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やったァ〜、と、いきなり絶叫で始まる今回は、4個目のアストロボーイ・フーセンガムで、ついに、とうとう、初めて、幻ろしとなりかけていた「2てんけん」に、無事、巡り合うことが出来たことをご報告させていただくことになります。アトムが力こぶに手のひらを添える外包紙のデザインの威力なのでしょうか。愚かな私は、喜びのあまり、小躍りしながら、ついつい、ガッツポーズまで出てしまい、カミさんの冷たい視線にさらされてしまうのでありました。
思えば、先月28日のデータ更新で、この「発見!! ロッテ アストロボーイ フーセンガム〜鉄腕アトムシール入り」の短期集中連載を始めさせていただいて以来、実に、11日目にして快挙を成し遂げたわけであります。
これで、皆様にお約束させていただいた“「60年代通信」ホームページ開設1周年記念読者プレゼント”の実現に、一歩近づいたことになり、姑息な思いつきで始まってしまった、この極めていい加減な企画も、次第に現実味を帯びてきてまいりました。
本当に、読者プレゼントの景品となるはずのアストロボーイ・ボイスウォッチをゲットできるかどうか分からないため、まだ、応募要領などのご案内もさせていただいておりませんが、既に、気の早い目黒区のATさんからは、「ボイスウォッチちょうだい」メールを頂いておりますので、近日、応募方法については、ご案内させていただこうと思いますので、もう暫くお待ちください。
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右の画像が、この記念すべき「2てんけん」でありまして、こんどは、アトムが「1てんけんもあるよ!」とビックリマーク付きで言っておりますが、できるものなら、もう、このまま、「1てんけん」には巡り合うことなく、「2てんけん」とお付き合いを続けさせていただき、まっしぐらにゴールの「20てん」にまで辿り着きたいものだと念じる私でありました。皆さんも、早く、「20てん」に届くよう応援してくださいね。
もう、今回は、「2てんけん」が出てしまったので、他の内包紙の存在感が薄れてしまい、このまま、終わりにしようかと思いましたが、また、「はずれ」が出ることもきっとあるでしょうから、これまでのパターンを踏襲し、それぞれの内包紙についても、簡単な説明をさせていただこうと思います。
まず、アトムの七つの威力を解説している“SEVEN POWERS”の内包紙は、今回は(3)ということで、七つの威力のうち3番目の「人工声帯」ということでありまして、「世界160カ国語を話し、宇宙人とも会話できる電子頭脳直結タイプの人工声帯」と説明されております。
前回に引き続き、この、七つの威力につきまして、若干のウンチクを傾けさせていただきますと、前回もご紹介させていただいた鉄腕アトム研究書としては右にでるものがないのではないかと思われる大労作『「鉄腕アトム」大辞典』(沖光正著、昌文社刊)では、「七つの威力」には少なくとも7つのバージョンのあることが確認されているわけですが、前回の「サウンドロケーター」が7つのバージョンの何れにも入っている唯一の威力であるのに対し、この「人工声帯」は3バージョンにしか入っていません。しかも、3バージョンとも、話せる言葉の数は「60カ国語」にとどまっています。その辺りも踏まえて、この「『鉄腕アトム』大辞典」では、次のような解説が試みられております。
「この能力は60カ国語を記憶しているというよりも、アトムにはどのような言語でも理解できる能力が備わっていると考えた方がよい。そうでなくては、『アトム対ガロン』のユラ星王からメガトローバ星系総官宛の手紙や「ホットドッグ兵団」での月面にあったフィドラ国のホーフムの声など理解できるはずがないからである。ちなみに『小学2年生』では百か国語となっている」
何れにしても、この辺りは、アトムの連載が開始された1950年代前半から既に半世紀近くが経っており、特に第三世界の地域で独立国が増えているという事実や、そのこととも関係する国連加盟国の数の増加など、時代状況の変化がそのまま反映されているということなのでありましょう。21世紀を目前に控えた今、すでに、米国では宇宙旅行が販売されていることなども考え合わせると、「宇宙人とも会話ができる」というような機能説明になってきていることも、至極、当然と言うべきなのかもしれません。
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続きまして、シールを兼ねている内包紙でありますが、4個目までの時点では、幸い、同じデザインのものは出てきておりませんで、今回は、前回の外包紙と同じ、アトムお得意の「空をこえてラララ星のかなた」ポーズでありました。
キャラクター紹介の内包紙は、アトムの「おとうさん」が登場しており、次のように、解説されています。
「1人で寂しがっていたアトムに進級祝いとしてお茶の水博士がプレゼントしたロボット」
この説明だけだと、誕生日のプレゼントとして一つの定番とも言える動物のぬいぐるみと殆ど同列の扱いになってしまいますので、このお父さんについては、再び、「『鉄腕アトム』大辞典」から、この「お父さん」についての説明の一部を引用させていただこうと思います。
「アトムより6年後に生まれたというが、それでは辻褄が合わない。美人でスラリとしたおかあさんとは対照的にずんぐりムックリの、ノミの夫婦である。作られてしばらくは人間社会のことを学ぶため、アトムが通うお茶の水小学校に入学した」
ここで「辻褄が合わない」と指摘されているのは、愛蔵版の「気体人間」の巻で、アトムは、両親について、「ぼくよりも6年もあとに生まれたんです」と言っているのですが、アトムの両親は、アトムが誕生した2003年から6年後の2009年に作られたというのが定説になっているのですが、オリジナルの「気体人間」の巻では、アトムが生まれた2年後の2005年4月に両親が生まれ、お茶の水小学校に入学しているからです。ちなみに、この大辞典では、作品の発表順序を優先して、2005年4月に生まれたという立場が取られています。
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| ここまでの累積点数…1+0+0+2=3点 | |||
さらに、引用を続けさせていただきます。
「アトムに対しては一見キビシイようでいながら、ロボット法を犯してまでお茶の水博士を救いに行くように励ましたりもする。ただ、おかあさんに比べて壊れやすいようで、怒鳴ると口から歯車が飛び出したり、一旦修理したのにアトムの家出を知ってまた壊れてしまったりする。また、自分が完全なロボットじゃないんだと悩むアトムの胸にトランジスターラジオをセットするなどヒョウキンな面もある。」
「『新・鉄腕アトム』では、おかあさんともどもデザインが変更され、頭にクギのような突起がついている。どうやらここからエネルギーを入れるらしい」
ということでありまして、4個目までの、点数券の累計は3点ということになります。
皆さんも、写真や広告などを見て、蘇ってきた記憶や思い出など、ぜひ、お便り下さい。