60年代通信 HOT TOPICS


「60年代通信」ホームページ開設1周年記念 超小型特別企画
同時進行ドキュメント 兼 読者プレゼント

発見!! 「ロッテ アストロボーイ フーセンガム」
    〜鉄腕アトムシール入り




その1〜やっぱり、アトムは永遠のキャラクターなのだ!の巻

その2〜「アストロボーイ ボイスウォッチ」ゲットへの道は遠いのだ!の巻

その3〜「2てんけん」って本当にあるのかな?の巻

その4〜やったぜ! ついに出たぞ!! 「2てんけん」!!!の巻

その5〜アトムの星座は“牡羊座”の巻

その6〜プレゼント企画の前途危うし!の巻

その7〜プレゼント企画、めでたく再開 !! の巻

その8〜遂に累積点数が10点を突破!!の巻

その9〜20点達成は一筋縄ではいかないのだ!!の巻

その3〜「2てんけん」って本当にあるのかな?の巻

 3個目の「アストロボーイ フーセンガム」の外包紙は、アトムお得意の「空を越えてラララ星の彼方」ポーズでした。「今度こそ、2てんけん」の心意気で外包紙を開けましたが、気合の入れ方が足りなかったのか、気合を入れすぎてしまったのか、2個目に続き、また「はずれ」でありました。
 ウランちゃんは「2てんけんもあるのよ」と言っていましたが、本当に「2てんけん」なんてあるのかなと、疑心暗鬼の思いにかられはじめた悲しいオヤジになりかけています。
 アトムの七つの威力を解説している“SEVEN POWERS”の内包紙は、今回は(1)ということで、七つの威力のうち1番目の「サウンドロケーター」です。「スイッチひとつで聴力ば千倍になり、遠くの人の声もよく聞こえる。人間には聞こえない2千万ヘルツの超音波も聞き取る」と説明されています。
 初代ウォークマンが発売された当初から、ステレオイヤホンを両耳に突っ込みながら通勤電車での往復を続けてきた私は、既に数年前から、身体検査や人間ドックの聴力検査のたびに、一定の波長の音が聞き取れない聴力障害を指摘されてきておりまして、お古でもいいから、アトムのサウンドロケーターを譲ってほしい気持ちであります。

 さて、私の壊れてしまった耳の話は置いときまして、アトムの七つの威力について、ちょっと、ウンチクを傾けさせていただこうと思います。
 何しろ、「鉄腕アトム」の場合、「アトム大使」というタイトルで月刊少年マンガ雑誌の『少年』に連載が始まったのが、1951(昭和26)年の4月号でありまして、この『少年』だけでも、実に20年近くにわたって連載され、昭和40年代に入って月刊少年マンガ雑誌が相次いで休刊に追い込まる中で『少年』も姿を消してしまう前後からは、『ビッグコミック』や『週刊少年チャンピオン』、『月刊少年マガジン』といった他のマンガ雑誌や、『サンデー毎日』、『サンケイ新聞』などの一般誌紙、さらには、『小学一年生』や『小学二年生』『小学四年生』などでも書き継がれてきたため、その時々で、七つの威力の中味が違ってきています。
 『「鉄腕アトム」大辞典』(沖光正著、昌文社刊)によりますと、「七つの威力」には、確認されているだけで、少なくとも7つのバージョンがあり、ほとんど「七つの威力」というよりは、「アトム七不思議」という観さえ呈しております。
 それでも、その7つのバージョンで唯一、共通している「七つの威力」がこの「聴力を千倍にすることができる」という項目だけだそうでありまして、正真正銘の「七つの威力」といえるのが、今風な表現となっている「サウンドロケーター」というわけです。
 ちなみに、この大労作であります『「鉄腕アトム」大辞典』では、「聴力を一千倍にできる」能力は、次のように、説明されています。
 「これは自動的に調節できるのではなく、『赤いネコ』では『待ちたまえ、いま耳の力を一千倍にしてみるから』と、耳に指を突っ込んでいるような仕種をみせる。おそらくスイッチのようなものが耳の中にあるのだろう」

 キャラクター紹介の内包紙は、アトムの「育ての親」ともいうべき、お茶の水博士が登場、「科学省長官で世界的なロボット科学の権威。アトムの親代りとなって面倒をみる」と解説されています。
 私達が生まれる前から活躍していたお茶の水博士ではありますが、マンガの中の舞台設定では、1953(昭和28)年生まれということになっておりまして、私達、昭和30年生まれより、2歳しか年上ではあありません。
 お茶の水博士といえば、何といっても、あの大きな鼻がトレードマークでありまして、手塚治虫の手がすべって鼻を大きく書いてしまい、そのまま定着してしまったという話もありますが、手塚治虫のライフワークといわれている「火の鳥」では、黎明編の猿田彦、未来編の猿田博士、鳳凰編の我王など、各編で主役級の役回りを演じているキャラクターは、皆、お茶の水博士と同じように大きな鼻をしていて、それは、輪廻転生、因果応報というような手塚治虫の世界観の一つを暗示する重要な仕掛けになっていたことを考えると、「手がすべって鼻を大きく書いてしまい、そのまま定着してしまった」という説は、手塚治虫一流の照れ隠しであったのではないかという気もしてくるわけです。お茶の水は博士の大きな鼻には、登場キャラクターの特徴づけという漫画家としての手法という側面があることも確かでしょうし、もっと別の、作家としての創作的意図が込められていたはずではないかと思うのは、狂信的ファンの贔屓目にすぎないのでしょうか。
ここまでの累積点数…1+0+0=1点

 またしても、話があらぬ方向に広がり始めてきておりますが、そういった辺りは、この“同時進行ドキュメント兼読者プレゼント”というコーナーには、そぐわないものであろうと思いますので、これもまた、何れ、別宅や実家や友人宅や会社のロッカーなどに分散管理(?)されている手塚治虫全集をはじめ、各種の手塚治虫関係の資料が揃った時点で、この「60年代通信」の重要なテーマになるはずであります「手塚治虫研究」的なコーナーに譲ることにさせていただいて、本来の趣旨に戻らせていただこうと思います。
 ということで、既にご紹介させていただいた通り、今回も、内包装紙の点数券は「はずれ」でしたので、3回目までの累積得点は、依然、1点のままであります。

その1〜やっぱり、アトムは永遠のキャラクターなのだ!の巻

その2〜「アストロボーイ ボイスウォッチ」ゲットへの道は遠いのだ!の巻

その3〜「2てんけん」って本当にあるのかな?の巻

その4〜やったぜ! ついに出たぞ!! 「2てんけん」!!!の巻

その5〜アトムの星座は“牡羊座”の巻

その6〜プレゼント企画の前途危うし!の巻

その7〜プレゼント企画、めでたく再開 !! の巻

その8〜遂に累積点数が10点を突破!!の巻

その9〜20点達成は一筋縄ではいかないのだ!!の巻



CSJ Banner Exchange






皆さんも、写真や広告などを見て、蘇ってきた記憶や思い出など、ぜひ、お便り下さい。

(C)1998 Kiyomi Suzuki

E-mail:kiyomi60@bb.mbn.or.jp