分類 名前 撮影および
観察地
観察時期 出会える
可能性
コウチュウ目
(カブトムシやカナブンの仲間)
カブトムシ 山梨県韮崎市 成虫は時期は6月から8月。5月下旬に見つけたこともある。夜行性なので、クヌギの樹液に集まっているところを探したり、灯火に飛んでくるところを探す。昼間はクヌギの樹の周囲の土の中に隠れている。冬は朽木や腐葉土での幼虫探しも楽しい。
★★★★★
埼玉県久喜市
栃木県佐野市
栃木県真岡市
宮城県
北海道愛別町
コカブト 栃木県野木町 地味だけどカブトムシの仲間。関東では雑木林や社寺林の石の下などで見かける。夜、ケヤキの木にいたこともあった。北海道では1度だけ、夜の街灯の下で見つけたことがある。 ★★★
茨城県つくば市
鹿児島県大和村
(奄美大島)
★★
ミヤマクワガタ
新潟県入広瀬村 時期は夏。写真の個体は夜、街灯の下で観察。北に行くほど出会う確率は高くなり、北海道では一番ポピュラーなクワガタだ。関東では平野部では見たことがなく、少し山間部に入ったほうがよいようだ。 ★★★★
栃木県塩原町、他
北海道愛別町、和寒町、上川町、他
ノコギリクワガタ 撮影)群馬県館林、山梨県韮崎市、他 里山で普通に見られる種。夜、街灯で探したり、クヌギなどの樹液に集まるところを見つけよう。 ★★★★★
アマミノコギリクワガタ
(
リュウキュウノコギリクワガタ亜種)   
奄美大島 果物のトラップなどで採集する方法が有名だが、灯火などでも採集できる。7月の中旬くらいまでがピークのようだ。 ★★★
アカアシクワガタ 北海道愛別町、他 北海道では数は多くないが普通に見られる種。本州ではブナ林があったり、けっこう山の中で生息している印象。ヤナギの木などで昼間でも見られ、夜の街灯にも飛んでくる。 ★★★★
福島県桧枝岐村
栃木県塩原町
スジクワガタ 山梨県韮崎市 里山で探せるだろう。日中でもクヌギなどで樹液を吸っているところをよく見かける。 ★★★★
栃木県佐野市、大平町他
コクワガタ 撮影)栃木県栃木市、他 もっともポピュラーなクワガタ。冬も公園の朽木の中で成虫で越冬していたりする。昼間も樹液で見かけることが多い。 ★★★★★
ヒメオオクワガタ 福島県桧枝岐村 6月から10月はじめまで観察可能だが、9月が旬。ここは全国的に有名で、採集にかなり人が入っている様子。昔の本などに書かれていたほどたくさん会えたことはなく、いつもいても数匹。乱獲の影響が懸念される。
オオクワガタ 福島県南会津地方 夜、街灯に飛んできた個体を見つけた。ペットショップではおなじみの人気者だが、天然の個体を見つけるのは大変だ。
ヒラタクワガタ 福岡県 日本から熱帯アジアにかけて広く分布。西日本ではわりと見つけやすいらしいけど、東日本ではなかなか見られない。 ★★
オニクワガタ
北海道愛別町 夏。夜、街灯の下で観察。小さいので見逃しやすい。 ★★
北海道和寒町 最盛期はけっこういる。小さいので慣れるまでみつけにくいかも。 ★★★
コルリクワガタ 福島県南会津 5月〜6月 ブナの芽吹きの時季だけあらわれ、若芽の汁をすう。出現期間が短い。ブナの新芽を見つけたら探してみよう。 ★★
マダラクワガタ 神奈川県丹沢 冬の林で朽ち木の中で越冬中の成体と幼虫を見つけた。活動するのは6月から9月だが、発生木からあまり移動しないので見つけにくい。 ★★
カナブン・青色変異個体 撮影)茨城県古河市 夏の昼間、クヌギなどの樹液に集まる。郊外ではよく見かける普通種。色の違う別の種類のカナブンもいるから、予習して出かけよう。色彩の変異が多い。 ★★★★
オオセンチコガネ 宮城県牡鹿町・金華山 金華山はニホンジカが多く、シカの糞をエサにしているのだろう。大平はこの虫がたくさんいるU字溝がある。 ★★★★
栃木県大平町、他
キイロテントウ 栃木県岩舟町 陽のあたる葉の上を探してみよう。ウドンコ病の葉っぱの上も、食事中の様子が観察できるかもしれない。
タマムシ
タマムシ2
茨城県古河市
栃木県岩舟町
真夏のもっとも暑い正午過ぎによく飛び回る。エノキやサクラの上をよく観察しよう。十文字に飛ぶ大きな虫ならタマムシだ。 ★★★★
ヒラタエンマムシ 福島県岩館村 朽木や材木などの樹皮の下で見つかるが、まれである。 ★★
ゲンジボタル 長野県辰野町 各地に保護地があるので、時期を確認して出かけてみよう。5月〜7月上旬まで、飛ぶ時期は地方によって差がある。 ★★★★
栃木県大平町、粟野町、塩原町、他
山梨県韮崎市
アカガネオサムシ 栃木県藤岡町 越冬中の個体が見つけやすい。朽木の中や石の下にいるよ。 ★★
ハンミョウ 栃木県宇都宮市周辺 林道や露頭などで見かける。巣穴も覚えておけばチャンスも増える。 ★★★
トウキョウヒメハンミョウ 茨城県古河市 小さいハンミョウ。初夏に多い。林のある公園などで探してみよう。 ★★★
ゲンゴロウモドキ 北海道旭川市 夏、夜の街灯で見つけ、後日周辺の生息地を発見する。生息数は安定している。同じところにコオイムシもいる。 ★★
北海道標津町 ウチダザリガニを探していると多数採集できた。 ★★
ゲンゴロウ尾瀬
ゲンゴロウ採集・飼育

ゲンゴロウ福島編
群馬県片品村尾瀬日光国立公園 尾瀬ヶ原の地糖にすむ。透明度が高いので、よく見れば水生の生き物を容易に観察できる。
北関東某所 北関東にはまだまだゲンゴロウが健在な地もある。が、そう簡単には会えない。
ヨツボシナガツツハムシ 福島県桧枝岐村 6月の川原で採集。木の葉についていた。 ★★
オオルリハムシ 栃木県那須高原 湿地のハムシ。いるところにはまとまって見られるが、局所的。多い虫とはいえないだろう。 ★★
オオキノコムシ 北海道愛別町 夜の街灯に飛んできた。かなり山間部。(写真なし)
福島県南会津 大雨の夜、山の中の橋の上に飛来した。なかなか見られない昆虫。
ハンノアオカミキリ 福島県南会津 山のカミキリムシ。伐採材や夜の灯りで観察できるよ。 ★★
アオスジカミキリ 茨城県坂東市
(旧岩井市
南のほうが生息密度が高いらしい。かつてはなかなか見ることの難しいカミキリだったが、数が少ないというよりも、生態が不明だったからだそうだ。写真の個体はコンビニの壁に張り付いていたもの。
ルリヒラタムシ 福島県岩館村 材木置き場や朽木をさがす。表皮をめくるといる場合がある。 ★★
ベニヒラタムシ 福島県岩館村 材木置き場や朽木をさがす。表皮をめくるといる場合がある。 ★★
ルリボシカミキリ 群馬県桐生市 広葉樹の林の朽木をさがす。伐採木などにもいる。 ★★★
コバネカミキリ 群馬県桐生市 広葉樹の林の朽木をさがす。伐採木などにもいる。飛んでいることが多く、ハチに似ているので、気づきにくい。 ★★★
オオトラカミキリ 北海道丸瀬布町 渓流の上にかかる小さな橋の上で採集。はじめはスズメバチだと思った。
(写真なし)
トンボ目
(トンボの仲間)
ハッチョウトンボ 栃木県塩原町 当地では6月から7月上旬に現れる。はじめはオスが多く、徐々にメスが増える。小さいので見つけるまで苦労するかも。詳細はビジターセンターで確認を。 ★★
チョウトンボ 茨城県坂東市 6月〜9月 
平地の池・沼で見られる。
★★★★
オオルリボシヤンマ 北海道和寒町、他  北海道ではわりと見かける。市街地よりも山間部が良いだろう。 ★★?
ホソミオツネントンボ 栃木県 そんなに珍しいトンボではないと思うけど・・・。 ★★★★★
キイトトンボ 栃木県那須塩原市 いるところにはまだたくさんいるけど、最近は減少しているとか。 ★★★
リュウキュウベニイトトンボ 鹿児島県(奄美大島) 4月はじめ、水辺で観察したが、とてもきれいなトンボだった。 ???
バッタ目
(キリギリスや
バッタの仲間)
ナキイナゴ 栃木県那須塩原市 7月以降、よく鳴く虫。逃げ足が速いが、草わらに行ったら探してみよう。普通種。 ★★★
セスジツユムシ 栃木県粟野町          虫の数がすっかり減ってしまった秋、ついつい目に留まったので撮影した。 ★★★★★
クツワムシ 群馬県板倉町渡良瀬遊水地 8月〜10月秋の夜、草むらからガシャガシャという独特の声が聞こえます。鳴き声を頼りに探してみよう。 ★★★
タイワンクツワムシ 沖縄県やんばる 4月上旬の夜の林道で発見。大きいので、見つけやすいよ。 ★★★
ヤブキリ 栃木県岩舟町 鳴き声で探す方法もあるが、慣れなければ鳴き声がわからない。めずらしい虫ではないので、地道に草の上をルッキングしよう。 ★★★
カマキリ目
(カマキリの仲間)
ハラビロカマキリ 茨城県坂東市、つくば市他 栃木以北では見た記憶がない。南西諸島などにも生息するとのことだから、暖かいところが好きなのでは? ★★★★★
ナナフシ
(ナナフシの
仲間)
ナナフシモドキ 撮影)栃木県鹿沼市 夏、雑木林などで普通に見かける。
関東北部ではナナフシ類としては最もポピュラー。
★★★★
ハエ目
(ハエや蚊、アブの仲間)
マダラアシナガバエ 撮影)山梨県長坂町 オオムラサキ撮影中に写す。 ★★?
ハチ
(ハチやアリ
の仲間)
ニホンミツバチ1
ニホンミツバチ2
埼玉県久喜市
栃木県藤岡町
初夏(9月でもある)の天気の良い日、分蜂という行動が見られることがある。 ★★★★★
キイロスズメバチ (撮影)栃木県真岡市他    いうまでもなく危険な昆虫。市街地でも山の中でも、どこででも会う。 ★★★★★
オオスズメバチ 栃木県野木町 どこにでもいる怖い奴。毒針は強烈で、特に秋は凶暴で注意が必要。 ★★★★★
セイヨウオオ
マルハナバチ

北海道旭川市、当麻町他 外来種。逃げ出した個体が自然繁殖で増えており、旭川では庭先の花などにもあたりまえに飛んでくるようになった。 ★★★★
クロオオアリ
群馬県桐生市 関東では5月に結婚飛行が見られるよ。雨上がりの午後が狙い目! ★★★★
カメムシ目
(カメムシや
セミの仲間)
オガサワラアメンボ 東京都小笠原村・父島 小笠原諸島の固有種。水場が少ないので、ポイント探しからはじめよう。少なくはないはず。 ★★?
オオアメンボ 栃木県那須塩原市 珍しい種類ではない。大きい個体はまちがえないだろう。 ★★★★
エサキモンキツノカメムシ 栃木県野木町、葛生町、他  秋、公園のトイレに何匹かで集まっていたり、冬,ケヤキの皮の隙間に入って冬越ししていたりする。 ★★★★★
タガメ@
タガメA 抱卵
タガメB 水中
タガメC 茨城編 
タガメD 栃木産卵地
タガメE 越冬個体
栃木県 夏から秋にかけて観察可能。夜の電灯にも飛んでくる。5月ころまで冬眠しているが、冬でも、水中で越冬している場所を見つければ、観察も可能。 ★★
茨城県 
タイコウチ 撮影)栃木県南部
他、千葉県木更津市など
春から秋にかけて観察可能。飼育はわりと簡単。 ★★★
コオイムシ
北海道旭川市、他 北の地方で見かける水生昆虫。いるところには何匹もいるけど、そんな場所を見つけるまでが大変。 ★★★★
岩手県
栃木県
ミンミンゼミ 茨城県つくば市・筑波山他 1匹でも鳴いていれば目立つので、生息は確認できるけど、見つけるのはけっこう大変。アブラゼミなどに比べると生息密度はずっと低いし、近づくとすぐ鳴きやむ。筑波山はミカドミンミンという体色が緑のタイプがいるらしいが、会えなかった。 ★★★★
アブラゼミ リポート
セミの羽化あれこれ
茨城県古河市・ネーブルパーク

羽化を狙うなら夜。昼間、抜け殻が多いポイントを見つけて、暗くなったら観察に出かけよう。意外と簡単に見れたりするもの。
★★★
狙えばわりとみられる。
ツクツクホウシ
ニイニイゼミ
チッチゼミ 山形県南部 秋が旬。小さいセミで、「チッ、チッ、チッ」と独特の声で鳴く。鳴き声をまずは探してみよう。 ★★
雪虫
(ワタムシの仲間)
栃木県 塩谷町 晩秋、雪のようなワタを体にまとって飛ぶ。雪の積もる地方のほうが当然出会いのチャンスは多い。 ★★★★
チョウ
(チョウやガ
の仲間)
ヤママユ 山形県山形市、宮城県他 大型のガで、けっこうかっこいいから、いたらすぐにわかるだろう寒い地方の方がよく見かける印象がある。かなり涼しくなってから、山間部の街灯に何匹も集まっているところを見たことがある。 ★★
アケビコノハ 茨城県下妻市 12月、公園のトイレの壁にとまっていた。枯葉とそっくり。 ★★★?

スギタニルリシジミ
栃木県南部 季節限定の可憐なチョウ。ルリシジミとの識別方法を覚え、春の山へGO! ★★
ムラサキシジミ 栃木県岩舟町 観察地では6月から7月にかけてわりとよく見かけます南方系のチョウ。 ★★★★
モンシロチョウ 撮影)茨城県古河市・古河総合公園 どこにでもいる生き物は、生き物そのものを見るのではなく、その生態を観察するつもりで触れてみよう。きっと新しい発見がある。 ★★★★★
ルリタテハ
撮影)栃木県佐野市 
        
春先、越冬した個体が早い時期から飛び始める。珍しい蝶ではないけど、きれいで人気の種。 ★★★★★
オオムラサキ 山梨県長坂町・オオムラサキセンター 日中、クヌギの木などの樹液に集まっているところが観察しやすいだろう。大きいので、見たらすぐわかる。 ★★★
栃木県葛生町
ヒメギフチョウ 北海道旭川近郊 春の女神。早春に羽化し、カタクリの花などを吸蜜する。午前10時から昼ごろまでが活動時間。 ★★
ダイセツタカネヒカゲ
北海道大雪山系 大雪山固有で天然記念物。標高1,700m以上の高山帯の砂礫地に生息。6月から7月中旬にかけて観察可能。
ウスバキチョウ
北海道大雪山系 大雪山固有で天然記念物。標高1,700m以上の高山帯の砂礫地に生息。6月から7月中旬にかけて観察可能。
リュウキュウアサギマダラ 沖縄県名護市 沖縄地方固有種。4月初旬に観察した。 ★★★★
キアゲハ 北海道旭川市、当麻町、他 北の地方に多い。一見アゲハチョウとそっくり。 ★★★★
山形県
ツマグロヒョウモン 鹿児島県(奄美大島) 南方系のチョウだけど、関東でも見ることが増えた。 ★★★★★
ガロアムシ目 ガロアムシ 東京都西部 沢がある森林の、石の下や朽木にいる。分布は局所的で、よくわかっていない。

ぶんぶく ぶんぶく探検隊トップページへ
リンクフリーです

ぶんぶく検索・昆虫類(こんちゅうるい)

進む
もどる

トップへ