
Workshop for Nipponianippon Communicative Language& Culture Studies



いろいろあらーな 春庭エッセイ2006年12月

| 2006 |
MIXIな日常12月 |
| 12/07 |
ママチャリ |
| 12/23 |
忘年会 |
| 12/24 |
最期のサンタ |
| 12/30 |
年末ごほうび |

2006年12月20日 00:34
年をとったからボケたのではない。自慢じゃないが、若いころから、なんでも忘れてしまう「ものわすれ」のタチ。
朝、JRの駅から電車にのって仕事にでかけた。火曜日の仕事おわってから、きのう仕事に行ったところへまわった。
なぜなら、きのうの仕事先にオーバーをおいてきてしまったから。もう年内の仕事はおわりなので、来年の15日までおいたままになってしまうから、オーバーをわざわざとりに行った。
きのう、おいてきてしまったのは、姑からのおさがりオーバー。今日着ていったのは、友達が「これ、着てみて、私には大きいので」といってもらったオーバー。
それで、帰りはきのうとおなじように、地下鉄で帰った。地下鉄をおりて、いつもの自転車置き場で自転車をさがしたけれど、ない。
あれっ?鍵かけわすれて、だれかが持っていってしまったのか。
と、思ったら、そうだよ、今朝はJRの駅から電車のったのだった。
毎日仕事にでかける先がちがう。かばんは5日分、それぞれの行き先にあわせて5つ用意していあるけれど、自転車はひとつだから、ときどき、朝、どこから電車に乗ったのか、混乱する。
家に戻って、かばんを玄関につっこんで、JRの駅に自転車をとりに行った。
先週までは、自転車に鍵などかけなかった。今週はね、おニュー自転車だから、鍵かけている。
先週、自転車を買い換えた。
娘は小学校低学年のころ、24インチの自転車にのっていた。高学年になって、背が伸びたのを機に、26インチに乗り換えた。
いらなくなった24インチの方をお下がりでもらった。
それ以来ずっとつかっていたのだから、もう15年ちかくものったことになる。
どこもかしこもぼろぼろ。ブレーキは片方こわれている。発電器がこわれているから、夜は、あぶないので、百均の懐中電灯を前かごのなかにおいて走る。
タイヤはすりへっていて、自転車屋に、これじゃ、スリップしてあぶないから、早めにタイヤをかえてください、と言われていた。空気入れで空気いれても、1週間もしないうちにぺちゃんこになってしまう。
よく自転車をたおすので、ベルもたおれたときぶつかってこわれてしまった。前カゴはたおれたときにぐちゃっとつぶれたのをなおして使うから、でこぼこ。
と、満身創痍で走っていた。
自分の買い物は、ここ数年1万円以上のものを買ったことがない。化粧品は百均。服はお下がり。本は買うけれど、パンツもくつしたも、かわなければならないものは、1万円もしないから。
ひさしぶりに1万円以上の買い物をしたのが、先週の自転車。
ついに新しい自転車をかった。11000円に防犯登録代、古自転車処理代いれて、13000円。
これまでは、鍵などかけなくても、「こんなぼろぼろ自転車持ち猿人もいないだろう」と、思って止めていたのだけれど、やっぱり新品だから、かぎをかける。
これから15年、乗り続けるだろうな、今は新しい自転車。ぼろぼろになるまで、私の足になる。
買い物へも、ママチャリ散歩にも、私の足は自転車。
24インチタイヤふたつのペダルをぐんとこいで、冬の風のなかに出る。
2006年12月23日 13:29
娘は、元のクラスメートたちとの忘年会。留年組も卒業が決まり、来年には仲良したちもそれぞれ地元に戻ったりするので、もう東京で忘年会をすることもないだろう、という名残の集まりなんだって。
私は、ジャズダンスサークルの主婦たちとの忘年会。
白木屋の飲み放題つき3000円というコース。食べ物は、枝豆、サラダ、餃子鍋、焼きトン、唐揚げ、ミニチヂミ、でした。 去年の12月に発足した会なので、1周年記念の会でもありました。
さまざまな境遇の30代から60代の主婦のサークルです。
姑の介護をしながらダンスで気張らしをしている人。小学生と幼児を育てながら健康維持をしている人。息子ふたりを育て上げて、あと数年で定年かもというシングルマザー。パートの仕事を続けて、大学生の子供に仕送りしている人。夫は13歳年下なので、のんきにかまえているけれど、自分は40代になる前に子供がほしいのであせっているという人。
ほんと、「女の人生いろいろ」です。
飲み放題でしたが、自転車だったので、大生ジョッキ2ハイのあとは、ホットウーロン茶にしました。
年末、お掃除、憂鬱です。たぶんしないまま新年になると思います。毎年そうですから。
2006年12月24日 12:05
クリスマスが楽しいのは、なんといっても子供がサンタを信じてプレゼントを待っていてくれるころ。
今も貧乏には変わりないけれど、今よりもっともっと果てしなく貧乏だったころ。
なにしろ、まったく収入がなく、子連れ入学した大学の奨学金で一家が食いつないでいたのです。
周囲の人からは「子供がいるのに大学に再入学して優雅だね」とか言われていたけれど、子連れで働く場もなく、奨学金で食っていくしかなかったから、入学したの。(入学金と授業料は免除よ。貧乏人にはありがたい制度ね)
うちを担当している貧乏母サンタ(ビンボーカーサンタ)は、クリスマスに子供たちが望んでいるプレゼントを、用意できないことが多かった。
パジャマだったり、タオルケットだったり、子供がほしがっているものじゃなくて、「今必要な実用品」が届くことも多くて、あまり夢がないサンタばかりが、うちにくるのだった。
ある年ベランダにあったのは、「小学校○年生」という雑誌一冊だけ、ってこともあった。
「実は、あんときは本当にがっかりして、どうしてうちにくるサンタは私がほしいと思っているものを持ってきてくれないのかと思った」と、娘の思い出話。
そうか、がっかりだったのか、ごめんよ。
でも、どんなプレゼントのときも、きちんとベランダから「サンタさんありがとう、来年もきてね」と、お礼を叫んでいたね。
「ちゃんとお礼を言っておかないと、来年は来てもらえないのかと思っていたからだ」と、これまた娘の述懐。
サンタは小学校を卒業すると来なくなった。
かわりに親からのプレゼントになったけれど、親が子供にクリスマスプレゼントあげるのは、18歳まで、という約束。
今年、息子に最後のプレゼント。
なんだかよくわからないまま、通販で届いたゲームソフトのお金を私が代引きで払った。これがプレゼントなんだって。
『聖剣伝説4』と、なんだっけかのコントローラーをプレゼントしたことになったらしい。
息子と娘はお金を出し合って、PS3とWiiを買った。「予約してから2ヶ月待ち」と言われたのに、「予約キャンセル売り」を偶然みかけて、買ったのだ、運がよかった、とふたりは大喜び。
思えば、ジョイママが「いまどき、ゲームも持っていないんじゃ、子供が学校で話の輪にもはいれないじゃないの」と、ファミコンを娘に買ってくれたのが、一番最初にゲーム機が家にきたはじめだった。
それ以後、食い詰めても、ゲーム機だけは買うことになった。
スーファミもプレステもDSもゲーム機がつぎつぎにきて、クリスマスプレゼントもほとんどが「ゲームソフト」になった。
今年のゲームソフトで、クリスマスプレゼントはおわり。もう子育て卒業だね。
さびしくもあり、「やれやれ」でもある
2006年12月30日 14:32
自分へのクリスマスプレゼント、自転車1万円につづいて、1年間よく働いた自分への年末ごほうび、本屋で好きな本1万円分買う、という年末企画を12月28日に実施。
この「自分へのごほうび1万円」をひねり出すのも、たいへんなんですから。
よそんち、みんな「お金な〜い」と言いながら、ブランドものなど買い込んでいるのを見ると、ほんとうにお金のないくらしをしているのは、広いニッポン我が家だけかも知れないと思えてくる。
だいたい、服は全部おさがり、化粧品は百均。
2年前にこわれた換気扇をはずしたまま、壁に穴があいているのをビニール袋をはりつけてあって、ずうっとそのまんま。
お風呂のサーモスタットが壊れていて、熱湯が出るのでシャワーがつかえない。
冷蔵庫のパッキンがこわれていて、ドアのすみから冷気が吹き出してきて、夏はいいけど、 冬は部屋がよけいに寒い。
という暮らしをしていて、食べ物のほかに買う物は本だけ。
普段は、古本屋で3冊200円の古文庫を買っている。
ボーナスもらえる仕事じゃないので、年末だからといって、リッチになっているわけじゃない。
でもね。1年に1度くらいは、働いたごほうびしなくちゃね。
池袋ジュンク堂、各フロアにイスがおいてあって、座り読みができるから好き。たまに、となりにホームレスおじさんがすわりこんで居眠りしていることもあるけれど、ま、私の身なりもホームレスとどっこいどっこい。
カートのかごのなかに、気に入りそうな本をつぎつぎと入れて、いすで座り読みして、どれを買うか決めていく。写真集とかは、店内で読んでしまう。ごめんね、著者さん。
1年1度です。新刊本の大人買いです。ど〜んと8冊、1万円。
けど、新刊書店なのに、買った本は「新刊自由価格、値引き本」でした。
どうにも貧乏性からぬけ出せない人でしたとさ。
みなさま、よいお年を。


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