戻る | |
ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典 (現在の登録数:1310) |
編集者:雪達磨 |
や |
八百比丘尼
(やおびくに)
登場作品:「おそろしい八百比丘尼の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
ムーに協力して鬼太郎を亡き者にしようとした老婆の妖怪。その報酬は地上の支配権だったようである。
人魚の肉を食べて八百年も生きている古強者で、サギ娘に化けて鬼太郎達を騙し、眠らせて呪文で魂と肉体を分離させた。さらにその肉体に経文を書き記すことで魂を戻れなくし、実質死んだも同然の状態にした。
その後鬼太郎が復活すると、手鏡から発する光や長く伸びる爪、鳥もちのような痰などを駆使して戦い、体を溶かす薬で止めを刺そうとしたが、カメレオン舌で薬を奪われて逆に体にかけられ、溶かされてしまった。
ヤカンズル (サン)
(やかんずる)
登場作品:「悪魔ブエル」
シリーズ:週刊少年サンデー
別世界に胃袋を持つ大食い妖怪。首の先には頭がなく、ラッパ状の巨大な口だけが付いており、あらゆるものを食らい尽くす。天の岩戸に閉じ込められていたが、悪魔ブエルの呼び出した五十個軍団の悪魔を倒すため、鬼太郎によって解き放たれた。
悪魔を平らげた後は町へ出て人間やらバスやらを食べたが、責任を取るべく自ら体内に飛び込んだ鬼太郎親子にコントロールされて、元の場所へ帰った。その後鬼太郎親子が体内からヤカンズルを殺して戻ってくるまで、少なくとも七年はかかったようである。
→悪魔ブエル/ 五十個軍団の悪魔/ 鬼太郎 (サン)/ 目玉 (サン)
[←先頭へ]
ヤカンヅル (最新)
(やかんづる)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。「悪魔ブエル」に登場した大食い妖怪ではなく、妖怪画にある巨大な薬缶の方である。
[←先頭へ]
役使鬼
(やくしき)
登場作品:「血戦三途の川」
シリーズ:鬼太郎地獄編
奪衣婆に呼び出された十鬼の一人。十人いる内のどれを指しているのかはよく分からない。
→十鬼/ 怪鬼/ 蠱毒鬼/ 伝送鬼/ 涙鬼/ 魎鬼/ 視S/ 餓鬼 (「血戦三途の川」)/ 魃鬼/ 魅鬼
[←先頭へ]
野狐
(やこ)
登場作品:「天狐」
シリーズ:少年マガジン
地下に王城を構える妖狐族の中で、最も階級の低い狐達のこと。化けることすらできない。
→天狐/ 空狐/ 気狐/ 妖狐/ 九尾のきつね (「天狐」)
[←先頭へ]
夜行さん (地獄)
(やこうさん)
登場作品:「最後の出会い」
シリーズ:鬼太郎地獄編
餓鬼道の塔に住む一つ目の妖怪。餓鬼達の食事を用意する他、現世とあの世を行き来して、妖怪と人間の結婚なども取り締まっている。
首のない馬に乗り、大鎌や鋼の鞭で攻撃してくる。また鎧のような鉄の皮膚を持っているため、鬼太郎の毛針や指鉄砲も歯が立たない。
高速で回転して体にしがみついた鬼太郎を昏倒させ、とどめを刺そうとしたが、唯一鉄で覆われていない踵から髪の毛を刺し込まれ、心臓に到達されて気を失った。
→夜行さんの部下/ 馬/ 餓鬼 (「最後の出会い」)/ 手 (地獄)
[←先頭へ]
夜行さんの部下
(やこうさんのぶか)
登場作品:「最後の出会い」
シリーズ:鬼太郎地獄編
夜行さんが率いている一つ目の鬼の集団。その姿は水木しげる氏の妖怪画にある「夜行さん」そっくりである。
手に手に鎌を持ち、攻め込んできた鬼太郎達を迎え撃ったが、鬼太郎の仲間達に全滅させられた。
やし落とし
(やしおとし)
登場作品:「妖怪軍団」
シリーズ:少年マガジン
南方の植物妖怪で、日本にやってきた妖怪解放軍の一員。頭にヤシの木が生えており、相手の脳天に硬い実を落として気絶させる。また木を操り、枝や根で相手を縛り上げる戦法を取る。
正体は木の根っ子のような怪物で、火に弱く、鬼太郎の呼び寄せたつるべ火に焼かれて倒された。
夜叉 (最新)
(やしゃ)
登場作品:「再生妖怪軍団の反撃! の巻」他
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
妖怪香呂に火を点けたことで蘇った妖怪の一人。他の妖怪達とともに鬼太郎を襲ったが、おどろおどろと衝突して絡まってしまった。
また「霊界ビデオの逆襲! の巻」でも、鬼太郎の生い立ちの映像の中に、過去の一コマとして登場する。
→たんたん坊 (最新)/ おりたたみ入道 (最新)/ ネコ仙人 (最新)/ かまなり (最新)/ 白山坊 (最新)/ ぶるぶる (最新)/ 水虎 (「再生妖怪軍団の反撃! の巻」)/ 二口女 (最新)/ うぶめ (最新)/ 雪女 (最新)/ 輪入道 (「再生妖怪軍団の反撃! の巻」)/ 雪ん子 (最新)/ 天邪鬼 (最新)/ 赤舌 (最新)/ おどろおどろ (最新)/ 夜叉一族/ 夜叉姫/ ゾウ夜叉/ トラ夜叉/ クマ夜叉/ タカ夜叉/ 雪男 (「再生妖怪軍団の反撃! の巻」)/ 夜叉 (マガ)
[←先頭へ]
夜叉 (マガ)
(やしゃ)
登場作品:「夜叉」
シリーズ:少年マガジン
中国からやってきた変幻自在の妖怪。普段は人の姿をしているが、本体は髪の毛の方で、歯や胃を持たないため、人間の魂を食べて生きている。麻薬的な力を持つギターを奏でて相手を夢遊状態にすることができ、鬼太郎もこれに引っかかって魂を奪われてしまった。
最後は髪の毛の正体を現して鬼太郎を襲ったが、目玉親父にマッチで火をつけられて燃え尽きた。
→夜叉 (貸本)/ 夜叉 (最新)/ 夜叉一族/ 夜叉姫/ ゾウ夜叉/ トラ夜叉/ クマ夜叉/ タカ夜叉
[←先頭へ]
夜叉 (貸本)
(やしゃ)
登場作品:「下宿屋」「あう時はいつも死人」
シリーズ:貸本
千年前に中国から渡ってきた吸血鬼。体が毛の塊になっており、人間を襲ってはその毛で血を吸い取り殺してしまう。 日本に来た後はなぜか屍となって墓に埋められていたが、理学博士・有馬凡に掘り起こされて復活。人目につく姿をしているため、鬼太郎の魂を奪って召使いにし、人間を死に追いやりあるいは魅了する「ガイコツ節」をバイオリンつきで歌わせて、大阪で獲物を集めていた。
その後刑事に嗅ぎつけられたため東京へ移転。下宿人の血を目当てに下宿屋を開業するも、同じ獲物を巡って魔人ドラキュラの四代目と争いになり、もつれ合って丸い玉のようになって死んでしまった。
→魔人ドラキュラの四代目/ 鬼太郎のタマシイ/ 牛鬼 (ガロ)/ おどろおどろ (「おどろおどろ対吸血鬼」)/ 夜叉 (マガ)
[←先頭へ]
夜叉一族
(やしゃいちぞく)
登場作品:「霊界ビデオの逆襲! の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
夜叉姫を首領とする夜叉の一族。かつて鬼太郎に倒された夜叉の甥や姪に当たるようで、死に神から墓石カプセルを盗み出し、妖怪ビデオに仕立てて人間達から魂を奪っていた。
夜叉同様、本体は髪の毛だけの存在である。合体して夜叉獣となり鬼太郎を襲ったが、逆に返り討ちに遭った。
→夜叉 (最新)/ 夜叉姫/ 妖怪ビデオ/ ゾウ夜叉/ トラ夜叉/ クマ夜叉/ タカ夜叉/ 夜叉獣/ 夜叉 (マガ)
[←先頭へ]
夜叉神さま
(やしゃがみさま)
登場作品:「妖怪危機一髪」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
→女夜叉
[←先頭へ]
夜叉獣
(やしゃじゅう)
登場作品:「霊界ビデオの逆襲! の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
夜叉一族が合体して誕生した巨大な髪の毛の妖怪。鬼太郎を飲み込んだが、内側から最大パワーの妖怪原子炉で攻撃され、弾け飛んだ。
→夜叉姫/ 夜叉一族/ ゾウ夜叉/ トラ夜叉/ クマ夜叉/ タカ夜叉
[←先頭へ]
夜叉姫
(やしゃひめ)
登場作品:「霊界ビデオの逆襲! の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
夜叉一族を統べる女妖怪。レンタルビデオショップの店長として妖怪ビデオを人間に貸し出し、魂を集めていた。
一族の中では、唯一の黒髪の持ち主でもある。
→夜叉 (最新)/ 夜叉一族/ 妖怪ビデオ/ ゾウ夜叉/ トラ夜叉/ クマ夜叉/ タカ夜叉/ 夜叉獣/ 夜叉 (マガ)
[←先頭へ]
家獣
(やじゅう)
登場作品:「家獣」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
一本足の付いた家そっくりの妖怪。魔女裁判の時に西洋から逃げて日本に渡ってきたらしく、頭の煙突から言葉の代わりに出す煙の文字は英語になっている。人間をドアの口から吸い込み、体内の家具や壁で襲って消化してしまう。
鬼太郎にゲゲゲの森へおびき出され、妖怪ヅタの餌食になった。
→妖怪ヅタ
[←先頭へ]
安
(やす)
登場作品:「野球の巻(野球狂の巻)」
シリーズ:スポーツ狂時代
墓の下高校の野球部の一人。一応人間だが、恐怖心を感じると姿が消えてしまう奇病にかかっているため、お化けに近いということで入学を許可された。
実は八百長野球で資金を稼いでいた山川組の回し者だったが、父親を犠牲にしてまで野球のために尽くす鬼太郎に心を打たれ改心した。
→墓の下高校の野球部/ モンロー先生/ 猫娘 (スポ)/ なまはげ (スポ)
[←先頭へ]
ヤドカリマンモス
(やどかりまんもす)
登場作品:「怒りくるう地下マンモスの巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
地下世界に住むカニに似た巨大な怪物。ブルドーザーのような力を持ち、その通った跡はローラーで伸されたようになる。
歯痛殿下に飼われており、捕えられた鬼太郎を集団で襲ったが、油を撒かれて燃やされ、全滅した。
柳田国男
(やなぎたくにお)
登場作品:「野球の巻(野球狂の巻)」
シリーズ:スポーツ狂時代
お化けに理解を示す民俗学者。当然ながら故人であり、墓の下高校に集うお化けの一人である。
ぬらりひょん校長らと結託してお化けの国を作ろうとしていたが、鬼太郎にあの世へ連れて行かれた。
→墓の下高校の妖怪/ 墓の下高校の野球部/ モンロー先生/ ぬらりひょん (スポ)/ なまはげ (スポ)
[←先頭へ]
家鳴
(やなり)
登場作品:「出現! 妖怪総大将の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
全国各地で続発する奇妙な事件を解決するために、鬼太郎に協力した妖怪の一人。砂かけばばあ達と九州に行き、水と戦った。
→水
[←先頭へ]
山うば
(やまうば)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。「ファラオの呪い」にかかった鬼太郎を助けるため、ニタッウナルベのもとへ行くよう提案した。
[←先頭へ]
山鬼 (マガ)
(やまおに)
登場作品:「妖怪大裁判」
シリーズ:少年マガジン
百々じじいに手を貸した妖怪の一人。裁判の傍聴席で騒いだ後は、他の妖怪達とともに鬼太郎を襲った。
[←先頭へ]
山鬼 (新編)
(やまおに)
登場作品:「吹消婆」「煙羅煙羅」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎の仲間の妖怪。プロレス観戦シーンとねずみ男の処刑シーンで姿が確認できる。
[←先頭へ]
山鬼 (死神)
(やまおに)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。初登場のコマでは体毛が思い切り省略されて、何やらブタのような顔になっていた。
[←先頭へ]
山神 (死神)
(やまがみ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。「大妖怪ショッキング画報」にある老婆の顔を浮かべた炎の妖怪で、現在の水木妖怪画では「姥が火」として使われている。
なお、ゲホールとは関係ない。
山神 (新編)
(やまがみ)
登場作品:「豆腐小僧」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
山の神。豆腐小僧を従えており、彼らが悪さをして鬼太郎に倒されそうになったため、交渉しに現れた。腹の中をきれいにする「カビ落とし」という豆腐を持っている。
→豆腐小僧
[←先頭へ]
やまこ
(やまこ)
登場作品:「竹切り狸」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
竹切り狸が鬼太郎の妖力を探るため、そそのかして差し向けた妖怪。竹切り狸の作った竹馬に乗っており、それで石を蹴り飛ばして攻撃してくる。しかしやまこ自身は口から葉っぱを吹き出して盾にする程度の能力しかないらしく、目玉親父も「そんなに恐れる相手ではない」と言っている。
鬼太郎の髪の毛投げに敗れ、その後利用されたことを知って竹切り狸に歯向かい、睾丸の中に吸い取られた。
→竹切り狸
[←先頭へ]
山こぞう
(やまこぞう)
登場作品:「鏡合戦」他
シリーズ:少年マガジン
鬼太郎の仲間の一人。大きな藁の笠をかぶった出っ歯の妖怪で、登場する話によって一つ目だったり二つ目だったり、名前も「山こぞう」だったり「山びこ」だったりする。
出番は多く、一応レギュラーメンバーと言っても差し支えないが、見せ場や能力がまったく披露されてないため、かなり地味な存在になっている。
→山びこ (ベト)/ 油すまし (「蓮華王国」)/ 山びこ (マガ)
[←先頭へ]
山爺 (マガ)
(やまじじい)
登場作品:「妖怪大裁判」
シリーズ:少年マガジン
百々じじいに手を貸した妖怪の一人。裁判の傍聴席で騒いだ後は、他の妖怪達とともに鬼太郎を襲った。
[←先頭へ]
山爺 (続ゲ)
(やまじじい)
登場作品:「貧乏劇画家」
シリーズ:続ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎家に伝わる家宝のペン先で描かれた山爺が、紙から抜け出したもの。顔を舐め回すだけの一つ目小僧よりも凶暴なのか、こちらは頭をゴリゴリと齧ってくる。
やはり火に弱い。
山じじい (死神)
(やまじじい)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。一つ目で、口が片側にのみ大きく裂けた異様な顔をしている。ただし「大妖怪ショッキング画報」にあるものと、このデザインを簡略化させた鱈子唇のものの二種類が一気に登場しているため、なかなかややこしい。
[←先頭へ]
山田 (マガ)
(やまだ)
登場作品:「ぬらりひょん」
シリーズ:少年マガジン
ぬらりひょんが人間のふりをする際に使っていた名。
→蛇骨ばばあ (「ぬらりひょん」)/ ぬらりひょん (マガ)
[←先頭へ]
山田 (続ゲ)
(やまだ)
登場作品:「貧乏くじ」
シリーズ:続ゲゲゲの鬼太郎
聖徳太子そっくりの青年。一年もの間就職できずにいたが、ようやく死の公務員の助手という職を得た。
その顔からねずみ男の金儲けのネタにされ、さらに酒に酔って死の公務員のことを話したため、交通事故という形で死んでしまった。
山田一郎
(やまだいちろう)
登場作品:「ないしょの話」
シリーズ:貸本
青森大学でクジラの研究をする天才学生。鯨神(ゼウグロドン)研究のためニューギニアへの探検隊に参加したが、彼を妬んでいたもう一人の天才学生・村岡花夫に鯨神の血液を注射され、鯨神になってしまう。
→鯨神/ 鯨神になった山田一郎
[←先頭へ]
山田十兵衛
(やまだじゅうべえ)
登場作品:「猫娘」
シリーズ:続ゲゲゲの鬼太郎
江戸末期の贋金作りの名人の霊魂。一枚だけ使って打ち首になったため、千両箱に入った残りを使うよう、ねずみ男に霊界電話で頼んできた。
贋金であることを知らなかったねずみ男は、その金を骨董品屋に売って逮捕されたが、すべては猫娘に依頼された始末屋の起こしたことだった。――というのは実は見せかけで、ねずみ男は最初からすべてを知っていたようである。
山田二世
(やまだにせい)
登場作品:「魔女ロンロン」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
魔女ロンロンが山田少年そっくりの人形に山田の髪の毛を入れて作ったもの。魔女ロンロンに操られており、スーパーで金を奪って魔女ロンロンに届けた。
[←先頭へ]
山田海姫
(やまだみき)
登場作品:「鬼道衆」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
子供のいない山田夫婦に海岸で拾われ育てられた少女。その正体は女王人魚で、足には所々に鱗が生えている。自分を人間だと思い込んでいたが、十五歳になって人魚の肉を狙う鬼道衆に襲われたのをきっかけに真実を知り、思い悩むことになる。
人魚の姿にならなければ肉の効果がないため、人魚になるよう鬼巫女に拷問されるが、頑なに拒み続けた。しかし火に囲まれた鬼太郎のピンチを救うため、最後は自ら進んで人魚となり、鬼巫女を倒した後で海へと帰っていった。
山田老人
(やまだろうじん)
登場作品:「モウリョウ」
シリーズ:少年マガジン
半年前に死に、土葬にされた老人の死体。モウリョウに乗り移られ、餓鬼のような姿で墓地をさまよい、新しい死体を掘り起こしていた。つるべ火に燃やされて灰になった。
[←先頭へ]
山天狗
(やまてんぐ)
登場作品:「木の子」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
森に住む大きな天狗で、モモコを鬼太郎から守ろうとする木の子に呼ばれて姿を現した。無数の石礫を飛ばす「天狗つぶて」や大木を倒す「天狗だおし」、鼻から飛ばす「鼻毛針」といった術を使い鬼太郎と戦ったが、すべては報酬としてモモコの生き胆を奪うためだった。
鬼太郎の指鉄砲とリモコン下駄で目鼻を塞がれ降参した。
→木の子
[←先頭へ]
山びこ (サン)
(やまびこ)
登場作品:「釜なり」「傘化け」他
シリーズ:週刊少年サンデー
妖怪アパートに住む妖怪の一人。若返りマッサージなるものができるようで、風呂敷状に膨張した目玉親父を元の姿に戻した。また、傘化けに頭の天辺を切断されるという猟奇的な見せ場もあった。
→髪切り (サン)/ あかなめ (「釜なり」他)/ 小豆とぎ (サン)/ 天井なめ (サン)/ 牛鬼 (サン)/ つるべ火 (サン)/ 釣瓶落とし (サン)/ 網切り (サン)/ 山びこ (ベト)/ 山びこ (マガ)
[←先頭へ]
山びこ (死神)
(やまびこ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。基本的には二つ目だが、メキシコから帰って以降はなぜか一つ目になっていた。
[←先頭へ]
山びこ (新編/地獄)
(やまびこ)
登場作品:「妖怪危機一髪」他/「母を求めて地獄旅」他
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎/鬼太郎地獄編
鬼太郎の仲間の妖怪。時おり瞳に光が入るため、顔の印象がよく変わる。また地獄編では前歯が巨大な状態で統一されていた。
→あかなめ (新編)/ 傘化け (新編/地獄)/ 油すまし (新編/地獄)/ 牛鬼 (新編/地獄)/ 山びこ (ベト)/ 油すまし (「蓮華王国」)/ 山びこ (マガ)
[←先頭へ]
山びこ (マガ)
(やまびこ)
登場作品:「妖怪大裁判」
シリーズ:少年マガジン
鬼太郎の仲間の一人。名前のみで姿は出ないが、おそらく「鏡合戦」に登場した山こぞうのことと思われる。
子なきじじいや一反もめんとともに鬼太郎の弁護を引き受けるようだったので、やはりレギュラー陣の一人と見ていいのだろう。
→山こぞう/ 山びこ (ベト)/ 油すまし (「蓮華王国」)/ 山びこ (サン)/ 山びこ (死神)/ 山びこ (新編/地獄)
[←先頭へ]
山びこ (ベト)
(やまびこ)
登場作品:「鬼太郎サイゴンへ行く」他
シリーズ:鬼太郎のベトナム戦記
鬼太郎とともにベトナム戦争に参加した妖怪の一人。「フアオー」と大声でいななき、米兵を驚かして退散させた。また口から霧を吹くこともできる。
→山びこ (新編/地獄)/ 山びこ (死神)/ 山こぞう/ 油すまし (「蓮華王国」)/ 山びこ (マガ)/ 山びこ (サン)/ ねずみ男 (ベト)/ 砂かけ婆 (ベト)/ 子なき爺 (ベト)/ 目玉 (ベト)/ 鬼太郎 (ベト)
[←先頭へ]
山わら
(やまわら)
登場作品:「地獄の妖怪なべの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
山に住む妖怪の一団で、体毛の濃い男の姿をしている。自然破壊によって食べ物を失ったため、山から降りてきて、カニぼうずを鍋にして食べていた。
ねむり粉攻撃で鬼太郎達を捕え、鍋の具にしようとしたが、鬼太郎の熱湯竜巻で吹き飛ばされた。しかしその後は東京でゴミ箱をあさる生活に味を占め、楽しく暮らしているようである。
山童
(やまわろ)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。
[←先頭へ]
やんぼし
(やんぼし)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。夜行さんの右側に描かれている。
[←先頭へ]