ドイス「K]・アフリカ旅行記(モザンビーク観光情報など)
ナンプラでのけん玉デモンストレーション
12月26日。
朝四時に島を出て、ナンプラに戻る。
飛行機まで時間があり、スイスから来ているという青年と朝食を食べる。
お釣りに出てきたお札が、洗濯機で洗ったティッシュのようにボロボロ。
「交換せんかい!」
「ナンプラは細かいお金がいつもないんだよ。」
有名レストランの言う言葉か。
確かに、ナンプラ以降はかなりの頻度で釣りがない。出発前に貯めておいた、50万MT分の細かいお札はどんどん減っていくばかり。でもマプト周辺では見ない5コント札も北部には存在している。
この日は昼間、前回の新聞記事を受け取るのと、広場でけん玉のデモンストレーションをすることにもなっている。そのことが記事に書いてある。週1回の新聞。雑誌という方が正しい。
ヘボい雑誌だけど、読んでいる人も見かけた。
広場には、100人程の人が集まっていて、最初は持っていた5本のけん玉で適当に教えていたらすごい混乱になる。
5人の子ども――あの案内してくれた少年も入っている――を選んで練習させ、発表会をするという形をとる。練習中、
「こいつは道で寝てるんだぜ〜」
「服もないんだ」
なんて、彼の悪口を言う奴がたくさんいた。確かに他の子どもらよりも一段階、二段階、服は汚い。でもなんでそんなこと言うかなぁ。こっちから見れば、彼が一番素直で、熱心に練習している・・・。
発表の時間。広場には150人は集まっていた。
寝不足でしんどかったけど、声を張り上げて場を仕切る。
マイクが懐かしい。ピンマイクが好きだ。
彼ら5人、失敗しながらも、会場を笑いと拍手に包んでくれた。
その後は私の独り舞台。
まずは「けん玉」という名を印象付けるために、強調して話す。
――自分でも情けなくなるほどの技のキレだけど――、
拍手と、「ケンダマ」コールが何度も起こる中の20分間。どこの国にいても、人と拍手と歓声に囲まれてけん玉を操るのは最高に気持ちがいい。
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