■司法書士比率は、最大で2.5倍の開きあり
東京・大阪は4300〜4400人に1人の割合で司法書士がいるのに対し、青森県は1万1000人に1人の割合です。青森県で開業した場合、東京・大阪で仕事するのに比べて、2.5倍のお客さんが事務所に来る可能性があるのです。
上位に関東の県がランクインし、最下位に東京がきているのは、東京のベッドタウンになっていることが反映されての数字です。それに比べ、関西は大阪が下から2番目なのに、周辺の府県が上位にランクインしていません。明らかに司法書士が過剰気味なのでしょう。
■人口から見る仕事のやりやすさランキング (何人に1人か?) |
人口比率 ワースト5 |
1 |
東京都 |
4,335 人に1人 |
2 |
大阪府 |
4,360 人に1人 |
3 |
京都府 |
5,286 人に1人 |
4 |
徳島県 |
5,403 人に1人 |
5 |
熊本県 |
5,615 人に1人 |
|
人口比率 ベスト5 |
1 |
青森県 |
11,031 人に1人 |
2 |
神奈川県 |
10,613 人に1人 |
3 |
茨城県 |
10,401 人に1人 |
4 |
埼玉県 |
10,075 人に1人 |
5 |
北海道 |
9,526 人に1人 |
|
■他の要素も取り入れ、ランキング発表! 大阪、ダントツに食えない
「実質県民総所得」「持ち家数」「65歳以上の老年人口」「民営事業所数」(出典:
「社会生活統計指標 -都道府県の指標- 2008」)のランクングを考慮に入れて、勝手に総合ランキングをつけてみました。各ランキングの数字を足して並べただけですので、正確なデータではありませんが、楽しめるかと思います。
勝手に分析すると、弁護士のように極端ではないものの、大都市圏に司法書士が集まる傾向は否めません。自分が司法書士として何がしたいかも大切ですが、都会では仕事の幅も広く、当然に総量も多いかわりに、競争も大変激しいということです。今食えない司法書士や、これから開業しようと思っている司法書士、これから就職しようと思っている司法書士は、今一度
自分の立ち位置を考えてみてはいかがでしょうか?
(それにしても、関西は激戦区。ダイエーリース(大阪府堺市)の事件で弁護士とともに司法書士も関与していたし、バックマージンも横行しているとのウワサを聞く。食えないランキングベスト10に3府県も入っているのも関係あるのだろうか。)
■司法書士としての「食いやすさ」ランキング |
食えない都道府県 ワースト5 |
1 |
大阪府 |
230 Point |
2 |
熊本県 |
213 Point |
3 |
京都府 |
212 Point |
4 |
東京都 |
207 Point |
5 |
徳島県 |
202 Point |
|
食いやすい都道府県 ベスト5 |
1 |
青森県 |
13 Point |
2 |
茨城県 |
24 Point |
3 |
秋田県 |
30 Point |
4 |
栃木県 |
34 Point |
5 |
北海道 |
35 Point |
|
※勝手にランキングなので、責任は負いません。余興と思ってください。当然、クレームも困ります。大阪の皆さまは、おゆるしくださいね。
※
下↓の表は、PDFです。総合「食えるベスト10がイエローマーカー」、「食えないワースト10がブルーマーカー」となっています。
司法書士で大成功するための10箇条
不動産登記を、新人司法書士は狙っていけ!
司法書士の年収 How much?【A事務所の開業3年情報付】
▲このページのトップへ