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ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大事典 (現在の登録数:1310) |
編集者:雪達磨 |
い |
家主
(いえぬし)
登場作品:「幽霊家主」「立体テレビ」
シリーズ:続ゲゲゲの鬼太郎
もしくは「やぬし」か。
町外れの幽霊屋敷に住む幽霊。勝手に家に住み始めたねずみ男達から家賃を取るため、ねずみ男が魂を抜け出させている間にその肉体を乗っ取った。その後泣きつかれたため給料全額と引き換えに返却したが、どのみちガメツイ性格ではある。
生きた気体
(いきたきたい)
登場作品:「牛鬼」
シリーズ:少年マガジン
牛鬼の本体。生物に寄生して細胞を変化させ、牛鬼に変えることができる。宿主にした生物が死ぬと、近くにいる生物に移るため、長年死ぬことなく生き続けてきた。
鬼太郎に寄生して牛鬼に変えたが、異国の神・迦楼羅によって塚の中に封じられた。
生きた霊
(いきたれい)
登場作品:「怪奇一番勝負」
シリーズ:貸本
文京区にある殺し屋・金田の家の地下室に眠っている孤独な霊。見た目はただの古いミイラだが、将棋を指したり漫画を読んだりできるらしい。金田の留守中、鬼太郎に話し相手になってもらっていたため、勝手に家に上がりこんだ鬼太郎は帰ってきた金田に殺されそうになった。
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異形の者
(いぎょうのもの)
登場作品:「妖怪大裁判」他/「吸血鬼」
シリーズ:少年マガジン/鬼太郎のおばけ旅行
貸本時代の短編作品「異形の者」(後に「死人つき」としてリメイク)に登場する妖怪の群れ。鬼太郎作品ではエキストラとしてしばしば登場している。
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イシス
(いしす)
登場作品:「霊魂爆弾」
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
エジプトの地下の王・オシリスの妻。オシリスがセトに倒されたため、復讐の機会を狙って潜伏していた。目玉親父とともにセトを倒し、その後オシリスの王権を受け継いだ。
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石山妖子
(いしやまようこ)
登場作品:「石妖」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
石妖が美女に化けた時に用いた名前。新聞にも載った。
→石妖
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磯女 (マガ)
(いそおんな)
登場作品:「磯女」
シリーズ:少年マガジン
磯に現れる蛇の体を持った女の妖怪で、普段は海中の洞窟に住んでいる。左腕には赤ん坊が抱えられているが、実はこちらが磯女の本体である。
釣り人をさらったが、鬼太郎に赤ん坊ともども倒された。
磯女(国盗り)
(いそおんな)
登場作品:「謎の怪物とロボット鬼太郎の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
海底にあるムーの基地を落とすため、鬼太郎に集められた海の妖怪の一人。今回は子供は連れてない。
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いそぎんちゃくみたいな化物
(いそぎんちゃくみたいなばけもの)
登場作品:「さらば鬼太郎の巻」
シリーズ:鬼太郎国盗り物語
創造主の体内に棲む寄生虫の一種。イソギンチャクのような姿をしているが、各触手の先端は人間の手首そっくりになっている。
爆弾を仕掛けに来た鬼太郎達の行く手を阻もうとしたが、油の術で油まみれになった油すましを上手く掴めず苦戦している隙に、先に進まれてしまった。
→創造主/ 吸血こうもり (国盗り)/ そうめんみたいなもん/ 丸い針ねずみみたいなもん/ 寄生虫/ 大きな玉みたいなもん
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板鬼
(いたおに)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
「本所七ふしぎ」の刑をおこなうために鬼太郎を襲った妖怪の一人。角の生えた板の姿をしており、拍子木のような音を立てながら忍び寄ってきた。
鬼太郎の指鉄砲を受けて倒された。
→狐者異/ おいてけ堀幽霊/ 雷獣/ 草かまいたち/ 足あらい
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一反木綿 (死神)
(いったんもめん)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。「ファラオの呪い」にかかって浮かんでいた鬼太郎を仲間のもとに運んできた。
→日本の妖怪/ 一反木綿 (旅行)/ 一反もめん (マガ)/ 一反木綿 (サン)
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一反もめん (マガ)
(いったんもめん)
登場作品:「妖怪大戦争」「妖怪獣」他
シリーズ:少年マガジン
長い布の姿をした鬼太郎の仲間の妖怪。初登場した「妖怪大戦争」で魔女との戦いに敗れて死んだが、その後「妖怪獣」で復活。鬼太郎を乗せて空を飛んだり、敵の首に巻きついて絞め殺したり、切断されても水を浴びて蘇ったりと、定番の活躍ぶりを見せた。
その後も鬼太郎の主要な仲間として、しばしば登場している。なお、ねずみ男に言わせるとタカ派であるらしい。
→多磨霊園に集まった妖怪/ 一反木綿 (サン)/ 一反木綿 (旅行)/ 子なきじじい (マガ)/ 砂かけばばあ (マガ)/ ぬりかべ (マガ)/ べとべとさん (マガ)/ そで引き小僧 (マガ)/ 土ころび (「妖怪大戦争」)/ すねこすり/ オバケのQ太郎/ かっぱ (「妖怪大戦争」)/ 一反木綿 (死神)
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一反木綿 (サン)
(いったんもめん)
登場作品:「釜なり」他
シリーズ:週刊少年サンデー
妖怪アパートに住む妖怪の一人。空に逃げようとした釜なりにとどめを刺したのが一番大きな活躍で、あとは専ら鬼太郎の乗り物になっているシーンが大部分である。しかし「ダイダラボッチ」では、ダイダラボッチの鍵に長い尻尾を巻きつけて運ぶという珍しいシーンも見られる。
なお、その飛行速度は赤舌の走行速度よりも遅いらしい。
→ぬりかべ (サン)/ 砂かけばばあ (サン)/ 一反木綿 (旅行)/ 一反もめん (マガ)/ 一反木綿 (死神)
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一反木綿 (旅行)
(いったんもめん)
登場作品:「妖怪大パーティー」他
シリーズ:鬼太郎のおばけ旅行
鬼太郎の仲間。飛行能力を生かした偵察要員としての活躍が多いが、妖怪島ではスパイとして敵地に乗り込んだ挙句捕まってしまい、拷問まで受けていた。
また砂漠を移動中に町を見つけた時の「キャッキャッ」というはしゃぎ声は、その無表情さと相まって印象深いものになっている。
→一反木綿 (サン)/ 一反もめん (マガ)/ 鬼太郎 (旅行)/ 子なきじじい (旅行)/ 一反木綿 (死神)/ 砂かけばばあ (旅行)/ ぬりかべ (旅行)/ 目玉 (旅行)/ ねずみ男 (旅行)
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以津真天
(いつまでん)
登場作品:「妖怪以津真天,悪魔の契約の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
しつこさにかけてはトップクラスの鳥のような妖怪。成績の悪さを理由にクラス一同から馬鹿にされた林田少年に頼まれて、彼のクラス中の生徒を食べ尽くし、その代償として林田の魂と肉体を戴こうとした。
生命力が強いため、たとえ体がバラバラになっても死ぬことはなく、魂に形を与えて動き回ることができる。
以津真天の魂
(いつまでんのたましい)
登場作品:「妖怪以津真天,悪魔の契約の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
鬼太郎の仕掛けた妖怪爆弾を飲み込んでバラバラになった以津真天が、自らの魂に形を与えたもの。小さな以津真天の姿をしており、鬼太郎に襲いかかったが、体内に飛び込んだところを毛針や蛇に襲われて降参し、内臓の掃除係にされた。
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井戸神 (最新)
(いどがみ)
登場作品:「電木妖怪さかばしらの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
井戸に住む鬼太郎の仲間の妖怪。野ぶすまが人間を操っているところを目撃し、根切り虫達を鬼太郎のもとへ送って事件を知らせた。
→野ぶすま
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井戸神 (死神)
(いどがみ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。ピラミッドをバックに立っているが、足の方は幽霊のように処理されていた。
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井戸仙人
(いどせんにん)
登場作品:「妖怪反物」
シリーズ:少年マガジン
千年前、中国から日本に渡ってきた仙人。もとは人間だったが、長年の修行によってメタンガスだけを食べ続けて生活し、妖怪に進化した。日本に来てからは井戸の底に住んでいる。子なきじじいの知り合いでもあり、チーにやられた鬼太郎を助けるため、特別に呼ばれてきた。
中国の妖術に詳しく、また万能ガラス玉という道具で相手の正体を映し出すこともできる。その存在は中国妖怪のボスであるチーも恐れるもので、仙人の姿を見るや、たいそう慌てふためいていた。
→チー
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犬ダコ
(いぬだこ)
登場作品:「手長足長」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
手長足長に犬のようにされたタコ。犬の頭にタコの足が生えており、ねずみ男に捕まって見世物にされていた。ワンワンと鳴く。
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犬の霊
(いぬのれい)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
地獄へ送られる道すがら、水木達と一緒になった犬の霊。生前は飼い犬だったため、人間から一段下に扱われていたが、霊の世界ではそうは行かないことを水木達に告げた。
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井守
(いもり)
登場作品:「井守」
シリーズ:新編ゲゲゲの鬼太郎
生け贄の娘を奪い返すため、鬼太郎達を襲った巨大なイモリ。当人は邪馬台国の守り神と言っており、生け贄を捧げられていた井戸の神であることを匂わせているが、その正体はごく普通の小さなイモリだった。ただしイモリが自発的に神を名乗っていたのか、それともヒミコに利用されていたのかは、劇中でははっきりしない。
口から吐き出した球体の力を奪われ、ただのイモリに戻った。
いやみ (最新)
(いやみ)
登場作品:「妖怪 本所七ふしぎの巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
総大将ぬらりひょんが主催した大集会に姿を見せた妖怪の一人。サンデー版「いやみ」に登場する本体の方の姿で、かなり後ろにその姿が確認できる。
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いやみ (霊団)
(いやみ)
登場作品:「セクハラ妖怪いやみ」
シリーズ:鬼太郎霊団
色気によって人を操ることのできる妖怪で、普段はオカマバー「色気サンデー」で社長をやっている。ヨロケ電気社を潰そうと企むモウケ電気社に雇われて、ヨロケ電気社内に色気を蔓延させ、社長を始めとする男性社員をセクハラに走らせた。
陰毛を伸ばして相手を攻撃する「陰毛攻め」で鬼太郎達と戦ったが、逆に自分が絡まって身動きが取れなくなったところを子泣きじじいに押さえ込まれ、降参して霊界へ帰っていった。
いやみ (死神)
(いやみ)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。東京へ集結するシーンで、後ろ姿でのみ確認できる。
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いやみ (雪姫)
(いやみ)
登場作品:「妖怪「いやみ」」
シリーズ:雪姫ちゃんとゲゲゲの鬼太郎
毛だらけの奇怪な頭に女の胴を持つ妖怪。相手の発する念力や怒りのエネルギーを熱に変える舌型のライターを口に取り付けており、術を使おうとする者は瞬時に燃やしてしまうため、妖怪の世界では無敵を誇っている。また頭を外して胴だけで動き回ることもできるが、本体は頭の方である。
雪姫を狙う吸血鬼ドラキュラ達に頼まれ、相手の判断を狂わす「迷い電波」を入れた衣を着て鬼太郎に接近。その後正体を知ったねずみ男に胴を始末されるも、ドラキュラ達から体を騙し取って再度鬼太郎の家へ。ライターを武器に、雪姫を奪うことに成功した。
しかし雪姫を独り占めするためドラキュラ達を葬ったのもつかの間、駆けつけた鬼太郎にライターを奪われ、怒ったところを逆に焼き殺されてしまった。
→吸血鬼ドラキュラ/ フランケン (「ねらわれた雪姫ちゃん」)/ 狼男 (雪姫)
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いやみ (サン)
(いやみ)
登場作品:「いやみ」
シリーズ:週刊少年サンデー
女の着物を着ているが顔は禿頭の老人という妖怪で、別名「エロモドキ」ともいう。山の中で冬眠していたが、発見した少年に瀕死の状態と間違えられ、病院へ運び込まれて復活した。
たいそう欲が深く、世間の楽しみを吸い取って食べてしまうため、日本中がノイローゼに見舞われた。また口から吐く「イロ気」を吸わせることで相手を色ボケにしたり、腕をゴムのように伸ばして攻撃したりする。
鬼太郎に蹴られて首が落ちると、胴体が本体と思しき一つ目の怪物になって襲いかかったが、エネルギー源である巨大な睾丸に歯の機関銃を受けて降参した。
色気ねえさん
(いろけねえさん)
登場作品:「セクハラ妖怪いやみ」
シリーズ:鬼太郎霊団
いやみが幻術によって作り出した全裸の美女の集団。三つある乳房をミサイルのように飛ばしたり、股間から男性器を飛ばす「男根砲」といった武器を持っている。
いやみが敗れると消え去った。
岩子
(いわこ)
登場作品:「最後の出会い」
シリーズ:鬼太郎地獄編
鬼太郎の死んだ母。初期の設定とは異なり、お岩さんの親類ではあるが、厳密には人間ということになっている。妖怪とは知らずに鬼太郎の父親と結婚したため、罰として地獄に落とされ、百虫館で虫の番をさせられていた。
ようやく鬼太郎と出会えたものの、大昔からの決まりで現世に戻ることは許されていない。それでも現世と地獄の境界まで道案内をしたが、うっかり現世に出てしまい、そのまま灰になってしまった。
しかし灰になってもまだ生きていたため、壺の中に入り、ようやく鬼太郎と一緒に暮らせるようになった。
岩竜 (最新)
(いわりゅう)
登場作品:「霊界大決戦! の巻」
シリーズ:最新版ゲゲゲの鬼太郎
霊界の岩穴に潜んでいた妖怪。「霊界かくれんぼ」の最中、岩穴に入ってきた鬼太郎達に襲いかかった。
→土ぐも
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岩龍 (死神)
(いわりゅう)
登場作品:「死神大戦記」
シリーズ:単発
西洋妖怪を迎え撃つために集まった日本妖怪の一人。コマには頭だけしか見えておらず、胴体がどのようになっているのかは描かれていなかった。
「少年マガジン」掲載「大妖怪ショッキング画報」からの流用キャラクターである。
インカ人
(いんかじん)
登場作品:「地上絵の秘密」
シリーズ:鬼太郎挑戦シリーズ
天空に「神の国」を作って移り住んだインカの民。空中で「マナ」と同じものを合成して食べ、千年近くも生きている。
神の国を侵略した悪魔達の奴隷になっていたが、鬼太郎達の活躍により助けられた。
→世界のアタマ/ 鳥人/ 悪魔 (挑戦)/ ルキフェル (挑戦)
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