ルドラの秘宝／スクエア・エニックス

◆ガフの記憶・？？？？

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Last Update : 西暦2009/6/30

そういえば…？

◆基本データ

◆ステータスについて

「れいたい」のパラメータ変化がどうなっているか、気になる物好きも中にはいるだろう。そこで実際にサーレントを「れいたい」に設定して調べてみた結果、移動中こそサーレントだが戦闘中のグラフィックは用意されていないことがわかった。仮に行動を起こそうとすれば、構えのアニメーションが発生する瞬間にゲームがフリーズしてしまう。そのため戦闘を終了させることができず、レベルアップすら不可能である。イベント上当たり前といえば当たり前か。

ちなみに、「ことだまし」サーレントの職業IDは3番で「れいたい」サーレントは職業ID18番にあたる。見た目が同じだけで内部データ的には全然違うもの。

◆基本データ

◆え、イベントデモ中のロスタムって違うの？

プレイ中のメモリ状態をのぞき見た結果、シオンの章開幕でスルトと戦うときの『存命中ロスタム』はサーレントが変身する「ロスタムのからだ」とは違う職業IDを持っていることが判明した。サーレントの変身ロスタムをID14番とすると、このイベント中のロスタムはID16番である。

このイベントロスタムはグラフィック設定が適切ではなく、ステータス画面では関係ないグラフィックで表示されており戦闘中のグラフィックにのみロスタムが設定されている。なぜ通常の変身ロスタムと区別したのかは不明だが、結論からすれば改造でこのイベントロスタムの枠を潰して新キャラクターを作り出すことは可能かもしれない。

ちなみに、パラメータ成長はいくらレベルを上げてもゼロである。イベント中はフォクシーの欄を間借りして登場するため、メモリ上でのステータスやバルキリー以外の装備品は実はフォクシーのものが設定されている。

◆基本データ

◆なんじゃこりゃ

というわけで、イベントデモで参加する存命ヒューイも紹介してみよう。サーレントの変身ヒューイをID15番とすると、このイベントヒューイはID17番である。ステータス画面でのグラフィックはバグっており、とてもじゃないが人間には見えない。戦闘中のみヒューイのグラフィックが設定されている。これもまたロスタムと同じく区別した理由や意図がまるで不明で、パラメータ設定もぐちゃぐちゃのようだ。

イベント中はテュールの欄を間借りしているため、メモリ上のステータスはテュールのものである。結局ロスタムにしろヒューイにしろ、本来の彼らの初期ステータスはゲーム中には明かされないらしい。ROMの内部情報を解析すればわかることかもしれないが、わかったところでボツデータと同等なため活用のしようがない。

パラメータ設定がぐちゃぐちゃというのは、成長度合いのことである。ためしにこの職業でレベルアップしてみると、すべてのパラメータが一気に10前後ずつパワーアップするのが見て取れる。Lv8でつよさ〜かしこさの４つは99になる。一体何の間違いでこんなことになってしまったというのだろうか。当然のことながらプレイヤーキャラをこの職業に設定するにはデータ改造が必要なため、たとえこの職業が驚異的なパラメータ成長を誇っていても「どっちみち改造にあたるならパラメータをそのまま99にするのと変わらないんじゃない？」というのが筆者の率直な感想。

◆それ以降の職業データについて

ID番号18「れいたい」のあとに続く職業はない。未設定の領域で、無理やり職業に指定してもバグっていたりゲームが動かなかったりする。またID番号32以降は「フラグつきの○○」という扱いになっているらしく、「まものハンター」にループしている。一体何のフラグかは不明。完全にプログラムを解析することができるならば19番目〜31番目の空き領域にキッドやビルシャナといった創作キャラを設定することも可能と思われるが、そこまでできるならスクウェア・エニックスにその技術を売り込んだほうがいいよきっと。

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