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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典 (現在の登録数:1310) |
編集者:雪達磨 |
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ベールゼブブ
(べーるぜぶぶ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
サタンに仕える八人の死神の一人で、衆合地獄を支配している。普段は巨大なハエの姿をしているが、無数の毒バエに分身して相手に襲いかかり、窒息死させることもできる。
極楽鳥や子供達に騙されて巨大なハエ取り紙に捕まり、そのまま焼き殺された。
→サタン/ アスタロト/ エリゴル/ ブラックエンゼル/ プルトー/ フルフル/ モロク/ ゲホール/ ルキフェル (死神)
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ベーレンホイターの女
(べーれんほいたーのおんな)
登場作品:「鬼太郎と妖怪大相撲の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
鬼太郎を倒すためボゼが仕組んだ相撲大会に、観戦に訪れた妖怪の一人。頭の天辺に突起の付いた、一つ目の姿をしている。
元は水木しげるの短編「ベーレンホイターの女」に登場するサイボーグである。
→大海獣 (国盗り)/ 野づち (国盗り)/ 雪ん子 (国盗り)/ 倉ぼっこ (国盗り)/ だるま商事の社員 (国盗り)/ だるま商事の客 (国盗り)
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ベアード (旅行)
(べあーど)
登場作品:「ベアード」
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
イギリスに落ちた巨大隕石に隠されているロケットで宇宙旅行をしようと考え、イギリスにやってきたアメリカの妖怪。雲の中に潜み、隕石に近付く研究者を睨みつけて目眩を起こさせていた。
事件を解決するために住み家の古城を訪れた鬼太郎達を襲い、振り子の刃でギタギタに切り裂こうとしたが、子なきじじいに動きを封じられ、逆にギタギタにされた。しかし真っ二つにされても生きていたため、双方の視線で昏倒したところを炎で焼かれてようやく倒された。
ベアード (国盗り)
(ベアード)
登場作品:「鬼太郎と妖怪大相撲の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
鬼太郎を倒すためボゼが仕組んだ相撲大会に参加した妖怪の一人。ひひともどもムーに雇われており、見合った際にやぶにらみ催眠術をかける、触手でこっそり相手の心臓を刺すなど、卑怯な手で決勝まで進み、目的の鬼太郎とぶつかった。しかし体格の差を生かした鬼太郎の戦法に翻弄され、どうにか催眠術をかけて止めを刺そうとするも、逆に一本背負いを喰らって敗北した。
なお、相撲中はしっかり回しを締め、ニョキニョキ手足を生やすという、相当珍しい姿が見られた。
→百目 (国盗り)/ 朱の盆/ ひひ/ 水虎 (「鬼太郎と妖怪大相撲の巻」)/ ボゼ/ 見上げ入道 (国盗り)
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ベアード (ベト)
(べあーど)
登場作品:「ゲバラ、ベトナムに現る!!」
シリーズ:鬼太郎のベトナム戦記
美女妖怪を探してニューヨークを訪れた目玉親父の前に現れた妖怪。「妖怪大戦争」に登場したものと同じらしいが、「夕方出て来て人の目をくらませ交通事故を起こさせたりする」という妖怪事典そのままの設定になっていた。
特に遺恨を示すこともなく、美女妖怪の居所を素直に教えてくれた。
ベアード (「妖怪ラリー」)
(べあーど)
登場作品:「妖怪ラリー」
シリーズ:少年マガジン
佐渡島でおこなわれた世界妖怪ラリーに、アメリカ代表として出場した妖怪。横暴な性格で、海坊主の子供をはねても謝ろうともせず、鬼太郎にたしなめられると、「自動車がきたらよけるのが常識じゃないか」と逆ギレした。
レースでは先を越されそうになると眼力で相手に目眩を起こさせ、鬼太郎に対してはウイスキーの瓶を投げて車を炎上させたりもした。反則の嵐の上に、むち打ち症になってまでがんばったが、結果はグレムリンに続く三着であり、不平を漏らしたところで審判長の赤舌に怒られ、慌てて謝った。
→魔女 (「妖怪ラリー」)/ フランケン (「妖怪ラリー」)/ 狼男 (「妖怪ラリー」)/ 海坊主の子ども/ 赤舌 (マガ)/ グレムリン (マガ)/ 水虎 (「妖怪ラリー」)
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ベアード (妖怪ロッキード)
(べあーど)
登場作品:「妖怪ロッキード」
シリーズ:単発
催眠術をかけられた鬼太郎を助けるため、目玉親父が呼んできた月の妖怪。その眼力で逆催眠をかけて鬼太郎を正気に戻し、魔女製リモコン装置を焼却。また探照燈のような光を発して大魔女達の目を眩ませるなど大活躍した。
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兵太
(へいた)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
北海道に住む十三歳のアイヌの少年。サタンからユニコンの鏡を取り戻すようパウチに頼まれて、十一人の仲間や水木しげるとともに、霊となって地獄へ向かった。
頭が切れ、仲間内ではリーダー的存在といえる。鬼太郎や極楽鳥の助けを借りて鏡を取り戻した後は、一同の代表としてそれを大日如来に手渡した。
→カラス/ 章吉/ サチコ/ 勇次郎/ 彦次/ チヨ/ 善平/ アヤ/ ズル/ ハナコ (死神)/ 友治/ 水木しげる/ 鬼太郎 (死神)
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ペケペケ
(ぺけぺけ)
登場作品:「母を求めて地獄旅」
シリーズ:鬼太郎地獄編
ねずみ男の故里での呼び名で、南方語で「クソ」という意味がある。「ねずみ男」というのは本来「ねずみ男族」で、ニュアンスは「日本人」などと同じであり、「ペケペケ」というのがねずみ男の正式な個人名になるらしい。
三百年前に不思議な石枕をいじって人間界に行ったため、長い間行方不明者として扱われていた。
臍曲
(へそまがり)
登場作品:「海坊主先生」
シリーズ:単発
東大から大学院へと進み、生物学博士となった男。さらなる頂点を求めて老博士の発明した進化薬を飲み、海坊主になってしまった。
→海坊主先生/ 海坊主 (「海坊主先生」)/ 尚子/ 悦子
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ベトコンの大入道
(べとこんのおおにゅうどう)
登場作品:「血ぬられたサイゴンへの道」
シリーズ:鬼太郎のベトナム戦記
サイゴンへ向かう解放軍を米軍から守るため、妖怪作戦と称して鬼太郎が出した大入道。ただし姿は見上げ入道そのものである。幻覚なのか本物が出てきたのかは定かではないが、米軍に発砲されるとすぐに消え失せた。
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ベトナムのおばけ
(べとなむのおばけ)
登場作品:「鬼太郎サイゴンへ行く」
シリーズ:鬼太郎のベトナム戦記
ベトナムのジャングルに住む妖怪達。全員が出撃したディエンビエンフーの戦いの疲れで眠っていたが、今度はベトナム戦争が起きたため、鬼太郎に言われて再び出撃した。
米軍のヘリを次々と墜落させ、敵の戦術核ロケット「デビー・クロケット」から飛び出し、現地の司令官を脅迫して大統領に和平声明を要求したが、ジョンソン大統領がそれに応じた日がエイプリル・フールだったため、米軍との本格的な戦いが始まることとなった。
べとべとさん (霊団)
(べとべとさん)
登場作品:「阿部の奉連想」
シリーズ:鬼太郎霊団
鬼太郎霊団の一員。半透明の体を持ち、空気のように掴み所がない。襲いかかった大入道も掴むことができず、その場に転倒してしまった。
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べとべとさん (マガ)
(べとべとさん)
登場作品:「妖怪大戦争」
シリーズ:少年マガジン
鬼太郎が出した新聞広告を見て多磨霊園に集まった妖怪の一人。現在の半透明の口のようなデザインとは異なり、丸い塊に毛が生えた姿で、横に裂けた溝の中に目のようなものが見える。週刊少年マガジンに掲載された「日本の大妖怪」内「深夜の墓場にあつまる妖怪たち」からの流用キャラクターと思われる。
→多磨霊園に集まった妖怪/ 一反もめん (マガ)/ 砂かけばばあ (マガ)/ 子なきじじい (マガ)/ ぬりかべ (マガ)/ そで引き小僧 (マガ)/ 土ころび (「妖怪大戦争」)/ すねこすり/ オバケのQ太郎/ かっぱ (「妖怪大戦争」)
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ペナンガラン (新編)
(ぺなんがらん)
登場作品:「ペナンガラン」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
東南アジアの妖怪で、毛の塊に口だけが付いたような姿をしている。鏡獅子の中にヤドカリのように住み付き、三百年前に日本で悪事を働いたが、魔除けの札を貼られて封じ込められた。しかし現代になって泥棒に札を剥がされて復活し、老人の孫娘をさらった上、銀行強盗までおこなった。
鏡獅子のまま鬼太郎と戦ったが、指鉄砲で眉間を割られて外に飛び出し、リモコン下駄の攻撃を受けて失神した。
→鏡獅子
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ペナンガラン (マガ)
(ぺなんがらん)
登場作品:「血戦小笠原」
シリーズ:少年マガジン
ドラキュラに誘われて恐山の妖怪血液銀行を襲った南方の吸血妖怪の一人。空飛ぶ胃袋のような姿をしており、ガランガランと音を立てて飛びかかってくる。砂かけばばあの目潰しを受け、岩に頭をぶつけて気絶した。
その後、胃の中にあった血は、ミイラになっていた鬼太郎を助けるために利用されることになる。
→アササボンサン/ ランスブィル/ ドラキュラ博士/ シナ夜叉
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へび (マガ)
(へび)
登場作品:「妖怪城」
シリーズ:少年マガジン
鬼太郎が胃の中で飼っている縞模様の蛇。「げーっ」と口から吐き出されて相手に飛びついたり、手錠の代わりに手を縛り上げたりする。
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ヘビ (最新)
(へび)
登場作品:「妖怪以津真天,悪魔の契約の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎の胃で飼われている蛇。胃液でも溶けない強力なもので、体内に飛び込んできた以津真天の魂を襲った。
頭に鬼太郎の魂と思しきものを乗せている。
へび女
(へびおんな)
登場作品:「ドラキュラ親分」
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
妖怪島の別荘に集う妖怪の一人。「週刊少年マガジン」に掲載された「全妖怪びっくり世界地図」を見る限りでは、胴体がヘビになっているはずだが、劇中では確認できない。
→双頭のミイラ妖怪/ 地下の魔王さま/ ドラキュラ親分/ 妖怪島の妖怪/ 半魚人 (旅行)/ 一つ目巨人 (旅行)/ すな男 (旅行)/ フランケンシュタイン (旅行)/ 魔女 (「妖怪七人の侍」)/ 死に神 (旅行)/ おおかみ男 (「妖怪七人の侍」)/ ゆうれい騎士/ ラークサーハ/ 水鬼/ おどるがいこつ/ 魔女ゴーゴン (旅行)/ こうもり人間 (旅行)/ ジキル博士 (旅行)/ 死霊使いの女 (旅行)
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ベヘモト
(べへもと)
登場作品:「UFOの秘密」
シリーズ:鬼太郎挑戦シリーズ
インカの山中に住むベルゼブブの友人。ゾウのような頭を持った悪魔で、鬼太郎を地下世界へ送り込むため太古の魔方陣を作動させた。
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ベリアル
(べりある)
登場作品:「悪魔ベリアル」
シリーズ:少年マガジン
明治元年、商人に紛れてポルトガルから日本にやってきた悪魔。からす天狗によってやさかりの赤玉に魔力を封じられていたが、ねずみ男が玉を壊したため復活し、からす天狗への復讐を果たした。
どんな品物でも魔法で取り出せる他、髪をアンテナのように立てて敵の情報を探ったり、凄まじい雷を落としたりと、様々な魔力を発揮する。さらに体を目口耳手足に分解してそれぞれを百倍にし、肉塊の群れとなって攻撃するという戦法で妖怪アパートに攻め込んできた。
鬼太郎に各パーツの中から本物を見抜かれ、指鉄砲で撃ち抜かれて死んだ。
→ベリアルの悪霊/ 博士/ からす天狗 (マガ)
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ベリアルの悪霊
(べりあるのあくりょう)
登場作品:「透明人間」
シリーズ:新ゲゲゲの鬼太郎
七年前鬼太郎に倒されたベリアルの魂。封じ石によって封印されていたが、ねずみ男に石を動かされて復活した。
ねずみ男から姿を奪って入り込み、鬼太郎に毛針で磔にされると今度は鬼太郎を襲撃。その体内に入り込んで占領しようとしたが、魂を体内に封じ込めて殺す「霊魂四の字固め」別名「満腹殺し」という技によって倒された。
ベルゼブブ
(べるぜぶぶ)
登場作品:「UFOの秘密」
シリーズ:鬼太郎挑戦シリーズ
UFO人に倒された鬼太郎を助けるため、目玉親父が中近東から呼んだ悪魔。巨大なハエの姿をしており、「金しばりコンクリートづめ法」で相手をコンクリート詰めにする。
鬼太郎が再度UFO人に殺されそうになった時は、相手の光線を跳ね返す雲外鏡を手に持って壁となり、そのピンチを救った。
便器
(べんき)
登場作品:「出現! 妖怪総大将の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
大阪で人を二人飲み込んだ便器。妖怪に操られていたのか、それとも便器自身が妖怪だったのかは、よく分からない。
→ハンバーガー/ うどん/ ジャガイモ/ カニ料理屋の看板/ 水
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変生王
(へんじょうおう)
登場作品:「鬼太郎の地獄めぐり」
シリーズ:単発
死後の世界で亡者を裁く王の一人。閻魔大王の次に控えている。
→五官王/ 宗帝王/ 泰山王/ 閻魔大王 (「鬼太郎の地獄めぐり」)
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