みつばちもこもこ

文・写真:ぶんぶく副隊長 まお 

平成17年9月15日 17:50    埼玉県久喜市本町

 学校帰り、たぶん午後3:30ころ、道の上をぶんぶん飛んでるたくさんの虫に気がついた。はじめはハエだと思ったけど、虫が止まっている木をよく見たら、たくさんのミツバチだとわかった。その真下を友だちのTくんが気づかず通ったけど、ぜんぜん無事。ハチは襲ってこなかった。
 その後、カメラを持って遊びに行き、帰り道に同じところを通ったら、ミツバチがきれいに集まっていた。むずむずと1匹1匹が細かく動いている。げーっ、気持ち悪い。

 友だちのHくんがふざけて石を投げたら、当たったとこだけ、ボコッとハチが落ちて、変な形になった。
 すぐにわーっと逃げたので、その後、ハチがどうなったかわからない。

 次の日の朝はまだいたんだけど(Hくん他多数目撃)、夕方にはいなくなっていたそうだ。
 どこに行ったのかわからないんだけど、農家のおじさんがながめていたらしいので、駆除されたのかなあ・・・

まおレポート No.1

 僕は中学校1年です。去年までは、隊長とともに日本中で生き物ウォッチングに明け暮れていましたが、今は部活で忙しく、なかなか隊長と出かける機会がありません。
 忙しいけど、今まで見てきた生き物のことを「まおレポート」ということで書いていきます。
 

 あとで調べたら、この行動はハチの分封(ぶんぽう)というそうだ。
 ハチは新しい女王が生まれるときに、古い女王が家来のハチを連れて出て行く。古い女王にたくさんの働きバチが女王を囲むようにかたまるというわけ。
 でもこれはほんの一時期のことで、新しい巣を作る場所が決まったら、一斉に飛び立ってしまう。
 普通は初夏に見られるが、秋の天気のいい日にもたまにおきる。
 
 きっとあのハチたちは、新しい巣に向かって、旅立ったんだろう。
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