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ドイス「K]・アフリカ旅行記(モザンビーク観光情報など)






モザンビークの切符販売システム

 最低やな・・・。

 何度もそう呟いたのは、列車のチケットを買いに行ったときも同じ。

 クアンバに向かう列車は火・木・土曜日に出る。月・水・金曜日の15時半より駅にてチケットを販売している。 

 13時半に駅に行く。すでに200人以上の人が並んでいる。

 いや、正確に表現すると、並んでいるのは・・・

石っころ、バナナの皮
マンゴーの種木の枝


さらには足で赤土に描いた丸い線


 暑い日差しの下、物言わぬ代理人が並び、本人達は木陰で座って――モザンビーク人は「あぐら」はかかない。皆、三角座りか足を伸ばして座っている――、しゃべりながら切符が売り出されるのを待っている。

こんな並び方見たことない。日本人のマジメさに変に関心してしまった・・・。

と同時になんてアホなんだ、モザンビーク人は。整理券配れよ。


それに倣いおれも石を置き、木陰に移動。
 人は増え、後ろにも百の石、種、皮。

 木陰にはマンゴーの皮、種が大量がある。無数のハエがブンブン飛ぶ中、

隣のおばちゃんのチケットを買うんだという兄ちゃんと話して2時間待つ。




 ダダダダダッ!

 突然座っていた数百人が一斉に立ち上がって猛ダッシュ。

 3時半を5分ほど回っていた。


 いよいよ売り場が開くのか! おれは急いで「石」に向かう。

 
 あれ・・・周りに誰もいない

 ・・・皆、売り場の窓口で押し合いへしあいながら、順番を争っている。


 「このボケが〜」 叫びながら前にいく。

 
 石は一体なんやったねん!!

 遥か前方の窓口はもはや戦場。前へ前へとギューギューの状態。


 後方には石とバナナとマンゴーが、それはそれは秩序正しく、並んでいた。 ハエがたかってブーンブーンとうなりながら。

待ち時間・・・・・・一緒に喋っていた奴はいつの間にか最前列にいる。





  驚愕の新情報が入る。

全員は買えないらしい


  最前列の彼が手招きをしてきた。

「おれが買ってやるよ。20コント(100円)出せ。」

最前列はダフ屋ばり。
 周りから幾ばくかのチップと共に次から次に頼まれる。

購入を頼むのではなく、そいつの後ろに割り込むには10コント払えばOK。  4,5人割り込んだ。

 そりゃ最後までチケットが行き届かないわけだ。あいつの職はこれか?

 

そして、販売窓口は1つだけど、列は2つある。

 女性専用ラインが存在する。男女10人ずつ交代に進む筈なのだが、優しいガードマンの存在のせいか、明らかに女性の列がどんどん進む。
 逆らうと一番後ろに回されるらしく、あのダフ屋も文句一つ言わず待っている。

 チケットは54コント(三等席)、250(二等)、500(一等)。
 快適なたびを求めて、二等席を買いたかったのだけど、この日は三等しか売り出さなかった。
。。

 ま、手に入っただけでもマシか。


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