ようやくEIー01を倒し、地球にも一時の平和が訪れたかに見えた。しかし、それは大きな間違いだったのだ・・・・・。宇宙より飛来した三つの巨大な物体、マイクたちが襲われ、そしてGGGベイタワー基地までもが・・・・・。残されたガオガイガーは死力を尽くし立ち向かうが、まったく歯が立たない・・・・、そして、その時・・・・
このタイトルを見ていて覚悟はしていましたが、まさか、ここまで徹底的にやられるとは・・・・、展開自体は、新しい敵が出て来てガオガイガーが徹底的にやられる、そして謎のロボットが出て来て圧倒的な力でその敵を倒すと言う王道パターンなのですが・・・・・・、それがあまりにも『圧倒的』すぎて・・、原種も桁外れに強ければ、その原種をものともしないキングジェイダーは異常としか・・・・、しかしほんとにGGGが壊滅してしまうとは・・・・
圧倒的な力で三体の原種を倒したキングジェイダー、そしてその核を浄解する謎の少年、戎道。しかし、それについて考えている時間は人類には与えられていなかった。人類の総力を結集して組織された新生GGG、そしてその最後の戦力であるマイク部隊による機界31原種迎撃作戦に全てを賭けるしか、人類存亡の道は残されていないのだから・・・・・
まず、新OPとEDがとってもいい感じです。そして感想は、まずゾンダークリスタルが立体パズルみたいだったこと、どういう意味があるのか気になります。そしてマモル君の両親やガイとマモル君のやりとり、ここらへんの人間ドラマがしっかりしていて良いです。あと、マイク13体せいぞろいはある種の感動すらおぼえてしまいました(笑)。オービットベースは派手過ぎな気がしないでもありませんが。(ただ難点を書くなら絵がすこし変だったのと、皆があっさり復活したことですが)
GGGオービットベースから、帰ったマモルは、ふと自分の力に疑問を持つ。一体自分は何者かと・・・。そして、そんなマモルの前に戎道が現れる、戎道はマモルをジェイアークに誘う。マモルがジェイアークに乗り込んだ時、戎道が原種を感知、ジェイアークはマモルを乗せたまま、北極海でZXー04との戦闘に入るのだった・・・・
今回は、前半部分がマモル君の心情を、後半がジェイアークとZX−04の戦闘シーンを描いていました。マモル君の心情部分は、これからのストーリーに関わる部分だけに重要なシーン、これからもしっかり描いてほしいです。ちなみに天海夫妻の描写は個人的に好きです。それにしても戎道君、なんでジェイアークにマモル君を誘ったんでしょう?、特に誘う必然性が見えて来ませんでしたが・・・・
北極海でマモルの姿を求め、ついにソルダートJとの邂逅を果たすガイ。ソルダートJの目的はは何なのか?、機界31原種とは違うのか?、疑問に思うガイであったが、マモルの言葉によりZXー04と戦う事が先決と判断する。そしてガイガーとマイクでZXー04に戦いを挑むが戦力差は圧倒的であった・・・・。そしてその時・・・・。
まず、導入部でいくつかの謎が明らかになるんですが、このシーンのソルダートJはかっこよかったです。本編はいきなり復活した勇者ロボ軍団、しかもなんだかよくわからないがパワーアップしていて気持ちがいい。これでようやく対原種戦の勝利の鍵が手に入ったと一安心です。科学考証もしっかりしている(ヴァン=アレン帯の話)のがナイスです。ただ、最後の方でキングジェイダーが出て来たけど、それまでの間、一体彼らは何をしていたのでしょうか?、細かいことですが気になります。
新型ビークルロボの指導のため、イザナギで中国に向かう氷竜・炎竜、そこには大河長官の姿もあった。天海夫妻にマモルのことを尋ねるために同乗したのである。そして氷竜・炎竜が中国に着いた時、原種が出現した、観光客を助けるため、身動きのとれない氷竜と炎竜、そしてそこに風龍と雷龍が駆けつけるが・・・・・
今回は、中国人が嫌いになりそうな内容でした(失礼な発言ですが)。内容的には、マモル君の内心の苦悩というか、そういうシーンや天海夫妻と大河長官とのやりとりなど、スペースの関係上、割愛しますが印象深いシーンです。そして風龍・雷龍、現段階では戦闘マシーンにすぎない彼らですが、最後の氷竜と炎竜にかばわれた時、何を思ったのでしょうか?。最近は密度の濃い話ばかりで嬉しい限りです。