。先週もスパゲッティの店だったから、今日はヒメがニョッキ、私がフォー、ワカがピザ。

本日のひがみ:今回の映画タイトル、半月立つと忘れて、「ほら、どんどん車で走っていって、どんどん殺されるやつ」と、いうだろう


2003/05/18  曇り 
ジャパニーズアンドロメダシアター>なつかしい未来のアトムと新101歳の秀子

 朝、ワカと新シリーズ『鉄腕アトム』を始めて見た。ちょうど「アトム出生の秘密」の話。天馬博士が死んだ息子トビオの身がわりとして作ったロボットを捨て去り、お茶の水博士が引き取りアトムとして再生する。天馬博士は人間的な感情を持って博士に従わなくなるようなトビオロボットを失敗作とし、博士に忠実に働くアトラスという新ロボットを作る。しかし、アトラスはアトムを滅ぼすことに失敗し、自爆する。
 青い地球が見える月を舞台に立つアトラスとアトム。地球と月とドーム型宇宙ハウスとロボット。この映像はとてもなつかしくさえある。40年前に夢見たはるかな宇宙が、なつかしさを伴って復活している。
 「懐かしい未来」というフレーズが現前するとは思わなかったが、ほんとうに「あのころの未来」のイメージが忠実に再現されている。そして、現在の最先端のSFは、いったいどんな想像力で未来を描いているのだろうか。暗黒世界でなく、輝かしい進歩した世界として描くとしたら、どのような世界が可能なのだろうか。
 ミステリーとSFは、リタイア後の読書にとっておくと決めたけれど、最新SFを読んでみたくなる。

 そのあと、『いつみても波瀾万丈』に有馬秀子が出ていたので見た。5月15日が誕生日なので、すでに101才になっていた。徹子の部屋に出演したときよりさらに元気にしゃべっていた。すごいな。
 すべての人に、101才まで現役で仕事を続けられる健康と幸運が与えられるわけではないだろうが、あやかりたいなあ。彼女がママを勤めるバー「ギルビーA」は、最近ママの顔を見に来るお客で繁盛しているそう。私も見にいきたい。

本日のねたみ:2003年生まれのアトム若くていいね。1902生まれの秀子、若くていいね

  
2003/05/19 月 雨 
ジャパニーズアンドロメダシアター>『FF』

 漢字、作文2コマ。

 百円ビデオで借りた『ファイナルファンタジー』を見た。
 地球外生命体のファントムが、怒りの赤から癒された青に変わるところなどは、ナウシカのオームと同じだ。「CGの迫力はあったが、アメリカで公開するなら、無意味に攻撃したがる将軍の方を主人公にして、バンバン核攻撃して地球を救う話にしないと受けないかもね」と、ヒメワカの意見は一致。
 「スピリットを8つ集めて、癒しの力で救うっていうのは、たぶんFFの世界観を共有できる人でないとノレないよね」とも。でも、FFファンなら、8つ集めるところをゲーマー自身の力でやれなければ面白くないだろう。映画では、7つをどうやって集めたか、「ひとつは魚、ひとつは鹿」などと説明されるだけで全然分からない。8つ目は主人公の科学者アキ自身の中に封じ込められているファントムの中にあったというのも「なんだかなあ」。

 ゲーマーFFファンは、自分が仲間と協力して8つのスピリットを集めるからこそ、ラストシーンで涙を流すのだろうに、映画ではどれだけ画面が美しかろうと泣けない。どうしてもフルCGでやってみたかったんだろうけど、中途半端に皮膚などを人間らしくするくらいなら、背景はCGでも、俳優は人間でよかったと思う。特別複雑な演技力を要求されるほどの脚本ではないのだし。史上最高の赤字を出したという制作費の高さを少しでもカバーするには、映画としては俳優の集客能力に頼るのも手だったと思うが。
 CG俳優の魅力もいまひとつだし、ストーリーや世界観もたいしたことない。CGの魅力だけで客を呼ぶなら、CGおたく以外にこの映画を見てみようという気を起こすことができない。

本日のそねみ:スクエアが映画をやるなら、千と千尋の商売上手に学ぶべき


2003/05/20 火 曇り夜雷雨 
アンドロメダM31接続詞>言語学のお散歩

 漢字SFJ3コマ。 ワカ、今日から3泊4日の東北旅行。

 このところ、言語学関係の言葉をサーチするたびにヒットする、金川欣二の「言語学のお散歩」を読む。タイトルからみて千野栄一の弟子かなと思ったら、やはりそうらしい。
 『ことばの課外授業』について、ブックレビューがあるかと思って西江雅之をサーチしたらヒットし、徳永康元先生が亡くなったというので、サーチしたら、また、金川研究室に入室。

 徳永さんがまだ生きていた、ということにもびっくり。徳永さんに言語学概論を教わったのは、30年も前だ。とっくに亡くなっていたと思っていた。享年91才。20代の私には講義する徳永先生が十分に老人にみえたが、当時は60才くらいだったのだ。
 っていうことは、今私が教えている20代の学生にとって、53才の私は十分におばあさんにみえているんだろうなあ。

 金川さんは西江さんにも教わった言語学プロパーらしい。奥さんは10歳以上年下の声楽家。富山では「声楽家金川睦美さんの夫」として知られてきたが、最近はNHK富山支局制作の地方番組に出演しているので、本人自身も顔が売れてきたのだと。

 エッセイは、千野先生の『言語学の散歩』の芸風を継いでいて、楽しい。富山の商船高専の教授。担当している授業は英語だろうか。読んで楽しいサイトをつぎつぎと発見してしまうので、巡回コースがいそがしい。

本日のうらみ:言語学の散歩、私はいつも迷子になる
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