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ドイス「K]・けん玉普及を目指して日本一周ヒッチハイクの旅

 


9月23日(月)・・・・旅、46日目(北海道さようなら)

 函館に着いたのは午前3時半。気がついたら函館山の山頂だった。前はかなり苦労して登ったのに。

 それにしても、まさかまたこの夜景を見ることになるなんて思ってもなかった。ものすごく寒いけど、やっぱり綺麗だ。日出をここから見たら綺麗らしいけど、あまりに寒いから退散した。フェリーは9時発、大間行きに乗る。朝市の前で車を止めて仮眠。おれは寝てばっかりですみません。本当に、Y田さん、T大先生、ありがとうございます。

 6時にもなれば朝市はにぎわってくる。車から降りて、「腹減った〜」といいながら美味いうに丼を探した(Y田さんは相当ウニが食べたかったらしい)。朝市は安いと思う、カニや魚も何でも。天狗食堂という店に入って、T田さんはうに丼てんこ盛り、Tさんとおれは2色丼(うに&いくら)を食べました。Y田さんの食べていたうに丼はおれが利尻で食べたものとは比べ物にならないほどに豪華だった。2色丼も最高!北海道最後の食事は美味かった。つぶ、ご馳走様でした。フェリーターミナルに行って、DVDで千と千尋の神隠しを見ていた。いや、面白いね。でもラストでフェリーの時間が来てしまって最後まで見れなくて残念。
 
 函館〜大間(青森)は1170円で1時間40分の船旅だ。最後に写真を撮ってお別れ、「また来ます」と。
 本当に寂しいなあ。ありがとうございました!!

 船の中ではいつものごとく寝ていた。北海道ともお別れか、18日間の滞在。1ヶ月は欲しいね、北海道は。何といっても日本の2割は北海道なんだから。まあ下北半島に着いたら10時半。後はがんばって帰るだけ、東京でA吉君やI藤君たちに会ったり協会本部に行きたいけど。
 
 東北ではまたヒッチハイクに困るんだろうと思っていると歩き出す気にもなれない。なんか旅もラストで気が抜けてきたのかもしれない。しかし「家に帰るまでが遠足」・・・再び気を入れなおして歩き出した。まずは、むつまで行きたい。

 予定としては、むつ→八戸→高速→関東。

 ここ大間は本州最北端の町で最北端の岬、大間崎も2kmと近い。
 歩いていこうかとも思ったけど、20kg担いで往復4km歩いていたら、あまりにも疲れて帰れなくなりそうだからやめておいた。それにしても車少なすぎ!とりあえず体を慣らすためにもがんばって歩いた。30分もしたらかなり疲れたけど、1時間以上歩いてヒッチハイクを試みた。意外にも15分ほどでおばちゃんが止まってくれた。道の真ん中に止まって、端に寄ろうともせずにバックでこっちに戻ってきてくれた。うれしいけど、これを見て運転がヤバイかもと思わざるを得なかった。後ろからはバスが走ってきてたんですよ。

 まあ15分間は「なんやねん、東北は!」とか思っていたから、かなりハッピー。「こっちの人は警戒心が強いからね〜、私も迷ったけど」とおばちゃんは話していた。こっちの人はみんな「警戒心」という単語を使うね。ドライブ好きのおばちゃんでちょうどむつに向かうところ。昨日見たという綺麗な夕陽の話が長かった。「あんなに綺麗な夕陽は見たことがない」と何回も繰り返していた。よっぽど綺麗だったんだろう。ここは夕陽がきれいな場所らしい。

 降ろしてもらって、20分歩いて次のヒッチ。今度も15分くらいで止まってくれた。N田さんという方で「八戸から高速に乗るんだったら、おれ青森まで行くからインターで降ろしてやるよ」と言われて、お願いした。青森まで2人で2時間半のドライブとなった。道中は色んな話をした。N田さんは静かな空間が嫌いなのかな?ずっと話していた。この時は営業の仕事帰り。なんでも、一台60万円の掃除機の販売をしているらしい。耳を疑ったよ、60万円の掃除機!固定給が11万円で一台売るごとに10万円プラスだって。今月はすでに8台売ったそうだ。60万の掃除機を買う人の気が知れんわ。

 一人旅が好きな人みたいで、

「旅はいいよなあ。いろんな事が考えれるし、絶対に何かの役に立ってるよな」

 と言っていた。ホント、旅に出てくると普段考えないことも考える。貴重な時間だよ。旅が進むに連れて、無駄な時間なんてないと思うようになってくる。いつかどこかで、何かの役に立ってくるはず。

 ぼや〜としている時でも、ヒッチがつかまらなくて立ち往生している時でも、それはそれで楽しめる。自分の置かれている流れの中に身を任せて、それを楽しめるようになったと思っている。
 
 青森市内ではカツ屋に入って、とんかつ定食にビールを頂いた。最高に美味い。インターまで乗せていってもらって、いよいよ高速道路だ。

 はやく帰らないともう夜だ。寒いながらも手を上げていたらまたもや15分くらいで止まってくれた。東北もヒッチハイク大丈夫だね。帰りは太平洋側を南下したいということを伝えた。K山内さんは横浜まで行くらしい。仙台当たりのパーキングで降ろしてもらうことになった。約400km道のり。途中ではかなり雨が降ってきたけど、気象情報では東北〜北海道が雨、九州から関東は晴れと言っていた。まあ南下していくから大丈夫だろう。その通りとなって、岩手の辺りから晴れて星空が出てきた。天気に恵まれるって、旅に当たっては最高です。この人は話の内容が堅く、おれが大学で勉強していることをずっと質問してきた。寝てしまった。仙台でさようなら。

 ここは高速内のサービスエリア・・・どうやって先に進もうかな。でも一気に400km進めたから助かった。まだ9時だ、でも寒い。水戸の方に向かう(太平洋側に行くため)車を見つけようとするものの、車のナンバーを見ただけじゃよくわからないし、車も少ない。上手くいかないまま、店内に入ったり出たりを繰り返していた。夜にサービスエリアに来る人は、車の中で寝ているからどうしようもない。水戸ナンバーを発見し、前で一時間くらい待っていたけど降りてこない。どうやら中で熟睡中のようですね・・・

 数台の車に頼んだけど、方向が違ったり断られたり。かなりヘコんだし、体も冷え切っていたから止めて売店の中でうどんを食ってうつむいて寝た。明日、日が明けてから探そう。12時から2時までは座っていたけど、尻が痛いからイスに横になって寝た。他に客もいないし。店の人はキレていただろうな、うろうろして、最後には寝る・・・スミマセン。まあ寒くてぐっすりとは寝れなかったけど。


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