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ニッポニアニッポン七味日記
妬みそねみひがみ、恨みつらみに負け惜しみ、悩み半分、ふみ読み半分日記![]()
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七味日記2003年09月下旬
七味日記総目次
2003/8上旬 2003/8中旬 2003/8下旬
2003/9上旬 2003/9中旬 2003/9 下旬
2003/10上旬 2003/10年中旬 2003/10下旬
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七味日記2003年9月下旬目次
2003/09/21 日常茶飯事典 お彼岸 2003/09/22 日常茶飯事典 ことば蘊蓄 2003/09/23 ジャパニーズアンドロメダシアター 『ピンポン』 2003/09/24 ニッポニア教師日誌 後期最初の授業 2003/09/25 ニッポニアニッポン事情 101歳大往生 2003/09/26 トキの本棚 『アフリカの日々』 2003/09/27 ニッポニアニッポン事情 匿名と家族のプライバシー 2003/09/28 ニッポニアニッポン事情 スポーツ選手の赤い髪 2003/09/29 日常茶飯事典 「おい!老い、笈の小文」 2003/09/30 ジャパニーズアンドロメダシアター 『タイタニック』
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七味日記2003年9月下旬
2003/09/21 日 雨 996
日常茶飯事典>お彼岸
雨の中、姑と夫、義姉の娘ふたり、ワカと私で、お彼岸のお参り。その後、シビックセンター内の椿山荘で、ランチ。
夫と姑は「完全無宗教人間」。お彼岸と言っても姑にとっては、お参りは付け足し。ランチ会をときどき持って、孫たちと食事するのが姑の目的。
この次は、義姉の長女がアルバイトしている銀座のレストランでランチしたいという。
義姉は50歳の誕生日直前になくなった。長い闘病生活を支えた義姉の娘は、大学は看護学を選んだ。もう、実習も始まっている。看護師+保健師か、看護師+助産師の資格が取れるという。
今日は、ヒメがランチ会欠席。
ヒメは風邪でダウン。熱が38.8度も出た。夕方、風邪薬を買いに行く。フルーツヨーグルトは食べたが、お寿司は食べられず。いつもならワカの分まで横取りして食べようとするのに、「あ〜あぁ、おいしそうなのに、全然食べる気しない」と、眺めている。
「いつも食が細いワカが病気で食べられないと、ほんとに心配しちゃうけど、あんたが食べられなくても、日頃蓄積の脂肪が少しは減るかと思えるから、心配しなくても済む」と言ったら、「親なんだから子どもが病気をしたら、少しは心配しなさい」と怒る。
本日のつらみ:お寿司、ヒメの分まで食べて、体重リバウンド
2003/09/22 月 曇り台風の風
日常茶飯事典>ことば蘊蓄
ことばリンクを貼ったサイトへ、リンク設置お礼メールを出す。基本的にリンクフリーのところだが、一応あいさつ。
ことばのサイト、本当にどこも、おもしろいうんちくが読める。
日本語の語源と日本語起源論に手を出してはいけない、というのが私の師匠世代たちの意見だった。「語源と学生に手をつけるのは言語学徒には御法度」やら「起源論と不倫に嵌ったら、命取り」とか。私は師匠のいうことは素直に聞いて、語学教師としてしこしこ働くだけだったが、千野先生はふた回り年下の教え子と再婚したし、奥津先生も20歳以上年下の教え子沼田さんと結婚。うなぎを食って若返ったせいだと言われている。「ぼくは、うなぎだ」
ことばうんちくには、及ばないが、「私は、今日、こういう言葉を初めて知っておもしろかった」という「後出しじゃんけん新発見」みたいなことは、書き留めておこう。
留学生が「先生、人名を調べる宿題があるんですけれど、人名辞典にのっていないんです。どうしたらいい?」と、持ってきた。
「陸という名字ですが、リの項をいくら調べても、どの人名辞典にもない。本当にこういう日本人がいたんですか。日本人じゃなくて中国人の名前だろうと言った日本人もいたんですが」
「陸カツ南、陸ああ、くがかつなん、ですよ。広辞苑にも載っている。リじゃなく、クのところを調べてみて」
「ああ、ありました。今まで聞いた日本人、みんなリクと読みました。先生はどうして知っている?」
「さあ、どうしてって、言われても、いつ覚えたんだか記憶にない。恋人の名前とかだったら、いつ知ったのかはっきり覚えているんでしょうが」
新しい言葉や読み方を知ったとき、へぇ!と思うが、どういうきっかけで覚えたのかはたいてい忘れてしまう。
本日のつらみ:クガカツナンなんかじゃなくて、新しく覚えたいのは恋人の名前
2003/09/23 火 晴れ
ジャパニーズアンドロメダシアター>『ピンポン』
台風一過で、空は秋の鱗雲。
夜、テレビ放映の「ピンポン」を見た。
原作、ビッグコミックスピリット連載中、ヒメは毎週見ていたが、私は読んでいなかった。松本大洋のくせの強い絵柄と相性が悪いので。『鉄コン筋クリート』のときも、内容は面白かったから途中まで連載を読んでいたが、途中で絵柄に疲れた。ピンポンも同じ。
だから、脚本クドカン、ペコ窪塚洋介、ドラゴン中村獅童の組み合わせに大いに期待してみた。卓球場のオババ夏木マリも、コーチ、バタフライジョーの竹中直人も好きだし。
結論、面白かった。監督はまったく知らない人だったが、CG画面の使い方もよかった。ピンポンをちょっとでもやったことのある人にとって、試合CGシーンがしらけるんじゃないかと心配していたが、すくなくとも、私のような「温泉ピンポン」程度の人間には、「アリエネー」としらけるより、「スゲー」と喜んでいられる程度のCG。もちろん実際にはアリエネー!なんだけど。ちゃんと、卓球の技術指導者が参加しているなって、感じるCGだった。
そして、いつものことながら、私は敗者が好きなのだ。「こんなに努力したのに、どうして俺じゃなくて、スマイルなんだ!」と卓球をあきらめる「神に好かれなかった子」のアクマ君。ニヒルに「努力?天分の問題でしょ」と、軽くいなす天才スマイル君よりも、「こんなに!こんなに卓球大好きでがんばったのに!」才能なく破れていくアクマに「オトモダチ」を、感じました。連帯!
スマイル対アクマ、アマデウス・モーツァルト対アントニオ・サリエリ。
本日のうらみ:神はどうして、えこ贔屓が強いんだ!私ども下々の教師にとって、クラス内で贔屓は御法度なのにさ
2003/09/24 水 曇りのち雨9
ニッポニア教師日誌>後期最初の授業
日本語教育研究クラス第一日。春学期のメンバーの半分が残った。新顔に、Bの単位を取っていない人にはご遠慮願っていますという。何人かは教室を出ていった。
ラポール形成ワークショップとして、エンカウンター改良版。私流エンカウンターに、ヒメから仕入れたネルトンお見合い方式を加えて実施。
ひとり、「Bの単位未取得だが、どうしても日本語教員養成クラス修了証がほしい。このクラスをとらないと単位が足りない」という女子学生がねばっている。しかたがないので、「そのかわり、Bでやったことは全部習得済みと見なすから、日本語教育用語は、自分で覚えてください。日本語文法の本を一冊読んで、要約レポートを提出」を言い渡す。
夏休み前に、Bクラス全員に「Cクラスを受講する人は、日本語教室見学レポート」を提出するように言ったが、今日提出したのは、多摩川おじさんと、ホイさんだけ。
エンカウンター、学生には好評だった。自己紹介、クラスメートとの交流、グループ作り。発表順番決め。
途中、助教授が教室にやってきて、「BクラスとCクラスは、どちらを先にとってもいいことになっている。Bの単位未取得者でもCクラスに登録できることは、学科の方針で決められていることなので、勝手に仕切るな」といわれた。
ま、登録するのは勝手だが、私がやりずらいのよ、日本語教育のイロハを分っていない学生が混ざるのは。もっとも、春学期にBクラスをとった学生だって、授業でやったことをちゃんと理解した学生は半分もいないだろうし、理解したことを夏休みを経ても覚えている学生はもっと少ない。
「最初にラポール形成ワークショップをやります。ラポールって、なんだっけ」ときくと、覚えていたのは半分。
ラポール形成して、ピアラーニングって、流行ってきた。時代が私に追いついてきたんだよ。
出席カードに、いつもの「声だしポイント欄」と、「今日のアピール」欄を設けた。今日一日の授業の印象、感想、自己アピールのコメント欄。「今日も楽しく授業が受けられました」「先生の話、大いに笑いました」などの感想。
自分をトリックスターにして、クラス内に笑いを満たす努力も知らず、「バカばっかり言うせんせ」と思われているのだが、いいんです。私は重厚長大な学者ではなく、一介の語学教師。おバカが「ウリ」です。
一番受けたのは、私の新キャッチコピー。自己紹介の例として、「自分のキャッチコピーをつけてください。春学期、私のコピーは何でしたか」
学生「ええっと、転職7回、、、だっけ」
「ちがうでしょ、卒業7回、転職13回、です。音声表現大会で、私、ケニアに行った話をしましたね。アフリカに着いた初日に迷子になって、道案内してくれた男と結婚したって。秋学期の、新コピーはこうです。ナイロビで、迷子になって、愛を拾った。いまでは愛が迷子になってる」
みんな大笑いだった。
一昨年に教えた男子学生が教室の外で、授業が終わるのを待っていた。3月の卒業を単位不足でのがし、今日は、「9月卒業式」なんだって。袴姿の女子学生を構内で見かけたので、何事かと思ったら。半年遅れても、めでたい卒業。
卒業後は、大学経営の生涯教育施設、カルチャーセンターだか、エクステンションセンターだか、そういうようなところで働くという。「おめでとう、よかったね」
指導教官のところならいざ知らず、1年間授業でいっしょだっただけの非常勤講師の所まで挨拶に来てくれて、こちらも感激。しばらく話していたが、Bクラスを取らずにCクラスを受講するという学生に、Bで配布したテキストプリントを渡す約束をしたので、講師室に戻る。
本日のひがみ:冗談聞いて笑ってるだけでなく、教授法もおぼえてね
2003/09/25 木 雨
ニッポニア日本事情>101歳大往生
夜、有馬秀子の訃報。享年101歳。9月19日まで、銀座のバー「ギルビーA」のママとして、働いていたそうだ。そのあと具合が悪くなり、25日に死去。なんて見事なんだろう。ギルビーAで飲むような高級なお酒は我が家にないけれど、秀子さんの一生に乾杯!拍手!!
おお、それに、本日は21世紀が始まってから1000日たったところだ。切りのいい日。
20世紀を98年、21世紀を1000日生き抜いた有馬秀子さん、安らかに。
9月はじめには、レニ・リーフェンシュタールが101歳で亡くなった。(現地時間9月8日)
私がレニを知ったのは、映画『意志の勝利ベルリンオリンピック』をリアルタイムで見たからじゃない。いくら私が「学生からみたらおばあさん」でも、そこまではさかのぼれない。
1979年、ケニアに出発する前、アフリカに関係する本をいろいろあさった。その中で一番感激した本が『NUBA』だった。80年の日本での写真展『ヌバ』は見ていない。
レニは、「ナチ協力者」などの汚名をこの一冊で払拭した。すばらしく美しい写真だった。その後の海中写真は、美しいとは思ったが、ヌバほど感激はしなかった。私にとって、アフリカの人々は、『ヌバ』の美とともにあった。
本日のおやすみ:ゆっくり休んでください
2003/09/26 金 曇り
トキの本棚>『アフリカの日々』
NUBAの話で、『アフリカの日々』を思い出した。ケニアに行くまでのNo1は『NUBA』だったが、帰国後No.1は、ディネーセン『アフリカの日々』だった。
レニにも、アイザック・ディネーセンことカレン・ブリクセンにも、「ヨーロッパで教育を受けた女性」からの一方的な視線がアフリカに注がれているという批判もあるそうだ。私はそうは思わないが。
シュバイツアーや『野生のエルザの』のジョイ・アダムソンについて、「あれは、白人文明側の視点でアフリカを見ているのだ」という批判をするのが、ひところのはやりだった。そうは言っても、シュバイツアー以前にアフリカの医療を志す人はいなかったし、アダムソン以前にアフリカの野生動物保護について広報効果がこれほどある作品をヒットさせた人はいなかった。
柿実さんを誘ってロードショウを見にいった映画『愛と哀しみの果て』は、最初のシーンから涙があふれて見続けるのがたいへんだった。レニの『ヌバ』とディネーセンの『アフリカの日々』は、いわば私の「青春のアフリカ」とともにあるのだ。
本日のつらみ:子供たちが動物園大好きなうちに、ケニアのゲームパークへ連れて行こうという約束はとっくの昔にほご。今ではテレビゲーム専門の子供たち
2003/09/27 土 晴れ
ニッポニアニッポン事情>匿名と家族のプライバシー
4度目のページ更新をするために、朝からパソコン編集。気を付けて地名個人名の匿名化をしているつもりなのに、アップしてブラウザで見ると、本名のままのところが残っていたりする。2003年3月分をアップ。
匿名についての感想。
ある弁護士がプロバイダーを訴えた事件で、数日前に、勝訴のニュース。
自分を誹謗した記事が掲示板に載った。書き込みした人の名前の公開をプロバイダーに要求し、勝訴したのだ。
別の裁判で、この弁護士が原告側として担当した会社は、「自分の会社を誹謗され損害を被ったので、掲示板に誹謗記事を書いた人間の本名住所を公開せよ」とプロバイダーへ要求した。こちらは、敗訴となった。だから、弁護士の裁判は逆転勝訴とも言える。
ウェブの問題が裁判となったとき、まだ判例がない問題について、裁判官の意識やウェブについての関わりようで、裁判がひっくり返る可能性がある。判例がない裁判の判断を下せる能力を持つ裁判官は少ない。みんな前例主義。過去の判例を繰り返していれば定年まで安泰の職業。
私が匿名で日記をウェブに載せているのは、娘と息子が「母の趣味で日記公開するのは、自分の人生だから好きにしていい。でも、絶対に子どものプライバシーが保てるように個人情報を管理しろ」と言われれているからだ。
それにつけても、日本文芸のお家芸である「私小説」に関して、家族はどう思っているんだろう。作家が家族親戚友だちについて書くこと。
柳美里のプライバシー問題では、柳美里敗訴。これは「表現の自由」とは別問題だと感じた。原告は作者の知人だったとはいえ、一般生活者であり、作者の家族でもない。作品を発表した金で生活を支えてやれる範囲の人が家族、という意味で、家族は、作家が自分をモデルにすることに対し、ある程度、作家自身と一心同体の面がある。
しかし、印税をモデルにすべて渡すという契約をかわしたわけでもない、一般人であるなら、作品中のモデルが特定できないようにするのが、作者の「書くことに一生をかけるための倫理規定」だと思う。それをしないで、安易に個人特定できる書き方をしてモデルの心を傷つけることは、やはり避けるべきではないか。難しいな、表現の自由とプライバシー。
政治家や芸能人など「人に我が身を晒してナンボ」という人のプライバシー問題でも、最近プライバシーを侵害されたという側の勝訴が多い。個人情報管理への配慮から勝訴が多くなっているようにも感じる。
個人情報管理法などと言わずに、「政治家がヤバイ問題を起こしたときに、やたらにすっぱ抜かれずに済む法」と言えばわかりやすのにね。通信傍受法は「警察が、勝手に盗聴して個人情報を盗む法」だし、「住民基本台帳の一部を改正する法」は、「情報が漏れてしまうことはみんなに我慢してもらって、国家が国民の情報を管理する法」だ。
作家と家族の情報問題。
車谷長吉は、親戚中から総スカンで、母親からも「家族の恥を世間にさらして」と、責められ続きだという。どこまでが「作品をさらすことによって、利益をえることのできる家族」なんだろう。少なくとも、長吉の母親は、すでに「車谷長吉の母」という「社会的な地位」を得た人、と言える。車谷がもらいたかったのは芥川賞の方で、直木賞は不本意だったとはいえ、世間的には「直木賞作家の母」になったのだ。「直木賞作家の母などになるより、世間から視線を集めることなく静かに暮らしたい」と思っていたお母さんなのかも知れないが、息子が賞をとってしまった以上、もうこれは運命と思ってもらうしかない。
松本人志の母親が「松本人志の母」という資格で講演やバラエティ番組で稼いでいたり、金八先生武田鉄也の母が「こらぁ、鉄也!」のタバコ屋の母として、亡くなるまで講演しまくったように、書かれることによって、家族親戚の人生がいい方へ向くなら、書かれたことが付加価値をもたらし、被害より得たものが大きいと言える。
古くは、逍遙、鴎外、漱石、八雲、茂吉、朔太郎の子孫たち、近くは中上紀、阿川佐和子&檀ふみコンビ。ばなな。露伴のところなんか、文、玉に続いて四代目まで文章で食べている。持つべきは文豪の父、母。
大江健三郎のように、「知的障害を持つ息子」について書くことが、「一家総出の産業」のごとき様相になっていれば、それはそれで「家族みんなで、ご精がでますね」と言える。
結論。文学が価値を持てば、必ずその周囲の人に恩恵はある。書かれた人間はどんなに悪口書かれようと、それを「自分の資産」として、自分の人生に付加価値をつければいい。
さて、資産にもならないウェブ日記の場合。無料で公開し、収益といえるものは、書いた人の「自己満足」だけである。「だれかに読んでもらってうれしい」「だれかとネットワークで繋がったかも知れないからうれしい」というバーチャル人間関係構築のはかない夢のうれしさ。
そんなバーチャルうれしさは、自己満足の範囲にとどまっていて、家族には何の足しにもならん。これじゃ、ただ書かれっぱなしの家族はたまらんぞ。
ゆえに、私は匿名にしている。せめて、しがないパート仕事を解雇されないよう、気をつけなければ。パート先の上司の悪口など、書いてしまっているからなあ。
本日のひがみ:プライバシーが問題になるほど読まれもせず
2003/09/28 日 晴れ
ニッポニアニッポン事情>スポーツ選手の赤い髪
一日中OCNカフェ。去年の夏、秋は旅行したくてたまらなかったが、今年は旅行パンフレットをながめても、ぜんぜん出かける気にもならず、ひたすら日曜日も朝からネットでスゴしている。そうとう重症かな。ニュースコメントコーナーをはじめた。
私のニュースコメントといっても、ネタ元は新聞テレビのほかはない。新聞は、ラストのテレビ欄から見始めて、漫画がある社会欄、だんだん前へ行って、最後は題字のある一面。時間があるときはベタ記事、広告欄、求人広告まで全部読む。時間がないときは、見出しをながめて、おわり。同じ新聞を読んでも、ヒメワカ、それぞれ興味が違うので、お互いに面白かった記事を紹介しあうと、見逃したところがわかる。
今朝の新聞ネタ、ワカが熱心に読んでいたのはコスタリカの戦争放棄憲法について。「コスタリカは識字率95%だって、すごいな。軍事費を使わないで、教育費に充てたから達成できたんだ」と、感心するワカ。これという産業もない途上国で、国民の識字率を95%にした国がほかにあるだろうか。
ヒメが興味を示したのは、十勝沖地震で、ぐずぐずに崩れた十勝川の堤防の写真。液状化現象によって、川の堤防がグジャグジャになっている。かろうじて水が漏れ出すことはなかったが、地震の方向や大きさ次第では、洪水になる。
「これじゃ、東京に地震があったら、我が家のまわりは海になるなあ」普段、川の土手はよい散歩コースだが、災害になれば、ひとたまりもない。
渡辺オーナーとの軋轢から原監督が辞任したというニュースがスポーツ欄のトップ記事だった日、我が家のトップスポーツニュースは、最下段のベタ記事「ハーフタイム」に書かれていた、柔道連盟が、選手の身だしなみに関するガイドラインを作成、というニュースだった。「柔道選手としての品位を保つために、ガイドラインに反したら代表に選考しない」という。3人してあきれ果てた。
世界柔道選手権を見て、ヤワラチャンの連覇以上に、我が家で好評だったのは、お堅い柔道界にも、ついにレッドヘアの選手が登場したことだった。「これって、絶対にあとで、苦情とかがよせられるんだよ、きっと」「でも、こうして代表になって出場しているってコトは、柔道連盟が公認したんだろう」「やっと、柔道界も開けてきたか」と話していた。
水泳連盟が、古橋トップのお気に召さない態度をとったからと、千葉すずをシカトした。水泳部員のヒメとワカも「これじゃ、日本の水泳は強くなれない。いつまで精神論だの、日本魂だので勝てるつもりなのか」と、嘆いていた。
柔道も、やっと「赤い髪で戦いたければ、そうしたらいい、黒かろうが赤かろうが、勝てばいいんだ」と、開放されたのかと思っていたら、そうではなかった。
本日のたたみ:畳の上の勝負、髪が黒ければ、有効が一本に変わるとでも
2003/09/29 月 晴れ、朝ひつじ雲
日常茶飯事典>「おい!老い、笈の小文」
カフェ日記のタイトルは「おい!老い、笈の小文」。
コンテンツをニュースコメントと本の紹介一日一冊、と決めた。毎日更新目標。さて、いつまで続くか。ニュースの中でも、「老人ネタ」がメイン。
「七味日記妬み嫉み僻み」のほうは、毎日のすべったころんだ、うらみつらみを書いて憂さ晴らし、「笈の小文」は、来し方振り返っての自分語り。1977年以前に読んだ本を著者名「あいうえお」にたどりながら、本の思い出と、「老い」や「高齢者」に関わるニュースを連結させて自分語りをするというのがコンセプト。
高齢者ニュースネタと、本のタイトルの「連動」を考えるのが難しい。難しいから面白い。無理矢理なこじづけにもなるし、うまく行って、「フッフッフ、お主、芸人やのう」と、うまくいき具合を自分で楽しめるときも。あいうえお順じゃなかったら、ニュースから本を思い浮かべればいいのだけれど、自分の「しばり」として、著者名あいうえお順を決めたから、最初の「あ〜わ」は、50日分やってみる。
本日のなじみ:古い本を本棚から引っ張り出すと、昔なじみにばったり出会った気がする
2003/09/30 火 5
ジャパニーズアンドロメダシアター>『タイタニック』
ビデオにとって見始めたのに、前編をみただけでヒメが「私、もうパス、後編見なくてもいいや。ローズが両手を広げて船の先頭に立ち、デカプリオが押さえている、あのシーンさえ見れば、あとはどう沈んでいって、どう助かったかなんて、どうでもいいや」と投げ出したので、ひとりで後編を見た。
実際に「どうでもいいや」の内容だったけれど、船の中に水がどんどん入ってくるシーンや、船がまっ二つに割れて、船が直立したり水平に戻ったりするシーンは、特撮効果がよかった。
一番カッコ良かった人は、デカプリオじゃなく、最後まで演奏を続けた室内楽団の人たち。船上の演奏に雇われたのだから、ヨーロッパ本国やアメリカでそれほど名のある演奏家たちではなかったろう。たとえ三流の音楽家ではあっても、音楽を続けることが彼らの人生であり、演奏することが生きることであった、というミュージシャンの姿に涙した。
氷の海に投げ出されて、零下の水温に心臓を止められた人々が幽鬼のように浮いているシーン、怖かった。
貴族や上流夫人と言われている人々が、自分のことだけしか頭にないエゴイストで、下品な成り上がり女と思われていた女性が一番人間の高貴な心を持っていたという部分は、ストーリーが始まってすぐ予想できたが、ローズが最後にネックレスを海に沈めるシーンは、予想できなかった。おいおい、美しい思い出を海に沈めたりせんと、それを売って、タイタニック遺児の奨学資金にしろっていうの。
本日のひがみ:私は一番下の船室にいて、ぜったいにボートに乗れない側だからなあ
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