60年代のカレンダー



オマケ・「60年代通信」主宰者・鈴木清美のプロフィル

その華麗な(!?)芸歴・その1

スポニチで伊東ゆかりと対談


 というわけで、こんなページまで見に来てくれるアナタ、アンタも好きね…、などと失礼なことを言ってはイケナイ。ここまで見に来てくれる奇特な方々には、本当に、心から御礼を申し上げる次第であります。しかも、画像データがかなり、重いため、通常の電話回線で28,800bpsくらいの速度でダウンロードすると相当に時間がかかると思いますので、本当にご苦労様です。
 右の画像は、私が早稲田の4年の時に「スポーツニッポン」というスポーツ紙で、“大学生/突撃!プロポーズ”という企画があり、その中のひとつの回で私が伊東ゆかりさんと対談させていただいたものであります。確か、この次が、同じサークルの後輩と越美晴との対談企画だったと思います。今に思えば、20年近く後に、こんな「60年代通信」などという酔狂なヒマ潰しを始めることになろうとは思ってもいなかったわけですが、私の対談相手が、越美晴ではなく伊東ゆかりだったことも、何かの縁だったのかな、などと、勝手なことを考えたりしているわけであります。
 ここまで、見に来てくださった皆様は、恐らく、本文も読んでみたいと思ってくださる方もいらっしゃるのではないかと思いますので、以下に、全文を採録させていただきます。

A[リード]の部分
 成熟した大人の色気で、今、学生に人気抜群の伊東ゆかり。学生の選んだ結婚したい女≠ナも、歌手部門で第1位だったとか。あわよくば、そんな彼女のハートを射止めんと、若さで迫るのは早大政経学部四年の鈴木清美君。さて、年上の女の手ざわりは−。

B[囲み]の部分
早大政経学部四年・鈴木清美君
 大学四年生といえば、もうすでにめでたく卒業?と思ったら「いえ、あと一年通うつもり。予定のコースです」と鈴木君。彼、いわゆる、就職浪人=Bあこがれのマスコミ入社目指して頑張ったものの、ご承知通りの狭き門、あと一歩力及ばず留年を決定。来年度に期待をつなぎ、今、英会話教室に通うなど特訓中とか。
 新聞、あるいは雑誌の記者になったら、インタビューは必須科目。つまり、今回は、晴れのその日に向けての肩ならしといったところか。

C[囲み]の部分
伊東ゆかり
 本名・伊東信子。昭和22年4月、東京生まれ。5歳から米軍キャンプで歌いはじめ、11歳で「クワイ河マーチ」でキングからデビュー。41年「小指の思い出」が大ヒット。46年7月、歌手・佐川満男と結婚、長女・公美ちゃん(現在5歳)をもうけたが、51年5月離婚。家庭では公美ちゃんと一緒にピンク・レディーの曲を歌って踊るよきママぶり。この25日、新曲「あなたしか見えない」をビクターから出す。

D[本記]の部分
鈴木君「ずい分長いこと歌ってるわけだけど、学校時代はどんな学生だったんですか?」
ゆかり「教室では全然目立たない子だったわね。男の子ともつき合ったことなかった」
鈴木君「じゃ、初恋なんてのもなかったわけ?」
ゆかり「いや、あるわよ、電車の車掌さん」
鈴木君「エッ、何ですか、それは?」
ゆかり「中2のころかなあ、井の頭線の車掌さんでね、その人の電車に乗るのが楽しみで、その人の電車が来るまで、ずーっと駅で待ってたの。友だちに一人、別の車掌さんが好きな子がいて、二人で待ってて、先に私の方が来ると、バイバイなんてね」
 ヘェー、これは初耳。結婚、出産、そして離婚と「ワンコースやっちゃった」彼女にも、こんなカワユイ時代があったのだ。
 思いのほか、ザックバランな彼女を見て、鈴木君、勢い込んで攻め始める。
鈴木君「結婚する時、映画のラブストーリー′ゥて決心したとか、あれホント」
ゆかり「ハハハ、そうなの、映画が悪かったのね。私、単純なの。すぐ、主人公になっちゃう」
鈴木君「じゃ今はどうなんだろ? ずっと一人で行くつもり?」
ゆかり「いや、そこまで、あきらめてないわよ、フフフ。もっと楽しませてよ。誰でもそうだけど、恋すると楽しいでしょ!? ただ仕事して、家へ帰って子供の世話してじゃつまんないでしょ」
 ン? ということは、あるいは、現在、恋愛中か?
鈴木君「そのうち、抜きうちに…なんでことはないでしょうね」
ゆかり「そういうことは絶対にないわね。好きな人がいないとは言えないけど、おつき合いすると、さっきも言ったように面倒くさいし、飲みに行くにしてもグループでワーッと行っちゃうから」
 つまりは、目下のところ片思いといったところか。



E[本記その2]の部分

ゆかり「ところで、あなた、お酒は?」
 ちょっと旗色が悪くなってきたからか、あるいは鈴木君に親しみを覚えたからか、今度は彼女の方が逆に質問を投げかける。
鈴木君「ボク、飲めないんです。一時練習したんだけど、頭が痛くなるばっかりで…」
ゆかり「飲み方が悪いんじゃない? どんな飲み方をしてるの?」
鈴木君「弱いから、いつでも寝られるようにフトン敷いてから、部屋で…」
ゆかり「だから、いけないのよ。私も量は飲めない〈調子のいい時で水割り5杯くらいとか〉から、雰囲気がないとダメ。家で飲むとおいしくないし、悪酔いしちゃう。大体、一人で飲んでるとあまりいいことを考えないし、ワーッと行ってみんなで飲むといいのよ」
 うなずく鈴木君。このあたり、なにやら人生相談ふう。こうしたアネゴ的雰囲気が学生にモテる要因かも。

F[囲み]の部分
《ゆかりの独白》
 なんだか年下って気がしないわ。友達って感じ。仕事の仲間に若い人が多いからかしら?
《鈴木君の独白》
 もっとツンとしてる人かと思ったけど、すごく親しみやすい。最高!!

 ということで、このインタビューというか対談は、麻布のアオイ・スタジオで、当時、伊東ゆかりさんがレギュラー出演していたTBSの「サウンド・インS」という音楽番組の音入れの途中に行われました。対談の途中で、伊東ゆかりさんから、「あなたと話していると、布施さんと話しているみたい」と言われ、当時、布施明に私淑していた私は大喜びしたのでありました。以来、私は、“早稲田の布施明”と呼ばれていたのです。だから何なの?












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