雷魚用語集
- アイ フロッグの先端に取り付けるパーツ。両端に輪がありそれぞれラインとフックを結ぶ。
- アウトレット 流れ出し。流れ込みはインレット。
- アクション ライギョを誘う為につけるフロッグの動き。
- アシ イネ科の多年生植物。河川や湖沼の水際で見られる。
- アタック ライギョがフロッグを襲うこと。バイトともいう。
- アトラクター アピールを高める目的でフロッグに装着する小物。ブレードやワームテール、ファーテールなど。
- アピール ルアーがライギョに与える刺激。カラーが派手なもの、動きが激しいもの、音を出すものはアピール力が高いといわれる。
- アワセ ロッドをあおったり、リールのハンドルを巻くことで、魚の口にフックをかけること。フッキングともいう。
- アベレージ そのフィールドで釣れるライギョの平均サイズ。
- アングラー 釣り人のこと。
- インチ 長さを表す単位。1インチ2.54cm
- インレット 流れ込み。酸素量が多く、魚がついていることが多い。
- ウィード 水中に生える植物で、水面に葉や茎を出さないものをさす。
- ウィードベッド 著しくウィードが成長し、水面を覆い尽くした状態。
- ウィードレス 水生植物がフックに絡みづらいこと。
- ウエイト オモリのこと
- 浮き草 葉の直径が3〜10mmほどの小さな浮遊性の水草。
- 浮き芝 湖沼や流れの弱い河川の水辺でみられるイネ科の植物。
- オーバーハング 岸から水面上に物がかぶさっている状態のこと。
- オープンウォーター 水面に水草やストラクチャーがない状態のこと。
- オールドアブ 1980年代前半までに作られたアンバサダーのこと。コレクターも多い。
- ガイド ロッドに装着されたラインを通す輪。ロッドの全長に合わせ、7〜9個付けられる。
- ガガブタ ミツガシワ科の多年生水生植物。ハート型の葉を持ち、７〜９月にヒトデ状の白い花を咲かせる。
- カバー 水面を覆う水生植物。
- ガマ ガマ科ガマ属の多年草。葉の高さは１〜２ｍ。夏に茶褐色の円柱型の穂をつける。
- カムルーチー スズキ目タイワンドジョウ科の魚。日本全国に広く分布。タイワンドジョウは生息域が限られるため、一般にライギョといえばこの種をさす。タイワンドジョウよりも体側の斑紋が大きい。全長は最大で1mほどになる。
- キックバック フロッグを手前に引いたとき、水の抵抗を受けて戻るように動くこと。
- キャスト ルアーを投げること。
- キャッチ 魚を釣ること。または魚をつかむこと。
- 空気穴 ライギョがアタックした際、スムーズに空気が抜けてボディーが潰れるようにフロッグにあけた穴。
- クラッチ ベイトリールのスプールの回転を制御するパーツの１つ。切ることでスプールの回転をフリーにする。入れるとハンドルでの巻取りが可能になる。
- クリーク 主に水田に水を引くための水路。
- 護岸 岸辺を石やコンクリートで保護すること。
- 呼吸撃ち 空気呼吸のために水面に上がってきたライギョを狙うテクニック。
- サイト 雷魚を目視して狙うテクニック。
- サスペンド 中層に浮いて、一ヶ所に留まること。
- シーリング剤 フロッグをチューニングする際に使用する接着剤。フックホールを埋めたり破れた箇所の補修用
- シェード 木や橋、護岸などによって形成される陰のこと。
- シャロー 浅場のこと。
- ショア 岸辺。
- ジュンサイ ハゴロモモ科の多年生植物。
- ステイ 魚が一ヶ所で止まっていること。また、フロッグの動きを止めている状態のこと。
- ステディリトリーブ ロッドアクションをくわえず、一定のスピードで巻くこと。ただ巻き。
- ストラクチャー 障害物のこと。
- スプール リールにセットされている、ラインを巻くためのパーツ。
- スポーニング 産卵。ライギョの産卵期は５月〜８月で、水草を集めた直径1mぐらいの円形の浮巣を作って産卵する。卵とふ化した稚魚は親が守る。産卵期を迎えたライギョは狙わないのがアングラーのマナー。
- スレッド 糸のこと。フロッグの改造やロッド制作に使われる。
- タイワンドジョウ スズキ目タイワンドジョウ科の魚。通称ライヒー。関西、四国、九州、沖縄の一部でみられる。カムルーチーより小さく、最大で60cmほど。
- タックル ロッド、リール、ラインなどの釣り道具のこと。
- ダブルライン 三つ編みやビミニツイストなどで先端を２本にしたライン。ライン強度を最大限に発揮させる為、ライギョゲームではダブルラインにする。
- ダブルラッピング ロッドにガイドを装着する際、ブランクスにスレッドを下巻きし、その上にガイドを置いてさらにスレッドを巻いて固定する方法。
- ダンゴ 一切のアトラクターを装着していないフロッグ。
- チューニング フロッグを自分好みに改造すること。
- ディープ 深場のこと。
- ディスプレイ ライギョの求愛行動。産卵期を迎えると、雌雄がペアとなり水面直下で体をウネらせながら求愛する。
- ティップ ブランクスの先端のこと。
- テーパー ロッドの調子のこと。
- ドッグウォーキング ラインを張ったり緩めたりして、フロッグの首を左右に振らせるアクション。
- ドラグ ある一定の力がかかるとラインが出るようにするリールの機構。ライギョゲームではラインを出さないので、めいっぱいドラグを締めこんでおく。
- ノット ライン同士、またはラインとアイの結び方のこと。
- ノブ リールのハンドルに付いている、指でつまむ部分のこと。
- バイト 雷魚がフロッグを食うこと。アタックと同意。
- バーブレスフック カエシのないフック。魚に与えるダメージを減らし、リリースをスムーズにするため、ライギョゲームに使われる。
- ハス ハス科の多年生水生植物。1mを超える長さの太い茎を持ち、水面上に大きな葉を茂らせる。
- バックラッシュ ベイトリールでキャストしたとき、ラインが絡まってしまうトラブル。
- バットブランクスの根元に近い部分。
- バットパワーブランクスのバットの強さを表す際に使われる言葉。
- ハワイフックフロッグのラインアイにつなぐパーツ。
- PEライン 超高分子ポリエチレンを編んだ糸。ナイロンラインよりも引張強度が著しく強い為、ラインテンションがかかるライギョゲームではこのラインを使用する。
- ヒシ藻 ヒシ科の一年生植物。葉は菱形で水面に放射状に広がる。ライギョのフィールドの中で最もポピュラーな水生植物。
- ビッグヘッド 大型ライギョのこと。モンスターということも。明確な基準はないが、90cmを超える固体を指すことが多い。
- ピッチング 下から上にロッドを振り上げるキャスト方法。
- ヒット 魚に針が掛かること。
- ビミニツイスト ダブルラインを作るノットの１つ。
- ポッパー フロント部分が凹んだ形状をしているフロッグ。
- ポッピング ポッパータイプのフロッグを使用し、ロッドをあおったりして音や泡を立てるアクションのこと。
- ファイト 針にかけた魚と格闘すること。やり取り。
- フィート（ft) 長さを表す単位。１フィートは約30.48cm。
- フック ハリ。一般的にフロッグに装着される二股のハリはダブルフックという。
- フックオフツール ライギョの口からハリを外すための道具。
- フックシャープナー ハリ先を研ぐための砥石。
- フックホール フックを出すためにフロッグにあけられた穴。最終的にはシーリング剤で埋める。
- ブッシュ 植物の茂み。ウキシバなどのイネ科の植物が群生している箇所をさすことが多い。
- プライヤーペンチに似た工具。ライギョゲームではライギョの口からフロッグを外す際にロングノーズタイプを使用する。
- ブランクス ガイドやスレッド、グリップを除く竿の本体。カーボンやボロンで組成されている。
- フリッピング 近距離を正確かつテンポよく撃つためのキャスト法。あらかじめ目標までのラインを引き出しておき、下方からロッドを振り上げるようにしてキャストする。
- ブレードチューン フロッグにブレードを装着することでアピールを高める改造法。ブレードのキラメキや音、水飛沫で雷魚を誘う。
- プレッシャー 魚の警戒心・ストレス。急激な水温定価など自然変化によるプレッシャーもあれば、釣り人が原因のプレッシャーもある。
- フロッグ 元々は蛙を模して作られたルアー。近年は蛙だけでなく、さまざまな形状のものが見られる。ほとんどのものが中空のボディーを持つ。
- ペアリング 一対の雄雌が、産卵活動のために一緒に行動すること。
- ベジテーション アシ、ヒシ藻、ウキシバなど水生植物全般。
- ベリー ブランクスの真ん中周辺のこと。ティップとバットの間
- ポケット 水面を覆うカバーのすき間や穴。一般的にカバーの上よりフッキング率が高いため、ポケットで食わせるように仕向けるアングラーが多い。
- ホテイアオイ ミズアオイ科に属する水生植物。浅場では根付くこともあるが、基本的には浮遊する。
- ポンド（lb） 重さを表す単位。ラインの強度を表すさいにも使用される。１ポンドは約0.45kg。
- マウスオープナー フロッグを外す際、ライギョの口を開けるための道具。
- まづめ 日の出直後、日没直後の時間帯。魚の活性が高く、一日のうちで最も釣りやすいとされる。日の出直後を朝まづめ、日没直後を夕まづめという。
- マンメイドストラクチャー 水門や取水口、杭まど、人為的に作られた障害物のこと。
- 三つ編み ダブルラインを作る為のノット法。
- 溶存酸素量 水に含まれる酸素の量。護岸などの風や流れが当たる部分は酸素量が多く、魚やエビなどが集まりやすい。
- ライン 釣り糸のこと。
- ラインブレイク ライギョとのファイト中にラインが切れてしまうこと。絶対に避けなければならない。
- ランディング ライギョを取り込むこと。手で取り込むハンドランディング、竿で持ち上げる抜き上げなどがある。
- リアクションバイト 反射的にフロッグを食わせること。
- リップラップ 石積みのこと。
- リトリーブ リールのハンドルを巻いてフロッグを引いてくること。
- リリース 釣り上げた魚を逃がしてやること。最も重要なテクニック。
- リリーパッド ヒシ藻やガガブタなどの浮葉植物によるカバー。
- レベルワインダー ベイトリールのフロント部にセットされている、ラインをスプールに均等に巻くためのパーツ。
- ロウ付け 銀ロウを使った溶接。ハンダ付けに比べ、はるかに強度が高い。フロッグのアイを強化する際に行う。
- ロッド 釣り竿のこと。フィールドのロケーションを考え、掛けた魚を確実に取り込めるロッドを使用する。
（ルアーファン引用）
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