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ドイス「K]・アフリカ旅行記(モザンビーク観光情報など)






バスの排気口の調子が悪いのか穴でもあるのか、排気ガスが後部座席に充満する。

 最後列のおっさんが「死ぬ、死ぬ〜」とわめき散らすので、窓は常に全開。  
 窓側のおれは雨風にさらされ続け、クソ暑いはずのバス旅行はなんとも我慢比べに来たように寒さとの戦いになった。

 風と共にホコリにも十時間さらされ、夜、頭を洗ったときには真っ黒い水が落ちてきた。

 ヴィランクーロからベイラまで約500kmの間、これといって大きな町はない。広大な大地、緑。大半は手付かずといった感じで、人が住んでいるのもごく一部のようだった。家もほぼ、「草」作り。本当に自給自足の生活をしている人が大半だろう。

バスは小さな村で止まる。村では待ってましたとばかりに子ども達が頭にマンゴー、パン、ジュース、パイナップルを乗っけて窓に詰めかける。足場もない状態なのに、パイナップルを買いだめするやつがいる。鶏を買うやつがいる。

 14時半、ベイラに到着。

 なんだろう…こんな書き方は誤解があるかもしれないけれど…品がないというか、なんか汚い。
 モザンビーク第二の街に持った印象はそんなだった。ごちゃごちゃしていて、しかめっ面をしながら歩いている人が多い。マプト周辺の人とは顔も少し違って いるような気がする。ホテルを探して歩きまくる。次の移動を考えて、バス乗り場の前のペンションがいいなと思っていたけど、満員。少し離れたホテルに落ち 着く。

ベイラでは2泊の予定だが、次の日の朝には3時に起きて次なる目的地キリマネ行きのバスを下見に行く。

 到着時に聞いたバス乗り場にはキリマネ行きのバスはなく、郊外に歩いて30分のところにある「マール・アズール」というバスターミナルから出る。切符は出発前日の朝9時から販売。8時くらいから並ぶのが無難だという。

 右も左もわからなかったベイラの街を、「どこでバスに乗れるの?」と聞いただけで、そのバス乗り場まで往復1時間もかけて案内してくれたモザンビカーノには感謝。

 別れ際も――予想に反して――金くれと言う事も無くただ、

 「ちゃお、アミーゴ」と去っていった。珍しいやつもいるもんだね。



  チケットを買った後は1日中散歩。

 ベイラには電車の駅もあり、見に行った。

 駅の構内で写真を撮ったのがまずかったらしく、警察に呼ばれた。

 まぁ、デジカメの使いかたはわからないだろうと思い、しらばっくれていたけど、エライ怒られ、誤魔化しきれず、せっかく撮った他美しい駅の外観や、駅の中にあるタイルで作られた貼り絵の写真は消すことになってしまった。

モザンビークの500MT硬貨の裏側に描かれている建物は恐らくベイラの駅…っぽい。

夕方には海で子どもらを捕まえて一緒にけん玉をする。やっと、晴。


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