やはり一人前の司法書士になるには、志を高く持って日々精進せねばならないだろう。そこで、司法書士業界に長く携わってきた者として、司法書士会や先輩司法書士を見て考えてみた10カ条を伝授しよう。これをマスターすれば売上はアップし、単位会でも一人前と認められ、役員だって夢ではないかも?
■司法書士「菩薩十則」
1.常に先生らしく振るまうべし。客には先生が法律であり絶対だと思いこませろ
2.実務せず、論文書いて、視察して、連合会や書士会の役員して、目指せ瑞宝章
3.司法書士の敵は司法書士。いやがらせや密告で、出る杭と弱い者は叩きまくれ
4.平日の夜は料亭、麻雀、銀座へGO。毎週水曜は不動産会社とゴルフで決まり
5.バックマージンは必要悪。報酬基準がないのは幸い、絞りとれるだけ絞りとれ
6.過払いは打ち出の小槌。支店出しまくり司法書士法人で、目指せ!濡れ手に粟
7.知らない業務や新しいことには手を出すな。専門じゃない、難しいで逃げ切れ
8.役職に就いたら、自分はさておき、倫理と品位を盾に単位会会員をいじめ倒せ
9.補助者は人に非ず。名刺は持たせず、名乗らせず。安くこき使い、使い捨てろ
10.参入障壁は高い。他業界で使えないやつでも、十二分食える。果報は寝て待て
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冗談はさておき、かつての尊敬すべき上司から教えてもらった電通マンの行動規範「鬼十則」を紹介しておこう。資格があれば何とかなると思っている人が多い業界で難しいとは思うが、司法書士および補助者が鬼十則を実践し、他業界から一目置かれる業界に将来なることを望む。
■鬼十則
1.仕事は自ら創るべきで、与えられるべきでない。
2.仕事とは、先手先手と働き掛けて行くことで、受け身でやるものではない。
3.大きな仕事と取り組め、小さな仕事はおのれを小さくする。
4.難しい仕事を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
5.取り組んだら放すな、殺されても放すな、目的完遂までは……。
6.周囲を引きずり回せ、引きずるのと引きずられるのとでは、
長い間に天地のひらきができる。
7.計画を持て、長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、
そして正しい努力と希望が生まれる。
8.自信を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、
そして厚味すらがない。
9.頭は常に全回転、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ、
サービスとはそのようなものだ。
10.摩擦を怖れるな、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、
でないと君は卑屈未練になる。
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