ミシシッピ州コロンバス (Columbus, MS, USA) — 2006 年 4 月
コロンバス空軍基地はアラバマとの州境に近いミシシッピ州東にあり、コロンバス市内の北 10 マイルほどです。バーミングハムからはほぼ西に 130 マイルほどです。大都市が周りにないため人出は少なめで、滑走路近くのスペースが十分設けられていて、ゆっくり見られます。この日は一日中文字通り雲一つない快晴で、会場から滑走路方面がほぼ順光だったこともあり、写真を撮るには非常に快適でした。空軍のサンダーバーズ (Thunderbirds) が来ていました。
Lockheed Martin/Boeing F-22A ラプター (Raptor)
F-15 に変わるアメリカ空軍最新の戦闘機です。レーダー反射面積を抑える、いわゆるステルス技術が用いられているため、見た感じのっぺりとしています。ステルス性能を高めるために、ミサイルは機内に格納できるようになっています。
このエアショーで実際に飛んでいる F-22 をはじめて見ました。あまり往復してくれなかったのがちょっと残念でした。地上展示の機体はこのような感じです。
Boeing F-15E ストライクイーグル (Strike Eagle)
離陸直後、アフターバーナーを使用して急上昇しているところです。アフターバーナーはタービンを通過した高温の排気に燃料を噴射し、再度燃焼させて推力増加を図るものです。使用中の燃費は非常に悪くなりますが、簡単な装置で高出力が得られるため、戦闘機ではよく用いられます。アフターバーナー中に衝撃波が見えます。
このエアショーでの Heritage Flight では F-15E, A-10, P-51 と P-47D が 4 機編隊を組んでいました。
Curtiss SB2C-5 ヘルダイバー (Helldiver)
1940 年に初飛行した急降下爆撃機です。トリミングせずに縮小してあるだけですが、たまたまちょうどいい具合に写真中央に収まっています。
Lockheed Martin F-117A ナイトホーク (Nighthawk)
ステルス戦闘機として湾岸戦争の頃に話題となった機体です。ただし実際の任務は名称とは異なり、攻撃機です。普通の攻撃機は戦闘機の護衛が必要ですが、レーダーに映りにくい特性を生かして、単独で重要目標にレーザー誘導爆弾を落とすのが任務です。
F-22 よりも開発時期が早かったため、ステルス技術の研究も初期段階で、平面を組み合わせた変わった機体形状になっています。空力的にはかなり効率が悪そうです。最近の飛行機の操縦系は、操縦桿と蛇面を直接つなげるのではなく、コンピューターを介した fly-by-wire と呼ばれる技術を用いているため、かなり不安定な機体でも操縦可能です。
新旧のテキサンが編隊飛行してました。どちらも練習機です。
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