空海の部屋

昔、空海は大変怖い人だと思っていました。
子供のとき、母親の実家の掛け軸には空海が描かれていました。
その掛け軸の周りであばれたり、騒いでいると決まっておばあさんから「その掛け軸に傷を付けるとあんたらの体にも傷がつくんやで!」と怒られました。
弘法さんってとても怖い人なんだと子供ながら思っていました‥

そして現在、空海について色々な書物を読んだりすればするほど、知れば知るほどなぜか興味が湧き、この部屋を作ってしまいました。

室戸で修行中、口の中に星が入って悟りを開いた空海、山の頂から飛び降りても如来に助けてもらって死ななかった空海、自分の死ぬ日を宣言してその予言の通り死んでみせた空海、唐から帰国前に三鈷杵を日本まで投げ飛ばした空海、加持祈祷で沈んだ太陽を再び空に呼び戻して時間を伸ばして1日で千手観音像を彫り上げた空海‥
伝説はつきません。

ほとんどは本を読んで空海について知識を得たことに関して私なりの感想や解釈を交えて語っているものなので間違った解釈などございましても笑って許してくださいね。

■ HOME
「幼名は真魚」 伝説に満ち溢れた幼少期
「勤操僧正との出会い」仏教に惹かれる
「密教との出合い」 山林に身を投じる
「渡海」空海はいかにして唐に渡る事が出来たのか
「長安」恵果より密教の体系を受け継ぐ
「帰国」空海の戦略の始まり
「嵯峨天皇」空海の最大の庇護者
「同行二人」 遍路旅はお大師さんと共に
「五山の送り火」  空海起源説
「理趣釈経」 最澄に渡るのを恐れた密教禁断の経典
「泰範」なぜ彼は空海の元へ走ったのか
「満濃池」 空海が修築した日本最大の溜池
「立体曼荼羅」空海が遺したメッセージとは‥
「入定」 その後の空海
「高野聖」 全国に広がる弘法大師伝説の始まり
※ここに掲載する写真はパンフレットや雑誌等からスキャンしたものです。まずかったら訴えずにまずご一報を。                                
「空海の風景」・「街道をゆく」 司馬遼太郎
「空海の風景」を旅する NHK取材班
国宝への旅 2・9巻 NHK取材班
「空海の思想について 梅原猛
あなただけの弘法大師「空海」 立松和平

※参考文献

など

NEW!



■ HOME