ドイス「K]・アフリカ旅行記(モザンビーク観光情報など)
麻薬の密売人か?! 100円払えこのやろう!
雨が止んだ頃、通路を挟んだ斜め前で一人のおじさんと乗務員やら警察がモメている。どうやら、キセルらしい。さらに荷物超過。警察官が怒鳴る。
「百円払え!この野郎!」
その程度の値段。
おっさん何を血迷ったのか、荷物を窓から捨て始めた。
「何をしている!」
警官が棒で、乗務員がコブシで殴り始める。ろうそくの明かり一つの満員列車の中、鈍い音が響き渡る。頼むから撃つなよ、警察のおっちゃん。麻薬でも運んでいたのかもしれない。あの男、金はいっぱい持っていた。
疲れて、寝る。起きる。もうとっくに予定到着時刻は過ぎている。
二十二時半。
再びポォォ〜〜ッ!という汽笛と共に、雨の降りしきるクアンバに到着。何も知らない町。地図もない。ナンボでもはらうから眠らせてくれ。
怖さと共に闇の中を歩いて宿を探す。三軒目で空いた部屋があった。
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