能面は美術品としての価値をもっていますが、本来は能の道具の一つです。能楽師に舞台で使用されることが本来の能面の役目であると考えています。
→能面師 大南猶眞プロフィール
能面は能において、主人公である”シテ”や助演者である”ツレ”が使用する面(おもて)です。神や鬼神・怨霊などを表現するために使用されます。また美的表現を必要とする女性の役を演じる時にも使用されます。
能面は大別すると、翁・老人系・鬼神系・女面系・男面系・怨霊系に分類できます。小面(こおもて)や般若(はんにゃ)と言うように名称で分類すると、基本形は70種類程度あるといわれています。さらに白般若や赤般若・黒般若と同一種を細分化すると、200種類以上あるといわれています。
→能と能面
あなたも能面打ちに挑戦してみませんか?難しいと思われるかもしれませんが、あなたの想像する以上に素敵な面が打てますよ。
→能面教室
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