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話しことばの通い路  ニッポニアニッポン七味日記
妬みそねみひがみ、恨みつらみに負け惜しみ、悩み半分、ふみ読み半分日記

七味日記2003年10月上旬      

     七味日記総目次 

2003/9上旬  2003/9中旬  2003/9下旬

2003/10上旬 
2003/10月中旬  2003/10下旬

2003/11上旬  2003/11中旬 2003/11下旬


七味日記2003年10月上旬目次

2003/10/01 ニッポニア教師日誌 フルーツバスケットゲーム
2003/10/02 日常茶飯事典 運動会
2003/10/03 日常茶飯事典 視覚障害者パンフに掲載したメール
2003/10/04 日常茶飯事典 おい!老い、笈の小文
2003/10/05 ジャパニーズアンドロメダシアター ノダマップ英国版赤鬼
2003/10/06 ジャパニーズアンドロメダシアター 『シカゴ』
2003/10/07 ニッポニアニッポン事情 シュワちゃん
2003/10/08 ニッポニア教師日誌 週番制度
2003/10/09 日常茶飯事典 餃子早食い暫定日本一
2003/10/10 ニッポニア教師日誌 ひらがな授業

七味日記2003年10月上旬

2003/10/01 水 晴れ1006
ニッポニア教師日誌>フルーツバスケットゲーム

 午前中、授業準備。午後、日本語教授法2コマ。
 ゲーム教材研究はフルーツバスケット。
 初級前半なら、動詞文が出てきたところ、初級後半なら、連体修飾が出てきたところで、このゲームをとりいれる。遊びながらなめらかに新出の文型が口出すためにフルーツバスケットを利用したゲームをすることを説明。練習方法。

 留学生もそうだけど、日本人学生も、文型なんて関係なく、みんなでひたすらキャーキャーとゲームを楽しんでいた。「恋人がいる人」キャー、っと走り回って椅子をさがす。「去年落とした単位がある人」キャー!

本日のひがみ:若者よ、若さはフルーツのごとし。しなびないうちご賞味あれ


2003/10/02 木 晴れ 1007
日常茶飯事典>運動会

 ワカ、運動会二日目。二日間運動会を続ける学校は、都内では少ないのじゃないだろうか。今年は、中学受験案内のある本に、「運動会一般公開あり」という誤情報が掲載されてしまった。

 きのうは、都民の日で休日になったから、都内の「お受験親子」が学校見学にきた。いつものような「男子校ばかさわぎ」はひかえるのかと思ったら、そうでもなく、みんな遠慮無く、バカやっていたそう。応援合戦はもっと「バカばっかり」で、モー娘。の扮装の踊りあり、ウォーターボーイズさながら、海パンいっちょで「シンクロナイズドスイミングプールサイド踊り」あり。

 ワカ、運動会二日目の騎馬戦は一勝一ワケ。

本日のうらみ:剣道に出場した息子、小手をくらってコテンコテン


 作文日本事情2コマ。
 学生に夏休み報告をさせ、「今話したことを、まとめて書きましょう」と、作文執筆時間をとった。400字の作文だと、だいたい30分から60分で書けるようになってきた。日本事情発表は、サクラさんの「京の和菓子」

本日のつらみ:和菓子の写真見ているだけで、ああ、食べたい


2003/10/03 金 晴れ 1008
日常茶飯事典>視覚障害者パンフに掲載したメール

 「東京視覚障害者生活協議会」のパンフレット。視覚障害者会員へは点字で、わたしのような晴眼者会員へは墨字のパンフが届く。

 東視協の会員むけ月刊パンフレットに、私が編集部へ送ったメールを転載したいという連絡があった。匿名でならいいですよ、と返事した。8月号に載った、視覚障害者の文章への感想をかいたもの。東京で鍼灸院を開業した人が、「めあきの鍼灸師」が増えていることに不安を感じていることを述べていたので、感想を書いた。2003/9月号に掲載された。

編集部へのメール
『 はじめまして。私は晴眼者会員です。いつもパンフレットをお送りいただき、ありがとうございます。
最近は何も活動していないユーレイ会員ですが、パンフを読むたびに、皆様のご活躍に励まされています。8月号の記事についての感想を、執筆者へメールでおくりました。墨字で送ったメールを音声変換して読めるのかどうか、ということさえ、私にはわかりませんので、コピーを編集部あてに送ります。

 8月号に掲載の「私の輝く時」を拝読しました。
 50歳をすぎて給与生活の安定から飛び出て、鍼灸院開業にこぎつけたことを読み、「ここにもがんばっている方がいるなあ」と、うれしくなり、元気がでてきました。

  晴眼施療者がこれから増えることは確実でしょうが、今後の経営難を心配なさいませんように。わたしと同じように、晴眼者に施療されるのを好まない人も多いと思うからです。
何年か前に五十肩に苦しみ、近くの整体院に通いました。ベッドに横たわり、全身を施療者に預けるとき、私の感覚では、晴眼の施療者だと、ちょっといやです。私がもともと「視線恐怖症」に近い不安神経症的な性格を持っているからかも知れませんが、こちらが無防備に全身をさらしているとき、手と声だけでコミュニケートできるほうが安心できるのです。これって、変わり者の感性でしょうか。

手と声のコミュニケーションで安心し、やすらぎを得たり癒しを感じたりすることってあると思うのです。施療者が患者のことを大切に扱ってくれているかどうかは、手と声から確実に伝わってきます。

「あはき(あんま、針、灸)」の仕事をする方々にとって、これからいろいろ厳しい現実が続くだろうと思いますが、みなさまの活躍を待ち望む患者も多いことをお知らせしたくてメールしました。患者にとって、あはき施療者のみなさんとの心と心のコミュニケーションこそが、もっともよい治療になると思います。
 鍼灸院の今後の経営が順調にいくことと、みなさんのご活躍を祈っております。かしこ。 』

 若い頃の私は一種の視線恐怖症で、人から見られることがとてもいやだった。劣等感がつよいからだ。人と話すことは、電話ならいいが、直接会って話すのはいや。手紙でコミュニケーションをとるのがいちばんいい。

 昔は、電車の中で、向かいのシートに座っている人を見つめられなかった。見ているとこちらも見返されることがあるからだ。年をとった現在は、向かいのシートに座っている人をみつめることができるようになり、人間観察が面白くてたまらない。こんなにいろんな顔の人がいて、こんなに様々な個性の持ち主がいるとわかった。見返されたら、にっこり笑って「銀髪がとてもすてき」「ブローチとイヤリングのコーディネートがいいですね」とか、声に出さずに心であいさつする。
 「顔の大きさ、車中人間観察をはじめて以来、最大です」とか、「母親、娘、孫娘の三人がそっくりな顔で並んでいると、DNAの見本のようです」と思ったり。

 視覚障害者となら、こころおきなくつきあえるのは、視線が気にならないからだ。私の声で私の心や性格を判断してくれるからだ。声にはちょっと自信がある。滑舌がいいので、眼の不自由な人にとって、とても理解しやすい声だと、言われている。
 ラジオキャスターか、声優になればよかったと思う。

本日のうらみ:若い頃、自分の声質のよさに気づいていれば

2003/10/04 土 曇り 1009
日常茶飯事典>おい!老い、笈の小文

 フリースペースちえのわ更新。2003/09をUP
 一日中、笈の小文を書く。どんどん書ける。本を思い出しながらの自分語り。
中高年にとって、自分語りは一番の楽しみ。ただし、自分だけが楽しくて、読む人はいないのが難点。

本日のつらみ:金にならないことは、楽しくはかどる


2003/10/05 日 晴れ1010
ジャパニーズアンドロメダシアター>ノダマップ英国版赤鬼

 NHK3チャンネルの放映をビデオにとり、野田秀樹『赤鬼』イギリス公演を見た。英語にして、どうなるのかと思ったが、面白かった。最後に「あの女」が崖から飛び降りたと、とんびが語るとき、戯曲を読んだときミサイルの芝居をみたときと同じように、涙が出た。
 ミサイルのような世間に名が出ていない俳優が演じても、イギリスデビュー公演でも、これだけの感銘をうけるということは、やっぱり野田は天才だなあ。教駒在学中に初戯曲を文化祭で上演。「そのときから、自分は天才だと思っていた」と自ら言っている。天才だと思う。

 装置は洋服ダンスひとつ。ドアになったり、船になったり、牢屋になったりする。赤鬼役の野田、アカオニの名前が「アンガス」じゃなく、「ヒデキ」だった。戯曲、初演では村人はとんびたちが演じるのを、イギリス版では、村人は別の俳優。どうやって「排斥する側」と「される側」がは同じ人間の心の裏表であることを表現するのかなと、思ったが、衣装の色でしか表現されていない。村人側が赤い衣装、ヒデキが青いパーカー。赤鬼が青い服、赤鬼を排斥する村人が赤い服、これで、伝わったのだろうか。
イギリスでの評判は「初演満席、カーテンコール3回だったそうである。

本日のねたみ:大竹しのぶは出会った男の才能を吸い尽くすといわれているが、吸い尽くされてもなお、これだけのものが残っているノダさん


2003/10/06 月 曇りのち雨1011
ジャパニーズアンドロメダシアター>『シカゴ』

 コース開講前準備出勤。漢字カード作り。プレイスメントテスト採点。

 4時から、ヒメと『シカゴ』を見た。面白かった。
 『シカゴ』は、最高のエンターテインメントだった。ヒメが予告を見て「ぜったいにお母さんが気に入る映画だからいっしょに見よう」と言ったとおりだった。
 殺人犯のふたりの女が無罪を勝ち取り、スターダムにのし上がっていくストーリー。主役の二人。歌手ヴェルマとロキシー役、敏腕弁護士役リチャード・ギアのはまり演技。ママ・モートン、ロキシーの夫エイモスの存在感。ダンスと歌のシーン。リチャードギアのタップは、まあ、ご愛敬。キャバレーでの歌と踊りだったら、何も驚かないが、留置所内のママモートンや女囚たちのダンスや歌が抜群だった。歌も踊りもすべて吹き替え無し、というのがウリ。ロキシーの歌があまりうまくないのさえ、歌が下手なのにスターになろうとするロキシーにぴったり。

 ストーリーは、日本的または仏教的感覚からいけば、とんでもない話。ロキシーは、自分を芸能界に売り込んでくれると口約束した家具セールスマンに騙されたと知ると、ピストルで射殺。「姉妹歌手」として妹とふたりでシカゴのキャバレー界スターの地位を得ていたヴェルマは、マネジャーである自分の夫と妹が浮気したことを知るや、即ふたりとも射殺。

 シカゴの留置所には裁判を待つ女達がいっぱい。彼女たちは「自分たちは悪くない。殺された方は殺されるだけの理由があり、悪いのはあいつらだ」と本気で信じている。そして、モンロー風魅力的なロキシーと、お金と人気があるヴェルマは、敏腕弁護士のビリーを雇って「正当防衛により無罪」を勝ち取る。ロキシーが仕立てたストーリーはこう。「夫は仕事一筋で家に帰るのも夜おそい。(ぜいたくを好むロキシーのために、夫は朝から夜まで働きづめだったから)さびしさのあまり、つい家具のセールスマンと浮気してしまった。しかし、夫の子供を宿したことがわかり、浮気を後悔して別れ話を出した。セールスマンは、ほかの男の子供なら撃ち殺すと、ピストルを出して脅した。自分が殺されるならともかく、子供が殺されたのなら、夫に申し訳がたたない。もみ合う内に、撃ってしまった。これは、あくまでもおなかの子供をまもるための正当防衛である」

 もちろん、妊娠はうそである。(医者を肉体で買収して診断書を獲得)。たとえ、妊娠が本当としても、夫とは殺人を犯す前4ヶ月も交渉がなかったのだから、夫の子供ではない。しかし、人のいい夫エイモスは自分の子と信じ、妻のために必死で借金をして、ビリーを雇う費用をこしらえる。

 正当防衛が陪審員に認められるために、弁護士はあらゆる手をつくす。嘘も偽証も辞さない。ビリーの腕で、ロキシーの正当防衛が認められ、無罪獲得。しかし、人々の関心は早くも「ハワイの大金持ちパイナップル農園主の娘(チャーリーエンジェルの人)が、二人の女をベッドに呼んだ夫を、女もろとも射殺した事件」に移っていた。

 場末のキャバレーでの仕事すら得られない歌がへたなロキシー。しかし、一発逆転。ヴェルマと組んで「人殺しコンビ歌手」として芸能界に返り咲く。
 アメリカの「次から次へと、より刺激の強いニュース」を求める大衆ジャーナリズム。上昇志向を嘉する気風。

 弁護士の腕次第で、殺人も無罪にできることは、シンプソン事件によって世界中に知られた。そして、肝腎なこと。アメリカでは「正当防衛」がニシキの御旗。「あいつが攻撃してきたから、こちらからどんな仕返ししてもいいんだ」という考え方は、9・11だけでなく、あらゆる殺しに応用可能。ハロウィーンの日に自宅の庭に入り込んだという理由で、武器を何ももっていない日本人高校生を、白人ではないから強盗かと思った、という見た目の判断だけで撃ち殺したとしても刑事無罪。シンプソン事件もフリーズ服部君事件も民事は有罪になっている。賠償義務は残るが、刑事無罪は大きい。

 お金がない人、貧しい移民は有罪。死刑。『シカゴ』でも、ロキシーは無罪になり、移民の貧しい女囚は、「イリノイ州初の女死刑囚」になった。東欧移民バレリーナも必死に自分の無実を訴えたが、だめだった。(彼女が話す東欧語の部分だけは字幕がなかった。戸田奈津子、手抜き)。

 最後のヴェルマとロキシーのショウで、ふたりがマシンガンを撃ちまくる、というシーンでお客は拍手喝采。日本では、たとえ正当防衛であっても、人を殺した女が、こんなショウをやったら「死者にどうこう」、冒涜だ、慰霊だ、と大騒ぎになるだろう。

 阿部定は見せ物小屋に出ていたというが、「親の因果が子にたたり」みたいなショウだったことだろう。まさか、「切り取りシーン再現」ではないだろうと思うが、もし「阿部定、お床入りから切り取りまでを再現」だったら、日本の興行界もなかなかのものだ。探してみれば、見せ物小屋見物記などに、「阿部定見せ物」の内容を書き残している記録があるのかもしれない。

 とにかく、『シカゴ』は、すごいエンターティメントに仕上がっていて、役者、ダンス振り付け、歌、出色だった。

本日のそねみ:刑務所の女ボスママ・モートンの迫力ある声


2003/10/07 火 晴れ 1012
ニッポニアニッポン事情>シュワちゃん

 笈の小文を書く。日本語教授法の準備をするつもりでパソコンに向かう。
 学校から帰ったワカに「また、仕事もしないで、ワープロで遊んでいる」と言われながらも、仕事よりは遊びでしょ。

 アメリカ、カルフォルニア州知事選挙、シュワルツネッガー圧倒的有利が報じられている。アメリカもいよいよ本格的ポピュリズムに突入かという人もいるし、アメリカがポピュリズムでなかった時代があるのか、と言う人もいるし。シュワちゃんの、「ターミネーターは強い人」というイメージ戦略の勝利、&、選挙戦にはケネディ一族が勢揃いしたという、シュワちゃんの「愛より政略結婚」の勝利ともいえる。
 ケネディ3兄弟のうち、二人は暗殺、ひとりは愛人と車ごと川で溺死、権力に届きそうな玉は次々に早死にするし、ワカイモンたちは、ドラッグにおぼれたりするし、「悲劇の一族」のイメージはついて回った。シュワちゃんの「強い」イメージは、一族にとっても必要であったろう。

 シュワちゃんがどれだけ野望を燃やそうと、知事または国会議員どまりで、レーガンのように、州知事から大統領へと成り上がる心配はない。オーストリア生まれの移民だから、「アメリカ国内で誕生した人物」という「大統領候補者の条件」に当てはまらないからだ。一族の中から将来の大統領候補者が育ったとき、「強い」イメージだけを利用でき、彼が権力を集中することはない。こんなおいしい政略結婚はない。政治的手腕はまったくゼロというシュワ氏を、どれだけブレーンが支えられるかがミソだろう。

本日のうらみ:ターミネーターって、「終末医療」のイメージが強い


2003/10/08 水 晴れ 1013
ニッポニア教師日誌>週番制度

 午後、教授法2コマ。
 学生に授業司会を任せてみた。これまで私が教室をかけずり回ってやっていた、プリント配布、板書、ノート記録、などをすべて「これも、教室進行の実習」として、「週番」制度で、学生の仕事にしたのだ。もちろん、準備は前よりたいへん。授業進行表、指導案を事前に全部用意しなければならない。

 今までは時刻と授業内容のメモだけでよかったが、司会が言うことばから、板書する言葉まで全部指導案に書く。「ここで、コースデザイン小テストのプリント配布」などもいちいち書く。
 準備はたいへんだが、学生はけっこううまく司会進行も教室管理もこなした。これからはずっとこの方式で行こう。

本日のうらみ:先学期までばたばた走り回って、忙しそうにしていたのはなんだったのだろう

7
2003/10/09 木 晴れ 1014
日常茶飯事典>餃子早食い暫定日本一

 日本事情、作文大2コマ。バド出席。チョウ「日中交流史朱印船貿易」発表。ソー「日本の文化、浮世絵」発表。
 作文は、「文脈指示の指示語」の使い方。場面指示の指示語はできるようになっても、文脈指示語はむずかしい。一度説明して練習しただけでできるようになるわけではないが、文脈指示の理論がわからないまま、何度でも同じまちがいを作文の中に繰り返す学生もいるので。

 お昼ご飯は、餃子。いつもラーメンを食べる「餃子の満州」が、餃子早食い大会をしていた。これまで、大会の結果発表はときどき見ていて、餃子一人前6個、7人前43個を1分何秒で完食、という記録を見て「ばかだなあ」と、うれしく思ったり、12チャンネルの大食いチャンピオンがなくなってしまい、プリンス小林尊や帝王岸は今どうしているやらと思ったり。

 私の早業、ワープロ早打ちは、ヒメがワープロ検定を受けるときに、2級検定問題をやってみて、早打ちだけなら、1級より早いことがわかった。ただし、ワープロ検定は、早打ちが主眼ではなく、表作成などのさまざまな技を検定するのだから、早くても1級にはなれない。早口は、病気みたいなもので、留学生に「早い!」とマッタをかけられても、なかなか、早口が直らず、仕事の上では困った問題だ。

 速読は、ワカの塾で、速読時間計測をやって、私は人の4倍の早さで読めることがわかった。人が1時間かけて読む本を、私は15分で読める。計測するとき、検定のパソコン画面の文字を、眼で追っていく。読み終わったら、読解内容についてチェックが入るのだろうと思って、キーワードを押さえながら、内容を覚えつつ文字を追った。しかし、読解内容のチェックではなく、ただ、文字を追う早さだけを計測する、というシステムであった。キーワードなど覚えていなくてもよかったのだ。だったらもっと早く読めた。

 もうひとつ、私が人より早いなあと思っていたのが、早食い。家で夕食を食べるとき、一汁二菜、または三菜という我家の平均的なおかずとごはん一膳、ヒメは30分で食べる。これは普通だろうと思う。ワカは1時間かかる。食が細く、だらだらと食べる。私は15分で食べ終わってしまう。いつも、「もっと、ゆっくり食べたらいいのに」と思うが、普通に食べていて、終わってしまう。毎回夕食を作るのに、30分から1時間もかかっていて、食べるのは15分じゃ、ソンした気がするのだが、仕方がない。困るのは、気取った席での会食。人より早すぎないよう、かげんして食べるので食べた気がしない。

 それで、どれくらい早いのか、早食いに挑戦してみることにした。54歳中年女、人生初めての早食い挑戦。参加費は女性500円。

 餃子30個が運ばれてきた。猫舌なので、まず、餃子を全部半分にちぎる。中がさめるように。最初はしょうゆと酢のたれにたっぷりつける。さめるように。ふうふういいながら、食べる。まんなかへんで、すこしはさめてきたので、たれにつけずにひたすら食べる。もともと「餃子の満州」の焼き餃子、うまくはないが安いのがとりえ、高級な油をつかっているわけじゃないので、半分すぎると、油べとべとの味がいやになってきた。水餃子だったら、もっとどんどん食べただろう。それでも、せっかく挑戦しているのだからと思って、さいごの方は、水といっしょに流し込んだ。30個完食、14分51秒。

 15分が目安と思ったので、満足の結果。女性の最速タイムは4分55秒。チャンピオンには、はるかに及ばないタイムだが、54歳中高年の部だったら、トップグループにはいったと思う。ってゆーか、50代大学講師の部というのがあったら、たぶん、暫定日本一。私以外のだれが、「50代大学講師の部、早食い競争」に参加する気になるというのか、日本一の座は、当分私のものだ!かの偉大なる大食い早食い女王、赤坂尊子に少しは近づいたかしら。

本日のつらみ:あと一ヶ月は餃子イラネェ


2003/10/10 金  晴れ 1015
ニッポニア教師日誌>ひらがな授業

 ひらがな2コマ。午前中、ひらがな既習組。メキシコ女ふたり。中国女ふたり。インドネシア男。午後、ひらがな未習、ゼロスタート組。インドネシア男、バングラデシュ男、タイ男、タイ女、ベトナム女、ミャンマー男。教員研修生と大学院研究生。

 午後、12時から留学生コース10月開校式に出席。留学生センターの先生は日本語と英語でスピーチしたあと英語で同じ内容を繰り返したが、工学部の先生とか、保健センターの先生は、日本語文脈のなかに、英単語をちりばめた、「本人は、英語圏の学生に配慮したつもりのミックス語」スピーチなので、日本人にも英語話者にもわけわからんスピーチになってしまった。

 衆議院解散。うすら寒い今日この頃の天候である。

本日のつらみ:前回は非常勤講師も全員スピーチさせられたが、今回は、非常勤はいっせに立っておじぎをしただけだった。これも時給のうちだから、いいんだけどね



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