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古面修復

古面修復について

能面は能の道具として、また美術品として大切に扱われています。

しかし、経年の使用や保存状態の悪さにより、損傷することがよくあります。

木部の破損や割れ、彩色の剥落、金冠の欠落や植毛の欠落などです。損傷した面は、古い彩色を出来る限り残して修復します。

 

古面修復一覧

三光尉の修復

修繕に持ち込まれた桃山時代の天下一是閑の三光尉。400年前の桃山時代に打たれた面です。

髷、髭、顎鬚の植毛はすべて抜け落ちています。

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頼政の修復

戦後数多くの面が海外に流出しています。これはドイツに流出していた面です。

額裏部にはフック穴の跡があり保存の悪さが感じられます。右目の金冠は欠落し、鼻の上部などに白いペイントが貼りついていました。口周辺部は不自然に修復されていました。顎の下は胡粉がういており、一部彩色が剥落していました。

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翁の修復

修繕に持ち込まれた江戸時代の翁です。

眉や髭は抜け落ちて彩色は剥落しています。頭部や髭、唇は粗悪な墨で修復されています。

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顰の修復

桃山時代の天下一是閑の顰(しかみ)です。

是閑は大野出目家初代、是閑吉満で1617年没。豊臣秀吉より「天下一」の称号を受けています。

保存状態が悪く、彩色の剥落や木部の割れなどが随所に見られます。

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