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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典 (現在の登録数:1310) |
編集者:雪達磨 |
き |
吸血鬼 (旅行)
(キーエフ)
登場作品:「吸血鬼」
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
老人が死んだ一人娘に魂を入れて復活させようとして、生み出してしまった吸血鬼。血を吸った相手を同じ吸血鬼に変えてしまう力を持っているが、吸血鬼として登場したのはなぜか妖怪ばかりだった。
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吸血鬼の群れ
(きーえふのむれ)
登場作品:「吸血鬼」
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
吸血鬼(キーエフ)に血を奪われて吸血鬼と化した妖怪達。老人の奏でる笛に操られ、集団で鬼太郎を襲った。中には砂かけばばあや子なきじじいの姿も混じっていたが、老人の実験室に隠されていた血を注射器で返されると元に戻った。
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気狐
(きこ)
登場作品:「天狐」
シリーズ:少年マガジン
地下に王城を構える妖狐族の中で、三番目の階級に位置する狐達のこと。野狐の上位に当たり、化けることができる。
→野狐/ 天狐/ 空狐/ 妖狐/ 九尾のきつね (「天狐」)
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キジムナー
(きじむなー)
登場作品:「ガジュマルの精あらわる!?の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
寝太郎達がガジュマルの精によってガジュマルの木に変えられた時、犯人としてネズミ男が思いついた妖怪。しかし油すましに、「キジムナーがこういうことした話はきかない」と即座に否定されている。
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木心坊
(きしんぼう)
登場作品:「地獄の散歩道」
シリーズ:貸本
七年に一度の深大寺のすき焼きパーティーに参加した妖怪の一人。名前のみの紹介で、説明は省略された。
→すき焼きパーティーに集った妖怪/ 天火/ 五百ワットの鬼火/ 火取魔/ 畳叩き/ 児啼爺 (貸本)/ 砂かけ婆 (貸本)/ 槌転び (貸本)/ 釣瓶落 (貸本)/ 見上入道 (貸本)/ 塗壁 (夜話)/ 袖引小僧 (貸本)
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寄生虫
(きせいちゅう)
登場作品:「さらば鬼太郎の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
創造主の体内に棲む寄生虫の一種で、巨大な前歯と長い手足を持つ。
爆弾を仕掛けに来た鬼太郎達の行く手を阻もうとしたが、一反木綿に縛り上げられた。
なお、特に名前らしきものが呼ばれてない寄生虫はこれのみである。
→創造主/ 吸血こうもり (国盗り)/ そうめんみたいなもん/ 大きな玉みたいなもん/ 丸い針ねずみみたいなもん/ いそぎんちゃくみたいな化物
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気体生物
(きたいせいぶつ)
登場作品:「妖怪花」
シリーズ:少年マガジン
あしまがりが長年雲の中に隠して飼っている生物。その体内は迷路のようになっており、食べられたら最後、二度と出ることはできない。
あしまがりの持つ鐘と太鼓に操られていたため、それを利用されて、逆に鬼太郎の手で操られた。
鬼太郎 (死神)
(きたろう)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
マガジン版での設定に従ってニューギニアの小島で初代自由酋長として平和に暮らしていたが、太陽消失事件を機に日本へ戻り、地上や地獄を舞台にサタン率いる西洋妖怪軍団と戦った。
地獄では用心のために何でも吸い込む瓢箪を携帯しており、これでサタンやドラキュラ達を倒した。またその下駄はヘドロでできており、食べれば猛毒にやられて死んでしまう。さらにサタンの作った四次元の海で溺れそうになった時は、突然旧約聖書に倣って神に祈り始めるという謎の一面も見せた。
戦いを終えた後は再びニューギニアに戻っていった。
→鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎 (マガ)/ 鬼太郎 (ガロ)/ 鬼太郎 (サン)/ 鬼太郎 (ベト)/ 水木しげる/ 兵太/ おやじ (死神)/ ねずみ男 (死神)/ 鬼太郎 (旅行)
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鬼太郎 (貸本)
(きたろう)
登場作品:「幽霊一家」他
シリーズ:貸本
幽霊族の夫婦の間にできた子供。しかし母が死に墓に埋められたため、嵐の夜に墓土の中から這い出てきた。この時にはすでに左目が潰れていたが、これは後になって、水木に放り出された時に墓石でぶつけたからだという理由付けがなされている。
目玉となった父に連れられて水木家へ行き、そこでしばらくの間育てられるが、その外見の醜さから「墓場の鬼太郎」と呼ばれて気味悪がられる。そして六歳になると父に連れられて墓場へ遊びに行くようになり、その秘密を探ろうとした水木や、自分を殺そうとした水木の母親を、(意識的にせよ無意識的にせよ)次々と破滅へ追いやった。
その後魔人ドラキュラの四代目に家を追い出されたり、夜叉に魂を奪われたり、ねずみ男と知り合ったりしつつ、「鬼太郎夜話」のエピソードになると、次第に人間臭さを見せるようになった。それに伴って外見も丸っこくなっていったが、自分を殺そうとした人狼を容赦なく殺した後は再び不気味さを取り戻し、「怪奇一番勝負」で再び醜い顔に変貌。しかし霧の中のジョニーや仙人、ガモツ博士との戦いではまたもや丸くなり、現在のヒーロー性の前身も見せ始める。
幽霊の子というだけあって神通力を持っており、例えば相手に幻を見せる「霊電」や「夢じらせ」、相手の魂を紙に封じる「魂金しばりの法」などの他にも、切り離した手を遠隔操作したり、地獄へ自由に出入りしたりといった能力を持つ。これらの神通力の源は、祖先の霊糸で編まれたチャンチャンコにあるようで、少なくとも地獄への出入りに関しては、このチャンチャンコの存在が大きく関わっている。
ちなみにこのチャンチャンコ。「おかしな奴」では鬼太郎が七歳になった時に父親がどこかから持ってきたものとしているが、「幽霊一家 墓場の鬼太郎」では、六歳の時点ですでに身に着けていた。
タバコを吸うことでもお馴染みである。
→女幽霊/ 女幽霊の夫/ 幽霊族/ 人間モグラ族/ 水木/ 目玉 (貸本)/ ねずみ男 (貸本)/ 鬼太郎 (マガ)/ 鬼太郎 (サン)/ 鬼太郎 (ガロ)/ 墓場鬼太郎/ ひとだま (夜話)/ 鬼太郎 (ベト)/ 鬼太郎 (死神)/ 鬼太郎 (旅行)/ ニセ鬼太郎 (夜話)
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鬼太郎 (旅行)
(きたろう)
登場作品:「獏」他
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
しばらく山の中で寝ていたが、混沌とした世界情勢の背後に妖怪がいるものと睨み、世界の妖怪を退治するため旅に出た。日本を出航し、太平洋から北極海に飛ばされ、南(?)の島から中央アジア、ギリシヤにルーマニヤにローマ、フランス、パリ、エジプトと来たところで、傘化けの情報により日本に妖怪がはびこりだしたことを察知。その後イギリス、アフリカを経て帰国した。
常に帽子をかぶっているため、毛針を撃つ時はいちいち脱がないといけないらしい。また、口から霊魂を物質化させたエクトプラズムを出して相手を捕えるという術を披露した。
旅行中は様々な妖怪と戦ったが、水精や砂妖怪など、他の仲間がとどめを刺したケースも多い。またパリでは化け猫に入り込まれて衰弱し、どうにもならないからと切腹にまで追い込まれたりもした。
赤ん坊の頃、よくヤモリの目玉を食べていたようで、食事に出された時はよだれを垂らして喜んでいる。
→鬼太郎 (マガ)/ 鬼太郎 (ガロ)/ 鬼太郎 (死神)/ 鬼太郎 (サン)/ 鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎 (ベト)/ 目玉 (旅行)/ ねずみ男 (旅行)/ 砂かけばばあ (旅行)/ 子なきじじい (旅行)/ 一反木綿 (旅行)/ ぬりかべ (旅行)/ 傘化け (旅行)
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鬼太郎 (ガロ)
(きたろう)
登場作品:「鬼太郎の誕生」「鬼太郎夜話」
シリーズ:ガロ
貸本版のリメイク作品に登場する鬼太郎。基本的には貸本版と変わらないが、生長後の顔はマガジン版のそれに近くなっている。また水木家からは、水木を地獄送りにする前に自発的に旅立っている。
その他大きな違いといえば、正式名が「墓場鬼太郎」から「ゲゲゲの鬼太郎」に変わっていた(「夜話」終盤では表札が「墓場鬼太郎」のままになっていたが)のと、遠隔操作した肉体が手首から髪の毛になったこと、バックボーンが「幽霊の子」から「妖怪」に変わっていたことぐらいである。
「鬼太郎夜話」終盤の人狼・ねずみ男戦(「怪奇一番勝負」のリメイク)を終えた後、ゲゲゲの歌をバックに旅に出ていった。
→鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎 (マガ)/ 鬼太郎 (サン)/ 墓場鬼太郎/ ゲゲゲの鬼太郎 (ガロ)/ ひとだま (夜話)/ 鬼太郎 (ベト)/ 鬼太郎 (死神)/ ねずみ男 (ガロ)/ 目玉 (ガロ)/ 鬼太郎 (旅行)/ 幽霊族/ ニセ鬼太郎 (夜話)/ 人間モグラ族
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鬼太郎 (マガ)
(きたろう)
登場作品:「手」他
シリーズ:少年マガジン
幽霊族の少年。初めは逆らう者を地獄流しにすることで人間から恐れられていたが、次第に悪の妖怪と戦うヒーローへと変わっていった。もっとも必ずしも人間を助けてくれるかといえばそうでもなく、例えば自衛隊に天邪鬼退治を依頼された時は、今年の夏は体を鍛えるからと言って断ったり、閻魔大王からねずみ男退治令が出された時も、ねずみ男へのささやかな友情から「そんなに人類のためにばかり奉仕していたら しまいにはベトナム和平にまで手を出さなきゃならなくなってくるよ」と、命令を拒否したりしている。(ちなみに他のシリーズではしっかり手を出している。)それでも霊界(妖怪)ポストなるものが設置され、事件解決の依頼を広く受け付けるようになると、北海道や和歌山、小笠原など、妖怪退治のために日本全国を駆け巡るようになった。
基本的に無欲な性格で、事件の解決に際して謝礼を要求することはない。しかしそれが災いして貧乏に喘いでいるのも事実で、ある時は人類への奉仕生活に対するノイローゼになったこともあった。
またその住居はシリーズを通して見てもころころと変わっており、殺風景な野原に立てられた樹上型の家や、広大な樹海に建つ古家、妖怪達だけが知っている「ゲゲゲの森」の別荘も含めた各種家など、様々なタイプのものが登場している。また人間の町で下宿生活をしていることもあれば、当てのない旅に出ていることもしばしばある。
貸本時代に比べて術の種類が格段に増えており、追加されたものだけざっと挙げていくと、念力によって発射される髪の毛針、相手を痺れさせる体電池、危険を感じた時に使える保護色、相手の手を乗っ取る鬼太郎つき、相手を昏倒させるやぶにらみ催眠術、髪で相手を縛り上げる髪の毛あみ、丸くなって体を膨らませる空気ポンプの術、先祖から伝わっている物が失われようとした時自動的に敵に巻きつくカメレオン舌、一年間体内に蓄えた毒で作られる毒まんじゅう、髪の毛を立てて仲間に連絡を取る髪の毛無線、同じく髪の毛を立てて妖気を計る妖気計算髪(妖気アンテナ)、最後の武器こと指鉄砲、何者をも溶かす強力な胃液、高熱を発する妖怪原子炉、下駄を逆さにしてかける逆魔法、頭の瘤を発射するコブおとし、長距離を誇る鼻毛ミサイル等々。他にも体の形を自在に変化させたり、相手の体内に入ってコントロールしたり、雪に埋まって体が冷えても生きていたり、いかなる形に変化しても命を保っていたり、放射能に汚染されても平気だったり、とっさに土中に潜って敵の攻撃をやり過ごしたり、体の一部を損壊させても時が経てば再生したり、幻術を使ったり、熱気を吐いたり、念力で攻撃したり、血や精気を吸い取ったり、悪臭を放ったり、風船のようになって空を飛んだり、髪の毛を切り離してスパイ活動させたりと、枚挙にいとまがない。
またチャンチャンコも念力で自在にコントロールできるようになり、貸本時代以上の能力が備わるようになっている。例えば針を発射したり、相手に絡みついて窒息させたり、衝撃を和らげたり、分解して空中で文字になったり、相手に超能力を授けたりといった具合である。さらに下駄(通称「リモコンげた」)にも能力が備わり、チャンチャンコ同様念力でコントロールしたり、霊界や虹の橋を歩いたりできるようになった。
動物達との意思の疎通も可能で、テントウムシやヤモリなどの言葉を聞き分け、カラスやコウモリをヘリコプターに仕立てて空を移動し、体には三匹のノミを、胃袋には蛇を飼っている。また事件を解決するたびに鬼太郎を尊敬する虫達が奏でる「ゲゲゲのゲの歌」(後に「ゲゲゲの歌」に改題)は有名であるが、コオロギ語だけは勉強していないので分からないらしい。
こうした鬼太郎の優れた力は、他の妖怪達にとってみれば脅威や魅力になるらしく、鬼太郎を倒さないとおちおち悪いこともできないと言って命を狙ってきたり、その力を得て神通力を高めようとしたりする者までいた。もっとも鬼太郎のエネルギーは膨大すぎて、並みの妖怪では吸収しきれずに自滅するようである。ちなみにエリート曰く、鬼太郎は不味くて食えないとのことだが、さざえ鬼は下駄まで美味そうに食べていた。
ともかくこうして三年ほど戦い続けてきた鬼太郎は、その疲れから一年半ばかり眠りこけ、起きてタバコを一服吸ってから南の島へと旅立っていった。そして「幸福の島」の酋長の娘・メリーと恋仲になり、その罪で死刑に。しかしいつの間にやらメリーの胎内に設けていた自分の子に魂を宿らせて復活し、革命を起こして初代自由酋長となった。
→鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎のタマシイ/ リモコン手 (マガ)/ ちゃんちゃんこ (マガ)/ 目玉 (マガ)/ ねずみ男 (マガ)/ 鬼太郎 (サン)/ 鬼太郎 (ガロ)/ 鬼太郎 (ベト)/ 鬼太郎 (死神)/ 鬼太郎 (旅行)
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鬼太郎 (ベト)
(きたろう)
登場作品:「鬼太郎サイゴンへ行く」他
シリーズ:鬼太郎のベトナム戦記
毛目玉に頼まれてベトナム戦争に参加した日本妖怪団の一員。初めは日本だけで忙しいからと参戦を渋り、ベトナムのおばけを起こしたらすぐに帰国しようと考えていたようだが、なぜかその後もベトナムに滞在。スィームルグに乗って戦闘機を撃墜したり、決死隊になったり、現地の美少女と交流したりした。
他国の美女に脆いという弱点があり、美女妖怪に誑かされて髪の毛や下駄、チャンチャンコを奪われたこともあった。ちなみにその時の鬼太郎の話によれば、へそにも素晴らしい力があるそうである。
最後は政府軍の猛攻に耐え切れず、左目までギュッとつぶって苦しんでいた。
→鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎 (ガロ)/ 鬼太郎 (マガ)/ 鬼太郎 (サン)/ 鬼太郎 (死神)/ ねずみ男 (ベト)/ 砂かけ婆 (ベト)/ 子なき爺 (ベト)/ 山びこ (ベト)/ 鬼太郎 (旅行)
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鬼太郎 (サン)
(きたろう)
登場作品:「釜なり」他
シリーズ:週刊少年サンデー
マガジン版での住所不定生活から一転、他の妖怪達とともに、砂かけばばあの妖怪アパートに定住するようになった。ただし妖怪ポストもなくなったため、事件の解決依頼は直接頼みにいくしかなくなった。
能力にはあまり変化はないが、切り離した耳で遠くの相手と通信する耳電話や、命がけで発射される歯の機関銃、唾と胃液を混ぜて強力な風船を作り自分の体を包み込むなどの術が追加されている。またその目玉は火星の生物まで見えるほど視力がよく、その心臓は永久に動くようになったらしい。さらにそのチャンチャンコを着た妖怪は、自身の霊素とチャンチャンコの霊素との化学変化により、変身能力が得られるようになる。なお、妖気アンテナには「妖怪探知髪」という別名が、リモコン手(て)には「リモコン手(ハンド)」という新しい名がついた。
一方、髪の毛が根こそぎなくなると力が出ないという弱点もあり、「サムソンと鬼太郎は髪の毛を根こそぎにやられるとゲンナリする」という伝説も存在するぐらいである。また母を恋しく想う一面も見せており、そこを死神につけ込まれたこともあった。
最後は解き放たれたヤカンズルを倒すため、自ら生贄となって相手の体内に飛び込み、天の岩戸へ入っていった。子なきじじい曰く、生きて戻るには運が良くて七年はかかるとのことである。
→幽霊になった鬼太郎/ 鬼太郎 (貸本)/ 鬼太郎 (マガ)/ ヤカンズル (サン)/ 目玉 (サン)/ 鬼太郎 (ガロ)/ リモコン手 (サン)/ 鬼太郎 (ベト)/ 鬼太郎 (死神)/ 鬼太郎 (旅行)
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鬼太郎竹
(きたろうだけ)
登場作品:「妖怪万年竹」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
妖怪万年竹に生気を奪われた鬼太郎が妖怪竹になったもの。ただし意識は残っており、やられたふりをして妖怪万年竹の秘密を探り出していた。
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鬼太郎二世
(きたろうにせい)
登場作品:「魔女ロンロン」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
魔女ロンロンが鬼太郎そっくりの人形に鬼太郎の髪の毛を入れて作ったもの。人形のため毛針が刺さってもびくともしない。金を盗んで魔女の箒で逃亡したが、一反木綿のもめん切りで箒を切られ、地面に墜落した。
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鬼太郎ネズミ
(きたろうねずみ)
登場作品:「鬼太郎がねずみになるの巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
旧鼠王に潰された右目に旧鼠王自身の目を移植され、体の全器官に旧鼠王の体毛を植え付けられた鬼太郎が、ネズミに変化したもの。旧鼠王の忠実な下部であるが、変身前の力も失われておらず、猫娘らいつもの仲間達を相手に互角の戦いを繰り広げた。
旧鼠王が死ぬと元の姿に戻った。
→旧鼠王
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鬼太郎のタマシイ
(きたろうのたましい)
登場作品:「下宿屋」「あう時はいつも死人」/「鬼太郎夜話」/「おどろおどろ対吸血鬼」
シリーズ:貸本/ガロ/少年マガジン
夜叉(ガロ版では牛鬼、マガジン版ではおどろおどろ)によって鬼太郎から抜き取られた魂。小さな鬼太郎の形をしており、これを所持している者は鬼太郎を自由に操ることができる。
魂を抜き取った妖怪の死後、鬼太郎の肉体に戻った。
→牛鬼 (ガロ)/ 夜叉 (貸本)/ 吸血鬼 (ガロ)/ おどろおどろ (「おどろおどろ対吸血鬼」)/ 鬼太郎 (マガ)
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狐つき
(きつねつき)
登場作品:「狐つき」
シリーズ:雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎
他者に取り憑く狐の妖怪。初めは老人の死体に取り憑いて墓地で魚の頭を齧っていたが、鬼太郎に敗れると今度は雪姫に乗り移り、暴れまわって家から鬼太郎達を追い出した。しかし酒に酔いつぶれた隙に霊魂を鬼太郎に呑まれ、原子炉のようになった体内で分離し蒸発してしまった。
→首かじり
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狐火
(きつねび)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。口に火のついた棒を咥えた狐の姿をしている。
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鬼道衆
(きどうしゅう)
登場作品:「鬼道衆」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
葛城山に住む修験者の集団。妖怪狩りのエキスパートで、人魚の肉を食べて千年以上も生き続けている。人間として暮らしている女王人魚・山田海姫をさらい、その肉を食べてさらなる長寿と霊力を得ようとした。
額に魔除けの札を貼り、体中に経文を書くことで、妖怪の使う術を完全に防ぐことができる。また着物を脱ぎ捨てて透明になり、六尺坊で相手を打ちのめす。
霊能力の源である鬼巫女の面を割られ、全員無力になって倒された。
木の子
(きのこ)
登場作品:「木の子」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
子供の姿をした森の精霊。集団で暮らしており、どんなに年月が経っても成長することはない。その住み家は人間には知られてないが、万に一の確率で道に迷った者の前に現れることがある。
森で迷った人間の少女・モモコと出会い、五年もの歳月を一緒に過ごしてきた。モモコを連れ戻しにきた鬼太郎を、山天狗に頼んで撃退しようとしたが、山天狗に食べられそうになったモモコを鬼太郎に助けられて反省し、モモコを人間の世界に戻した。
→山天狗
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奇妙なタコ
(きみょうなたこ)
登場作品:「手長足長」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
手長足長の力によって、他の動物と混ざり合った姿にされたタコ。猫や犬、亀やホタテガイなどのタコがいたが、手長足長が封印されると元の姿に戻った。
――はずだったが、どう見ても普通の猫や亀になって喜んでいる。「これで海へ帰れます」とは、カニのようにされたタコが普通のカニになっての台詞だが、違和感がないのでかえって妙な感じがする。
→犬ダコ/ 手長足長/ 猫ダコ/ ブタダコ/ 手長/ 大ダコ (新編)
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木村さゆり
(きむらさゆり)
登場作品:「こそこそ岩」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
魔物の眠りを覚ます青い血を持った少女。本来は魔物に利用される存在だったが、神々によって血の中に魔物を狂わせる物質を入れられ、さらにその遺伝子には神の分身を宿していた。
妖怪こそこそに血を奪われて一度は死んだが、神が降らせたと思われる血の雨を吸収し、再び生き返った。
キャベツ
(きゃべつ)
登場作品:「阿部の奉連想」
シリーズ:鬼太郎霊団
霊となった阿部の奉連想が化けていた巨大なキャベツ。人間を飲み込み、ズンベラ坊に変えてしまった。
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ギャング団
(ぎゃんぐだん)
登場作品:「死霊軍団」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
警官との銃撃戦の末に命を落とした四人組の銀行強盗。地獄の非常口が開いているのを見つけてこの世に戻り、使えそうな亡者を集めて死霊軍団を結成した。
→死霊
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牛鬼 (ガロ)
(ぎゅうき)
登場作品:「鬼太郎夜話」
シリーズ:ガロ
理学博士・有馬凡によって五十年間研究され続けてきた妖怪。墓の中で千年もの間屍となっていたが、それを掘り起こした有馬博士の血を吸って蘇った。
鬼太郎の魂を奪って召使いにしたが、同じものを狙ってきた吸血鬼と争いになり、力が互角だったためか、ともにもつれ合って丸い玉となり死んでしまった。
牛鬼 (新編/地獄)
(ぎゅうき)
登場作品:新編ゲゲゲの鬼太郎/鬼太郎地獄編
シリーズ:「死霊軍団」他/「母を求めて地獄旅」他
鬼太郎の仲間で、妖怪界では一番の力持ちと名高い。その力は鯰地蔵を隠していた大石をどかしたほどだが、将棋軍団の飛車にはかなわなかった。
「妖怪危機一髪」で水晶玉に念力を集めた妖怪の一人として(一応)初登場して以来、妙に目立つエキストラとしてちょくちょく出演。「鬼太郎地獄編」ではついにレギュラーとして鬼太郎一行に加わり、相手を口に放り込んで食べるという豪快な戦い振りを見せた。
→赤舌 (新編)/ 輪入道 (新編)/ 濡れ女 (新編)/ 油すまし (新編/地獄)/ 傘化け (新編/地獄)/ 山びこ (新編/地獄)/ あかなめ (新編)/ からす天狗 (「妖怪危機一髪」)
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牛鬼 (マガ)
(ぎゅうき)
登場作品:「牛鬼」「妖怪大裁判」
シリーズ:少年マガジン
鬼の顔にクモのような体を持った巨大な妖怪。普段は牛鬼岩の辺りの海に潜んでいるが、釣り人に会うと襲いかかってくる。その本体は、生物に寄生して細胞を変化させる生きた気体であり、肉体が死ぬと、近くにいる別の生物に乗り移って新たな牛鬼となる。そのため牛鬼を殺した者は牛鬼になると言われており、鬼太郎ですらその法則には逆らうことができなかった。
八万年前、異国の神である迦楼羅によって塚の中に閉じ込められ、復活してからも再び迦楼羅によって退治された。しかしその後「妖怪大裁判」で普通に復活している。
牛鬼 (サン)
(ぎゅうき)
登場作品:「釜なり」他
シリーズ:週刊少年サンデー
妖怪アパートに住む妖怪の一人。姿はマガジン版の牛鬼と同じだが、ここではその他大勢の味方として登場している。ただし見た目ほど目立った活躍はしなかった。
→釣瓶落とし (サン)/ あかなめ (「釜なり」他)/ 小豆とぎ (サン)/ つるべ火 (サン)/ 天井なめ (サン)/ 網切り (サン)/ 髪切り (サン)/ 山びこ (サン)
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吸血木 (夜話)
(きゅうけつき)
登場作品:「あう時はいつも死人」他/「鬼太郎夜話」
シリーズ:貸本/ガロ
ねずみ男が夜叉(ガロ版では牛鬼)と吸血鬼の混ざり合った死体から誕生させることに成功した新種の植物幽霊。外見は赤い木だが内部は動物と同じ構造をしており、人体に植え付けられるとあっという間に根を張って、一日五百CCの血を吸い取りながら成長していく。
ねずみ男によって人気歌手・トランク永井(ガロ版では三島由美夫)の体に植え付けられ、トランク(三島)を木に変えてしまったが、やがて巨大な卵のような実を結び、そこからトランク(三島)を再誕生させた。その後このような事件の再発を憂えた鬼太郎に、マッチで火葬にされてしまった。
吸血鬼 (マガ)
(きゅうけつき)
登場作品:「妖怪大戦争」
シリーズ:少年マガジン
ブリガドーンの中に住む妖怪。鬼太郎達の乗った筏に海中から襲いかかり、二、三十匹の集団でぬりかべを倒した。
→ドラキュラ (「妖怪大戦争」)/ バックベアード (「妖怪大戦争」)/ 人食いおおかみ/ フランケンシュタイン (「妖怪大戦争」)/ 魔女 (「妖怪大戦争」)/ 西洋の妖怪 (マガ)
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吸血鬼 (ガロ)
(きゅうけつき)
登場作品:「鬼太郎夜話」
シリーズ:ガロ
牛鬼の奪った鬼太郎の魂を手に入れるために、ねずみ男が差し向けた吸血鬼。牛鬼と格闘になったが、双方の力が互角だったためかもつれ合い、丸い玉のようになって死んでしまった。
→鬼太郎のタマシイ/ 魔人ドラキュラの四代目/ 牛鬼 (ガロ)
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吸血木 (マガ)
(きゅうけつき)
登場作品:「吸血木」
シリーズ:少年マガジン
地下の植物の一種。血を養分にして育つ木で、人体に植え付けられることであっという間に根を張り、二、三日で宿主を赤い木に変えてしまう。同じ地下生物ののびあがりに利用されて、地上の人間に次々と植え付けられたが、鬼太郎だけは木になってもその実から桃太郎のように復活した。
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吸血鬼 (サン)
(きゅうけつき)
登場作品:「まぼろしの汽車」
シリーズ:週刊少年サンデー
ピーの力で吸血鬼にされてしまった村人達。噛み付いた相手を同じ吸血鬼にしてしまうが、祠の近くには近付かない。
目玉親父の呼んだまぼろしの汽車に乗せられて元に戻った。
吸血鬼ドラキュラ
(きゅうけつきどらきゅら)
登場作品:「ねらわれた雪姫ちゃん」「妖怪「いやみ」」
シリーズ:雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎
頭脳派の吸血鬼。狼男・フランケンと組んで、超能力を持った赤ん坊を捕えて大国の政府に売り飛ばす「子とり」を生業にしており、ねずみ男やいやみを仲間に引き入れて雪姫を狙った。
初めは自らコウモリに変身して雪姫の血を吸ったが、血が勝手に口から抜け出て雪姫に戻り敗退。続いてはいやみを向かわせたものの、体を失ったからという理由で貸し出した両足を騙し取られ、怒ったところを舌型のライターで焼き殺されてしまった。
→フランケン (「ねらわれた雪姫ちゃん」)/ 狼男 (雪姫)/ いやみ (雪姫)
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吸血鬼ねずみ男
(きゅうけつきねずみおとこ)
登場作品:「まぼろしの汽車」
シリーズ:週刊少年サンデー
ねずみ男がピーに悪魔の血を飲まされて吸血鬼になったもの。しかしやはり猫子には弱い。
鬼太郎同様、まぼろしの汽車に乗せられて元に戻った。
→ねずみ男 (サン)/ ピー/ 吸血鬼 (サン)/ モンロー/ 捨吉吸血鬼
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吸血こうもり (貸本)
(きゅうけつこうもり)
登場作品:「霧の中のジョニー」/「吸血鬼エリート」
シリーズ:貸本/少年マガジン
霧の中のジョニー(マガジン版ではエリート)が飼っているコウモリの大群。ギターの音に合わせて行動し、霧ヶ岳の別荘に近付いた者を襲う他、ジョニー(エリート)をつかんで空を移動することもできる。
目玉親父とねずみ男に別荘ごと燃やされて全滅した。
吸血こうもり (国盗り)
(きゅうけつこうもり)
登場作品:「さらば鬼太郎の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
創造主の体内に棲む寄生虫の一種。コウモリの翼を生やした単眼の怪物で、集団で侵入者に襲いかかる。
爆弾を仕掛けに来た鬼太郎達の行く手を阻もうとしたが、ぬりかべが単身で押さえつけた。
→創造主/ そうめんみたいなもん/ 大きな玉みたいなもん/ 丸い針ねずみみたいなもん/ 寄生虫/ いそぎんちゃくみたいな化物
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吸血こうもり (マガ)
(きゅうけつこうもり)
登場作品:「血戦小笠原」
シリーズ:少年マガジン
血を吸うコウモリ。ドラキュラ博士に操られており、群れで行動する。妖怪綿にやられた鬼太郎に群がり、追い討ちをかけるように血を吸い尽くした他、油断した日本の妖怪達に、上空から毒サボテンをばら撒いたりもした。
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吸血コウモリ (地獄)
(きゅうけつこうもり)
登場作品:「閻魔危うし! 白骨軍団」
シリーズ:鬼太郎地獄編
ドラキュラの操る大きなコウモリ。群れで襲いかかり、相手の血を吸って体を痺れさせてしまうため、ぬりかべや牛鬼すらもこれには勝てなかった。
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吸血ぞう
(きゅうけつぞう)
登場作品:「妖怪大統領」
シリーズ:少年マガジン
妖怪大統領こうもりねこが魔法で生み出したゾウの妖怪。鼻で相手の血を吸う。
鬼太郎のかけた逆魔法によって消滅した。
旧鼠
(きゅうそ)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。
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旧鼠王
(きゅうそおう)
登場作品:「ドブねずみ、大王あらわるの巻」他
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
巨大なネズミの妖怪で、地下の洞窟に住むドブネズミ達の王。武器は長い尻尾で、鉄の扉に穴を開けるほどの力を持ち、さらに先端には毒もある。
ガイコツベビーと結託したねずみ男の地上乗っ取り作戦の提案を受け、ねずみ男を使って猫娘を始めとする猫妖怪達を無力化。さらに鬼太郎をさらい、その体に自分の片目や体毛を移植することで、ネズミに変えてしまった。
その後ドブネズミを率いて東京を占拠。「抵抗すればペスト菌を撒く」と脅しをかけて人間を追いやり、その隙に日本銀行から大量の金を奪って地下に戻ろうとした。これは、所詮自分の力では人類に勝てないと見越した上での計算ずくの行動だったが、実は前もって毒娘に吹き込まれていたことのようである。
最後は裏切った毒娘にネコイラズを飲まされて絶命した。
球体
(きゅうたい)
登場作品:「井守」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
井守が口から吐き出した球体。強力な霊電気を帯びており、触れたものを痺れさせる。チャンチャンコに力を奪われて縮み、中にヒミコの顔を浮かび上がらせて降伏した。
球体が縮んだ際に、井守も縮んで普通のイモリに戻ったので、イモリを井守に変えていた物質だったのかもしれない。
九尾のきつね (「天狐」)
(きゅうびのきつね)
登場作品:「天狐」
シリーズ:少年マガジン
地下に住む妖狐達の中でも実力のある存在で、空狐の階級に位置する。天狐との面会を賭けて戦いを挑んだ鬼太郎を、妖狐の代表として迎え撃った。
変化能力に長け、様々なものに化けて鬼太郎の攻撃を次々と弾いたが、熱気を防ぐべく氷に化けたところを指鉄砲で撃ち砕かれて敗北した。
九尾のきつね (「妖怪反物」)
(きゅうびのきつね)
登場作品:「妖怪反物」
シリーズ:少年マガジン
八百年前、世の中が乱れた折に中国に現れた妖狐。中国で悪事を働いた後、日本にもやってきたが、三浦介義純に矢を射られて石と化し、それでもなお毒気を放って人々を惑わせたので、名僧玄翁に生気を奪われてしまった。この石が那須野ヶ原の殺生石であり、チーの姉に当たる。
→チー
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九尾の狐 (挑戦)
(きゅうびのきつね)
登場作品:「太古の秘密」
シリーズ:鬼太郎挑戦シリーズ
かつて日本に渡って倒されたとされている狐の妖怪。実は富士の青木が原で壺に隠れて生き延びており、「淫力」で男を惑わせては精液を搾り取って殺していた。また霧のようになって樹海を漂い人を化かすため、樹海では遭難者が多発していたのだという。
全裸の女性に化けて水木しげるを誑かし、体を回転させて真空状態を作り出す「真空切り」や、膣で男性器を切断する「マラ切り殺し」という術を使って、鬼太郎や行者を倒した。しかし胎内に潜り込んだ目玉親父を「真空二段切り」で退治しようと激しく回転しすぎたために、生体内核反応を起こして爆発した。
→行者
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凶王
(きょうおう)
登場作品:「埴輪軍団登場の巻」「妖怪城の大攻防戦の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
数万年前に地上を支配しようとした妖怪。妖怪の先祖との百年に及ぶ戦争の末、妖怪側の作り出した「白い炎」に敗れて、岩屋の奥の水中に封印されていたが、ムーの手先である軍事評論家に封印を解かれ、現代に蘇った。
地上を破壊してほしいというムーの頼みを聞き入れ、霊を附着させた埴輪武者の軍団を操り、鬼太郎達の集まる箱根妖怪城を襲撃。体から発するねむり光線で大勢の妖怪を無力化し、鬼太郎をピンチに陥れたが、目玉と寝太郎の運んできた白い炎に焼かれ、倒された。
→埴輪軍団/ 軍事評論家/ ひとだま爆弾/ 毛目玉 (国盗り)/ ぬらりひょん (国盗り)/ 輪入道部隊/ 一つ目部隊/ 狸部隊/ カラス天狗飛行隊
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叫喚地獄の鬼
(きょうかんじごくのおに)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
プルトーが支配する叫喚地獄の鬼。プルトーの食料となる亡者を管理している。
→プルトー
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狂骨 (新編)
(きょうこつ)
登場作品:「吹消婆」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎と太鼓のドン子がプロレスの試合をした時、観客として訪れていた妖怪の一人。
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狂こつ (死神)
(きょうこつ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。気勢を上げるシーンで、かすかに顔が確認できる。
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狂骨 (ガロ)
(きょうこつ)
登場作品:「鬼太郎夜話」
シリーズ:ガロ
七年に一度の深大寺のすき焼きパーティーに参加した妖怪の一人。姿のみの出演で名前は出てない。大映の特撮妖怪映画シリーズからの流用キャラクターである。
→すき焼きパーティーに集った妖怪/ 油すまし (ガロ)/ ひょうすべ (ガロ)/ 一つ目小僧 (ガロ)/ 泥田坊 (ガロ)/ からす天狗 (ガロ)/ とんずら/ 青坊主/ 般若 (ガロ)/ おとろし (ガロ)
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狂骨 (最新)
(きょうこつ)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」他
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。夜行さん率いる百鬼夜行衆の一人でもある。
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行者
(ぎょうじゃ)
登場作品:「太古の秘密」
シリーズ:鬼太郎挑戦シリーズ
水木しげる邸の近所に住んでいる行者。九尾の狐に魅入られた水木から相談を受け、「山鳥の尾の符の十三揃いの輪と神鏡」を貸し与えて相手を殺すよう指示。しかし水木が失敗したため、自ら樹海にある九尾の狐のアジトへ乗り込んだ。
神との中継ぎの立場にあるため、自分の言葉に背いた者は神に背いたものとして殺してしまう。水木も九尾の狐を殺し損ねたため、命を狙われる羽目になった。
自らの性器を棒状にして相手の内臓を刺す「マラ刀」という武器を持っているが、九尾の狐の「マラ切り殺し」にやられ、出血多量で息絶えた。
香車
(きょうしゃ)
登場作品:「妖怪王将戦」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
玉が率いる将棋軍団の一員。凄まじい勢いで突進し、ぬりかべの体に穴を開けた。
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刑部狸
(ぎょうぶだぬき)
登場作品:「妖怪獣」
シリーズ:少年マガジン
封印を解かれて蘇った八百八狸のボス。自分達を封印できないよう鬼太郎に呪いをかけ、さらに妖力で蛟龍やなまずを操り、武力を用いて日本の政権を獲得した。
地上を美人と狸だけが暮らすたぬき王国に変えようと企んだが、目玉親父とねずみ男の手で再び封印された。
→かなめ石/ 八百八狸/ 蛟龍/ なまず/ 団三郎狸/ 日本髪狸/ シルクハット狸/ 第二の月
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恐竜
(きょうりゅう)
登場作品:「毛羽毛現」
シリーズ:少年マガジン
毛羽毛現が子供の魂を恐竜の化石に入れて復活させたもの。毛羽毛現に操られており、号令一つで群れで押し寄せてくる。
魂が子供達に返されたため、元の化石に戻った。
玉
(ぎょく)
登場作品:「妖怪王将戦」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
大陸から渡ってきた将棋の精で、またの名を「王将」という。悪さをしたため大仙人によって壺に封じ込められたが、ねずみ男に解き放たれて再び暴れだした。
将棋の駒の形をした妖怪を配下に持つが、自身は火の玉のような姿で、触れたものは何でも吸い込んでしまう。
油すましと妖怪将棋をおこない勝利したが、油になったところを燃やそうとして、逆に体内に吸い込まれた。しかしまだ死んではいなかったため、今度は元の壺に吐き出され、コンクリートの中に閉じ込められた。
→王将/ 角/ 大仙人/ と/ 銀将/ 飛車/ 歩/ 将棋軍団/ 香車/ 桂馬/ 油すまし (新編/地獄)
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巨大なぬっぺらぼう
(きょだいなぬっぺらぼう)
登場作品:「朝鮮魔法」
シリーズ:少年マガジン
ぬっぺらぼうの四人目の兄弟。生まれながらの奇形で、姿が見えない上に体も大きい。家を踏み潰し、ぬりかべの腹に穴を開けるほどの力の持ち主だが、鬼太郎が呼び寄せた朝鮮ヒルの群れに血を吸われて息絶えた。
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巨大な鼻
(きょだいなはな)
登場作品:「ダイダラボッチ」
シリーズ:週刊少年サンデー
ダイダラボッチ教の一族によって封印を解かれたダイダラボッチの鼻。秩父の山中から飛び出し、驚いた炭焼きおじさんの口に一キロはあろうかという鼻糞を落として昏倒させた。
→大きな口/ 大目玉/ ダイダラボッチ/ ダイダラボッチの脳/ 胴体/ ボッチさまのおみ足/ 黒人/ 手 (サン)
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巨大な虫
(きょだいなむし)
登場作品:「月の妖怪・桂男」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
桂男が巨大化させた虫。ハエやハチ、カブトムシなど内容は多種多様で、集団で東京をパニックに陥れた。
夜になると活動を停止する。
霧の中のジョニー
(きりのなかのじょにー)
登場作品:「霧の中のジョニー」
シリーズ:貸本
終戦のどさくさに紛れて日本にやってきた吸血鬼。ギターの魔力で相手を引き付けることができ、その手口を使って多くの美女を餌食にしてきた。霧ヶ岳に構えた別荘を根城に池田総理の血を狙ったため、総理に雇われた鬼太郎と敵対することになる。
鬼太郎をギターで催眠状態にしてさらい、肉体を溶かす注射液で溶かしたが、それでもなお生命を保っていた鬼太郎のしゃれこうべに翻弄される。そしてしゃれこうべに入り込んでいた目玉親父と、秘書として雇われていたねずみ男の活躍により、最後は別荘ごと燃やされて焼け死んだ。
→パラガヨス王/ 吸血こうもり (貸本)/ エリート (マガ)
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金色の髪の地獄の鬼
(きんいろのかみのじごくのおに)
登場作品:「鬼太郎の地獄めぐり」
シリーズ:単発
叫喚地獄にいる鬼。髪は金色で赤い衣をまとい、目から火を吹く。また風のように速く走ることもでき、大鍋で亡者達を何度も煮る。
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金蚕虫
(きんさんちゅう)
登場作品:「妖怪危機一髪」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
女夜叉がヒ一族を作る際に用いた毒虫。何十年も箱の中に閉じ込められていたため、女夜叉を恨んでおり、毛目玉に解放されるとすぐさま女夜叉の体内に潜り込んで命を奪った。
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銀将
(ぎんしょう)
登場作品:「妖怪王将戦」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
玉が率いる将棋軍団の一員。特に目立った活躍をすることもなく、捕虜として捕えられた。
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