青年海外協力隊 (モザンビーク 理数科教師)
短期隊員との活動記録 『びりびり日記』 その18
シャパ
24日(水)。お台場で眠り、起きる生活が普通になってきた。短期のメンバーには邪魔して悪いと、ミジンコの大きさくらいには思うものの、極楽な生活は止めることができない。
6時20分から学校に行って今日訪問する予定の「ネルソンマンデラ中学校」に持っていくものを準備、確認する。今日も外には輪郭をくっきりと見せた赤い朝日が窓越しに見える。暑い一日になりそうだなぁ。
今日行く学校には実験室も、実験道具も十分に揃っているというのは聞いているのだけども、汚い場合や、もしも何もなかった場合に備えて、最低限のものは持っていくのだ。
45分には集会に顔をだす。生徒がアカペラで国家を歌って、国旗の掲揚が行われる。
教頭のリカちゃんがやってきて、
「エイッパァ。車は探したけど、無かったからシャパで行ってもらうことになる」
「途中で郡の教育局の車と合流することになったから」
と言う。やっぱりシャパか・・・・・。それにしても途中で局の車と合流とか、そんなややこしいことはやめてもらいたいな。この国では、2つ以上のことを一つにつなげることは、不可能に近いくらいに難しいのだ。大体、どうやってその待ち合わせをするんだよ。
7時半には休暇中の校長も、教頭に呼ばれたのかやってきて、「エイッパァ」と言っている。エイッパァというのは、日本語では「あちゃ〜」みたいな感じかな。その使い方なら理解はできるけど、人によっては口癖みたいに言う。
「おい、元気か?エッパァ」
なんていう使い方だ。まぁ「エイッパァ」と「エッパァ」と「オッパァ」を使って、会話の中にアクセントをつけるような感じかな。
そんな話は置いといて、とにかくこの状況を何とかしてくれよ、校長。
シャパで行くならいくで判断をくだしてくれればそれでいいのに、教頭と相談をしに学校の中に消える。短期メンバーと私は、待つしかないわけで・・・
7時に出発、8時に到着、挨拶して8時半から仕事を開始。なんていうのは、予定表の中にだけ存在しているんだよ。
30分後、出てきたよやっと。校長の車と、シャパに分かれて出発。今日は短期隊員の1人が体調不良(ニワトリの食べすぎで、腹痛)になったので全部で6人。
3人ずつ分かれて移動開始。
ちなみにその途中で合流するというナマーシャ郡の教育局の車が何故いまナマーシャにないのか・・・・教育局はすぐ側にあるはずなのに。現在、教育長まで長期休暇を取っているらしい。そして教育長が局の車を自分の家に持って帰っているのだ。このプログラムのことは知っているのに。
校長がまず3人を学校に降ろして、そしてシャパ組と途中で待ち合わせる。そして教育長の家に行って車をゲットするというアホらしい作戦だ。ということは運転手が2人必要なので、中学部の教頭サライバ先生も一緒に行くことになる。
私は楽な校長の車に乗るわけにも行かず、シャパ組に入る。
