さて、遅くなってしまいましたが最終話の感想。
ちょっとしょっぱい事を書いてあるので、読むならそのつもりで。
一言で言うと「結果オーライ的な印象が強い」と言う事。
ピサ・ソールの攻略法を知ったのも完全に偶然の産物であったし、
それがなければ、負けていたであろう事は想像に難くない。
だから、結果オーライというわけ。
いや、結果オーライで勝つこと自体が悪いとは言わない、
しかし考えうる限り最善の策をとった上での「結果オーライ」ならばともかく、
少なくともGGG側に、浅はかな行動や場当たり的な行動があった上での
「結果オーライ」では些か興醒めと言うものではないだろうか。
(GGG側が遊星主の作戦に引っ掛かって
あっさりと勇者ロボ軍団が分断されてしまったり、
ピサ・ソールが存在する限り遊星主が再生可能な事がわかりきっているにも関わらず
闇雲に個々の遊星主に突貫しているのだから、
お世辞にも彼らが賢明であったとは言えないだろう)
もちろん、
「ピサ・ソールのレプリションフィールドがあったために
ピサ・ソールへの直接攻撃は不可能だった、
だからレプリションフィールドを解除するために
大規模な物質再生を行わせるという作戦だったのだ 」
というストーリー的な理由付けはされてはいる。
しかしそれを後から言ってしまうのではなく、
もっと早い段階で、婉曲的にでも視聴者に知らせておく事は出来なかったのだろうか?
後から「実は○○だから、この作戦で正解だったのだ!」と解説を入れるのは容易い、
しかし、それは例えば後だしジャンケンで勝って悦にいるようなものではなかろうか?
個々のバトルは決して悪くはない。
悪くはないが、先のような理由があるのであまり評価は高くは出来ないのも事実である。
そしてラスト。
まあ、ピサ・ソールを倒せばレプリジン、そしてあの宇宙も消えるだろう事は
既に予想はついていたしあのラストもそれの延長上のものなのでわりとすんなりと受け入れられた。
ただ、地球に帰還した護くんと戒道くんのカットは良かったと思う。
正直な話、あのシーンを見れたのだがら、それだけでもFINALは意味が有ったと思う
最後に、個々のシーンについては良い所が有るのだが、全体としてはチグハグな感が否めない、と言うのが全体としての感想である。