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9月19日(木)・・・・旅、42日目(利尻島へ)
朝起きて、風呂に入ってご飯を頂いた。島のおばあちゃんが、魚のすり身を作って自作したカマボコとかあって、「すごいねー」という話をしていた。ほんと、先生の家ではおれは寝てばっかりいた。もう少し話をしたかったけど、仕方ないか。
通勤途中でおれはフェリーターミナルに降ろしてもらってお別れ。おれはお土産を探しに海産物直売所などに行った。DAMAけんのみんなには代表でRちゃんの家に“ホッケのちゃんちゃん焼きせっと”と礼文(利尻)昆布、ヌカボッケを送りました。品物は安いけど、送料が高い!イカ一杯60円、ホッケ1匹150円。カニは5500円とかで手が出せません。
別の友達にはラーメンとかイカウニ(イカの中にウニが詰まっている)を送りました。このお土産2つと送料で6000円以上した。なかなか痛いけど、まあ今のところはお金に余裕が出ているから問題なし。もともとお土産を買う予定はなかったけど、お金が増えてきたから送りました。Y田さんに生ウニを送ってくれと言われていたけど、売っていません〜。どこの店に入っても「もう終わったね〜」と言われた。スミマセン、送れなくて。
そんなこんなで利尻に行くフェリーの切符を買った。乗る前に、横から女子プロの団体が現れた。同じ船か。神取忍が歩いてきて、目があった。周りにも人は少ないし、おれはどうしたらいいんだとか思っていた。サインもらった方がいいのかなと考えていたら、あっという間に人だかりができて、サイン攻めになっていた。特に興味はないけど、話のネタになるかと思って、サインをもらった。握手も。しっかり握ってくれたけど、「強い」とは感じなかった。思っていたよりも小柄な方だった。でもリーダーシップのある人という感じで、いい人だと思った。出航のときも、紙テープがすごかった。
船は50分くらいで利尻島へ。利尻富士は日本100名山の一つにも数えられている有名な山。山にはとりあえず明日登ろう。ということで今日の予定は特に無い。まあのんびりとするためにこの島に来たんだけど。ターミナルで地図を見たりして1時間くらい座っていた。登山口のキャンプ場までは4km。そこに行こうかと思って歩き出した。荷物を持って歩くのは久しぶり。そして荷物は、もらい物で増えて20kgは余裕である…きついね。サンダルもかかとは少し前になくなったけど、この日前の方にも穴が空いた(左足のみ)。1kmも歩かないうちにしんどくなって、温泉の近くにある公園の芝生で横になった。横では小学生が走り回っている(生活科らしい)。
30分ほどして歩き出した。明日に入ろうと思っていたけど、しんどいから温泉にも入った、400円。軽く入って食堂でソバとおにぎりを食べた。明日、山の上で食べようと思っておばちゃんに
「一つにぎってラップに巻いて下さい」
と言うと、おばちゃんはすごく困って
「前にそれで当たった人がいるからねえ」
と断られた。そんなことで腹こわすかあ!とか思ったものの、仕方ありません。コンビニ行って買ってと言われたけど、また山を引き返して3km先のコンビニに行く気にはなれない。時間もあるし、休憩室で寝ていた。1時間くらい寝ていたらおれの横でじいちゃん、ばあちゃんが酒を飲んでいる。少し話して、一緒にホッケを食べたりした。漁師の人達で、自分で捕ったホッケをヌカボッケにしたらしい。においはあるけど、美味しい。少し言葉がなまっていて聞き取れなかった部分もある。北海道に入ってからは始めてのことだった。北海道の人は、標準語に近い。余ったホッケとタコのくん製(市販)をもらった。
この温泉より上には店が無い。おれは野営場に売店があると書いてあったから安心していたのに、これでは食料も水もほとんど無い。食料といえば今朝、T畑先生にもらったパンの端と野菜ジュース(160g×3本)、ウインナー1本、お菓子だけ。
湧き水が一箇所あるとは書いてあったけど、入れるペットボトルをフェリーターミナルで捨てていた。これでは平均10時間の登山コースを行くには不十分すぎる装備。猟師のおっちゃんは「明日は天気だめだぁ、雨降るぞ」とか言っている。条件は最悪だ。
まあダメだめだったら帰ろうと思って野営場に行った。
空は曇ってはいるけど、雨が降りそうなニオイはしなかった。
野営場は受付もなければ、無料で勝手にテントを張れる。当てにしていた売店にはバッチくらいしか置いて無いらしく、「食べ物は無いよ」と言われた。コンビニが出来て、置かなくなったそうだ。
場所を決め、テントを張った。リュックに手持ちのかばんから食べ物を出して、今夜、明日の朝、山頂での食事と水の配分をした。尺忍小でもらったミカンを2つ発見して精神的に楽になった。ここにはトイレと自炊場があるからジュースは全部明日に回せる。ゴミ箱にペットボトルが落ちていて、その前でかなり迷ったけど拾わなかった。
テントはおれを入れて、全部で4つ。テントの中でパンをかじっていたら、あまりにも寂しくて焚き火をして外にいた。温泉でもらったホッケを火であぶって食べていた。あぶるとかなり美味い。量は相当少なかったけど、満足の行く食事でもあった。礼文とは違い、利尻は森林の島。山の中は6時半にもなったらもう真っ暗だ。風は強く、テントをしっかりと固定して寝た。木が風に揺れる音が激しく、朝方は寒くて寝れなかった。こんなことも久しぶりで、楽しい★
あぶって食べるヌカボッケは最高。
キャンプといえば焚き火、楽しいもんだ。
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