生活必需品

知らないとなかなか用意しないと思われるものを挙げておきます。

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停電対策

日本では地震に備えますが、アメリカでは大雪や嵐・竜巻による停電に備えるべきです。ただしアメリカでも意外と地震が起きる可能性が高い場所があります。西海岸周辺では 1994 年のロサンゼルス地震のような大地震の可能性もあります。

オハイオ州での送電設備の不具合を原因とした "Blackout 2003" で露呈したように、アメリカの電力設備は正直なところ第三世界並みという印象を受けます。さらに場所にもよりますが日本と比べると雷が多いので、停電は比較的多く起こります。またなぜか何もなさそうな時でも、瞬間的な停電はたまにあります。

サージプロテクター & UPS

突然の停電によってハードディスクがクラッシュするおそれがあるデスクトップパソコンUPS(無停電電源装置)で保護しましょう。$40 ほどからで個人使用には十分なものが手に入ります。ハードディスクを失って再購入、システム再インストールの手間、さらに失うデータなどを考えると、安い買い物であると思います。ハードディスクは壊れる原因となる衝撃を受けてもその時にはすぐに壊れず、しばらくした後に原因不明のような感じで壊れる事も多いようです。CompUSA でたまに安く UPS が売られることがあります。[ Amazon.com ]

またテレビ・電子レンジなどの電気製品はサージプロテクター(過電流保護装置)で保護した方がよいでしょう。サージプロテクターは電源の延長コードと同じような外見で数ドルから手に入ります。[ Amazon.com ]

ノートパソコンにバッテリーを付けて使っている場合には、サージプロテクターがあれば十分です。ただし、ノートパソコンのバッテリーをずっと付けておくと、完全に使い切らないうちに充電を繰り返すことになるので、バッテリーの寿命は短くなります。最近のノートパソコンには常に充電率を 50% 前後にすることで電池の寿命を延ばすソフトが付いていることがありますが、設定が必要です。

電話線も過電流から保護した方がいいです。UPS の多くは電話線用差し込み口が付いていると思います。サージプロテクターは少し高い物を買えば付いています。

停電時の備え

キャンプに出かける準備も兼ねて、数日停電したとしても困らない用意をしておいた方がいいように思います。Wal-Martスポーツ用品店のアウトドア用品の売り場を探せば手に入ります。

Katadyn Vario Multi Flow Water Microfilter

キャンプ用品の会社 Coleman は日本でも有名ですが、アメリカのガスカートリッジはなぜか日本の物とは異なり、全く互換性がないです。さらに以下のものがあると非常事態に際して役に立つかもしれません。

日本から持参した方がいいと思われるもの

電子辞書

パソコンに辞書を何冊分か入れておくのも重要ですが、英語教室や医者にかかる際などに携帯できる電子辞書あると非常に便利です。少し高くなってしまうかもしれませんが、語彙が豊富な研究社の「リーダーズ英和辞典」が入っているものをお勧めします。発音再生機能が付いている電子辞書も便利です。

合わせて文法と単語の本も 1 冊ずつ、高校や大学で使ったものを持ってくると役に立つかもしれません。

包丁

Zwilling JA Henckels Four Star 9-Piece Knife Set with Block

アメリカで普通に売っている包丁は全く切れないです。できれば日本で使っているものをそのまま持って来た方がいいです。こちらで買う必要がある場合には、ドイツのメーカー Henckels 製の少し高いものをお勧めします。[ Amazon.com ]

ちなみに包丁の保管場所は、日本ではキャビネットの戸の内側ですが、アメリカでは木のブロックをキッチンカウンターの上に置くのが普通です。

アメリカでも比較的簡単に買えますが、選択肢が少なく割高で、気に入った物が見つからない可能性が高いです。割り箸もついでに少し持ってくるといいかもしれません。最近は ¥100 ショップでも結構よさそうな物が見つかるのではないかと思います。

歯ブラシ

アメリカでは頭が大きい物ばかりなので、日本で使い慣れた物を多めに持ってくるといいと思います。ただしっかりした電動歯ブラシを買いたい場合には、アメリカで購入した方が比較的安いです。ちなみにアメリカでは水道水にフッ素を添加している事が多いです。アメリカでも飲用水を水道からでなくミネラルウォーターや浄水を買う人が増えているようですが、その場合歯がフッ素に触れる貴重な機会が失われる可能性があります。特に子供は注意が必要です。歯磨き粉にフッ素が入っているものは以前はあまり見かけなかったですが、最近は店頭でも見つかります。

日本ではそれほど歯に気を使いませんが、アメリカ人は白い歯でにっこり笑って写真を撮るのが好きなようで、歯並びはきれいで白いです。普段の手入れも大事なので、フロスやマウスウォッシュなどは充実しています。

ベットの項目でも触れていますが、アメリカの枕は柔らかくて熱がこもるような素材の物が多いです。荷物に隙間があれば、使い慣れたものをそのまま持ってくるのがいいかもしれません。

軍手

引っ越しの際や、車に置いておくといざというときに役立ちます。アメリカで軍手のようなものが買えることもありますがサイズが大きめなことが多く、値段も比較的高いです。[ Amazon.com ]

体温計

体温は小数点以下一桁まで必要で、さらに熱があるときに華氏から摂氏への変換はかなり面倒です。日本で使っているものがあれば、そのまま持ってきてしまった方が便利です。ただアメリカでも探せば摂氏表示にできるものもあります。

ちなみに華氏から摂氏への変換は (F - 32) x 5 / 9 = C なので、概算でよければ華氏温度から 32 を引いたものを半分にして、さらに 1 割加えればいいでしょう。病院に行く必要がある場合には、予め華氏に換算した温度を覚えておいた方がいいです。

洗濯ネット

アメリカの洗濯機は力強いものが多いので、大事なものは洗濯ネットに入れてから洗濯した方が安心です。アメリカでも買えないことはないですが値段が高いです。

メラニンスポンジ

Mr. Clean Magic Wheel and Tire Eraser, 4-Count Boxes (Pack of 6)

これもアメリカで買えないことはないのですが、¥100 ショップで大きな固まりが買える日本とは違い、高値で売られています。緩衝材代わりに荷物の隙間に詰めてくれば一石二鳥です。

水回り関係

洗濯機・乾燥機

アパート暮らしでも共用の洗濯機・乾燥機がないことがあるので、その場合には購入が必須になると思います。洗濯機・乾燥機が一体になったモデルは見かけません。洗濯機・乾燥機とも非常に重いので、移動には大きめのドーリー (手押し車; dolly) が必要です。アメリカの普通の洗濯機は上から洗濯物を投入する (top load) タイプで、洗濯槽の中心にスクリューのような棒 (agitator) が付いており、力強く洗濯する印象があります。大事なものは洗濯ネットの使用をお勧めします。

最近は消費電力・必要水量を大幅に削減し、高効率 (high-efficiency; HE) を売り物にした前から洗濯物を投入する (front load) タイプのものが増えています。音も静かでいいですが、値段は普通のものに比べて倍以上 ($600-) になります。Top load でも HE モデルがありますが、front load に比べて若干効率が落ちるようです。HE 洗濯機を買った場合には、水に溶けやすく少量で済む HE マークが付いた専用洗剤を使ってください。

洗濯機用の排水口は洗濯機の高さ程度の上の方に用意されていることが多いので、排水管をくくりつけるか引っかける形になります。日本と異なり強制排水となっているようです。

乾燥機は建物に備え付けられた排気口に折りたたみ式の管(普通は別売りです)を伸ばして接続します。折りたたみ式の管は脆いので慎重に行ってください。乾燥機の埃を貯める網は使用する度にきれいにしないと効率が落ち、火災の原因にもなりかねません。

Tide HE 2x Concentrated Liquid Detergent, Original Scent, 64-Load Bottle (Pack of 4) Country Save HE Laundry Detergent, Powder, 160-Load, 10-lb Boxes (Case of 4) Dryer vent duct 4" x 8’

炊飯器

アメリカでも普通に店で見かけますが、大抵は明らかに型が古い感じがして必要最小限の炊く機能しか付いていません。日本から持ってきた場合、電圧が 120V に対応していなければ変圧器を使わないといけません。簡単な機能しか付いていない炊飯器であればなくても大丈夫かもしれませんが、これは完全に自己責任です。ものによってはすぐに壊れてしまうかもしれませんし、寿命が短くなるかもしれません。火災の原因となることも考えられます。高めの炊飯器は、アメリカに来てからオンラインショッピングで見つけた方が電圧の心配もなくいいです。

なお米は、アジア系のお店や安いものであれば Wal-Mart で買えます。日本人が好む米は、短粒種または中粒種です。コシヒカリもあります。産地はカリフォルニアが有名ですが、アーカンソーでもかなり作られているようです。

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シャワーカーテン

アメリカではシャワーを浴びる際、大抵カーテンが必要になります。アパートを借りた際にはすぐに必要です。簡単に手に入りますが、買う際にカーテンだけでなく、フックも忘れずに買ってください。これらは大抵別売りになっています。カーテンはすぐに汚れるので、簡単に洗濯できそうな素材のものを選んだ方がいいです。フックは簡単に取り外しができる金属製のものをお勧めします。T-J-Max や Ross で安く手にはいると思います。[ Amazon.com ]

シャワーヘッド

アメリカのアパートに備え付けのものは、固定式が多いです。慣れればそれほど気にならなくなりますが、やはり動かせた方が便利でしょう。水道管接続口の口径はどこも同じようなので、Wal-Mart などでシャワーヘッドとホースのセットを入手すれば工具 1 つで簡単に付け替えられます。

引っ越しに備えて、取り外した部品も大切に保管しておいてください。

掃除用洗剤

日本とメーカーが全く異なるので、最初はどれを買っていいかよく分からないと思います。個人的には、同僚が自転車洗車用にと勧めてくれた Simple GreenAll-Purpose Cleaner がいいと思います。原液のままでなく水で、用途に応じた比率で薄めて使います。ただし 2005 年の夏頃より、そのまま使える濃さのものも出ています。バスタブの汚れなども綺麗に落ちます。

白い水垢は水回りでよく付いてしまいます。これを落とすには、CLR (Calcium Lime Rust Remover) がいいです。これも水で薄めて使います。

漂白剤

Clorox Bleach Clean Linen Splashless, 82-Fluid Ounce Bottles (Pack of 6)

アメリカでは日本のように食器洗い用、掃除用、洗濯用などと用途が分かれておらず、一種類しか売っていません。

自動食器洗い機の洗剤

Electrasol Finish Powerball Automatic Dishwasher Detergent, 48 Capsules

自動食器洗い機本体にも書かれているはずですが、洗剤は専用の物 (automatic dishwasher detergent) が必要です。粉洗剤のような感じで簡単に手に入ります。液体や錠剤になっているタイプのものもあります。くれぐれも普通の食器用洗剤は使わないでください。泡を吹きます…

浄水器

アメリカは硬水なのか、水道水は味が悪いことが多く、白い水垢も日本と比べずっと多いです。さらに、水道管に鉛が使われていることもあります。店で水は安く買えますが、大量に運ぶとなると大変です。私は蛇口に付けて浄水と水道水を切り替えられるタイプの物を使ってますが、これだけでも驚くほど味が変わります。水差しタイプの浄水器もあります。どちらのタイプでも換えのフィルターが必要になります。

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ほうき

日本の昔ながらのほうきに似たものが Wal-Mart などで安く売っています。本来の使用方法として、ベランダの掃除などに役立ちます。こちらは気候が温暖なせいか、ゴキ〇リがアパート周りで普通に散歩しています… 大学の建物内でもよく見かけます。私のアパート内では、1 年目は全く見ませんでしたが、2 年目は既に数匹、ほうきであの世に行ってもらっています。日本ではほとんど見た事がなかったですが、多分こっちのものの方が動作が鈍いと思います。

その他

リップクリームなどの乾燥対策

アメリカでは日本と比べて特に冬、乾燥するところが多いです。建物内は空調でほぼ間違いなく乾燥状態です。アパートの室内で洗濯物を乾かしたとしても、外の天気がよければ簡単に乾きます。唇はがさがさになるので、リップクリームは必需品です。もちろんアメリカでも簡単に手に入ります。

他の部分の皮膚も驚くほど乾燥するので、かゆみが出るほどであれば体に塗るためのローションも必要です。

加湿器

これも特に冬の乾燥対策用です。フィルター交換が必要なものが多いですが、硬水の水道水を使っていると数ヶ月に 1 度は交換しなくてはいけないようで、面倒です。できればフィルター交換なしのものを探した方がいいでしょう。ただしその際にはフィルターに水垢が付いてしまうので手入れが必要になりますが、酢の溶液につけてしばらく置いておけば割ときれいに落ちます。

日焼け止め

日焼けが体によくないことは既に既知の事実ですが、紫外線量はなぜか日本よりアメリカの方がずっと多いようです。外に出る前、特に子供にはきちんと日焼け止めを塗った方がいいでしょう。

シュレッダー

Identify theft 対策として連絡先が書かれた手紙、特にクレジットカード勧誘のものや、不要になった請求書・領収書は捨てる際にシュレッダーで処理することをお勧めします。裁断方法として、ストレートカットとクロスカットのものがあります。ストレートカットは帯状に切るだけなので、安価で耐久性も高く、比較的高速な細断が可能です。ただ安全を考えるとより小さな紙片に切り刻んでくれるクロスカットの方がいいと思います。紙だけでなく、不要になったクレジットカードや CD-ROM を裁断できるものもあります。



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