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話しことばの通い路Workshop for Nipponianippon Communicative Language& Culture Studies
コミュニカティブアプローチ
ポカポカ春庭のニッポニアニッポン語教師日誌2006

  

ニッポニアニッポン語教師日誌 日本語教室はあいがいっぱい
学生からのメール編2005、2006

日付 ニッポニアニッポン語教師日誌 学生からのメール
2005/12/07〜12/14 メールよろず相談係
2006/02/02 成績が心配
02/03 成績心配メール
02/04 新年快楽
11/17 日本語能力試験
12/18 日本企業に就職


2005/12/07 水
メールよろず相談係
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(1)メールよろず相談係り

 私のメールアドレス、ひとつはホームページに公開している。めったに人が訪問してこないサイトだし、「公開を前提としているメール」とことわってあるので、内容のあるおたよりはそうそう来ない。

 ほとんどが「迷惑メール」ばかり。開けずに速攻削除。また、「いきなり教えて君(ハンドルネームも告げず、挨拶無しにいきなり○○について教えて、という人々)」のメールには、「自分で調べてね」という返信をかえす。
 「このメールは、公開します」と、おことわりがしてあるHP用のメールに来たものなので、一例を公開します。
 たとえば、こんなメール。
Date: Sat, 12 Nov 2005 13:21:26
Subject: お願いことがあります。

文法訳読法
オーディオ・リンガル法
サイレント・ウェイ
TPR
直接法
サジェストペディア
コミュニカティブ・アプローチ」
それぞれどんな教授法なのか、それぞれの長所と短所をお教えください。先にありがとうございます。

 返信。
Date: Sat, 12 Nov 2005 18:26:21
Subject: Re: お願いことがあります。

私は、日本語と日本語教授法を教えて、日々の糧を得ております。授業料を払っている人を対象として教えているので、現在ネット上のボランティア授業は行っておりません。

あなたの質問に関して、ネットで検索すればいくらでも回答が見つかるので、どうぞ、検察機能を使ってご自分で調べてください。

なお、日本語教授法を学習する以前の問題として、老婆心ながら、ご忠告を。
自分がどこのだれであるかを名乗りもせずに、いきなり質問を寄せるのは、たいへんに失礼な行為であるということを含め、日本文化や礼儀作法について学んでから質問したほうがよいと思います。以上。
==========================

 ちょうど「日本語教授法」のクラスで、先月はオーディオリンガル法と直接法について教え、「私にはマネできない教授法」としてサイレントウェイ教授法による授業を録画したビデオを見せた。「教師はできるだけ黙っていて学生の発話を引き出す」というのだが、私には1時間の授業を声をださずにいるなんてことができない。歌ったりときには踊ったり、とにかくにぎやかに楽しくしていたい。

 昨日の「交換留学生クラス聴解&会話」の授業では、ミュージカル好きな学生が「サウンドオブミュージックが一番好き」と、発表し、一番好きな歌は「エーデルワイス」といって、歌い出したので、いっしょに歌った。
 ♪エーデルワイスエーデルワイス、Bless my homeland forever ♪

 先週はTPR(トータル・フィジカル・リスポンスTotal Physical Response)全身反応法という教授法を実演し、学生にも体験させた。学生のコメントには、「教授法の本で理論を学ぶだけより、実際にやってみてずっとよくわかった」と、感想があった。

 春庭から「だれでも上手に日本語を教えられるようになる、すばらしき日本語教授法」を教わる学生はラッキーなのである、と自分で言ってみる。だれも誉めてくれんので。<つづく>

2005/12/08 木
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(2)相談、相談

 仕事先へ公開しているメール。学生たちへも「授業欠席の連絡や質問に使ってください」と、アドレスを知らせている。

 毎年、たくさんの学生に出会う。さまざまな進路に向かって悩む学生に対し非常勤講師が関われる範囲は、非常(キン)に狭い。
 私に相談するより、常勤の教授や、学生部相談係もいるのに、と思うが、学生が話をしたいと言うなら、断ることはできない。

 「質問、いつでもどうぞ」と言っているので、さまざまな質問相談事がつぎつぎあらわれる。メールで相談時間を予約してきたり、いきなり授業のあとで「相談がある」と、言ってきたり。

 授業が終わったあとで、「相談したい」と学生がやってきても、教室は次の授業で使用するし、非常勤講師の大部屋講師室には学生が入ってはいけないことになっているし。で、キャンパスのベンチにすわって話し込んだり、学生用カフェテラスで話したりする。

 今、受け持っている留学生からのメール
こんにちは、ナミです。
 作文のことで先生にみていただきたい文書がありますし、作文コンテストのことで相談したいこともあるので、時間をつくっていただけませんか。
 お忙しいところお手数おかけしますが、よろしくお願いします。

 う〜ん、直球の依頼。日本語教師としては、ついつい添削したくなる。
 返信。

 「わかりました。来週、授業がおわったあと、話しましょう。
 あのね、アポイントメントをとるとき、相手の都合がわからない場合は、『時間をつくっていただけませんか』よりも『お時間があるときに、お話させていただきたいのですが』というくらいの表現にしておく方が、やわらかい表現にきこえます。日本語的な依頼の表現。

 「時間をつくっていただけませんか」だと、言い方は丁寧で敬語としては正しいのに、待遇表現のニュアンスから言うと、命令に近くなってしまうのです。
 日本語表現、いろんな含み表現や、反語や、暗喩もあって、勉強は、どこまでいっても、深い泉をさぐるようなもの。がんばって学び続けましょう。」

 欠席のいいわけに、やたらに「親族の不幸」が何度もあるので、ツッコミを入れたくなる日本人学生もいるし、どういうソフトでメールしたのか、文字化けして何がなんだか意味不明のメールを送ってくる留学生もいる。<つづく>

2005/12/09 金
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(3)欠席連絡

 欠席連絡の留学生からのメール。たいへんまじめで優秀な留学生である。
 先生、ヒョンです。今週の出席のことでメールしました。
 実は、わが国の大使館から依頼があり、27、28日に通訳として厚生労働省に行くことになりました。午後2時から4時までなので授業に参加することができません。
 先々週の課題は友達に渡しておきます。そして京都の旅行記も一応書いて渡しました。
 それでは頑張ってきます。よろしくお願いします。

教師から返信
 『 ヒョンさんの日本語は、たいへん高いレベルに達しているので、立派に通訳がつとまると思います。自信をもって、しっかり仕事に取り組んでください。
 次回は文化祭で休講です。再来週に会いましょう。 』

留学生ヒョンから第二信
先生、先週はどうもありがとうございました。先生のお言葉で、自信がついて、うまく仕事ができました。これからも今まで以上に頑張っていきたいと思います。
 そして先生のように情熱いっぱいの先生になりたいと思います。それではまた来週です!^0^ 

教師から返信
 『ヒョンさん、仕事うまくできてよかったですね。
 先週の課題は、清書だけですから、文化の日を楽しんでください。日本の文化を楽しまなくちゃね。 』

 日本人学生が学んでいる「日本語教育研究」というクラスで、留学生ルーがいっしょに勉強している。「日本語力が十分ではない」と悩みながらも、「日本語教師になりたい」と、努力している。


2005/12/10 土
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(4)学習相談

 通常の私費留学の場合、自国の高校や大学で日本語を専攻する→日本の大学へ、という人もいるが、多くの学生は、来日後、日本語学校に入学→日本の大学または専門学校へ、というコースをとる。

 日本語学校で系統的に文法と文型を積み上げながら学ぶ方法なので、個人差はあるが、きちんと卒業すれば、ひととおりの日本語文型は身に付く。

 が、ルーは日本の普通高校へ留学→日本の大学へ、というコースだったので、日本人高校生と会話しながら日本語を修得してきた。従って、文法や語彙の習得に片寄りがある。

 留学生ルーからのメール

 『 初めてメールを差し上げます。パソコンをいつに直るかよく分からなくて、待ちきれずに友達の借りて、先生にメールを送らせて頂きます。

 相談したいということより先生に感謝するという気持ちを込めて、心から申し上げたいと思います。
 実は、一年生から表現文化科に入り、大学生活を慣れてから間も無く、この学科の中の五つの分野について悩みが出てきました。
(留学生ルーからの相談メールつづき)
 これから日本文化・日本語コースと英語コミュニケーションコースにどっちに進めばいいのが毎日かけて悩みました。もちろん、周囲の意見も受け取る上に真剣に考えました。取りあえず試しとして二つの分野の授業をそれぞれ取ってみました。

 だが、母語以外での二つの言語の勉強を毎日一杯一杯でした。結局、一年をかけていずれに上手くできなかったようでした。むしろ道の進む先を全く見えてこないと言った方がふさわしいでしょう。

 一年をわたって、考え直さないと二年に上がった私はきっとついていけないだろうと気づき、一つを捨てることに決意しました。せっかく日本にやってきて、日本語をもっともっと完璧になりたいと思って、英語は自修にすることにしました。そして、日本語教師の資格の取得にも挑戦しています。ここまでは、先生に出会った前の悩んだ私の話です。

 しかし、この一つの目標に向けって、将来の進路についてまた考えはじめました。「自分が将来に何をやりたいのか」、「何になりたいのか」などをさっぱり分かりませんでした。

 それから、先生の授業に出はじめ、大学でこんな面白い授業をやっている先生がいるんだと、いつの間にか授業にやってくるのが楽しみにしていました。先生は他の先生と違い、いつも元気で、明るくて、先生と学生の間にまるで友達のように感じました。先生の授業を受けてから、日本語教師になり、たくさんの国からの留学生に正しい日本語を教えたいと決心を付けました。

 かつて目標がない、毎日ふらふらしていた私はもううんざりでした。今の私はまるで生まれ変わったような、吸っている空気まで新鮮であり、目標をしっかり持って、進み先もはっきり見えていて、この全ては先生が与えて下さったものです。一年間以上苦しんだ私を解放されたのも先生でした。先生に感謝の気持ちを一杯一杯です。

 今年に日本語一級検定を受けて、来年に日本語教育能力検定試験も受けてみたいと思っています。
 そして、大学卒業したら、またいろいろ身に付けたいことがあると思います。
 大学院日本語教育研究科に一歩進んで勉強したいです。ところで、先生に相談したいのは、今の私はどうやったら目標を達成できるのでしょうか。

 一人の留学生として、大学に入ってからの悩みを隠れなく全て先生に語りました。こんなことは初めてです。初めて相談した先生です。今まで出会った先生方の中に一番頼れる先生と思ったからです。

 最後、もし先生がよかったら、返事を頂けると大変有り難いです。それでは、先生の返事をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
かしこ

(文章中の誤文添削は、明日記載)

2005/12/11 日
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(5)日本語添削

教師から返信
 『 メールの文章、とてもしっかり書けています。学んだことがしっかり身に付いていると思います。
 日本語教師をめざすという決意、がんばって目標に近づいていきましょうね。日本語1級試験がんばりましょう。
 そして、日本語教育能力試験、合格目指して、一歩一歩、着実に勉強していきましょう。

 結婚前は中学校国語教師だった私、子どもが2歳のとき、大学日本語科に入学しました。3年次に日本語教育能力試験に合格したとき、38歳でした。卒業後は、大学院修士課程へ進学しました。
 日本語教師の試験、昔と現在は少し内容が変わりましたが、私にわかる範囲のことであるなら、メールでも、授業の休み時間でもいいから、質問してみてください。

(中略:日本語能力試験対策などについて)
 いっしょうけんめいがんばる留学生を応援することは、日本語教師の楽しみのひとつです。では、また。
 以下、メール文章の添削です。

「メールの文章添削」
誤)パソコンをいつに直るか→(正)パソコンがいつ直るか
誤)友だちの借りて→(正)友だちのを借りて
誤)大学生活を慣れてから→(正)大学生活に慣れてから
誤)毎日かけて→(正)毎日
誤)受け取る上に→(正)受け取った上で
誤)二つの言語の勉強を→二つの言語の勉強で、
 (または)→二つの言語の勉強をすることは、
誤)いずれに上手く→いずれも上手く
誤)道の進む先を全く見えてこない→進んでいきたい道の先が全く見えてこない
誤)一年をわたって→一年にわたって
誤)出会った前の→出会う前の
誤)この一つの目標に向けって→向かって
誤) 授業にやってくるのが楽しみにしていました。→楽しみになりました。
誤)決心を付けました→決心しました。
誤)解放されたのも→解放してくださったのも
誤)先生に感謝の気持ちを一杯一杯です→先生への感謝の気持ちでいっぱいです
誤)悩みを隠れなく→悩みを包み隠さず

間違い部分はいくつかあったけれど、大変上手に書けていると思います。日本語の勉強、がんばりましょう。 』

2005/12/13 火
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(6)日本語能力試験対策

留学生ルーより第二信
 こんにちは、お忙しい中ご返事ありがとうございます。そして、文章の添削もありがとうございました。こちらの返事遅くなり、申し訳ございませんでした。

 はい、先生がおっしゃった通りに、一歩一歩、着実に頑張っていきます。現在、一番近いのは日本語検定試験ですから、ずっと前から語彙、文法、読解などの問題集をやっていますが、なかなか難しいと感じています。

 私は一般の留学生と違って、高一の時日本にやってきて、日本に来る前に、日本語を何一つも勉強したことがありませんでした。それで、日本語学校に入らずに、普通の高校に入学しました。ですから、私は正式の日本語を学んだことがありません。

 今、日本語に対して、一番弱いのは文法と読解です。今から一からやり直す時間もないのに、どうしたら(正:どうしても)少しでも把握したいです。もちろん、文法対策と読解対策の問題やリまくりです。
 うん〜でも、そんなに効果がないと思いますね。先生、どうしたらいいですか。お願いします。 敬具

教師から返信
 『 読解対策=とりあえず、一語でも多くの語彙を獲得すること。1級語彙問題に取り組む。

文法対策=過去問をして、間違っていたところについて、正解解説を読む。読んで意味が分らない部分、授業の休み時間4:15〜4:25の間に、私に質問する。

 4:25〜4:40を、「日本語能力試験に出る文法問題講座」として、解説します。ルーさんのためだけでなく、他の日本語教師をめざす学生の役にもたつことなので、質問どんどん持ってきて。どうぞ、ご遠慮無く。』
======================

 ルーさんの次のメールは、日本語能力試験1級問題に出題された「身体部位を含む慣用句の意味内容」を問う設問。正解を見れば、理解はできるが、なぜ、その答えになるのかわかっていないので、解説してほしいという。

 次の日本語教育研究の授業で、さっそく「語彙論。語の意味の拡大の例として、身体部位語を用いた慣用句」として、講義した。

 「口(くち)」は、身体部位の語として基本語です。口には、ふたつの基本的な機能がありますね。ひとつは私が今やっていること。私、何していますか。
 日本人学生にあてると「講義している」「話している」などの回答。はい、正解。「もうひとつの機能は何ですか」学生のこたえ、「食べること」はい、正解。
 
 「くち」は食事をする口、話すための口、という二つの機能を比喩的に表わす語として、意味が拡大していきます。
 「口ほどにもない」という慣用句の「口」は「話す機能」から、「以前に自慢したりできると言っていた内容」の意味になる。「口ほどでもない」は、「自分ができると言っていたより、実際はおとっていること」という慣用句として用いられる。

2005/12/14 水
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(7)語の意味の拡大

 「口がおごっている」の「口」は、「食べる機能」から、「味覚を味わう能力」となり、美味しいものを食べ続けた結果、マズイものを受け付けなくなっていることを意味します。

 このように、「口」は、たくさんの意味を含んで使われます。では、手、足、頭など、他の身体部位のことばを調べてみましょう。

 ルーさんが質問してきた1級日本語能力試験問題を検討した。
 日本人学生に解説させようと思っていたのだが、学生は、「むずかしい、わからないのがある」という。そこで、回答だけさせて、解説は教師がすることに。

 ( )の中に、適切な語句を選択する問題。
・旅行でお金を使いすぎて(1)が出てしまった。 @手 A足 B目 C顎
 日本人学生なら、簡単に答えるだろうと思ったのだが、「おあし=お金」の意味を知らない学生もいて、「足がでる=お金が不足する」という慣用句がわからない。

・あの方なら、(2)が広いから、きっと適任者を知っているでしょう。 @手 A顔 B額 C頭
ここはひとつ私の(3)を立てて許してやってください。@顔 A腹 B腕 C気

 2と3は、どちらも「顔」が入るが、それはなぜか、これから、「顔」には、どんな意味が含まれていると考えられるか。
 2「顔が広い」は「ある人物が広く知られていること、いろんな方面に関係をもっていること」を表わす。
 3「顔を立てる」の「顔」は、「ある人物の面子、体面、プライド」を表わす。
 このふたつの慣用句から取り出せる「顔」が含む比喩的な意味とは?はい、答えて。

 このように「語彙論」「日本語文法」「日本語音声学」などを復習しながら、「日本語教授法」の講義もし、模擬授業を実演し、という具合で、ふたコマ続き、180分の授業もあっという間に終わる。

 ルーのメール。「先生の授業に出て、はじめて、大学でこんな面白い授業をやっている先生がいるんだと、いつの間にか授業にやってくるのが楽しみになりました。先生は他の先生と違い、いつも元気で、明るくて、先生と学生の間が、まるで友達のように感じました」
 と、感じてくれる学生ばかりだといいのだけれど、なかには「単位さえとれればいい」という学生もいるし、毎回、講義を聴いたり日本語教授法ビデオをみたりするより、友だちにメールをしていたい、という学生もいる。

 いろんな学生がいるけれど、今日も、春庭、薄給の身ながら、1コマの授業に乾坤一擲でございます。



2006/02/02 木
日本語教室 成績が心配
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(8)学期末成績評価

 国立A大学留学生クラスの成績、つけ終わりました。やれやれ、ふぅ。
 学部交換留学生の成績、日本でとった単位が自国の大学の単位にふりかえられる。成績次第で次年度の奨学金に影響するという学生にとって、成績は大問題。

 スエーデンやドイツからの留学生、自国では大学の入学金授業料はいっさい無料の制度ですが、成績によっては進級できずに留年となるから、やはり成績の問題は大きい。

 日本語口頭表現(会話)の評価。
 学生でペアを組む。二人でトピック(テーマ)を決めて、相互インタビューを2分ずつ。他の学生から質問を受ける。質問への受け答えを2分ずつ。という各ペア10分程度の会話をテープにとり、発音文法語彙、談話(ディスコース)能力、流暢さなどの観点から評価します。

 ネパール女性ボリビア女性のペアは、互いの国の地理と観光がテーマ。エベレスト山とチチカカ湖について紹介し質問しあいました。

 ドイツ男性とタイ男性のペアは、専門の研究について。どうして自動車工学をめざすようになったのか、電子工学の難しいところはどんなことか。

 オーストラリア女性とスエーデン男性は、長期ホームステイの功罪について。日本語力は確実に伸び、家族と楽しい時間をすごせるが、門限が10時など、家族のルールを守らなければならないのはたいへん、など、抜群の語彙力で流暢に話しました。

 合気道サークルに入っているアメリカ男性と、ロックバンドでベースギターを受け持っている韓国男性ペア。互いの趣味について冗談をいれたりしながら、紹介しあいました。

 各ペア、私からの質問にもうまく答えられて、中級会話力を十分に評価できる内容でした。

 私立B大学の留学生成績、私立C大学日本人学生成績、どちらも評価が終わっていません。悩みながら優良可の評価を検討中。

 試験の点数だけで成績をつけるのではなく、普段の授業参加を重視する、とも言ってきたので、皆熱心に発表を行い、グループ活動も積極的にしています。さて、どう評価するか。

 私としては、全員に「優」でいいと思うのだが、大学側は、「優」は在籍学生数の何パーセント、良は何パーセントなど、差をつけるよう求めてくる。みんな真面目な学生なので悩んでしまいます。

 積極的に授業内の活動に参加してきた学生であるなら、テストの成績が悪いというだけで不可にしたことはありません。

 発表などの授業中活動をちゃんとしていれば不可にしませんよ、と学生にも説明しているのだけれど、中には単位がもらえるかどうか、心配でたまらないと言う学生もいます。

 日本事情のクラスで、他の学生に比べて日本語が上達していないアリさん。他の学生はフリガナ無しのテスト問題。アリさんにはフリガナ付きのテスト問題を配布しました。
 しかし、日本史のテスト、他の学生が楽々こなした問題に、彼はひとりミスを重ねました。
 
 「明治時代、政府がめざしたことのひとつ。選択肢の中から正しいものを選びなさい」という三択問題。A:国際興業(こくさいこうぎょう) B:殖産興業(しょくさんこうぎょう) C:吉本興業(よしもとこうぎょう)

 Aは、大学近辺を走っているバス路線を持つ会社の名前。(かってロッキード事件にかかわった小佐野賢治が社主をしていた会社)
 Cは、留学生達も話題にすることがある、大阪の芸能の会社。

 サービス問題のつもりだったのですが、他の学生が「吉本興業」の部分を読んでクスリと笑ったりしている中、彼の答えはA:国際興業、でした。
 明治政府は外交を重視していたので、「国際」が重要だろうと思った、とアリは弁解しました。

 仲良しの学生がテキストの明治時代のページを開いて、ほら、ここに「殖産興業の説明書いてあるよ」
 まちがえたのは自分ひとりらしいとわかって、アリはしおれています。 


2006/02/03 金
留学生からの成績心配メール
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(9)成績心配メール

 漢字が苦手なアリ、町へ出ても、いつもアルファベットでの表記をたよってしまいます。
 そうするとバスの横に書いてある「国際興業」という文字が目に入らない。国際興業はバス会社の名前だ、という他の学生が皆知っている「日本事情」に気づかない。
 漢字は、日本の社会を理解するのに欠かせない情報なのです。

 教科書に出ている語句、明治時代のページには、「殖産興業」「文明開化」「憲法発布」などのことばが並んでいます。
 教科書にある地租改正Land Tax Reform 文明開化civilization and enlighterment 自由民権運動freedom and people's rights movemennt、など、語句の内容を理解することも必要です。

 しかし、歴史上の語句を丸暗記することだけが、「日本事情」授業の目的ではありません。日本社会文化全体に目を配ってほしいのです。
 吉本興業という文字を見て、若者に人気の芸能のマネジメントをする会社、と知ることも、現代日本の大衆文化を理解していくきっかけのひとつです。

 「来来軒」の文字を見たら、そこが寿司屋ではなく、中華料理店やラーメン屋であるだろうと推測し、「工事中につき頭上注意」の看板を見かけたら、上から何か落っこちてくるかも知れない、と気づくことも「日本事情」の目的。

 アリさんは、日本史の勉強でも、英文の「Japanese History」などを読んでいるからだいじょうぶ、と考えてしまうことが問題。
 英文で「日本の歴史」を読み頭に入れただけでは、日本社会全体を理解したことにはならないことに気づいてくれるといいのですが。

 学部留学生日本事情の試験実施の日、「点数が足りず、追試験をしなければならない場合、12月31日までに連絡するから、帰国する予定のある人は前もって連絡先を書いておくこと。31日までに連絡がなかった人、とりあえず合格、不可ではないので、安心してください」と学生達に言っておきました。

 試験の解答用紙が埋められなかったことを気にしていたアリさんがメールをよこしました。

 アリさんからのメール。
先生、いつも私に助けてくれてありがとうございます。
  試験の成績はとても心配ので先生にメールで送りますs。日本語の試験の成績は合格しますか。もし不合格ので私に言っていただきますか。一月の試験の日や時間や教室など教えていただきます。お願いいたします。アリ(2005/12/30 19:04)

 このメール文だけで採点したなら、とても合格にするわけにはいかない。アリは、クラスで一番日本語の力が弱い学生です。
 しかし、漢字に強い中国人学生や日本語と語順が同じ韓国語の学生の中にまじって、彼はいっしょうけんめい努力を続け、漢字もずいぶん読めるようになってきました。

 31日までに連絡すると言っておいたのに、心配で心配で、12月30日に問い合わせのメールを発信してきました。

 返信は31日をすぎてから。不可の場合に31日までに連絡と言ったので、合格の連絡は1月1日になってから送信しました。

2006/02/04 土
新年快楽
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(10)新年快楽!!祝!立春

 アリさんへ、教師からの返信
「 新年おめでとうございます。そして、日本事情、日本語作文の成績、合格点獲得おめでとうございます。
 試験前に、学生に伝えたように、2005年12月31日までにメール、電話などで連絡のなかった学生は、合格です。
 今、2006年1月1日になりましたから、不合格の連絡がなかったアりさんは、合格というわけです。12月31日まで心配させてしまいましたね。

 日本事情、日本語作文は、テストの点数だけで成績をつけるのではありません。作文をきちんと提出したこと、「日本の文化」「日本と自国との交流史」の発表を積極的に行ったことなど総合してつけます。アリさんは、作文もいっしょうけんめい書き、発表もしっかりやりましたから、合格です。

 もちろん、アりさんは漢字の力がまだ足りないし、日本史の知識も不足しています。あと2年間いっしょうけんめい勉強して、必ずお国のために、立派な日本語の先生になってくださいね。では、2006年がアりさんにとって、すばらしい1年になりますように。(2006/01/01 00:04)」

 アリは、2年後に国に帰ったあと、すぐ日本語教師として教壇にたつ。公立校日本語教師のポストがすでに用意されている、恵まれた立場の「政府派遣留学生」である。自国政府からの奨学金をもらって勉強するのだから、祖国の期待にこたえるだけの学習はしなければならない。

 他の学生に比べて、日本語力が不足している面もあるのだけれど、努力に免じて、大まけの合格点をあげましょう。

 学生たち、1月中の試験やレポート提出をこなし、春休みはアルバイトや旅行、帰省で忙しくなります。
 試験終了祝いと兼ねて、中国韓国の学生たちは、集まって「新年祝い」のパーティをひらく。1月29日は、太陰暦(旧暦・農暦)の元旦です。

 新年快楽!!中国や韓国などでは、新暦の元旦より、こちらの旧暦新年を盛大に祝います。家族親族が集まって、ごちそうを食べ、友達も旧交を温めます。
 中国や韓国の留学生たち、日本人の友達や先生には、新暦でごあいさつ、そして旧暦正月は、家族や国の友達と楽しいひとときをすごします。

 新暦正月、メールタイトルが「あけましておめでとう」、差出人のなまえが「? ??」というメールが届きました。一瞬あやしいメールかと思ったけれど、添付もないので開けてみました。
 先生、昨年は大変お世話になりました。
ハガキではなく、ネットで挨拶をすること、お許しください。
今年からは授業が聞けなくなって残念ですが、先生の教えだけはちゃんと心にしまっておきます。
くれぐれもお体に気をつけてください。
それでは先生にとって素敵な一年になりますように。。」


2006/02/05 日
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(11)あけおめーる

 ハガキの「年賀状」に対する「メールによる新年のあいさつ」は、「年賀メール」ではなくて、「あけおめーる」という名称が定着しそうです。
 「あけおめ」という簡略賀詞は流行が短期間でおわりそうな気配ですが、「あけおめーる」という言い方は、続けて使われていくようです。

 今年の「年賀状」「あけおめーる」、新しい年の出発に元気がでるようなうれしいたよりがありましたか?
 「出すのはめんどうくさいが、受け取るのはうれしい」という不精者春庭、学生からのメールをみて、学期末の仕事も、もうひと踏ん張りです。

教師からヒョンさんへの返信
「 クヮセ アンニョンハシムニカ?
 ヒョンさん!よいお正月になりましたか。それとも1月に連続する試験勉強で忙しい冬休みだったでしょうか。

 ヒョンさんはとても優秀な人ですから、うっかり忘れたのではないと思うけれど、自分の名前を書いてない年賀状(あけおめーる)受け取ったのは、はじめてです。
 わざと名前書かなかったの?
 私は、優秀な日本語教師ですから、名前書いてなくても、もちろん学生のことは、ちゃんと把握してます!! だれが出したメールか、すぐわかる。

 じゃ、風邪に気をつけて、2006年をよい年にしてくださいね。 」

 「? ??」という差出人のメールを、以前にも受け取ったことがあったのを思い出してチェックしたら、前のメールには「先生、こんにちは、ヒョンです」と、名乗りが書いてあったのでわかったのだけど。

「? ??」からの返信
 えぇ、名前を書かなかったなんてとんでもないことしてしまいましたね。。
すみません。
私はレポートと試験勉強で年末も新年もどこにも行けませんでした。仕方ないですよね^^;;;
先生、もしよろしければ一緒にご飯でもいかがですか?もちろん試験が終わってからで。。
それでは、またご連絡いたします。

 ヒョンさんは、アリと同じ「日本事情」の授業を受けている学生。クラスで一番日本語力があり、大使館から依頼された通訳の仕事もきちんとこなしました。
 市立中学校が行った「国際理解教育、交流のつどい」にも毎年積極的に参加し、日本の中学生との交流を深めています。

 ヒョンさんは、アリと同じく日本語教師になりたいという希望を持っています。
 日本語力が弱くてもポストが用意されているアリと違い、卒業後は自分自身で仕事をみつけていかなければなりませんが、きっと有能な日本語教師になれるでしょう。

 「日本事情」の成績、やっと付け終わって成績表を郵送しました。
 アリさん、日本史のテストはクラス最低点でしたが、日本文化の発表と自国と日本の交流史発表をきちんとこなしたことを認めて「B=良」

 奨学金だけで十分に生活していけるアリは、他の学生がアルバイトに追われている間、せっせと日本各地を旅行してきました。
 「愛知万博」「歌舞伎見物」など日本での見聞をリポートし、旅行のチャンスもなかなか得られない他の学生によい刺激を与えてくれたことを評価しました。

 ただし、作文は「C=可」。アリのメール文をみればわかるように、まだまだ日本語教師として通用するレベルではありません。が、課題の作文をきちんと提出し、文集を完成させたことを評価。

 ヒョンさんは、抜群の日本語力を駆使して、日本史のテスト点はクラス最高点、発表も「夏目漱石の生い立ちと文学」「飛鳥時代の日本と百済の交流」「国立東京博物館法隆寺館の飛鳥仏について」など、たいへん良い内容でした。評価は「S=秀」。A=優より上のレベルになる。

 2月4日は立春。しかし、立春寒波とかで、今朝の朝刊には「八丈島に60年ぶりに積雪3センチ」という記事がありました。
 昨日「南の島に雪がふる」というコメントが届き、昨日のうちにリアルタイムで南の島にふる雪を想像できました。ありがとう。

 「立春の今日、今、爺の住む南の島に雪が降り始めました。
投稿者:r******* (2006 2/4 10:45)」

 立春の一日、自転車での行き帰りにふるえたけれど、明けない夜はなく終わらない冬はない。すこしずつ春も近づきます。


2006/11/11 土
日本語能力試験
ニッポニアニッポン語教師日誌>学生からのメール(12)日本語能力試験合格めーる

 日本語を学んでいる日本語学習者が、自分の日本語能力を確認し、仕事や進学の資格として使う日本語能力試験。
 2006年度の試験日、12月3日まで、半月ほどになりました。受験生は追い込みにかかっています。

 2005年度に試験を受けた学生、目標に達して大喜びの人も、がっかりの人もいました。
 2005年に、私の「日本語教育研究」という授業に、日本人学生といっしょに受講していた留学生のルーさんから、今年5月に届いたメールを紹介します。

 こんにちは、ご無沙汰しております。先生は相変わらずお元気ですか?
昨年、長い一年間大変お世話になりました。(添削:昨年一年間、長らくお世話になりました)
先生のお陰で日本語能力試験一級、受かりました。
だが350点以上を取りたかったですが、やはり事前の勉強が足りなくて〜第一部分の語彙・意味のところが悪かったです。読解と文法はよかったです。

今年こそ350点以上を目指して再挑戦したいと思います。試験の結果がすぐ先生に連絡できなくて、申し訳ございませんでした。Yahooのアドレスが使えなくなり、今のはケータイからです。
大学院のことも、今年から二年間をかけて勉強して目指します。またご指導よろしくお願いいたします。』(2006年5月5日 23:25)

 私は、非常勤講師。学生とは週に1度授業で出会うだけ。
 留学生担当の専任教授ではないので、授業が終わり、成績を付け終われば、学生と教師との関わりは終わり。それでいいと思っている。
 半年間の、あるいは1年間の出会いの間の時間を充実させることで、完了。
 
 それでも、たまに、こうやって授業を受け持たなくなってからでも連絡をよこす学生がいたりすると、素直にうれしい。
 私が週に一度の授業で関われる範囲などとても小さいもので、ルーさんが日本語能力試験1級に合格したのも、彼女自身の努力によるものであって、私は、日本語教授法の授業をしながら、彼女に励ましのことばをかけただけ。

 日本語能力試験は、日本語を学習している人が受験する。1級〜4級は、それぞれ、日本人が英検を受験する1級〜4級におおよそ相当すると考えてください。
 英検の1級試験に挑戦したことのある人なら、日本語能力試験1級合格がどれほどたいへんか、分ってくれると思います。

 ルーさんは、日本語能力試験にとどまらず、日本語教育能力試験(日本語教員資格)にも挑戦しようとがんばっていました。
 日本語能力がまだ十分でなかったルーさんでしたが、一生懸命日本人学生の中で努力し、日本語教員の免許を取得したいと言っていました。

 ルーさんがプロの日本語教師になろうと思うなら、難関であっても「日本語教育能力検定試験」に合格したほうが就職には有利です。
 ルーさんは、大学院をめざし、大学院での研究を続けながら検定試験に挑戦することにしたいと言っています。
 がんばってね。応援しています。


2006/12/18 月
日本企業に就職 
ニッポニアニッポン教師日誌>学生からのメール(13)日本企業に就職

 非常勤講師は、授業での関わりがなくなれば、それで学生とのつきあいもとぎれる。
 専任の教授のように、留学生の就職の世話や帰国後の住所を把握することもない。
 しかし、たまには、卒業生からの連絡が入り、卒業後の進路を知ることもできる。

 私が仕事用につかっているメールは、学生にも公開し、欠席連絡などにも使用している。ここ数年間変えていないので、おもいがけず、数年前に教えた学生から「まだ、先生のアドレスが、前のように使用できるかどうか、わからないけれど、送ってみます」というメールがとどいたりする。

 海外への進出著しい日本の企業の現地法人に就職できたという、喜びのメールを紹介します。
( 2006年12月8日 14:24)
先生
大変おひさしぶりです。先生はまだ私のことを覚えていらっしゃいますか?
台湾のOです。
大学二年目のとき、作文を沢山かかせていただいた先生!!
早く(私を)思いだして!お願いします。

このアドレスあってるかなと、送る前にかなり戸惑ったが、無事に届けるならぜひご返信を下さいね.(添削:かなりとまどいましたが、無事に届いたなら)

先生は相変わらずお元気でしょうか?こんな長い間、先生に全然連絡とらなかったことに大変申し訳ないです。

私は今年の4月,台湾に帰りました。
そのあと台湾の商社でしばらく仕事して、主に日本語の翻訳や通訳を担当しました。そして日本商社であるお客先との取引をサポートする役割をしました。

しかし,最近転職しました。新しい仕事は来年1月2日から始まります。
今回の商社はS工業株式会社です。本社は京都にあるらしい。
台湾でも面接は三回させてもらいました。うちの両親はこんなに厳しいんだといってたが、さすが日本の会社ですと驚きました。

今、台北に引っ越しするつもりでいろいろとゴタゴタしてますが、いつかまた日本を訪ねる機会があったら、ぜひあっていただきたいです。

最後、やはり日本語を教えていただいたことに心をこめて深く敬意を送り致します。
ではずっとお元気で。
(添削:日本語を教えていただいたことに感謝の気持ちを持ちつづけていることをお伝えしたいと思います。では、これからもお元気でおすごしください。)

(返信)
Oさん、こんにちは

ほんとうにお久しぶりですね。とても、なつかしくお名前を拝見しました。もちろん
覚えていますとも。と、いうのも、D大学では、大陸からの留学生は多いけれど、台湾からの留学生は、あまりいなかったので。そして、Oさんは、まじめに熱心に勉強していた学生でしたから、よくおぼえていますよ。

Oさんが、週に一回だけの授業だったにもかかわらず、作文の時間を覚えていてくださって、うれしいです。みんな、たいへんだと言いながらたくさん作文を書きましたね。でも、1年たつと、みんな作文がとても上手になりました。

今、Oさんが日本の企業で働くことになったのも、大学での勉強がいかされているのだろうと思います。
S工業株式会社は、IT産業にも進出しているとてもしっかりした会社ですから、ご両親もよい企業に就職できたことを、喜んでいらっしゃると思います。身につけた日本語を生かして、しっかり働いてください。
日本の企業での勤務は厳しい面もあると思いますが、きっとプラスになると思います。

教え子がこうやって、世界各地で活躍していることを知るのは、ほんとうにうれしいことです。
どうぞ、お体に気をつけてご活躍下さい。
===============

 文中の添削部分、作文を教えていたころなら、添削してやれるけれど、今はもうできません。仕事をしていくなかで、よりよい文章表現力を身につけていけるでしょうから、私の出番はありません。

 私が日本語を教えた学生たち、みなが日本留学中に得たことを糧として、元気に活躍して欲しいと願っています。

<おわり>
11:01








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