テネシー州 トゥーラホマ (Tullahoma, TN, USA) — 2006 年 5 月
トゥーラホマ空港はアーノルド空軍基地 (Arnold AFB) の近くにあります。エアショー自体もアーノルド空軍基地 55 周年記念エアショーと名前が付いていました。空港はジェット戦闘機が離着陸できる滑走路がありましたが、普段は小型機が利用するだけのようです。トゥーラホマは小さな街ですが、テネシー州の州都ナッシュビル (Nashville) と チャタヌーガ (Chattanooga) の中間ほどにあります。
North American F-86 セーバー (Saber)
サンダーバーズ・ブルーエンジェルスともに来ませんでしたが、このエアショーの目玉の一つがこの F-86 2 機の編隊飛行でした。片方ずつであれば、このようにエアショーでたまに見かけます。
MiG-17 はこのように銀色に塗装されている印象が強いですが、ネービーブルーでした。夕方近くになると前方に太陽が来てしまい逆光気味だったので、暗めに写ってしまっています。
湿度が高いとジェット戦闘機が高迎角で飛んだ際、圧力が低い主翼上面や渦で水分が凝縮し、このようにきれいに可視化されます。高空で見られる飛行機雲とは違いすぐに消えてしまいますが、写真ではきれいに残ります。
現役の戦闘機を古い順に並べてみました。まず F-15 ですが、アフターバーナーをふかしながら急旋回しているところです。翼端渦がきれいに出ています。
Lockheed Martin F-16C ファイティングファルコン (Fighting Falcon)
F-16 は 前縁延長部 (Leading Edge Extension; LEX) が付いているので、そこから強い渦が出ているのが分かります。LEX は普通の飛行をしている際には ほとんど流れに影響を与えませんが、このように高迎角飛行した際に渦を作ることにより機動性能を高めることができます。
CF-18A は CF-104 スターファイター (Starfighter) などの後継として、F/A-18A とほぼ同じ機体です。コックピットの周辺から長く飛び出た LEX は F-16 のものよりも大きく、その先からきれいな渦が出ています。LEX の形状はこの写真が分かりやすいです。
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