2011年 飼育日記

2011年10月26日


(10月23日撮影)

この日は地元長崎の50回記念大会でした。前回の大会で戻ってきた魚が調子を崩しそれが全ての当歳達に感染。直に直るだろうと思っていたのですが
皆ナカナカ調子が戻らない。餌を切り結局3週間餌きり状態に成りました。そのお陰で一生懸命飼い込んでいたオデブちゃん達は皆スマートになったぜ。
人間なら喜ぶ所バッテン...ね。その間全く寸が伸びなかった。そんな時品評会当日はまたまた野暮用が入ってきた。まぁ〜魚もこんな調子だしと思い諦めました。

と!思いながら過ごしていたのですが...急にその野暮用が僕チャン行かなくてもよくなったのね。ってことは...大会に行けるじゃん。
バッテン魚たちが全快したのが大会1週間前...いくら天才的なランチュウ作りの僕チャンでも病気前の体型に戻すのは至難の業。無理...じゃね。

何とか腹だけでも付け様と餌を与えたけど病気前とは歴然の差やね。ギリギリまで迷ったのですが友人(Y君)との約束もあったので持って行くことにしました。
バッテン、当初予定していた魚は(万が一の安全を考え)持って行かず別の子供を持ってゆきました。

結果は2等役魚...まぁ〜仕方の無い所ね。最後の詰め管理不足が全てだった...今回の反省でした。

下の魚が今回もって行った魚。5月生まれ13センチ弱。本来14センチまで育ててゆく予定だった。







此方が本命だったk1本筋の魚。現在14センチ弱。今後は来年以降の種として育ててゆきます。




この所僕チャンが休みの日は毎回孫が遊びに来ます。両親は休日出勤の仕事なのでね。休みの日は朝迎えに行くのが当たり前の生活になりました。
此れは此れで可愛い孫と1日遊べるので楽しみだし嬉しい。...バッテン孫が帰った後は寂しさと同時にドバァーって疲れる......爺と婆でした。

そろそろ来年の種魚を決めてゆかんといけんね。有る意味此れが一番楽しいのですばい。

それでは今回は此処まで! ご観覧有り難うございました。 onouek1



2011年09月21日


(9月20日撮影)

魚たちの飼い込み時期...全国的にそうだったと思うけど天候が悪かった。じゅえんじゅえん安定しないのね。思うように寸が出せず8月で1センチ平均しか伸ばせなかったぜ。
5月産まれの子供達は11〜12センチ程...もう少しほしかったねぇ〜...

無論全ての魚が飼い込みという訳ではないバイ。種用はたたき池の中でのんびり育っております。来年使う子供達は20匹ほどを飼っています。此方は10〜11センチほど。
青水の中で餌は普通に1日2回与え水替えも1週間間隔でした。

もう一つ!種池には15匹ほど。此方の池は来年以降3〜4歳で使う予定で飼っております。これ等の大きさは現在7pほどです。
随分小さいのですが此れで良いのです。親の時期を考えるなら此れで十分!3〜4歳で12〜13センチ程にします。
僕チャン見では親としてはこれ等の子供が有望なのが多い! まぁ〜ランチュウ飼育、血統作りとはそんなモンなのですバイ。

ですから全ての魚に大きくする必要は無い。無駄な水替え、無駄な餌やり、これ等を軽減するためにも早い時期に種、大会、等々の選別を行うことが飼い主には優しく無理のない飼育が出来末永く楽しめるのです。


さて、今年は僕チャンは早採りに失敗した為例年より遥かに少ない子供飼育になりました。分譲に回す余裕もなかったのです。その為今の時期のk1らんちゅうの大会報告も少なく寂しいだろうと僕自身が育てた子供を会に出す事にしておりましたバイ。
当初福岡の大会に出そうと思っていたのですが野暮用で行けない。此れはパスね。んで次は西日本金魚愛好会品評会...この大会も歴史が長く今年で52回目の大会です。
魚のレベルも高く福岡同様良い環境で審査が行われる大会でもあります。そこで此れに出そうと思っていたのですがこの日も野暮用が入って...行けない...。半ば諦めていたのですが友人のY君が2歳魚を持ってゆくとの事。それならば(僕ちゃんの子供も一緒に連れて行って!)となりました。

Y君は快く引き受けてくらましたので甘えることにしました。そこで僕チャン考えた。ドレにしようか?品評会は審査員、その会で魚の評価が変わります。
アチラの大会では役魚、此方ではドボン!ってのは良く聞く話です。余程抜けた魚でない限り当然好みの問題で審査されやすいもんです。

Yくんと2人で10匹ほどの候補魚の中から見せ場には乏しいけど今の時点で欠点の少ない方の子供2匹を選びました。僕チャンが好きな魚は別に数匹居るんだけど今回はらんちゅう審査を原点方式で考えるなら無難な方かな?ってな思いね。




Y君から審査前電話がありました。当歳は200匹程の出品数だとか。僕チャンそれを聞いて厳しいのぉ〜。


結果は下の子供が役魚2等賞、その下の子供が3等前頭でした。僕チャンの予想ではドチラも前頭中盤位かな?ってな感じでしたので2等はチョッと意外でしたね。
まぁ〜運がよかったのかな?って思っております。

此方は取り立てて見せるべき所も無くインパクトに欠けますが、太身があり欠点の少ない子供です。所謂、無難な子供ね?k1らんちゅう本筋です。





此方は頭に魅力はありますが太身が無い。此れから順調に育てば2〜3歳と面白いかも....ね。此方もk1らんちゅう本筋。




今年は地元の会にも出してみようと思っています。此方は11月の開催ですのでマダマダ時間が有る。どの子供が伸びてくるのか?


それでは今回は此処まで!ご観覧有り難うございました。 onouek1




2011年08月27日


(8月22日撮影)

此方は8月に入ってから雨模様。それも半端な降りかたではないぞ。ドッバー!って降るのね。此れは全国的にそんな感じみたいね。
おかげでって言うか...水温も低めで落ち着かない。 当然子供達の成長にも影響が出てくるね。
飼い込み時期のこの時、8月に入ってから5mm程しか成長していない。通常1cmほどサイズを上げる月なのにね。明日も天気が良くないみたいだし...こりゃぁ〜難しいねぇ〜。


そんな感じで今月は飼育に苦しんでおります。とは言っても寸が出ないけど横幅は確りついてきました。段々とランチュウの風貌...には程遠いけど其れなりに近くなってきたぞ。

下の魚4匹はk1本筋!例年通りこんな感じで育っております。全体的に骨太で腰が確りしてるね。頭は四角で土台も出来た。
後は成長に任せて行くだけの飼育の簡単な血統です。まぁ〜後は色揚げかね?
















此れから下4匹は京都のTさんXk1血統の子供です。京都のTさんの雄親にk1血統改造版を掛ました。
このHPを永く愛読されてる方はご承知でしょうがK1改造版今年で3年になります。昨年、何とか先が見えつつあったのですが頭にいま一つインパクトが欲しかった。
運がよくTさんの血統で掛け合わせて下の画像の子供達が出てきました。
此れで頭は十分満足出来る所まで着ました。明らかにk1純血とは違います。ふんたんが競上がる感じで付いています。
来年はこれ等の子供達だけで固定化して行くつもりですバイ。後2世代で尾形を揃えて行きたい。うまく行けば計画通り5年でk1らんちゅうパートUが完成!
この腹の子供は予備軍を多く残し現在二十匹ほど残しました。















それでは今回は此処まで! ご観覧有り難うございました。  onouek1







2011年08月08日


(8月6日撮影)

8月になりました。子供達も孵化して3ヶ月になりましたよ。禿げが終わりやつれる事も無く順調に育ってきました。
それに伴い餌食いが激しくなり飽きることなく食い続けております。 此れを見るとついつい多めに与えてしまいがちですが、沢山与えたからと言って大きく育つ訳ではない。
与える時間帯、回数、水替えのタイミング、天候、等々の条件を加味しながら魚に負担の掛からない飼育を心がけます。

さて、下の魚は5月15日産まれ、現在10センチほどと成りました。此れは青子の時は尾が弱目で普通ならその時期の選別で撥ねる感じの子供でした。
バッテン、それ以外は全体的な感じが良かったので残しておりましたよ。黒子の時も弱かったのね。禿げが終わってから日に日に張りが戻ってきました。
今では派手目の立派な尾形に成りつつあります。こんな時って何か儲かったような感じで嬉しいやね。





此方も上の子供と同じ兄弟です。此方は別段問題なく育っております。禿げが遅かったので今だ色薄ですが問題ない更紗で収まりそうですね。
上の子供同様に此れから尾形はカガリもせり上がって来ると思います。味の有る尾形に成りそうね。




此れは尾が今だ弱めね。バッテン残します。太い胴、確りとした頭、味があると共に如何にもランチュウ!そんな感じが漂う魚です。
剥げも何とか止まって各鰭にも色が残りました。大事な種として残したい...そんな魚に成りそうです。


此方は無難な感じの子供。今の所そんな所かねぇ〜。


此れは良い! 背なりの最後の所に凸凹もありますが...良い! 絶対残すべき魚です。
要は欠点なんて関係ない。それより優れた所が有ろうモン! そう語り掛けてくる芸人好みの子供です。


此方から下の更紗2匹は今の時点では欠点が見当たりにくい...って、欠点のない魚は居ないのでね。そんな魚です。
後は幅を付け尾に味が出てくれば会魚、の評価で良いかと思います。



何とか赤が残ってくれました。変な柄だけど、まぁ〜此れも面白いかと...思うようにします。上の子供同様、欠点を見つけにくい。
現時点では会魚候補。此れからドンドン変貌してくる。良い方に変わることを祈ろう...




この白は期待していたのです。青子の頃から期待していたのよ。何が良いかって、質が良い!抜けた燐の並び、詰まり、良かったのです。
何とか色が残るようにと毎日祈ってたのさ。お祈りが過ぎたのか....真っ白に成っちゃった。此れから先如何しようか...
唯でさえ頭の良い僕チャンに...悩ませる1匹に成りました。







それでは今回は此処まで! ご観覧有り難うございました。 onouek1



2011年07月31日


(7月31日撮影)

7月も明日で終わりやね...来週からは8月かぁ〜...近年特に思うのは月日の流れが速いぞ。
訳も無く早く感じるのは何故かしらん? 鏡の中の僕ちゃんを眺めながらそう思うのであります...バイ!

さて、ランチュウの子供達も殆どが禿げが終わったね。ドキドキしながらの時期も過ぎたのですが、期待していた子供の多くが色抜けでガッカリ...ってな感じの今年の剥げ時期でした。
その中で何とか堪えて来てる子供3匹です。

体型も大分確り形が出来てきました。けしてお腹プックリ...ってな感じではなく確りとした硬太りな感じね。僕チャンの魚創りはこれでOKなのです。
此処まで土台が出来たら次に本格的な飼い込みね。それに伴う水替えと成ります。

現在水替えのペースは三日おきの感じで餌を与えてきましたが、此れからの一ヶ月は2日に1回の水替えのペースで餌の量を増やします。
大きく育てる8月の時期は色々な意味でランチュウも人間も疲れる時期ですが仕方ないやねぇ〜。此れで大会なるものが無ければ其処までする必要は無いのだけど...ね。
それでも秋に立派な姿を見せてくれる事を期待しながら頑張るしかない。と思う事にしています。








この子は今年の子供の中で尾形は5本の指に入る子供ですね。つまり尾形だけで此処まで残ってきたと言った方が正解かな?
やや長手の体型で未だ腹の造りは此れから...背の燐の若干の荒さも見られますが先の尾形は良い。今少しは剥げは有るかも知れないけど何とか最終選別まで残って欲しいね。
5月15日生まれで今年最後の腹の子供です。



現在このレベルの子供が40匹残しております。種に面白いのがやはり40匹。仲間達にプレゼント用に50匹。全部で130匹が現在残ってる僕チャンの子供達です。

それでは今回は此処まで! ご観覧有り難うございました。 onouek1








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