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9月18日(水)・・・・旅、41日目
朝起きてから、まずは校長先生と一緒にフェリーターミナルに行った。先生と別れたら車は一日自由だ。確かヒッチハイクの旅だったような気もするけどこれも流れだね。しかし天気は悪い。空は雲で覆われ、隣の島にある山「利尻富士(1721m)」は何も見えない。出発してすぐに雨が降ってきた。この日は礼文岳に登ろうと思っていたのに。おれは山に登るのが大好きです。残念。昨日に島の大体は回ったし、雨宿りするために高山植物センターに行った。島の北部では雨は止んでいた。中に入り、日記を書いて携帯の充電をしての〜んびりとしていた。
この高山植物センターに書いてあった礼文の紹介・・・
海抜0mから本州でいう高山地帯の生態系があって、この島固有のレブンアツモリソウなどの群生地もある。日本の最北に位置する島だが、対馬海流の影響を受けているために道北の中では温暖な気候だ。過去の最低気温は−28℃を記録したことはあるが普段はそんなに寒くなく雪も少ない。夏は最高気温が28℃を記録したことがある・・・
そんなようなことが書かれていました。最高気温が28℃か、信じられないね。
1時間半ほどのんびりとしていたら晴れてきた。よかった〜、山に登りに行った。12時から登山開始。腹は減ってないので飯を食わずに荷物を車において、カメラ、ジュース一本、みかんとバナナを持ってサンダルで歩き始めた。そこで姫路からきている人に出会って一緒に登りだしたけど、登山靴、リュック、杖・・・うーん。一応二時間かかるとガイドに書いてあるからだろうね。この人、Tさんというのだけどバイクで北海道をまわっているらしい。けっこう色んな山とか登っているだけあって歩くのが早い。
久々に歩くおれにとっては少しきつかった。雨の後だからぬかるんでいる場所もあって、サンダルでは何回も転びそうになる。最初は木があるんだけど(白樺)、上に行くにつれて木はなくなる。ハイマツや笹が中心になってきて、後は高山植物だ。まあハイマツは高山植物だけど。道は狭くて木が足に当たって痛い。2人で登れたから気分的には楽でした。地面には石がゴロゴロしていて足の裏が痛い。
「よくそんな姿で登れますね」
と何回も言われた。前日には利尻富士にも登ってきたらしく、利尻のほうはかなりキツかったらしい。おれも明日には利尻に行って山に登ろうかなと思っていた。でもサンダルじゃ絶対に無理っぽい事を言われたからTV局にもらった靴をはこうかなあ、とも思っていた。利尻富士は往復で10時間はかかるコースだそうだ。でもTさんは6時間半で行ったらしい。
礼文はたった490mの山だけど、頂上付近には森林限界があって信州の3000m級の山のようだ。頂上までは1時間15分。疲れたけど、景色は最高。スコトン岬も見えた。残念なのは利尻富士が見えないことくらい。昨日だったらきれいに見えたはずなのに。山を下ってからは、この島にしかない(?よくわからないが、そう聞いた)という珍しい貝殻を拾うためにゴロタ浜に行った。貝殻に穴が開いている。ウニかヒトデかわからないけど、貝に穴を開けて中身を食べてしまうんだって。
探すのは大変かなと思っていたけど、かなりたくさん落ちていた。大小問わずほとんどの貝に穴が開いている。不思議なもんです。たまには穴の無い貝殻もあるけど。 学校に戻って、T畑先生の家に行った。先生は一度家を出なければならないから、プロレス観戦にいかないかと聞いてくれたけど疲れてたから家でのんびりとさせて頂きました。奥さんの作る料理はもう最高級に美味しかった。栄養満点、来月中には赤ちゃんも生まれるという幸せな先生でした。ご飯を3杯、ビールを1本飲んで横になったら、そのまま朝まで寝てしまった。疲れたつもりもなかったのに、山登りがきいたかな?
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