イタリア[議会と政党]リンク集


(イタリアの政党について)
 戦後40年間続いてきた政党のほとんど全てが、90年代に入り冷戦構造の崩壊と大規模な汚職事件
 「タンジェントポリ」の摘発により解党ないし再編成された。このような大変化をさして「第二
 共和制」の成立(憲法を改正していないので法的には無理な表現であるが)と呼ぶこともある。
 有権者の政党離れが進み、党名から「党」を外し、単に「主義者(複数形)」と名乗る政党
 が多い。その感覚を伝えるため、ここでは政党の訳名は定訳にこだわらず、あえて直訳風にした。
 下院20人以上(ただし下院規則第14条第2項により例外的に20人以下でも認められる場合がある)、
 上院10人以上の議員で議会内会派を構成できる(単独で会派を構成する政党に*、複数の政党で
 会派を作っている場合は**印を付した)が、それ以外は無所属を含む全てが単一の「混合会派」
 として、それぞれの院の議会内会派を形成する。「混合会派」内では下院の場合3人以上で会派
 内の「構成政治勢力」として認知され、記録などに並記される。
 (下の1から6をクリックすると該当箇所に飛びます。1から4は別ページになっています)
  1. 中道・右派連合「自由の人民」
  2. 中道・左派:民主党ほか
  3. その他の中道政党
  4. 極右政党
  5. イタリア政治ウオッチング
  6. イタリア国会(上院・下院)


5.イタリア政治ウオッチング

「ポリティカ・オン・ライン」
 イタリア政界を24時間ウオッチする情報サイト。各党の動静などリアル・タイム情報が充実。
 政党へのリンクもどの検索エンジンよりも充実していて、このページに掲載した地域小政党の
 「ヴァルド連合」へのリンクも、このサイトでようやく発見した次第。多くの政党HPがこの
 サイトにリンクを張っている点でも信頼できる。議論のページもある。


6.イタリア国会(上院・下院)

イタリア国会(上院・下院)
 上院(Senato)と下院(Camera dei deputati)の二院制。メインのページから両院へ。
 2013年総選挙による現議会は第17議会と呼ばれる。各院設置の委員会のほか、憲法など重要事項
 に関する両院委員会も設置されている。サイト上には議員のデータ、現議会採択の法律、審議中
 の法案など。上院のサイトには議会用語のグローサリーもある。両院の新議長は、上院がピエロ・
 グラッソ(民主党、元・対マフィア全国検察官)、下院がラウラ・ボルドゥリーニ(左翼・エコ
 ロジー・自由、元・国連難民高等弁務官事務所広報官)。


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