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ガオガイガー、外伝の感想


超弩級戦艦J-アーク 光と闇の翼

あらすじ

白き戦艦J-アークを駆り、アルマ、ソルダートJは原種たちを駆逐する、そのためにこそ彼らはいるのだから。ゆえに原種は、彼を呼び寄せた、そう黒きJ- アークを‥‥‥。光と闇の翼は出い、そして戦う、それこそが原種の思惑通りと知りながらも。そしてその終局は‥‥‥。

感想

本編中では描ききれなかったアベル組についての話です。セリフ等が多少説明不足に感じる所がありましたが(まあ、口数が多いソルJや戒道君もやだけど(^^;)、彼らの心情をかいま見られるし、かっこいいので良としましょう(笑)。でも考えて見るとJとJ-019は友に出会えたという「尭幸」の差、なんですよね。そこら辺りを考えて読むととても興味深いです(こういった状況は他にも多くあるわけですが)。それにしてもJ-019は哀しい奴だった‥‥‥。


獅子の女王

あらすじ

勇者たちが中国にて脊椎原種との戦いを繰り広げていた、ちょうどその時、もう一つの戦いが始まっていた。フランスの諜報組織「シャッセール」、その一員でありGストーンに支えられた生に疑問を持つサイボーグ・ルネ、《バイオネット》との戦い、ポルコートとの出会いを経て彼女が知る真実とは?、そしてフランスの勇者ロボ、光竜と闇竜、彼女らは《バイオネット》のおそるべき野望を打ち砕くため、真の勇者となることができるのか?

感想

本編終了後に発表されたサイドストーリー。「サイボーグとしての苦悩」が色濃く書かれていてルネが凱や光竜・闇竜への接し方がかなりきつかったのですが、ストーリーを追うごとに彼女の心境も変化していって良い感じです。光竜・闇竜は女性(?)勇者ということで「かなりキワモノになるのでは?」という心配もありましたが杞憂だったようでした。そして天竜神への合体に至るまでは光竜が強奪されたりしたため、かなり不安な気持ちにされましたがその代わり、天竜神が登場した時の感激は一潮でしたね。
そして何といっても最後のGギガテスクとの戦いは傑作と呼べる出来。具体的には読んでいて頭の中で「勇者王誕生」が自然と思い浮かぶぐらい(余計、わかりにくいか(苦笑))ですが、読んいない人がいるかもしれないので伏せておきます。いつか獅子の女王が単行本として出された時の為(希望的観測ですが)


エヴォリュダーGUY

あらすじ

今から数ヶ月前、地球外知性体の進行から人類を守った勇者がいた。 そして彼は今も人々の自由を脅かす国際犯罪シンジケート《バイオネット》と今日も戦い続けている。
その名は−エヴォリュダー・ガイ!

感想

ガオガイガーのTV本編とFINALの中間に位置する話です。新ガオーマシンとガオファーを巡る《バイオネット》との攻防戦がメインですが、「《バイオネット》ってスペシャルドラマ4で壊滅したんじゃないのか?」と思ったのは僕だけでしょうか(笑)。個人的にシュウやアルエットは本編に出てきて欲しかったキャラなんでしたけど・・・。ところで本作のボルフォッグの扱いは・・・