雪音の日記 - 明日のナージャの過去ログ -
○2003.10.05 ◇ 明日のナージャ(35話)風のいたずら・運命の皮肉 ◇
○2003.10.12 ◇ 明日のナージャ(36話)危うし!命をかけた黒バラ ◇
●2003.10.21 ◇ 明日のナージャ(37話)明暗!ブローチ奪還作戦 ◇
●2003.10.26 ◇ 明日のナージャ(38話)ローズマリー笑顔の陰謀 ◇
○2003.11.09 ◇ 明日のナージャ(39話)盗らないで!私のお母さん ◇
○2003.11.17 ◇ 明日のナージャ(40話)決意の朝!本当の旅立ち ◇
○2003.11.23 ◇ 明日のナージャ(41話)喜びも苦しみもひとり旅 ◇
○2003.11.30 ◇ 明日のナージャ(42話)ひとりぼっちの故郷 ◇
○2003.12.07 ◇ 明日のナージャ(43話)ピアノがつなぐ子守唄 ◇
○2003.12.14 ◇ 明日のナージャ(44話)どっちが好き?究極の選択 ◇
○2003.12.21 ◇ 明日のナージャ(45話)三人模様・ぐらつく恋心 ◇
○2003.12.28 ◇ 明日のナージャ(46話)二人のナージャ、対決! ◇
○2004.01.12 ◇ 明日のナージャ(47話)沈黙!囚われの白バラ/(48話)逆転!黒バラの最後 ◇
○2004.01.18 ◇ 明日のナージャ(49話)あきらめない!真実の力 ◇

(※)●は、画像あり ○は、文章のみ
◇ 明日のナージャ(35話)風のいたずら・運命の皮肉 ◇ 2003.10.05

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。明日のナージャもいよいよ佳境に入って雪音、わくわくが止まりそうもありませんぅ。
まずはナージャの日記の一言を。

私には挫けそうになった時、支え助け合っていける人がいる。

オープニングは、いっこうに成長する気配のかけらすら見えないリタの動物ショーから始まります。 輪っか持って突っ立ているくらいなら誰でも出来そうですが、突っ込んではいけませんぅ。
ナージャのダンスを見て「ちょっと止めて下さいな。」と馬車を止めようとするナージャ母。 今回のタイトルは「風のいたずら・運命の皮肉」いよいよナージャとナージャ母(コレット)の再開シーンです。

公演を終え、買い物に出かけたナージャは風で飛ばされた帽子を追いかけます。 偶然、帽子を拾ってくれたのがお忍びで想い出のカルダロッテ(※)を探すナージャ母(以後=コレット)だったりするわけですが、 都合良すぎです。

(※)カルダロッテ=検索で引っ掛からないあたり聴き間違えかもしれませんです。日本の天津甘栗に比べ実が大きく栗だけの味らしい。 要するにイタリアの焼き栗

馬車が近付いてきて慌てて物陰に隠れるコレットとナージャ。

ナージャ:「オバサンもしかして追われてるの?」 あろうことか自分の母親をオバサン呼ばわりするナージャ。 その無神経な気配りの無さがいかにもナージャらしくて最高です。
コレット:「そうよ悪い人から追われているの。なーんてね。今日だけは自分の好きなことをするの。 今日、一日私につきあってくれない?」
コレット:「やっぱり、オバサンじゃ駄目?」自分の娘を強引にナンパする最強の母親っぷりが笑えます。
ナージャ:「駄目だなんて、そんな……。」
なんでだろう?懐かしい匂いのするこの人ともう少し一緒にいたい。(ナージャ、心の中で)

想い出の焼き栗を探して街をうろつくナージャとコレット。 これでもかと言わんばかりに同じ趣味、同じ言動だったりするので、ちびっとうるさかったりするです。

壊れたままの橋を見ながら
ナージャ:「誰も直してあげないのかな?」
ローマの人は、ありのままの姿を残すことを潔しとしているとナージャに教えるコレット。
コレット:「本当に大切だと思うものは、無くなってしまっても心の中に残るもの。
(ナージャ、心の中で)私のお母さん。こんな人だったらいいのに。 コレットは亡くなったとされている自分の娘のことを「あの子が生きていたら」と、ナージャに重ねますです。

一方、コレットを探す召し使いのオバン(ヨハンナ)。うるさいです!少し黙れです!

焼き栗を見つけたナージャとコレットは木登りをしますが、木登り初体験のコレットには登り方も降り方も分かりません。 (木から降りるついでに、ナージャにフライングボディーアタックを決めるコレット)
別れの時間が近付き立ち去ろうとするナージャ。

コレット:「お嬢ちゃん貴方の名前は?」
ナージャ:「ナ、
ヨハンナ:「おくさーん!」
ナージャ:……。」

あんちくしょーーー! ありえませんぅ。ようやくナージャが母親に会える瞬間をたった一言で遮る悪魔のような召し使い。 「私、あの木に登ったのよ。あのお嬢ちゃんが……。」と振り返ったコレットの目に写るのはナージャが、 そっと立ち去った後の景色だけぅ。
「立ち止まってちゃ駄目なんだ!」と、 前向きで健気なナージャですが、せっかく出会ったはずの母親から確実に遠ざかってしまいました。

さて、今週もローズマリーが暗躍しまくりです。 しばらく様子を見ると宣言するナージャの祖父さんに対し、 「私がこの家に相応しいことがすぐに分かっていただけると思いますわ。 だって私は本物のプリンセスなんだもの。」等とわけ分からんちんなことを言い出す始末。

来週の明日のナージャは「危うし、命をかけた黒バラ」。 黒バラマンセー!という理由で、もう目が離せないこと間違い無しの予感ぅ。


◇ 明日のナージャ(36話)危うし!命をかけた黒バラ ◇ 2003.10.12

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。日曜日です、 今日も元気にナージャのレビューいってみようと思いますです。

オーストリアのウィーンを目指して旅するダンデライオン一座。 カラクリ車が故障した為にザルツブルグに一週間の足留めをくらってしまいます。 黒バラの噂を聴いたナージャはさっそく夜中にお忍びでお出かけの様子。 今回のタイトルは「危うし!命をかけた黒バラ」

泥棒して追われていた黒バラ(キース)と再会したナージャは。黒バラが警官から逃れるための片棒を担ぎます。 警官に向かってフランシスの名前を騙り、ナージャの肩に手をかけるやいなやキスをする黒バラ。

黒バラ:「じゃ、いこうか。マイハニー!」
しばらく歩いて
ナージャ:「マイハニー?」どうやらキスはOKのようです。
黒バラ:「それじゃ、僕のバラのつぼみちゃんとでも呼べばいいのかい?」わけ分かりませんぅ。
ナージャ:「あなたはどうしてそんなに罪をかさねるの?」
フランシスと同じことをしているだけと答える黒バラに、 「フランシスは偽善者と言われようが自分が正しいと思った道を貫いている。 泥棒をしているあなたよりはまし!」と言い放ちます。

それを聞くやいなや自己弁護を始める黒バラ。どこまでも潔悪いやつです。

黒バラの言い訳
「フランシスは幸せそうに慈善事業していた母さんの表だけを見ている。 母は父の前では哀れな一人の女性だったんだ。」
「貴族という鎖に繋がれて自分の好きなように生きて行けず、28歳という若さで死んだ。」
なんでもかんでも貴族社会のせいにする黒バラの思い込みの激しさに呆れて雪音、言葉もありませんぅ。

それはさておき、ナージャからブローチを盗まれたことを聞いた黒バラ。 どうやらブローチ奪還の為にヘルマン邸に忍び込むようです。 一方、ヘルマン邸ではローズマリーが、 「こんな優しいおばさまに礼儀作法を教えて頂いて、ナージャとても幸せです!」 等とナージャの服を着てナージャになりきっている様子。
ローズマリーが、ナージャおしゃれレッスン♪ ナージャのエプロンドレス秘密のリングジュエリー で今日からナージャに早変わり。「おーぷりぃてぃ」とかやっているかどうかは不明だったりしますです。

ヘルマン邸に乗り込んだ黒バラでしたが、庭にいたナージャ(ローズマリー)に見とれている間に捕まってしまいます。 地下牢でムチ叩きの拷問を受ける黒バラ。(視聴者である欲求不満の主婦達にサービスするつもりなのかどうかは不明ですっ) ムチで叩かれるだけの拷問に息も絶え絶えの様子。 地下牢で「ナージャ……」とか人の心配をするよりも自分の心配をして下さいぅ。
さて来週は黒バラのブローチ奪還作戦の続きですが、 その後いよいよローズマリーが本格的に暗躍するみたいです。ローズマリーマンセー! のお兄ちゃんたちはぜひチェックしてみて下さいぅ。

今回のナージャはノリの悪いレビューになってしまいましたぅ。ゴメンなさいです。


◇ 明日のナージャ(37話)明暗!ブローチ奪還作戦 ◇ 2003.10.21

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。

今週も先週に引き続き繰り広げられる、黒バラの上半身裸の拷問シーン。 探偵二人組(ロッソとビアンコ)の片割れをだまし討ちにして地下牢を抜け出した黒バラ。 捕まった時に身体検査をされ文字通り身ぐるみ剥がされたはずなのに、 金貨や仮面をどこから取り出したのか疑問を持ってしまいたくなりますが、 あまり突っ込んではいけませんぅ。 まして武装錬金の蝶野攻爵のようにパンツの中から取り出した(※)等と考えるのはあんまりです。

(※)武装錬金=現在週刊少年ジャンプで連載中の和月伸宏さん(代表作:るろうに剣心) の期待の新連載漫画ですが、もうすぐ打ち切りのオーラを漂わせています。

武装錬金1
四次元ポケットならぬ四次元パンツ

ホムンクルス化するやいなや、パンツの中から仮面を取り出し顔に装着。 彼の常規を逸した行動は止まるところを知りません。 股間でピストルの弾を受けて「意外とイタいけど ちょっとカ・イ・カン(ハート)」とか言い出すあたり、いわゆる変態です。

この蝶野攻爵さん、何を考えたかブーメランパンツにパピヨン仮面という出で立ちで父親の書斎に挨拶に出向きます。 驚きと悲しみのあまりくわえていたパイプを取り落とす父親かと思われましたが、 「おお!素敵なスタイルだ。今夜は何のパーティだ?」と嬉しそうに微笑むあたり、もう分けわかりませんぅ。 この父親にしてこの子ありと納得した読者も多いのではないかと思います。

話が反れましたが、ブローチを取られた当の本人であるナージャはぷっくりほっぺで歩きまわり 「がんばろうナージャ!おーぅ!」とか一人で気合いを入れている様子。

何とか自分で情報を仕入れようとしたナージャですが、運悪く厄病神のハービー(新聞記者)に出会ってしまいます。 俺は新聞記者だ!ペンの力でブローチくらい簡単に取り戻してみせる!と豪語するハービー。 さっそくダンデライオン一座を取材しますが、ナージャの描いたロッソとビアンコの似顔絵はガキの悪戯描き以下。 リタに至っては「実はショコラは白いんです」等と受けを狙いにくる始末。

意味不明な取材をした挙げ句、「後は俺がしっかり記事にするだけだ。期待しててくれ」と得意満面のハービー。 その自信がどこから出て来るのか雪音、理解に苦しみます。 しかもハービーがナージャの記事を人任せにした為に、記事のことをローズマリーに知られてしまいます。 そして新聞記者に黒バラにブローチを盗まれたのは本当かどうかを聞かれ、 慌てるヘルマンをしり目に名女優振りを発揮するローズマリー。 その躊躇のない厚かましさが最高に素敵です。

本当です。私が大切にしていたブローチを黒バラに盗まれたんです。 私がナージャ・アップルフィールドです。 あのブローチは私とお母さんをつなぐ大切なものなんです。 正義の力で私のブローチを取り返してください。

雪音、ローズマリーが演じているナージャとダンデライオン一座にいるナージャのどちらが本物なのか分からなくなってきそうです。 一方、泥棒にしたてあげられた黒バラは(ホントに泥棒ですけど)、ブローチを手にナージャの寝室へ夜這いをかけます。 始めは「盗んだものは受け取れない」と頑強に抵抗するナージャでしたが、結局はブローチを胸に御満悦の様子。

黒バラとハービーの善意の行動が、 ローズマリーによって新たな試練に生まれ変わったことをナージャは夢にも知りませんでした。 というナレーションが来週以降のローズマリーの活躍を約束してくれているようで最高に素敵です。


◇ 明日のナージャ(38話)ローズマリー笑顔の陰謀 ◇  2003.10.26

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。日曜日です!明日のナージャです!ローズマリーです! 今回の明日のナージャは、いよいよローズマリーが本格的に動きだしました。

「お母さん!私、来たよ!今度こそお母さんを見つけてみせる!」
オープニングの日記から“うきうき”のナージャですが、 本編が始まるやいなやローズマリーの陰謀により急転直下、不幸のどん底にたたき落されます。 そんな今回のタイトルは「ローズマリー笑顔の陰謀」

改ざんされたNewtype
ローズマリーに改ざんされた?Newtype

取りあえずNewtypeのストーリー予告ですが、ローズマリーに改ざんされたのか、 それともただの編集ミスなのか分かりませんが、今回の内容と全然一致していません。

さてここからが本題です。 ハービーの新聞記事を前にダンデライオン一座による会議が行われますが当のナージャは、
「誰かが私に成り変わろうとしている」
とつぶやくだけで精一杯の様子。 一方のローズマリーはパーティーに出席することが決まり御機嫌です。 ボロを出すなと偉そうに忠告するヘルマンですが、 誰の目から見てもローズマリーの前にはヘルマンごとき、ただのヘタレです。
「私のことを見れば誰だって気づくわ!私が生まれながらのプリンセスだって」
というローズマリーの決めゼリフを聴いて怖くて震えているのは雪音だけでは無いと思います。

パーティーに乗り込む決心をしたナージャ。母親のドレスを持ってパーティー会場に乗り込みます。

ローズマリー:「みんなが私を見ている。この私を」
ナージャ:「あの子を見つけなきゃ」
ナージャ:「やっぱりあの子はここにいる。私に成り変わろうとしている」
ナージャ:「何故、こんなことするの?」
サッ!サッ!サッ!周りを見渡すナージャの目線が怒りのあまり擬音を立てる程、きつくなります。
ダンスが始まり踊りながら偽者を探すナージャの視界に相手の顔が写ります。
ナージャ:「ローズマリー!?」
固まるナージャ。

パーティー会場を離れて事情の説明を求めるナージャ。
「ローズマリーどうしてあなたが?」
事と次第によっては許さないわ!という見幕のナージャでしたが、 ローズマリーの前にそんな付け焼き刃の態度は通用しません。

ローズマリー:「ごめんなさいナージャ。こんなことしたくなかったのに」
ナージャ:「何があったか話して」
ナージャの胸で泣きながら前の奉公先でつらい目にあっていたのに誰も助けてくれなかったと切々と訴えるローズマリー。
ナージャ:「ごめんね。気付いてあげられなくて」

一生懸命ローズマリーを慰めようとするナージャ。 その胸元で嘘泣きしながら一生懸命ブローチを盗もうとしているローズマリー。 わけ分かりませんぅ。

「ヘルマンが私を利用して、プレミンジャー公爵家の財産を自分のものにしようとしている。 わたし怖かったの!」
等とナージャに泣きながら伝えるローズマリーですが、 (今度こそブローチを……(奪ってやる!)>ローズマリー心の声で) 一番怖いのは他の誰でもない、ローズマリー貴方です!

それを聞いたナージャはローズマリーに力強く言います。
「大丈夫よ。私にはブローチとお母さんのドレスがある(今、ナージャが着ているドレス)」
その途端、花瓶をひっくり返しドレスを水浸しにするローズマリー。
「ああ、御免なさい。すぐに脱いで!乾かすから」
そしてナージャのドレスを抱えて部屋を出るローズマリー。
「ブローチは奪えなかったけど……。まあいい」
という言葉が無情にもローズマリーを信じて待ち続けるナージャに追い討ちをかけます。 この期に及んでまだローズマリーのことを信じきっているナージャ。雪音、ちょっぴりナージャが可哀想に思えてきました。 ですがはっきり言ってそんな感傷すらローズマリーの前には無意味です。

なかなか帰って来ないローズマリーを心配して屋敷をうろついていたナージャは召し使いに摘み出されます。 (いつもの粗末な服を着ていた為)
「ローズマリーが!ローズマリーが!」
ローズマリーを助け出そうと必死に叫びながら扉を叩くナージャ。 そんなナージャの側に何やら布切れが舞い落ちて来ます。 見上げたナージャの目に写るのはナージャを見下ろす笑顔のローズマリー。

ナージャ:「ローズマリー?」
ローズマリー:「ローズマリーですって?それ誰のこと。私はプレミンジャー公爵家の孫娘」
ローズマリー:「優しくてお人好しのナージャ。誰にでも好かれるだけじゃ幸せになれないのよ」
ローズマリー:「さようなら。どこの誰だか分からないお嬢さん」 ナージャに無情の宣告を下すローズマリー。(直リンゴメンなさい)
ボロ布と化したナージャのドレスの残りが舞い落ちてきます。
ナージャ:「お母さんのドレスがぁ〜〜〜!」

次回予告でイタリアでのコレットとの想い出を切々と語るナージャ。 最後の
「お願い。お母さんを盗らないでぇ〜〜〜!」
というナージャの悲鳴がテレビの前のガキんちょどもの涙を誘います。

悲劇の次回予告
次回予告はさらに悲惨です。

Newtypeの次回(39話)のストーリー予告が今回(38話)の内容であるという事実はさておき、 39話の明日のナージャはドレス復活(仮)という仮題が付けられていたようですが、 ドレスを破られ、どこの誰だか分からないお嬢さんにされてしまったナージャの悲劇を前面に押し出すことにしたようです。 そんな次回の明日のナージャのタイトルは「盗らないで 私のお母さん」。 雪音、あまりの展開に笑っていいのか泣いていいのかさっぱり分かりませんぅ。


◇ 明日のナージャ(39話)盗らないで!私のお母さん ◇ 2003.11.09

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。

「ローズマリー! ローズマリー!家族だと思っていたのに。アップルフィールドであんなに仲良しだったのに」
つぶやきながら雨の中を徘徊するナージャ。そんな今回の明日のナージャのタイトルは「盗らないで!私のお母さん」

ローズマリー:「ローズマリーって誰?私はナージャプレミンジャー」
ローズマリー:「おじさまは何もかも欲張りすぎるから、失敗するんです」
ローズマリー:「私、コレットお母さまに愛される自信がありますわ」

子供にしてすでに勝負事の駆け引きを熟知しているローズマリー。 自ら身代を傾け、プレミンジャー公爵家の財産を狙うしか脳が無いヘルマンとは大違いです。

一方、放心状態で雨に濡れていた所をケンノスケに連れ帰られたナージャ。

「貴方が盗んだのはドレスだけじゃない。お母さんへの想いも。許せないローズマリー
と本気モードでお怒りの様子。ハービー達にブローチを付けているのは危険だと注意されますが、
「このブローチは絆だから、このブローチを外す事は出来ないわ!」
「今から会いにいきます。だからあんな偽モノなんかに騙されないで」(ナージャ心の声)

今まで、どんなことがあっても良い子のお手本路線から外れることのなかったナージャが言葉の端々に本心を見せるようになります。

ローズマリー:「お母さま お母さま ナージャです」
コレット:「ナージャ 私のかわいいナージャ」
((( ;´Д`)))
コレット:「ナージャ、一歳のお誕生日おめでとう。ナージャ、二歳のお誕生日おめでとう。 ナージャ、三歳のお誕生日おめでとう。ナージャ ナージャ ナージャ」
今まで出来なかった誕生日を13回全部まとめてやろうと言い出すコレット。番町皿屋敷じゃあるまいし、 ひっぱたいてやろうかと思いました。
ローズマリー:「お母さんやめましょう、こんなにいっぱいお誕生日したらすぐにおばあさんになっちゃう」

どうやらコレットにとってナージャは年頃が同じで、ナージャと呼ばれていれば誰でも良かったみたいです。

プレミンジャー公爵家に正面から乗り込もうとしたナージャですが、 門番に追い払われた為に鉄格子をよじ登って屋敷に侵入しようと試みるナージャ。 黒バラのことをとやかく言えません。 それはともかく、鉄格子に手をかけてよじ登ろうとしたナージャの目に、 二人で庭を散歩するコレットとローズマリーの姿が写ります。

ナージャ:「お母さーん お母さーん」(鐘の音で聞こえない)
ナージャ:「いかないでー!お母さーん」
ナージャに気付いたローズマリーがこれ見よがしにコレットに甘えて見せながら、 コレットをその場をから立ち去らせるように仕向けます。
ナージャ:「絶対、諦めない。こんなに近くにいるのに」
ローズマリー:「お猿さんだわ!」
鉄格子に手をかけているナージャを見て侮蔑の言葉をかけるローズマリー。 容赦ありません。ナージャーの言葉など歯牙にかける様子もありません。
ローズマリー:「私は正真正銘のナージャ・プレミンジャー」
ローズマリー:「憧れのお姫さまにキスさせてあげる」

激怒のナージャにさらに悲劇が降り掛ります。 屋敷の周りをうろついていたことから警察を呼ばれた挙げ句、ローズマリーにブローチ泥棒にされる始末。 警察に追われるナージャを見送ったローズマリーの
「さようなら偽ナージャさん。永遠に」
という言葉がナージャの境遇を切実に物語っています。

警察から逃げる為にウィーンから離れることになったナージャ達。 ローマで一緒だったコレットが母親だったことを知り、たまたまブローチをしていなかったことを悔やむナージャ。
「みんなには迷惑をかけるけど、もう二度とブローチを外さない」
と宣言します。
「私は負けません!私を騙して泥棒呼ばわりしたローズマリーなんかに」
最後にローズマリーに戦線布告するナージャ。

来週の明日のナージャは本当にナージャがダンデライオン一座から抜けるようです。 自分の力で運命に立ち向かって行くナージャの姿を見て雪音、なんだかナージャのことが好きになれそうな予感です。


◇ 明日のナージャ(40話)決意の朝!本当の旅立ち ◇ 2003.11.17

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。早いもので明日のナージャもすでに40話です。 内容もいよいよナージャの一人立ちと佳境を向えるようです。

今週のナージャはオープニングの日記から必死です。心して聴いて下さいぅ。

「どうして私が泥棒と呼ばれて警察に追われないといけないの?こんなのあんまりよ!」

今週のナージャは“アップルフィールドに戻る”と院長に手紙を書いたり、孤児院時代の友人を尋ねたり必死です。 一方、ナージャがいない隙に今後のことを相談するダンデライオン一座。
「ナージャがいると公演も出来ない、金も稼げない」
となり振り構わず叫び出すトーマス。またです!またこいつです! 俺は正論を言っているんだ!という雰囲気を作りながらナージャを追い出そうと必死になっています。 そんな今回のタイトルは「決意の朝!本当の旅立ち」

結局、パリで尋ねたオリバーは親方について修行の旅に出ていた為に出会うことが出来ませんでした。 元気を出せと励ますケンノスケに
「私、元気よ!オリバーも夢に向かって頑張っている。だから私も頑張らなくちゃ」
と答えるナージャ。 先週の最後でローズマリー覚えてろ!みたいなブラックなセリフを言ってしまったナージャには似合いません。

それはさておき帰って来たナージャとケンノスケは、ナージャを追っている警官がダンデライオン一座を職質している場面に出くわします。 ナージャの写っているポスター(Nadjaの名前入り)を見せて
「盗人を差し出せ」
と迫る警官に
「ナージャじゃなくて何じゃって読むんだよ」
と答え、しかもポスターまで食べる団長。トーマスとは大違いです。(公務執行妨害でしょっぴかれましたけど)

夜になってから、見張りに立っている警官を遠ざける作戦を実行するダンデライオン一座。 リタ大活躍です。

リタ:「クリーム、ショコラどうしたの?え?ナージャの匂いがする?」
クリームとショコラを追い掛けるリタ。それを見て慌てて追い掛ける見張りの警官。 リタの見え見えの演技に引っ掛かってます。ふた手に別れたクリームとショコラをふた手に別れて追う警官たち。
リタ:「べぇーっ!」(右向いて)
リタ:「べぇーっ!」(左向いて)
一方、追いかけて来た警官を玉転がしと綱で撃沈するダンデライオン一座。

からくり自動車を移動させてナージャと合流するダンデライオン一座。 ナージャも含めて改めて今後のことを話し合います。

ナージャ:「私、いろいろ考えたんだけど、これ以上は迷惑をかけられない」
アーベル:「迷惑をかけられるほうはいいけど(ナージャの方は大変)」
迷惑なんて思わないと主張するケンノスケに、 アーベルが片身の狭い思いをするかもしれないナージャの立場を説明します。 トーマスが横から自己保身の為に何か言っていますが、この際無視しようと思います。
ナージャ:「私がいる限り、まともに公演も出来ない。だから私」
団長:「ナージャ。お前はどうしたい?」(突然帰って来た様子)
団長:「迷惑って理由で出て行くのは駄目だ。どうしたいと思っているんだ?
しばし沈黙
ナージャ:「団長、みんな、ありがとう」
ナージャ:「私、ずっとここにいたい。みんなと一緒にいたい。 でもお母さんに会いたい。だから一人で行きます

ダンデライオン一座と別れることになったナージャに一座のみんなが色々なものをくれます。 ケンノスケもこつこつ溜めたお金(妹に会いに行く為に貯金している)をナージャに差し出しますが、 それを知っているナージャは受け取りません。皆からもらったものを披露するナージャ。(大半がゴミです) ケンノスケに
「団長は何もくれなかったのか?」
と言われたナージャ。
「団長からは勇気をもらったわ。だからお願い。ケンノスケも笑顔で見送って」
はゆーっ!雪音も一度言ってみたくなる程、歯の浮くセリフです。

最後に得意のダンスを踊ってお別れするナージャ。

ナージャ(心の中で):「みんな今まで本当にありがとう。お別れは言いません、きっとまた会えると信じているから
ケンノスケ:「やっぱりナージャはすごいや」
団長:「なんたって、ナージャはダンデライオン一座に舞い降りた奇蹟の舞姫なんだから」
ナージャ:「私、行って来ます」
おばば(心の中で):「ナージャ。新しい一歩を踏み出すんだね。時には風に逆らうことも必要なのさ

感動的なセリフのほとんどが心の中でのセリフなので気持ちが相手に伝わったかどうかは分かりませんぅ。 きっと伝わったのだと雪音は思うです。(一人を除いて)

おばばの言葉通り、新しい一歩を踏み出したナージャ。 ブラボー!!演劇なら拍手喝采の予感です。 ですが、これからローズマリーとの戦いが待っています。 頑張れ!ナージャ! バーチャルネットのお友達“雪音”は一人で新しい一歩を踏み出したナージャを応援しています。 最後に一言、トーマスくたばれ!です。

今回はここまでぅ。


◇ 明日のナージャ(41話)喜びも苦しみもひとり旅 ◇ 2003.11.23

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。 久々にナージャの公式サイトに行ってみたのですが、 掲示板を見てみると
「キースとフランシスの夢の共演を見れて幸せだわ!」
という書き込みの多さが目に付いたりします。 作品概要の “「明日=未来」を見つめるナージャの恋と冒険・笑いと涙の物語は全ての少女アニメの原点です” というセリフもまんざら嘘ではありませんぅ。雪音、(実体はどうであれ)掲示板のあの雰囲気は立派な少女の集団だと思いましたです。

(ナージャ、今日の日記より)

お母さん、私は今、ダンデライオン一座の人と別れてイギリスに向かって旅をしています。 私がナージャだってことを証明してくれるアップルフィールド孤児院の院長先生に会うためです。

オープニングからコレットにナージャと呼ばれている夢を見ているナージャ。 ナージャの妄想はそれだけに止まりません。 フランシスとキースを両天秤にかけ自分を取り合わせています。しかも、
「ナージャ、君が決めてくれ!」
などと言わせているあたりローズマリーよりも悪趣味です。 ですが妄想は続かないもの、牛小屋で寝ていたナージャは牛に顔を舐められて目が覚めます。

行けるとこまでの切符を買って汽車に乗るナージャ。 一等客車から三等客車に追い出されたり、酔っ払いの愚痴を聞かされたり、せっかくもらったパンを子供に盗られたりしますが、 鞄だけはパンチラしながらも守り抜きます。

さてここからの展開はあまりにもベタで面白味もなにもありませんので箇条書きですまそうと思います。 決して雪音が手抜きをしたかったわけでは無いことをお分かり下さいです。
・切符を落として途中下車させられたはずなのに何故か目的地にいるナージャ。
・質屋で偶然オルゴールとブローチが対であることを知るナージャ。
・指輪が鍵となってオルゴールから金貨と手紙が出てくる。 (内容:コレットお嬢様、困った時は(金貨を)お使い下さい)

道端で座り込んでいる貧乏そうな男の子を捕まえ食事に誘ったナージャは、 男の子の母親が病気であることを知り食べ物だけでなく薬まで買ってあげます。

「今日、会ったばかりなのに」
と遠慮する男の子に、
「何言ってるの!もう友達じゃない」
と笑顔で返答するナージャ。あんちくしょー! “雪音”よりも簡単に友達を作っています。

男の子と別れ一人になったナージャは、街のチンピラに身ぐるみ剥がされそうになりますが、 鞄だけは
「母親と自分をつなぐ命よりも大切なものなの!」
と叫びながら死守します。 翌日、船に乗る為にダンスをしてお金を稼ごうとしますが、踊り終わって帽子を差し出しても
「帽子はいらん!」
とか逆に
「パン代をくれ!」
とか言われる始末。途方に暮れて出航した船を見送るナージャ。あまりにも可哀想です。 結局、昨日の男の子とチンピラのボスが兄弟であったことが判明し、謝りに来たついでに船(貨物船)を紹介してもらうナージャ。 男の子の
「お姉ちゃん、気を付けてね」
というセリフがなかったらテレビの前のガキんちょどもも泣き出したに違いありません。

最後に、今回の明日のナージャのタイトルは「喜びも苦しみもひとり旅」という期待を持たせるようなタイトルでしたが、 世界名作劇場のペリーヌの「ひとりぼっちの旅」に比べたらあまりにもお粗末な内容でした。
そのせいでは無いと思いますがYahoo!のテレビ番組欄では「呆然ひとり旅」などと書かれる始末。 雪音もその方が似合っていると思いましたが、 それではあまりにもナージャが可哀想ですので気付かなかったことにしようと思います。 とりあえずバーチャルネットのお友達“雪音”は一人旅を続けるナージャを応援していています。


◇ 明日のナージャ(42話)ひとりぼっちの故郷 ◇ 2003.11.30

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。さて明日のナージャももうすぐ終わりです。ナージャの公式サイトでも紹介されたように、 後番は「ふたりはプリキュア」に決まったようです。 どうやら美少女戦士ものらしいですが、頑張って東京ミュウミュウを越えるような作品を目指して欲しいと思います。

もうすぐ私が育ったアップルフィールド孤児院にたどり着きます
院長先生なら私がナージャだと証明してくれる。そしたらお母さんに会える

日記のシーンからうきうきのナージャですが、この後にどん底が待っています。 そんな今回のタイトルは「ひとりぼっちの故郷」
今回はオープニングからローズマリーが大活躍です。

へルマン邸でコレットと優雅にお茶するローズマリー。
ローズマリー:「ごめんなさい。お母さんが生きていてくれただけで嬉しいのに、こんなにして頂いて夢みたい」
ローズマリー:「孤児院では怖い先生がいて…」
(天性の演技力でコレットを誑かしまくりです)
ローズマリー:「お母さまに私が入れた紅茶を飲んで頂きたいの」
(コレット、完全に撃沈状態)
おばさま(へルマンの妻):「きっとプレミンジャー公爵家にふさわしい令嬢になりますわ」

当の娘ナージャは哀れにもイギリスを一人、 お腹を空かせて旅しているというのにローズマリーをナージャだと完全に信じ込んで御機嫌のコレット。 最悪です!

ローズマリー:「アップルフィールドにいた惨めな私は私じゃない」
へルマン:「おい、ナージャ」
ヘルマンごときに呼び捨てされてプライドを傷つけられたローズマリーの怒りが炸裂します。
ローズマリー:「私はあなたの召し使いじゃないの」
ローズマリー:「家を勘当されたあなたとは違う」
ローズマリー:「私は忙しいの。用も無いのに呼ばないで下さい!」
こけにされて怒りかけたヘルマンですが、
ヘルマン:「弱味を握っている私に従わざる負えない。うふふふふ」
と自制した様子。

馬鹿な男です。 ローズマリーがプレミンジャー公爵家の跡取りになれば財産が自分のものになると信じきっていますが、認識が甘過ぎます。 もはやローズマリーにしてみればヘルマンなどお祖父様(プレミンジャー公爵)に勘当された“能無し”でしかありません。

一方、ナージャは孤児院のあった故郷にたどり着いて御機嫌です。

「あぁ、みんなに会いたい。もうすぐもうすぐ」
「院長先生!みんな!」
「あれぇ?」
廃虚を前にきょとんとたたずむナージャ。
「ここ、アップルフィールド孤児院よね?」

とかつぶやきながら友達や院長先生の名前を呼び掛けながら廃虚を歩き回ります。 やがてポスト一杯の手紙を見つけるナージャ。(自分が院長宛に出していた手紙)

村の人から孤児院が閉鎖されたことを聞かされるナージャ。 とうやら院長先生が事故死したことで資金繰りが立ち行かなくなり閉鎖してしまったようです。
「うそよ!そんなの信じられない!絶対に信じないわ!」
院長先生のお墓にすがりついて泣き出すナージャ。

廃虚になった孤児院でナージャひとりぼっちです。
「私をナージャだと証明してくれる人もお母さんにももう会えない」
夢の中で笑いながら去って行くコレット。
「どうして笑っているの?どうして笑えるの?」

都合良く現れたラファエル(吟遊詩人)に母親が誰だか分かったぶん前よりも前進したと言われたり、
「君の翼はどんな困難でも乗り越える希望の翼」
「ナージャ、君の翼は君の心のままに清く気高く美しい!」
などと煽てられてすっかり元気を取り戻したナージャ。 今まで泣きじゃくっていたこともけろっと忘れて
「ここ(アップルフィールド孤児院)がスタートなんだ」
とか言っちゃってます。この立ち直りの早さには雪音も参りましたです。

院長先生、私あきらめません!きっとお母さんにあってみせます。
天国から見ていて下さいね。
行こう!ロンドンへ!

朝、目が覚めて再び歩き出したナージャ。頑張るです! バーチャルネットのお友達“雪音”は、何があっても決してあきらめないナージャと、 宛先にナージャとだけ書かれたリタの手紙を届けなくてはならない郵便屋さんを応援しています。


◇ 明日のナージャ(43話)ピアノがつなぐ子守唄 ◇ 2003.12.07

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。 今週も元気にナージャのレビューですよ。

「よーし、お母さんのドレスを送ってきた人を見つけだすぞー!オー!」
一人旅が続いたせいか、最近のナージャは自分で自分に話し掛けることが多くなっているような気がします。 そんな今回の明日のナージャのタイトルは「ピアノがつなぐ子守唄」。

消印一つを頼りに郵便局で手紙の差出人を探し当てようとするナージャでしたが、誰も相手にしてくれません。 おまけにロンドンの街中で迷子になった挙げ句、つまずいて転んでしまいます。 EDの歌ではありませんが「倫敦 どんより」です。 (ロンドンの天候ではなくロンドンでのナージャの気分が)

ロンドンでの知り合いクリスチャンの下宿を尋ねたナージャでしたが、あいにくクリスチャンは留守の様子。 そこにクリスチャンのお婆ちゃんらしき人が帰って来てナージャとすれ違いますが
「ナージャ!?まさかね……」
と見送ってしまいます。 ロンドンの街を一人で歩きながらダンデライオン一座のことを思い出すナージャ。 リタやケンノスケが応援してくれたことを思い出し
「あんなにはげましてくれた二人の為にも落ち込んでちゃいけない」
と気合いを入れ直します。こんな時まで“他人の為に!”などと言っているナージャを見ていると、 とても13歳の女の子とは思えません。

から元気を出して最後の望みの綱、新聞記者のハービーを尋ねて新聞社を訪れるナージャでしたが他の記者たちに
「あの役立たずは、黒バラを追って放浪の旅に出ている」
と教えられます。余計な記事でナージャを地獄に叩き込んだ挙げ句、肝心な時いつもいない男ハービー。 最高に輝いています。(ローズマリーから見て)

「お母さんがどんどん遠くなって行く」
思わず本音をこぼすナージャ。ですがそんなナージャにもようやくツキがまわって来ます。 ジョンのコンサートのポスターを目にして、 最後のお金を使ってまでコンサートに行くことを決心するナージャ。

チケット売り:「お嬢ちゃんその服そうで入場はちょっと」
なんとも失礼な奴です!
ナージャ:「ドレスなら持ってます」
久しぶりに見せたナージャの笑顔も笑っているのか泣いているのかわからないほど曇って見えます。

コンサートの最後にアンコールで一番お気に入りの曲を弾き始めるクリスチャン。 「こ この曲は!」と絶句するナージャ。 どうやらナージャの子守唄を弾き始めたようです。ピアノコンサート(クラシック)で子守唄を弾くクリスチャン。 現実ならありえない出来事ですがナージャの幸せの為にも突っ込んではいけません。

(アップルフィールド孤児院を思い出すナージャ)
孤児院の先生:「素敵な子守唄ね!どこで覚えたの?」
ナージャ:「ずっと前から知っていて何故か歌えるの」
孤児院の先生:「ねー、ナージャ。私にも教えてくれない」

コンサートがはねてジョンの控え室を訪れるナージャ。 作曲家がナージャの父親で、ナージャの為の子守唄(「エトワール」という楽曲名)だったことが分かります。 見せられた父親の写真を見ながら「お父さんに会えた(写真と想像で)」とつぶやくナージャ。

ジョンに連れられてコンサートの打ち上げ場所に行くナージャ。 フランシスと再会します。 ハービーと違い肝心な所でナージャを助けてくれるジョン。 どうやらナージャをわざわざフランシスの所に連れて来てくれたみたいです。

来週はいよいよナージャがフランシスとキース(黒バラ)との三角関係 (フランシスの幼馴染みを含めると四角関係?)に終止符を打つようです。 というわけでバーチャルネットのお友達“雪音”は来週の泥沼恋愛事情の決着を楽しみにしています。


◇ 明日のナージャ(44話)どっちが好き?究極の選択 ◇ 2003.12.14

雪音 雪音:漫画であれアニメであれ、下手に三角関係の展開を作ってしまうと終盤で読者や視聴者に泥沼的痴情のもつれを見せる必要が生じてしまいます。
今回の「明日のナージャ」はナージャを取り合ってキースとフランシスが兄弟で殴り合い、 水面下で兄弟絶縁状態になったことを視聴者に予感させる危険な展開でした。 そんな今回のナージャのタイトルは「どっちが好き?究極の選択」。

お母さん、私、分かったんです
あの子守唄がお父さんが作った曲だったてことが
お父さんの愛がつまった歌だってことが

朝っぱらからナージャの妄想は止まる所を知りません。 それはさておき、フランシスを見つめながらジョンの言葉が遠くなっていくナージャ。 フランシスと再会した今、ナージャにとってジョンは用済みになってしまったようです。 ジョンの目の前で抱き合うナージャとフランシス。

フランシス(白バラ)に連れられて邸にやって来たナージャでしたが、 部屋に入るとキース(黒バラ)がストーカーのように待ち構えていたりします。 ナージャの心情やこれからの展開を反映したかのように怪しくなる雲行き。

キース:「ナージャは母親に合いたいだけだ!」
フランシス:「公爵に認められなければ、ナージャは母親と一緒に暮らせないんだ!」
キース:「ナージャ。君は空を自由に飛ぶ、鳥であるべきなんだ!」

フランシスの冷静かつ適格な発言をロマンチックなセリフで誤魔化そうとするキース。 得意の自分が絶対正しい理論で、ナージャに貴族の暮らしは似合わないと決めつけてかかります。 ついでにフランシスに
「ノブレスオブリッジでいい気になるな!」
と言い放ち勝ち誇るキース。 気弱なフランシスが自分に反論するとは夢にも思っていなかったに違いありません。 ですが人生は得てして人の予期せぬ展開をもたらすもの。フランシス曰く
「仮面を付けて泥棒しているお前よりまし!」
フランシスマンセー!!

兄弟喧嘩もここまで荒みきってしまうと救いようがありません。 反論する言葉を無くしフランシスに殴りかかるキース。
「私の為に争わないで、もうこれ以上」
と絶叫するナージャでしたが
「ナージャは黙ってろ(て)」
と殴り合いを続けるフリをする二人。

ですが痛い思いをするのは嫌だったのか、不意に喧嘩を止めてナージャに「どちらかを選べ!」と迫り出すキース。 せっかく兄弟お互いに胸の内を吐き出したのだから最後まで殴り合えばいいのに、 途中でナージャに答えを求めるあたり情けなすぎて笑えません。

フランシスの幼馴染みメリーアンの登場もあってパニック状態のナージャ。 そんなナージャにジュリエッタが自分の経験からアドバイスをしてくれます。 (ジュリエッタの恋愛事情
「あの人(アントニオ)は私だけを見つめてくれた!情熱的に」
アントニオと付き合うようになって婚約者であるレオナルドも自分だけを見てくれるようになったと話すジュリエッタ。
「いつまでも待たせておけないから選ぶことにした。 私を好きになった人じゃなくて、私が好きになった人を選んだのよ
ロマンチックに誤魔化していますが要するに、 婚約者である浮気者のレオナルドを自分に振り向かせる為にアントニオをだしに使ったわけです。

舞踏会の場でフランシスを選ぶナージャでしたが、来週はそのフランシスとメリーアンが婚約するという波瀾の展開。 フランシスをめぐってナージャとメリーアンが火花を散らします。


◇ 明日のナージャ(45話)三人模様・ぐらつく恋心 ◇ 2003.12.21

雪音 雪音: 先週の最後にフランシスを選んだナージャでしたが、 今週はフランシスとメリーアンの婚約会見で一転悲劇のヒロイン街道を突き進むあたりナージャも不幸が板に付いてきたように思えます。

駄々をこねるフランシスにハーコート家が破産する寸前で今回の婚約はお前だけの問題ではないと怒鳴り付けるフランシス父。 一家から泥棒(キース)を排出し、自ら(父)は家を破産させ、 肝心の跡取りフランシスはノブレスオブリッジごっこに逃避、 立派な貴族は本気で踊子なんか相手にしないとヒステリックに叫ぶエマおばさま。 ハーコート一族そろいもそろって碌でもない奴ばかりです。 どうやらナージャも頼る相手を間違えてしまったようです。

一方、ナージャの周りでは令嬢たちがフランシスと親密なナージャを追い出すことに必死です。 どこの田舎貴族かと訪ねる令嬢たちに

ナージャ:「私は貴族なんかじゃありません!ダンデライオン一座の踊子です!」
と答えるナージャでしたが、
令嬢たち:「財産目当てで近付いたんでしょ?なんて卑しい子かしら」
と令嬢たちの逆襲を受けてしまいます。(ちなみにもうすぐ破産の貧乏貴族に財産なんてこれっぽっちもありませんけど)
フランシス:「卑しいのはどちらです。身分や財産でしか人を判断出来ないのは悲しいことだ」
ナージャを擁護するフランシスですが、こいつ、もうすぐ破産して路頭に迷う予定の男です。
フランシス:「ナージャ、僕を信じてくれ。必ず君を守る」

甲斐性無しのくせに何を言ってますか!ナージャを守る前に自分の生活基盤をどうにかするのが先ですよ! フランシスなんかを信じているとナージャもこんなことになりかねません。

それはさておきナージャがプレミンジャー公爵家の孫娘である可能性を聞いた途端に、 フランシスがナージャの付き添いでウィーンに行くことを許可するフランシス父とエマおばさま。 破産寸前の貧乏貴族の必死さが視聴者にもしっかりと伝わって来ます。

ウィーンに向かう途中でメリーアンがナージャとフランシスの仲をたくみに裂こうと試みます。 ナージャがキースの万華鏡を大切そうに持っていたことを話題にしたり、 ナージャにキースのフォローをさせただけで壊れかける程度の(ナージャとフランシスの)関係など、 どうせ長続きしないに違いありません。

(メリーアンの仕掛けでナージャがキースをフォローしたときのセリフ)
ナージャ:「キースは心の優しい人よ!私にも力を貸してくれて助かったわ」
メリーアン:「謝るわ。大切な人を悪く言われたら怒るのあたりまえよね」

さてプレミンジャー公爵家ではローズマリーの味方、 新聞記者のハービーが相変わらず余計なことをしている様子。 公爵に新聞記事を見せてローズマリーは偽者で自分の知っているナージャこそが本物だ!とか主張したせいで、 ナージャがプレミンジャー公爵家に来ることをローズマリーに知られてしまいます。

ローズマリー:「ナージャが来る。諦めが悪いわね。いいわ!来るなら来なさい!」

来週、ローズマリーの暗躍でフランシスは黒バラに仕立て上げられブタ箱に直行するわけですが、 ナージャの周りにはどうしてこんな役立たずばかりが集まるのかわけ分かりません。 いっそのことアップルフィールド孤児院で約束したようにローズマリーの忠実なナイトにでもなった方がマシ と思えるほどナージャの明日はお先真っ暗です。


◇ 明日のナージャ(46話)二人のナージャ、対決! ◇ 2003.12.28

雪音 雪音: 今回はいよいよナージャとローズマリーの対決シーンでしたが、 ローズマリーの気迫に雪音も圧倒されてしまいました。ローズマリ−いわく
「プリンセスの座は渡さないわ!」
ナージャの「お母さんは渡さないわ!」という意気込みなど消し飛んでしまいそうです。
うろたえるヘルマンを横目で軽蔑したように見て一言
「見苦しい人。おじさんがそれでは上手くいくものも上手くいきませんわ!」
しどろもどろでローズマリ−に謝るヘルマンを見ているともう哀れみしか感じません。

一方、プレミンジャー公爵家に着くや田舎者丸出しで突撃するナージャ。
「おかあさーん!(ガチャッ)あれっ!?」
制作者サイドとしては擦れていない純真無垢なナージャを描きたかったのかどうか分かりませんが、 ナージャのあまりのお上りさんっぷりに見ているこっちが赤面しそうです。

ここからナージャとローズマリーの対決が始まるわけですが、はっきり言って勝負になってません。 ナージャがブローチを持っていることを主張すれば

ローズマリ−:「いくら、あなたが私のブローチを付けていても私にはなれないのよ!ローズマリ−(ナージャ)」
とローズマリ−にされてしまいます。日記帳やドレス(ローズマリーが破いたのを修復したもの)を出せば、
ローズマリ−:「ひどーい!お母さんのドレスをこんなにして!」
と言われた挙げ句、孤児院が火事になった際に鞄ごと盗まれたということにされてしまいます。
ローズマリ−:「この子(ナージャ)は妄想癖があり、空想と現実がごっちゃになっていて危ない 、でも私は怒っていないわ!」

と言われ怒りのあまりローズマリーに平手打ちをするナージャ。 (あなたが私に勝てるわけないじゃない、おばかさん>ローズマリ−心の中で)

苦し紛れに
ナージャ:「例え、お祖父さんがあなたをナージャだと決めても、私がお母さんの子供だと言うことに変わりはないわ!」
とか言ってますが信憑性が全然ありません。

ここでヘルマンが呼んだ警官が(黒バラにされた)フランシスを逮捕しにやって来ます。 キース(本物の黒バラ)をかばってフランシスが黒バラではないことを証明出来なかったことから、 (黒バラにされて)ブタ箱に行くことになったフランシスとその一味ナージャ。

ナージャが連行された後もローズマリ−の名演技は止まることを知りません。 ナージャが財産目当てで近付いたのだとプレミンジャー公爵に耳打ちするヘルマンに
ローズマリー:「おだまりなさい!ヘルマン。口を開けばお金や財産のことばかり。あなたは貴族としての誇りもない」
と一括!
プレミンジャー公爵:「これ(ブローチ)はお前が付けていなさい」
ローズマリ−:「お祖父さま、でもローズマリー(ナージャ)だけは助けてあげて下さいね。」

ブタ箱に直行したナージャと雪の中、不適に笑うローズマリ−。ナージャの明日はもうありません、 と言いたくなるような展開です。


◇ 明日のナージャ(47話)沈黙!囚われの白バラ/(48話)逆転!黒バラの最後 ◇  2004.01.12

雪音 雪音:テレビ朝日系列の日曜、朝8:30〜9:00のアニメは年間を通して平均視聴率10%以上を期待できる看板番組だったりします。
少女漫画(なかよし)のアニメ化ということで視聴者層は当然、小学生〜中学生前後の女の子だったりしますが、 アニメ化される際に新たなファン層(お兄ちゃんたち)を取り込もうと狙っているふしがあることも否めません。

ちなみに過去に放送されたアニメの視聴率を実際に調べてみると次のような感じだったりします。 (参照元:テレビアニメ放映資料

放送期間作品最高視聴率最低平均
96-97花より男子12.15.29.9
97-98夢のクレヨン王国12.44.79.5
99-00おジャ魔女どれみ13.14.910.4
00-01おジャ魔女どれみ#13.87.511.2
01-02も〜っと!おジャ魔女どれみ13.97.210.6
02-03おジャ魔女どれみドッカーン!12.05.18.3
03-04明日のナージャ---

現在放送されている“明日のナージャ”は、毎回ほぼ6〜8%程度で過去最低の平均視聴率記録を樹立すること間違いなしです。
視聴率が取れなかった理由として考えられる一番の原因はお兄ちゃん層を意識し過ぎ、 本来の視聴者層に敬遠されたことだと思われます。

今月号のNewtypeでも、あと一ランク下がると“サザエさん”と同じランクになる扱い。 ストーリー予告も一応ありますが実際に放送されたものと予告が全く一致せず、編集担当の
「明日のナージャのストーリー予告はどうします?」
「○○さん、適当に埋めといて」
といった会話が聞こえてきそうです。

沈黙!囚われの白バラ

お母さん大変なことになりました。 フランシスが黒バラということになって警察に連れて行かれ、 私も一緒に警察に捕まってしまったんです。

母親のコレットも、そんな重大なことを淡々と告白されてもきっと困るに違いありません。 黒バラとその一味ナージャ逮捕の情報は新聞であっという間に広まり、ハービー(新聞記者)やコレット(母親)の知る所になります。

留置場に放り込まれローズマリーにされたナージャは、偽ナージャ(ローズマリー)の恩赦を受けて釈放されますが 「疑いが晴れていないのに釈放されても意味が無い」と叫び回している様子。

愛しのフランシスをブタ箱に放り込まれ「外向問題にしてやるわ!」 と勘違いしているメリーアンはこの際忘れるとして、 当のナージャは(三食昼寝付きで居心地が良かったのか)警察所の鉄格子をよじ登って警察に侵入しようとしている最中にハービーと再会します。

(それぞれのこれからの行動予定は箇条書きにしておきます。)
・ローズマリーの言葉を疑いはじめるコレット
・ロッソとビアンコを捕まえてフランシスの無実を証明しようとするナージャ
・ナージャを幸せにするという名目で協力することにしたフランシスとキース(黒バラ)
ナージャを助けるという名目を隠れ蓑にして黒バラのスクープを狙うハービー

逆転!黒バラの最後

お母さん、私は警察から釈放されました。

だんだん日記の内容が酷くなっているような気がしますが気にしてはいけません。 生きていればそんなこともあるかもしれません。

オープニングから「黒バラが捕まって、もう夢も希望も無い」と、 死にそうな顔でぶつくさつぶやいているおじさん!もっと気持ちを大きく持ってくださいです。 せこいコソ泥が一人捕まっただけです。

一方、ナージャの追っているロッソとビアンコはヘルマンの屋敷に隠れてヘルマンを脅迫している様子。 ローズマリーにコケにされ、家族からも見放され、手下と思っていたロッソとビアンコにも裏切られた借金まみれのヘルマン、 良いこと無しです。

ヘルマンの屋敷にロッソとビアンコが隠れいてることを嗅ぎ付けたナージャ。 黒バラの影響を受けたせいか躊躇無しに他人の家に忍び込みますが、 逆にロッソとビアンコに拉致されてしまいます。
地下の牢屋に放り込まれるナージャ。 ロッソとビアンコも逆切れしたヘルマンに後ろから突き飛ばされて仲良く牢屋入りしてますけど。

ナージャ:「何をされても、人を騙したりする貴方に私は負けない」
ヘルマン:「ガキのくせに!」

雪音、過去様々な悪役を見て来ましたがヘルマンほど信念も貫禄も何も無いヘタレに出会ったことはありません。

それはさておきナージャ逮捕の新聞記事がヨーロッパ全土に流れたことでナージャを助ける会みたいなもの (ナージャが旅先で出会った人々とか孤児院時代の友達とかダンデライオン一座)が作られます。

ナージャのことが好きな ケンノスケオリヴァー 等は鼻の穴を膨らませてオレが助けるんだ!と盛り上がっていますが、 リタ
「可哀想に!ナージャには好きな人がいるのに!」
と突っ込まれてしまいます。

ここからいよいよ黒バラの最後についての話題です。

盗みに入った屋敷から逃げる際に新聞記者や、黒バラファン、その他全ての野次馬を広場に集める黒バラ。 人が集まったのを確認して高い所から演説を始めます。

オレは誰もが自由に生きられる新しい時代を作る為に信念で(泥棒を)やってきた。 でも、オレの為に無実の人が捕まった。だから、今日を最後に黒バラは闇に消える。
誰もが自分の力で自由に生きられる新しい時代が来る。 オレは一人の少女と出会った。彼女は今でも明日の為に頑張っている。 だからお前等も自分の為に頑張って生きろ!(要約してます)

随分偉そうなことを言っていますが、 こいつこの後、自首もぜずにとんずらこきました。

「お母さん、待っててね。私、きっと会いに行くから」
ナージャは地下牢の中で頑張っています。 ちなみにハービーは黒バラのスクープを記事に出来て同僚とはしゃいでいました。 バーチャルネットのお友達“雪音”は最終回前なのに、 出版者や視聴者やその他全てのものから忘れられそうなナージャを応援しています。


◇ 明日のナージャ(49話)あきらめない!真実の力 ◇ 2004.01.18

雪音 雪音:悪役が幕を引くシーンは主役が最後に幕を引くシーンに比べ、 制作者サイドの力量を問われるシーンだったりします。
最後になって自分の信じているモノを簡単に棄てさり主人公と和解する敵(悪役)、 主人公の前に敗北感に打ちのめされてヘタレぶりを発揮する敵(悪役)、 この二つのパターンは視聴者をガッカリさせる悪役の典型だったりするわけですが、 今回のロースマリーの最後はそのどちらにも該当せず雪音も驚きを隠せませんでした。 ちなみにヘルマンは後者でした。

お母さん、キースとハービーのおかげでフランシスが黒バラじゃないってことが分かって釈放されたんです。 でも私はそんなことも知らず、一人でヘルマンの屋敷に忍び込んで捕まってしまったんです。

来週は、もう最終回だというのに何をやってますか!このバカ娘は。

ヘルマンの屋敷の地下牢で朝を迎えるナージャ。天井にある明かり取りの窓を目指して
「あそこまで届けば逃げられる」
と一生懸命になるナージャ。この地下牢から逃げ出したのは黒バラだけで、 しかも自分達がお金に目が眩んだからだと告白するロッソとビアンコ。 (暗に無駄な努力をするなとほのめかしているようです)

一方、ヘルマンは新聞でフランシスが黒バラでないことを知り「オレは破滅だ!」 と叫び、義理の息子に借金の肩代わりをしてくれと頼み込みますが相手にもされません。 ついでに妻のヒルダに
「私、もう貴方にはついていけません」
と棄てられた様子。
「オレがやってきた悪事を知ってる邪魔者さえ消せば、悪事を消せる」と勘違いしたヘルマン。 早速ナージャとロッソとビアンコを消しに地下牢まで出向きます。

地下牢ではナージャが
「諦めたらそこでおしまい」 「いつも明日を信じて!だから私は諦めないの!」
と健気に頑張っている姿をロッソとビアンコに見せつけている様子。

ロッソ:「おい!ナージャ。オレはお前みたいなバカは嫌いだ!でもそんな子供だから信じられる」

どうやらナージャがヘルマンの手紙(ロッソ宛の手紙) を持って警察に行き自分達をこの地下牢から出すことを条件にナージャと協力するみたいです。 (ナージャ達の会話を盗み聞きするヘルマン)

地下牢から抜け出し、手紙を掘り出したナージャにピストルの銃口を突き付けて追いかけ回すヘルマン。 ナージャに顔を引っ掛かれ「オレの、このオレの顔に傷を!」と逆上していますが元から不細工なのでどうでも良かったりします。

「子供の頃は遊ぶことも許されずプレミンジャー家の跡取りの教育を叩き込まれ、 大人になってちょっとはめを外しただけで跡取りの座を奪われた」

等と犯罪者にありがちな自己主張をしながらナージャに八つ当たりをするヘルマン。 そのまま警察に直行してしまいました。 警察の牢屋で「ここから出せ!」と叫ぶ姿がみじめです。 借金は父親のプレミンジャー公爵が肩代わりしましたが、 その代償として勘当されてしまいました。

同じくヘルマンの地下牢から警察の牢屋に転居したロッソとビアンコは三食昼寝付きの牢屋に御機嫌です。 「デザートもあるかな?」等と言ってました。釈放されたフランシスに抱きつくナージャ。 目の前でそれを見せられたナージャ大好き三人組はリタに
「三人そろってホントに可哀想!」
と言われていますが恐らくフランシスも最終回でナージャに棄てられる予定です。

ここからが今回の本題になります。

ローズマリー:「プリンセス、ローズマリー。私はあなたほど美しく気高い人を知りません。 でも、もうすぐお別れです」

鏡に写った自分を見ながらつぶやくローズマリー。そこにナージャが怒った顔をしながら入ってきます。ローズマリーに
「待ってたのよナージャ。全てを返してあげる」
と言われ、自分が貴方(ローズマリー)を信じていたのになんでこんな酷いことをするのかと問いつめるナージャ。

ローズマリー:「夢を見ているだけでは自分の欲しいものを手に入れられない。 アップルフィールドから外に出て分かったの。 自分の欲しいものは自分で手を伸ばさないと手に入らない。 そのことに気が付いた」

「その為だったら人を傷つけても良いの?」
と問いつめるナージャに貴族の暮らしを経験して、 慣習やしきたりに縛られている貴族の暮らしや貴族の存在そのものがくだらないということが良く分かったと話すローズマリー。
「慈善事業をする貴族もいる。くだらない貴族ばかりじゃない」
と叫ぶナージャに
「くだらない!私はそういうことが大嫌いなの!」
と冷笑して返すローズマリー。

ローズマリー:「ナージャ、私達は新しい時代に、20世紀に生きている。 私は私の力で自分のお城を探すの。でも一つだけ謝るわ。あなたのお母さんを捕ろうとしたことだけはゴメンなさい」

いきなり人生を悟って壮大なテーマを元に語り出すローズマリー。 黒バラに無理矢理「これからの新時代を担う人間になれ!」 と押し付けられて理解したのかどうかも分からないバカな聴衆と違い、 自分で自分の未来の可能性を追い求め切り開こうとする姿が行き当たりばったりの主人公ナージャよりも素敵です。
とてもナージャと同じ12〜3歳の女の子とは思えません。

ローズマリー:「いつか、自分の手で自分だけのプリンセスの座を掴み取る私と、貴族のプリンセスの座を譲られる貴方、 またいつかどこかで会うことがあるかもしれない。さようなら」

ナージャにはローズマリーの言っていることが全く理解出来ず 「さようなら」と返事するだけで精一杯のようでした。 この後、プレミンジャー公爵に認められたもののコレットに再会出来ないことを知るナージャ。

今週は、お兄ちゃんたちに絶大な人気を誇るローズマリーが舞台から降りる回でした。 制作者サイドの本音を代弁するローズマリーに比べ、 形だけの主人公として来週のハッピーエンドを演じるナージャをレビューしても碌な日記になりません。 というわけで雪音のレビューする「明日のナージャ」は今週で終わりです。

バーチャルネットのお友達“雪音”は最後まで自分の信じる道を突き進んだ裏ヒロインのローズマリーを応援しています。


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