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マンゴー売りの少女

道を歩いていると、、

「マンゴー買わない?」

 マンゴー入りの容器を頭に乗せた少女。


聞くと、この日来たあの数百の白人御一行はマンゴーを一つも買ってくれなかったらしい。
 確かにあのお金持ち軍団はスジスジマンゴーを買いそうにはなかった。


「ある女性が、子どもを身ごもった時に病気になって、死んだの」


「彼女の旦那もそれに続いて死んだの」


早口だったけど、確かにそう言った。何をいきなり、と思っていたら、


「その赤ちゃんは、今、ここでマンゴーを売っているの」


14、5歳の彼女。

「君?」

彼女はうなづいた。寂しそうな、でもちょっと笑ったような顔で。

「また明日な。」 

 買ってあげたいけど、今日はもうマンゴー食いたくない。

売るのは諦めても、彼女は隣を歩き、あのナンプラの少年ばりに、ここは何だの、このトイレは泥棒のたまり場だの、会話をリードする。そして帰る。

「また明日ね」

サンタがいた。赤い上着を着て、白い髭も付け、帽子まで。

初めて見る夏のサンタ。

  下半身はハーフパンツにビーチサンダル


「おいサンタ」 ーー声を掛けると

「ウェイト、ウェイト」と言って、汚いリュックのポケットからプレゼントをくれた。

コンドームだった。

 

12月25日、クリスマス。

 のんびりと昼食をとり――オムレツ注文したら出てくるまで一時間もかかった――昼寝をして、マンゴーをかじりながら散歩。けん玉持って。

高 そうなホテルの中に、中国人のような、日本人のような女性がいる。覗きに入ってびっくり、JICA職員さん。世界は狭い。一緒にいた難民キャンプで働いて いる国連UNHCR事務所の方にも挨拶をする。頭にタオルを巻いて、マンゴーをかじりながら挨拶するのは礼を失したけど。

 夕食を一緒にすることになり、待ち合わせ時間までの1時間を利用して、海岸に行ってけん玉をする。相手は中学生に小学生。

この日は六人と一緒にしただけだったけど、島には全部で4本のけん玉がある。。



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