隊長が「ホウネンエビがそろそろ見られるはず」と言う。「ホウネンエビ?」 なんのことだかわからない。
このあたりかなーと隊長は車を止めると、青々した水田を覗き込んだ。「いたっ!」と勝ち誇ったような顔。「こいよ」というので、しぶしぶ隊員も続く。おお、ふーん、きれいだ。
水田の妖精のような姿、身近にいるのに意外と知られていない。
農薬が使われるようになって、すごく減っているのだそうな。
ホウネンエビ
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まわりにはミジンコがたくさんいる。緑の点々がそう。
なんか、体に藻をつけているみたいだが、ちゃんとした体の一部らしい。
緑色のミジンコを食べるから、緑っぽくなるという説もある。ホントかな?
← 交尾中のオスとメス
あちこちで見られる
ホウネンエビがたくさん生まれる夏は、豊作になるという言い伝えがあり、だから「ホウネンエビ」となったらしい。
食べられるかどうか、隊長がしきりに気にしている。
← タイコウチの
幼生(右)も一緒にツーショット。
あとで気がついた。
小さなタイコウチの子どもが右端にいた。わかる?
まわりの用水路にはザリガニがいっぱいいた。隊長・・・・。ザリガニなら食べれます。
取材:ぽんぽこ