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9月2日(月)・・・・旅、25日目(誕生日)
まさか公園のベンチで誕生日を迎えるとは。朝起きて、トイレで顔を洗い、体を拭く。途中で掃除のおばちゃんが来て気まずかった。とりあえず真野の小学校に行くか。その前に酒蔵の見学に行きましょう、場所知らんけど。アルコール共和国の看板を見つけて行ってみた。真野鶴という酒を造っているらしい。中に入るのは自由。今は酒造期じゃないからビデオ鑑賞。案内係のお姉さんとのんびりと休憩室で話してけん玉をしていた。壁にはかなりの数の有名人の方のサインが並んでいる…おれもいつかサインの書ける人物になりたいなあ。真野小の場所を聞くと意外に近くて歩いて10分。
しかしこの日は始業式。みんな体育館で並んでいた。それが終わってから職員室に行って聞いてみたけど、時間がないとか言って断られた。校長さんは優しいけど融通が効かないなあ。まあそんなもんかな。
「他の学校に行っても同じ事言われるよ」
なんてイヤミまで頂きました。そりゃどうも。なんて頭の固い人達だ。仕方がないから、佐渡といえばトキ。トキを見に行こうと思ってヒッチ開始。の前に30分ほど歩いた。全然車が通らない。K藤さんにトキの森の手前まで乗せてもらえることになった。でも小学校行きが諦めきれずというかさっきのが腹たって、なんとしてもリベンジしたくなった。けん玉のことを話して新穂小学校の前で降ろしてもらった。
中に入って教頭先生に声をかけたけど、さっきみたいな感じで時間がない、生徒は昼には帰ると断られた。けど、ちょっと粘って、少しだけでもと話していたら生徒が帰るときに少しだけどやらせてもらえることになった。でもまだ10時半。下校は11時か。職員室で待たせてもらうことになった。校長先生が出てきて、話した。校長はけん玉好きのようで、えらいノリ気みたいだ。少し技を見せたら、これは子どもたちにも!となって歓迎ムードになった。校長先生はけっこうけん玉をしていた。教頭先生はネットでおれのことを見ていた。
11時半には体育館に行き、生徒を待つ。昔ながらの校舎で、下駄箱に行くには体育館を通らなければいけない。帰る子に声をかけて足を止めてもらう。6年生の20人くらい来たところで「じゃ、そろそろ」と言われて始めることに。おれ的にはみんな来てからやりたいけど、従うしかない。先生にしては「時間が」と思うに決まっている。
トークしながらけん玉をする。だんだんと体育館に生徒が増えてきた。ほとんどの生徒は見ていったんじゃないかな。先生もあわせて140人くらいか?職員室では少ししかしなかったけど、ここは広いし、思いっきりやりました。先生達も技をみて少しは驚いてくれた様子。両手技(普段はしない)までやりました。う〜ん、写真がないのが残念。やってみたい人はやって帰ってというと50人くらいが群がってきた…けん玉足りなくてごめん。少し自力でやってもらってから、持ち方とか膝の使い方を説明して、とめけんの説明などもした。40分くらいしかできなかったけど、自分的にも満足のいく内容だった。「先生、総合のときにけん玉やろう」という子どももたくさんいたし、先生もけん玉かなりやっていた。校長先生はかなりうまい。で、職員室でお茶と漬物を頂いて帰りました。「いい誕生日になりました」と言ったら、大量にお菓子をくれた。
そして、トキのいる場所まで、職員室にいた二人の方が送ってくれることになった。トキの森公園に行ってトキ観察。漢字では「朱鷺」と書きます。思っていたよりもたくさんいて全部で21羽。日本最後のトキ「キン」は飼育小屋に入っていて見れない。キンは世界最高齢のトキで、名前は最初に保護・餌付けをした故人の方の名前の一部だってさ。展示室で鳥の泣き声クイズを一人寂しくしていたら横から口出してくるおっさんがいた。「これは〜や」…全部間違っていたけど。おれもまったくわからん。トンビとカラスくらいだね、完璧にわかったのは。おっさんは広島から来たという。僕も広島から来ましたというと二人で盛り上がり、一緒に両津という町(市)まで行くことになった。アニメで「こち亀」というのを知っている人は「両津」は聞き覚えがあるだろう(主人公の名前)。なんてったって、この地名から名前を付けたんだから。
トライアスロンの大会に出場しに来たというN田さんと一緒に潟上温泉に行き、リラックスできた。シャンプーで頭洗うのは何日ぶりなんだろうか。両津港に行って、N田さんはレンタカーを返し、一緒に飯を食べに連れて行ってもらった。ステーキ屋が閉まっていたからラーメン&丼屋。カツ丼にラーメンをご馳走になりました。けん玉の紹介もしておきました。何でもスキー場を経営していて「冬のバイト決定やな」と何回も言われた。う〜ん、やりたいかも。夜は毎晩けん玉ショーか。フェリーは3:10だと聞いてダッシュで船乗り場までいった。すでに3:05だ。超ギリギリ、切符買っている暇無いからフェリーの中でお金を払った。短い佐渡滞在でしたが本当に思い出深い場所にもなった。行きと違って、トライアスロン帰りの人で満員だった。行くときはガラガラだったのに。今から行くのは新潟港、乗ったのは上越港。フェリーの中ではずっと寝ていた…体ダル。
新潟港についたら地図はもってないし、ここはどこ??っていう感じでまいった。さまよい歩き続けてコンビニで地図。山形市は結構内陸だと知り、海沿いの7号線を北上して村上を目指すことに。しかし7号線、どこですか?1時間半ほど歩いてヒッチできる場所まで何とかたどり着いた。キツイね。ヒッチしだして2分くらいで、K崎さんの車が止まってくれた。かなりラッキー。
「どこにいくんや?」
と最初は結構きついおじさんだとも思ったけど、面白いおっちゃんでした。夫婦で今から家に帰るところ、ジム帰り。昔剣道していて、インターハイで広島に来たらしい。歳を聞かれたから「今日で21です」と答えた。「誕生日か、そんならお前にラーメンでもおごったるわ」ということになった。奥さんは初対面の人とは話しづらいといっていたけど、話し易かった。
最初川崎さんは「しゃ〜ないなあ」みたいに言っていたけど、実際はすごくこの流れを楽しんでいるように見えた。行ったのはラーメン屋ではなく焼肉屋。この店は焼肉はもちろん、ラーメン、チャーハン、刺身まで出してくれる。そこがお気に入りのようだ。ビールまで頂きました。この日は息子さんが宿直で家にいないから外食になったらしく、おれラッキー。やはり体育会系、焼肉はかなり注文してくれた。盛り合わせにロースにハラミ、ビール二杯と酒二合。しかも焼肉はおれしか食べてない。川崎さんは刺身とかラーメンだけ食べている。そしておれは最後にチャーシュー麺!!世の中、どんな人に巡り合うかわからないね、本当に最高の誕生日でした。日記帳には、
『ガンバレ 保 誕生日おめでとう』
それからさらに1時間以上かけて村上まで送ってくれました。ありがとうございました。
村上駅で地図を見て、明日行く保育園とか小学校を下調べ。村上城跡で寝るのがベスト、という結論に達しました。村上城までは歩いて1時間。まあ普通なら30〜40分だが荷物が重い。K崎さんが2Lのペットボトルを買ってくれたから荷物は17kg。まあ水分だけはしっかり取るようにしてるから助かりますが。ベンチはあるものの形が悪く,名んか寝苦しい。11時を過ぎれば街灯も消え、真っ暗な公園、風で木がざわめいている・・・こんなにも不気味な場所で寝るのは結構怖い。蚊も大量にいるが、室戸岬の地獄に比べればかわいいものよ。
この日はN通さんから連絡があって、次なるドキュメント「北海道編」を企画してくれているとか。気分は最高だ。2時半くらいまで寝れなかったけど、ベンチから下りて、地面(コンクリート)で寝た。冷たいけど変な体制で寝るよりかはマシだ。
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