2011年 飼育日記

2011年07月20日


(7月20日撮影)

皆さん台風の方は如何でしょうか? 被害の無いことを心より祈っております。

ほんでもって、なでしこJAPAN!...ケケケェ=!完璧ね。朝の3時半に起きて応援した甲斐が有ったぜ!何度となく諦めさせた彼女達...バッテン奇跡は起きたぜ。
叔父ちゃんは...いや、今は爺か...嬉しくて思わず叫んで泣いたぜぇー!

ってな事で久々に明るい話題で心も晴れ晴れ!嬉しかった今週の始まりでした。

さて、ランチュウの方は禿げがドンドン進んできました。と同時に期待していた子供が白くなったり、変な柄に成ったりと、此方は心晴れ晴れ...とは行かないねぇ〜。

喜んだり悲しんだりの今日この頃でございます。更紗は嫌!怖いわ。










上の2匹はk1本筋で確りと特徴が出てきましたね。腰太、ま幅のある頭、今の所良い感じ...かね?


下の2匹は感じが違うでしょう。此方はやや長手で尾が派手な子供が多いのよ。
此れは僕の愛人、京都のT氏とk1ちゃんとの交尾によって産まれた子供だよょょん?お互いの飼い主に似てチョビッとスケベな面構え!落ち着きの無い行動...完璧やろぉ〜。

この腹の子と別腹で採ってる子供も居るんだけど其方もナカナカ面白い子供が出来つつあります。問題は色抜けよぉ〜。此れさえなければ完璧なんだけどねぇ〜。
神に祈るしかないね!...




明らかにk1本筋とは面構えもスケベ面...うぅ〜ん此処まで飼い主に似るのか...ランチュウは奥が深いぜよ...
お前!素赤で収まってくれよぉ〜。



それでは今回は此処まで! ご観覧有り難うございました。 onouek1





2011年07月13日


(7月12日撮影)

此方も梅雨が明けましたバイ!っ言うか...暑かし...息をするのも辛いぞ。虚弱体質の僕チャンには辛い時期です。

バッテンそんな中、子供達も順調に育ってきました。前回の更新から一週間ほどですが、本日の水替えで寸を測ってみます。
前回より約1センチ成長してるね。現在7〜8センチと成ってきました。5月5日〜5月15日生まれ、約2ヶ月ですから平均的な伸びですね。マズマズ。

それに伴い禿げが始まっています。今年はオスに真っ白けの親を使いましたのでチョッと心配も有ったのですが、全体的に素赤、更紗模様で落ち着いてきてるみたいです。白は現在1匹のみ。チョビッとホッとしてる僕チャンですバイ!って言うか...かなりホッとしたぞ...

下の画像の子供は適当に各池から掬って撮影しました。こんな感じで禿げてきてます。




 









 




 



この愛らしい顔!飼い主に似て馬鹿面丸出しですバイ。思わず微笑んでしまいますね。此れはk1本筋。この顔がどんどん変化して飼い主の様にゴッツクなってくるのですバイ。僕チャンも子供の頃は可愛かったの...よん♪



水温の上昇と共に餌食いも活発です。いくら与えてもペロッて食べてしまいます。だからといって与えすぎてはいけない。
肥満の子供は要らない。かっちりとした体型を維持しながら寸を出してゆきます。
身を付けるのはそれらの体型(基礎)が確り出来てからね。その方が魚が永く持ちます。

今年はオークション、分譲とも未だ出しておりません。数が少なかったこともありましたけどね。

色変わりが終わり、魚が落ち着いたらオークション、分譲に掲載します。数少ないk1らんちゅうファン様、今しばらくお待ち下さい。

それでは今回はここまで!ご観覧有り難うございました。   onouek1





2011年07月05日


(7月2日撮影)

前回の更新の画像から1週間が過ぎております。この1週間随分と水温が高く子供たちの成長も著しい!
1週間で1センチから1.5センチ成長しました。現在6〜7cmほどです。孵化から大体2ヶ月ですのでマズマズの成長ですね。

その成長と共に子供達も風貌が変わってきたぞ。黒子から剥げはじめた子も居るし色変わりが終わった子もいる。
下の画像の子供も剥げてるね。画像で見ると何となく腰白みたいな感じ...舟の中に居る時は真っ黒な感じだけど洗面器に上げるとこんな色に変わる。此れも体調に良い証拠ね。
現在7cmほど。順調な生育です。

これからどんどん剥げてきて色変わりが楽しい時でもありますね。それと同時にガッカリ...ってな事も良くあります。
毎年の事ですが...呪文...赤くなぁ〜れ...がブツブツと聞こえ始めてきた僕チャンの飼育場です。




 


これ等が入ってる船。食べ残しがない状態で餌やり。黒子の禿の時期はなるべく刺激を与えないように水替えも控えめに...
ゆったりとした感じの飼育をします。




 





 


 
下の3匹は純k1らんちゅう。胴、頭、確りと血統を受け継いでくれました。




 


此方九州は南部はy梅雨明けしましたが此方長崎はマダマダです。この時期は飼い込みの時期ではない。
梅雨が明け暑い太陽が照りだしたら確り予定の魚は飼い込んで行きます。それまでは基礎造りね。慎重な飼育が大事だぞ!


それでは今回はここまで!ご観覧有り難うございました。  onouek1





2011年06月25日


(6月25日撮影)

孵化から45日たった子供です。現在5センチ弱...それでも大分確りしてきましたよ。燐の並びも綺麗で尾形もマズマズです。
ボチボチ青仔から黒仔へ...そんな感じに成ってきました。
この時期、黒子の時期までに確り形を作っておきたい。皆さんそんな感情に成ってると思います。

その為日中を問わず大量に餌を与え頻繁に水を変える。まぁ〜重労働ですね。確かに黒仔までに形を作れば見栄えも良くカッコいいですね。
バッテン、此処で勘違いしないことは秋の当歳の型を造るのではなく、らんちゅうの基礎を造る!此れでいいのです。
とりあえずは目先を(フンタン)四角に、目幅を持たせる、胴の骨格を狂わせない。等々の基礎ですね。
腹ボテには未だしない。此れが僕チャン考えです。

魚が座るほど腹を張らせる方も居られますが、その意図が良く分からない?何の為に今のこの時期の赤ちゃんを肥満にさせるのか?
秋の当歳時にどっしりとした子を作るためかしら?どっしりは2〜3歳(親)で造るもんよね。
品評会の変な評価に惑わされずに当歳は伸びやかに素直にスクスクと成長した子供が良いぞ。

その様な子供は将来性が確り見えてとても魅力的です。当歳で終わらせるか、2〜3歳と楽しめる魚に育てるか。此処に考えは違うものの僕チャンは後の考えが本当のらんちゅう飼育だと疑いを持ちませんバイ!
この時期の子供を見て腹が遠いとか尾の張りが弱くなったとか...僕チャンに言わせれば未だ時期早々。これからの飼育でドンドン変わってきます。
眉間にしわを寄せないでもっと楽しみましょう。

そんな意味で考えながら飼育をすれば大して餌を与えなくても良い。頻繁な水変えもしなくてもOK!
何より人間が疲れないし楽しみながら飼育できるよね。此れが本来の欲に惑わされない趣味なのですバイ。

現在餌は冷凍赤虫が中心で1日3回与えております。繋ぎに粒餌をフードタイマーで3回(10分ほどで食べつくす量)与えます。
各池15〜20匹の8舟で育てております。今年は数が少なく飼育もメッチャ楽!ね。



 

 





 




 



 




 



 



 


右下の子供はk1純血。これらは勝手に頭はゴッツイ感じに成ります。黒子になり掛けの子供ね。

 











此方は孵化から40日の子供達。元気一杯に赤虫をを食べております。2〜3匹目に付く子供が居る...
種魚として残れば良いのぉ〜。
 


今年はらんちゅうを飼育して35年目で初めて種を大量に殺してしまった...
過去を振り返ってみても魚を殺すこと自体殆どなかった(散布薬以外)僕チャンはショックでした。そんな時京都の友人初め仲間たちに励まされ助けて頂いたことはホント嬉しかったね。
ボチボチらんちゅうは...って考えていた僕チャンに活を入れさせて貰いましたバイ!
今1度初心に帰って頑張る...バイ!

それでは紺下院は此処まで!ご観覧有り難うございました。 onouek1




2011年06月04日


(6月4日撮影)

更新が随分ノビノビになっちゃいました。その間今年は色んな事があった。

その前に大変遅くなったのですが、今回の震災で犠牲になられた方々に心よりお見舞い申し上げますと共にいち早い復興を心よりお祈り申し上げます。

私のらんちゅうを飼って頂いてる方も震災にあわれたそうで当面らんちゅう所では無いとの事。生活第一!当然ですね。大変ですが頑張って下さいね。

今回の震災は本当に惨い!腹が立ちます。津波災害も酷いけど原発も酷い。政府も東電も頭にくるね。とは言ってもねぇ〜、彼らも一生懸命やってるんだろうし、ただ今まで経験したことが無かったからね。

先の方同様に震災にあわれた方が(らんちゅう所ではない)って言って有られましたが、彼らの中にもランチュウを楽しんでいる方達も居るかも知れんね。その方達もランチュウ所では無いのだろうねぇ〜...

そう考えると今回の震災は益々腹が立つ!人の生活全てを壊してしまいやがって...馬鹿ー!


さて、そんな事を思いながら僕チャンは今年も赤ちゃん飼育をボチボチしておりました。
今年はホントボチボチで例年の3割程の子採りに成りましたよ。通常15腹程採っていたのですが、今年は6腹、ほんで流したのが2腹でしたから残った4腹を現在飼育しております。

何で今年は少ないのか! お答えしましょう。

今年は先発隊を20匹2月に起こして順調に仕上がっておりました。2月の下旬、野暮用で広島の方に行くことになり3日間家を空けることになりました。
広島に発つ前夜先発隊を確認しますと産卵も近そう...雄も雌も完璧に仕上がっています。無論、この時は雄、雌、別の舟で飼ってます。
(こりゃ〜帰ってきてから忙しくなりそうだ) 全ての舟の糞取りを網で掬いながら思った僕チャンでした。

早朝は出発が早かったので舟は見ずに広島に旅立ちました。

さて、広島に居ても心は種親たちの方に...(大丈夫かなぁ〜、勝手に産んだりしてないかなぁ〜...)

広島の用事が終わり急いで帰宅した僕チャン。夜もどっぷり暮れておりましたが、飼育小屋へと向かいました。
んでもって、種親たちを見ると.... 全ての魚が虫の息...って言うか...殆ど死んでるし...

うん?目をゴシゴシ...目の錯覚か?ゴシゴシ...こりゃこりゃ、間違いないね。完璧に死んでるし...ニャッハー!!!!
其れからが大変!わずかに残った3匹を別の舟に入れて看病...この3匹もヘロヘロ状態ね。

それでも冷静沈着な僕チャン、魚を見ながら考えた。エアーは十分...餌も切ってた...水の傷みも無い...?
魚の傷み方からかなり時間がたってる。旅立って直ぐ?いや、翌日早朝は確認しなかったからすでにその時にはヘロヘロに成っていたのかも?

死んだ魚を1匹ずつ確認します。痛みが1番激しかったのが...(これか!) その魚は今年の種に使う為に昨年12月頃家に来た魚でした。
十分過ぎるほどのケァーで別飼いして産卵の為旅立つ3日程前に家の種と同居させたのね。
少し動きが鈍いかなぁ〜...ってな感じは有ったのですが、まぁ〜餌もボチボチ食べてるし...ってな感じでおりました。

んで!結果がこんな感じになったのね!納得...ハァ〜...

早々、早子を予約頂いていた方々に連絡、皆さんからお悔やみのお言葉?ご心配のお言葉を頂...誠に申し訳なかったのです。

そこで終わらないのが今年の僕チャン! その後、親3歳以上も2〜3日でコロコロ死んで行く。
原因は旅発つ前夜使った網!これの消毒を忘れてた。
結局、僕チャンのお魚の半分が死んだのさ!ケヘッ!

仕方ないね。(今年は早子は止めよう。残った魚で通常産卵に持ってゆくか...)と思ってそれらの魚を見るとマダマダ産卵は先ね。
皆スヤスヤお休みしてなさる。
そうこう思いながらも通常産卵用のお魚さんたちを起こしました。

んで!今回の震災が有ったのね。

被害地の状況をテレビで見たり、飼育してた方からのメールを読み(今年は産卵止めようかな)そんな感じに成ったのも確かですね。


そうこう思いながら過ごしていても(産卵は如何ですかー! 順調ですかー! )ってなメールがポロポロ入ってきます。
その中に京都の友人からも...此方には状況を説明。所謂、採るにも魚の仕上がりが悪い旨も伝えました。

数日して彼から家のオスでよかったら使って下さい、ってな返事を頂きました。
此方の友人もその様に言ってくれてる...そうよねぇ〜此処で挫けとられんバイ!単純明快な僕チャン!
直ぐに京都に連絡(お願いします!)ってなもんです。

到着までに此方の雌を仕上げに掛かる。長崎の友人の魚も助っ人...いや、助っ魚に!

京都から雄が到着。全部で5匹。いずれの魚も種として文句なし!追星バリバリだぜー!

家の雌を仕上げ産卵予定を縁起を担いで5月5日とします。

準備は整った! バイ!


第1陣産卵4月29日その後5月5日も含んで先に記したように5月15日までに6腹採ったわけです。
その後ボチボチ産卵しましたが全て流し。これで今年の産卵は終了しました。

これが今年の僕チャンの2月〜6月までの現状ですバイ!

子供達ですがk1純血は1腹、京都 X k1 3腹に成りました。

純k1は相変わらず此れは先が読める。マズマズね。

京都、k1は尾の強い子が多いね。良い感じで育ってる。此方は面白い子が多く残るみたいです。
今後が楽しみバイ!



例年の3分の1の舟数。ちょっと寂しいけどその分、子供達にユックリ手を掛けてやれる。此れは此れで疲れなくて良いぞ。


 

 





 

左孵化から30日、右孵化から25日、燐も揃い始め順調に育っています。

それでは今回は此処まで!久しぶりのご観覧...有り難うございました。  onouek1






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