平成17年6月26日 栃木県佐野市

 隊長が「ホウネンエビがそろそろ見られるはず」と言う。「ホウネンエビ?」 なんのことだかわからない。
 このあたりかなーと隊長は車を止めると、青々した水田を覗き込んだ。「いたっ!」と勝ち誇ったような顔。「こいよ」というので、しぶしぶ隊員も続く。おお、ふーん、きれいだ。

水田の妖精のような姿、身近にいるのに意外と知られていない。
農薬が使われるようになって、すごく減っているのだそうな。

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ホウネンエビ

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 まわりにはミジンコがたくさんいる。緑の点々がそう。

 なんか、体に藻をつけているみたいだが、ちゃんとした体の一部らしい。

 緑色のミジンコを食べるから、緑っぽくなるという説もある。ホントかな?

← 交尾中のオスとメス

あちこちで見られる

 ホウネンエビがたくさん生まれる夏は、豊作になるという言い伝えがあり、だから「ホウネンエビ」となったらしい。

 食べられるかどうか、隊長がしきりに気にしている。

← タイコウチの
幼生(右)も一緒にツーショット。



 あとで気がついた。
 小さなタイコウチの子どもが右端にいた。わかる?

 まわりの用水路にはザリガニがいっぱいいた。隊長・・・・。ザリガニなら食べれます。


取材:ぽんぽこ