普段メインで使用している Abu 6500C specialのギア比をノーマルスピードからハイスピードへ変更してみました。
左がノーマル、右がハイスピードになっています。変更したパーツは、カスタムメインギア No.25267(No.4528 No.4594に対応)、ピニオンギア No.4530、クリックホイール No.7078に交換しました。この時代のメカプレートはオールドに比べ、シンプルでメンテが非常に楽です。
次にスプールの交換ですが、ハイスピード用のスプールを取り付ければそれで完了ですが、それでは六点式遠心力ブレーキを装着した意味がなくなるので、今回はノーマルのスプールを取り付けたいと思います。
画像は上がノーマルスピード(以下 NS)で下がハイスピード(以下 Hi)のスプールです。違いはNSはシャフトがはずれ、Hiは一体型になっています。あと、わかりにくいですが丸の部分の太さが違います。
まずはNSとHiのシャフトの太さの違いを改造します。ここはピニオンギアに貫通する穴の径が違う為に変わっています。色々考えた末、極細のパイプをかぶせる事にしました。シャフトが3mm、ピニオンギアの内径がおそらく3.5mm前後のサイズです。材料を探しにホームセンターに行き、アルミの内径3mm外径4mmを見つけましたが、理想はステンレスがよかったので保留し、次に模型屋さんを物色。ステンではないものの真鍮の内径3mm、外径3.6mmを発見しました。ピニオンギアに合わせたところ微妙にパイプが太いので削ることに。回転ドリルにパイプを固定し、ゴム板にペーパーやすりを貼り全体を均一に削り、仕上げにコンパウンドで仕上げました。装着する根元側をニッパーで少しだけつぶしきつくはめ込みます。
次に丸の部分の太さが違うのでこれも回転ドリルに取り付けて棒やすりで削っていきます。もちろん仕上げはコンパウンド掛けで。ピニオンギアにはまれば完了です。
ハイスピード用のスプールシャフトの完成。
二点式の場合は丸の部分が太いので取り付にさらに加工が必要になるかと思います。あとは組み立てればハイスピードの完成!
改造は個人の自己責任でお願いします。
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