RUDRA DICTIONARY

英数
終了


【み】

◆ミーミル[Miemyl][ストーリー関連:人物]
レギンのいとこで幼馴染みである19才の少女。
アヴドルの町に住むミュンヒ博士の娘であり、ラゴウ石研究所で助手に近い仕事を任されている。
オリアブの町にある「カスタギア雑貨店」の店員としても働いているようで、
アヴドルが冥界からの霊気に汚染され危険な状態となってからは
カスタギア雑貨店に居続けるようになる。
公式イラストでは暗い表情をしているが、ゲーム中では実に明るく
騒がしくはしゃぎまわる子供達のまとめ役としても一役買うしっかり者。
レギンとは深い仲のようで、その昔レギンがカスタギア博士に怒られて家を追い出された事も知っている。
小さい頃レギンに「レフルス」という回復の言霊を誤って「レプルス」と教えたことがある。
すらっとしたロングヘアは薄く銀色に輝き、やわらかいドレスにケープを羽織ったその優雅な姿は
サブキャラクターとしては印象も強く、人気も高い。

※名前の語源は北欧神話ですが、北欧神話におけるミーミルはイメージがとても異なります。

<研究者による報告書>
ミーミル[Mimir]
オーディンの叔父とも言われる巨人族です。
あれ?もうすでに2ヶ所もおかしいところがありますよ?性別と種族が。
続けます。ミーミルは知恵の泉を管理していて、その水を欲したオーディンに、
代償として片目をよこせと言い、片目をくりぬいてしまいます。ヒドイですね。
そしてミーミルは人質として敵対していたヴァン神族へと送られ、そこで首を切断されてしまいます。
・・・ヒサン過ぎて何も言えません。ミーミルファンの方は読まないことをおすすめします(遅いって)。
そして首はオーディンの元へ持ち帰られ、
オーディンは死者を生き返らせる薬草(フォクシー?)を使用しミーミルを生き返らせて、
首だけのミーミルはその後も知識をオーディンに与えつづけたということです。
(reseach:へほくん)

◆未収録曲[曲名関連語]
ルドラの秘宝オリジナルサウンドトラックCD「オリジナル・サウンド・ヴァージョン」に
残念ながら収録されていないBGMのこと。
ハウゼン復活時やベルザンディ神殿の幻影の中で流れるBGM、
方舟の中で流れるBGM、
シオン、サーレント、リザそれぞれの回想シーンで流れるBGM、
そしてようとうに朝日が当たる時に流れるBGMの6曲。
また未収録以前にゲーム中使われなかった未使用曲として
デューンの回想テーマ(Take The Gold and Run 〜ギターアレンジ〜)が存在する。

◆水→【そ】属性

◆水芸[攻撃アクション]
「みずげい」。
ギャラルキャット、スマルキン、フラットレットーが使用する攻撃。
水を撒き散らす傘芸を披露し、激しい雨を降らせて攻撃する。

◆ミストガン[アイテム:ライフル]
水の属性を帯びた両手持ちのライフル。

◆水と緑の大地[地名]
大いなる者達が「虚空よりきたる者」を退けた時に、2つに分かれた世界のひとつ。
広大な自然と海に育まれた惑星のことを示している。
(関連項目:【せ】静寂と暗黒の大地)

◆水柱→【す】「水柱」

◆ミトラ
1.[ストーリー関連:人物]
「虚空より来たるもの」を退けた4勇者のひとり。
4勇者の中で最も強大な力と知識を持ち、世界の全てを作り出した創造主。
メイファに「この星域で最強の生物」とまで言わしめている。
ジェイドを持つ者でしか近づくことさえもできず
ジェイドを持たない者がミトラを前にすれば、その目は光を失い
身体は焼き尽くされ、魂は二度と宿ることはなくなるという。
「虚空より来たるもの」の再来を恐れた彼は
ガフを利用して種族進化の永久機関の元となる「ソドム」と「ゴモラ」を作り出した。
ミトラ(Mithras)とはペルシャ神話において光と心理の神。
また後述の報告書などから詳しく調べたところによると以下の通りである。
古代ペルシャよりの宗教であるゾロアスター教において
ミスラ(Mithra:ミトラ 『友人』の意)はヤザタス(善霊)の首長であり
ゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー(Ahura Mazda:賢明なる神)」の右腕である天使。
1万の目を持つとされている。
ローマ帝国の時代になってミスラは天使から太陽の神ミトラ(Mithras:ミトラス)となり
現在のミトラ教につながっている。
初期のローマ帝国の兵士や船乗り達は、ミトラから死後の世界での生活の保証を得ようと
ミトラ崇拝を急速に広めていった。
そのため、ミトラ教は生まれたばかりのキリスト教にとって最大の抵抗勢力となった。
ミトラ教とキリスト教は謙虚になることの大切さ、兄弟愛、聖餐(せいさん)、
死後の世界、最後の審判、そして復活などを強調するなど類似点は多かったが、
唯一の相違点として「ミトラ教は他宗教の神も認める」という決まりがあったため
ローマ帝国の末期にミトラ教はキリスト教への改宗者を大量に出す羽目になってしまった。
ミトラ教徒にとって太陽神ミトラの誕生日である12月25日は冬至を祝う重要な日であり、
(一番低い位置にあった太陽が日を延ばしつつ徐々に位置が高くなる事を祝う)
キリストの誕生日を誰も知らなかったキリスト教徒は
便宜上、ミトラの誕生日を勝手にキリストの誕生を祝う時と定め
他教徒(=ミトラ教)が盛大な祝宴を開いている時に自分たちのお祝いもできるようにしたのである。
これらの事から考えると、キリスト教の拡大にはミトラ教徒が大きく関わっており
キリスト教の実態の半分以上はミトラ教によるものなのではないかと思えてしまう。
また「その姿を見れば目は光を失い身体は焼きつくされる」というメイファの証言からも
ミトラが太陽そのものを具現化している事を示唆しているように思える。
余談だがゾロアスター教としてのミトラをここに見出すならば、
ミトラさえが恐れる「虚空より来るもの」というのは
最高神アフラ・マズダーの双子にして最高位の悪魔、
暗黒と悪意の象徴「アンラ・マンユ(Angra Mainyu)」であるとも解釈できる。
(ビルシャナが仏教から来ているためにその可能性は果てしなく低いが)
ちなみに、アンラ・マンユはアフリマン、アーリマン(Ahriman)とも呼ばれる。

<研究者による報告書>
◆Mithra(またはMithras)
古代ペルシアの神。光明を司り、太陽・月を初めとする、諸星の運行を司る神。
サンスクリット語でMitraは友を意味するが、
この神はまた人類の友、天と地の仲介者として豊穣の神でもある。
ローマ帝国に伝わり、牛の首に短剣を刺してその上に座す美青年の姿に表されて広く崇拝された。
(reaseach:愛美)

『ミトラ』とは、ペルシャに起こってキリスト教と対立していた
『ミトラ教』の神で、弥勒菩薩もどうやらここから来ているらしいです。
さらに、かなり重大な話なのですが、
12月25日のクリスマスは、実はキリストの誕生日ではなく、『ミトラ』の誕生日なんです。
ホントはキリストの誕生日はよくわからなかったそうです。
どこまで信用できるかはわかりませんが・・・
(reaseach:へほくん)


2.[ボスキャラクター]
ベルザンディ神殿の最深部に待ち受ける、ルドラの秘宝における最終ボス。
ミトラ・第一形態。
堅い殻に覆われたサナギに顔が浮き出たような姿をしており
「フルテヌ」「スーダムジン」などの強力な風の言霊を使う。
武器攻撃が通用しにくく、雷属性の言霊以外では効果的なダメージを与えられない。

3.[ボスキャラクター]
殻に覆われたミトラが力を解き放った姿。ミトラ・第二形態。
下半身が蛇の尻尾のようになった巨人の姿をしている。
補助言霊「ギガプスペク」で魔法防御力を下げ
陽属性の言霊「ザルハイシト」「ワーキペレウ」や
特殊攻撃「爆」「業」「磁」など多彩な攻撃をしてくる。
攻撃はほとんどが味方全員に及ぶものなので、
強力な回復言霊を用意していないと苦戦は免れない。
また、受けた攻撃に応じて自分の属性を変化させるバリアチェンジ能力を持つ。

4.[ボスキャラクター]
サイゾウ達も知る事のないミトラの真の姿。ミトラ・第三形態。
第二形態の怪物のような姿とはうってかわり、少年のような小さな人型をしている。
攻撃の威力も他と数段に違い、放つ特殊攻撃「流」「断」はともに強力。
他に全ての補助効果を消し去る「浄」、
かなりの高確率で一人を「感電」状態にする「乱」、
味方全員を「気絶」状態に陥れる危険な攻撃「死」を放つ。
なお、ミトラの形態変化についてはTVアニメ「ドラゴンボールZ」に登場する
フリーザと似通っている、という指摘もあるが
関連性は定かではない。

◆みどりのふくろ[アイテム:特殊アイテム]
オリアブのカスタギア雑貨店で買うことのできる「ことだまぶくろ」のひとつ。
戦闘中に使うとさまざまな治療系の言霊が発動する。
発動する言霊はある程度限られているが
中には「レパラーレ」のような高等なものも入っているようだ。

◆港町オリアブ[地名]
東の大陸にある、世界最大の港町。
町は人々で賑わい、東の大陸の中でも一番活気があふれている。
エレミア家の別荘があるほか、
カスタギア博士の様々な発明品が並ぶカスタギア雑貨店がある。

◆みのりのミ[アイテム:回復アイテム]
汚染地帯の穴に植えられた霊木が実らす木の実。
食べると体力を回復する効果があるが、
ソドムの廃城にある仕掛けを動かすためにも用いられた。

◆ミドルキック[攻撃アクション]
かくとうかが使用する攻撃。
勢いのある中段蹴りを放つ。

◆ミム〜[言霊関連語]
言霊につける接頭語。
言霊の対象を単数にする。
バベルに住む子供から聞くことができる。

◆ミムメルトン[言霊]
ゲーム中には登場しない言霊。
陰属性の無差別攻撃言霊「メルトン」に接頭語の「ミム」をつけることによって
対象を敵単数に絞ることに成功した。

◆ミュカレ
1.[アイテム:杖]
雷の属性を帯びた言霊師用の杖。
ミュカレはギリシャにある地名で
「ミュカレの戦い(The battle of Mykale)」と呼ばれる戦闘がおきた場所。
紀元前497年に アテナ、スパルタ連合軍が
小アジアを支配していたアケメネス朝ペルシャの勢力と戦闘を行い、これを駆逐した戦い。

2.[敵キャラクター]
トゥーラの遺跡に出現する、アマティスタと同じ姿をした魔物。
「イグレクス」「ホーイグムル」などの火の言霊を扱う。

◆ミュンヒ博士[ストーリー関連:人物]
アヴドルの町にある「ラゴウ石研究所」で研究や発掘の総指揮を行っている博士。
ミーミルの父親であり、カスタギア博士の兄弟にあたる。
資料によるとミュンヒが弟にあたるらしい。
サーレントはラゴウ石の謎を解明するためレギンと共にミュンヒ博士の下で調査を続けている。
のちに冥界から噴き出した霊気にやられ、ナーギャに身体を乗っ取られてしまう。

<研究者による報告書>
★Mu:nch(ミュンヒ)…Mu:nchen(ミュンヒェン)ドイツの地名。
ミュンヒはおそらく動詞。-enを付けると原型となる。
地名のミュンヒェンの語源となったと思われるが、古い言葉らしくて調べられなかった。
★Mo:nch(ミュンヒ。厳密にはメンヒ)
 1、修道士。 2、(角のない)鹿。
(reaseach:愛美)


◆ミラーシールド[アイテム:大盾]
「盾」としか注釈のない、戦士用の盾。
鏡の盾。
盾の中でも最高の能力を持つが、
すばやさが大幅に下がってしまう。

◆ミラージュ[アイテム:ライフル]
高い攻撃力を誇る両手持ちのライフル。
ミラージュ(mirage)とは「蜃気楼」の意。

◆ミラー牧師[ストーリー関連:人物]
東の大陸にある小さな教会に住む牧師。
教会の中に孤児院を設立し、身寄りのない子供達を育てている。
寛大な優しい心を持ちながらも格闘術に長けた武術家であり
武人の塔では第三の武人「かくとうか」として挑戦者を待つ。

◆ミランダ[敵キャラクター]
海溝ビフレストに出現する、人魚の姿をした魔物。
大きな二枚貝の中に隠れて近寄り、「ミランダアタック」を放つほか
強力な水属性の言霊「ラリハスト」を使う。
かしこさのパラメータが高いため、言霊「ラリハスト」による攻撃を連続して受けると
全滅に追いやられることも少なくない。
ミランダ”Miranda”とはシェイクスピアの作品
「テンペスト」に登場するミラノの大公プロスペローの娘。
また天文学において、天王星の5つの衛星のひとつ。

◆ミランダアタック[攻撃アクション]
ミランダが使用する攻撃。
貝を回転させてそのまま体当たりをかます。


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