モガニ大漁だぁ〜  (イシガニ採集記) 

撮影・文 : 福岡支部隊員 RYO 

梅雨入りするころから8月すぎまで、波止めや漁港で獲れるモガニ。
モガニとは地方名らしい。正式にはイシガニだ。

今回は、福岡ドームの見える漁港で、モガニ獲りをした。
大体、日が暮れてしまってから、夜明け前の時間帯で、満潮の前後がねらい目だ。
港のあかりがつきだして、満潮前1時間くらい・・・足もとの岸壁を懐中電灯で照らしてみる。

最初は、見つけるのが難しい。目が慣れてくると、カキがらカニの見分けがついてくる。
カニを見つけたら、網をそっと上からかぶせて獲るのだが、カキが邪魔してけっこう獲りづらい。カキに網がひっかかっている間に逃げられたりする。これもコツを覚えれば、案外かんたんに獲れるようになってくる。

この日は2時間くらいで20匹くらいだった。まずまずの大漁だ。あとは食べるだけ。

←タコも御用!

 この日は、カニをエサにしているタコ(手長?足長?タコ)もとれた!


やっぱり、獲ったら、おいしく食べよう〜
                             〜 RYOのレシピ モガニ編
 〜
 

@ とってきたカニを鍋に入れる。
入れるときは、トングとかを使って鍋に入れないと、指を挟まれるから気をつけて。

 そして、水をいれ、フタをして鍋をゆすり、2〜3回水をいれかえる。
そしてカニがかぶるくらいに水をいれる。

A しよっぱくならない程度にをいれ、火にかける。
鍋は落としブタみたいになるものがいい。沸騰してから5分で、火をとめる。

B 水を少しずつ流しながら、軽くタワシで汚れをおとす。

ハイ出来上がり!

このカニは小さいが身がびっしりつまっていて、味はワタリガニのようにおいしい。
竹串のようなものでほじりながらだと、食べやすい。
 
 身の部分は、殻とか気にしなければ、そのままバリバリ食べられる。

C カニを裏返しにして、腹のフタをとる。
 
D 甲羅を下にしたまま、甲羅と身をはずす。

 身と甲羅の間についているものをむしりとる。
ぶんぶく ぶんぶく探検隊トップページへ
リンクフリーです
ぶんぶく探検隊は、2周年を迎えました

真っ赤に、茹で上がった!

イシガニ
甲殻綱エビ目ワタリガニ科 甲幅 7cm 分布 北海道南部〜九州
 全体に青っぽい体色、幼体には毛がある。
 おもに浅い海の岩礁にすむが、防波堤、漁港など広く生息し、採集しやすい。食用とされている。
ウォッチングのコツ・・・梅雨入りごろから8月ごろまで、漁港で狙うには、夕暮れ以降の満潮前後がチャンス。カニを狙うタコもとれるかも。はさまれないよう、ハサミには注意!

ぽんぽこより

 RYO隊員は、調理師で福岡市内で居酒屋をしています。次回も、
RYOちゃんレシピをお楽しみに!
 そーいえば、
タコはどうした? 

↑ 大漁〜!

もどる