雪音の日記 - 明日のナージャの過去ログ -
○2003.06.08 ◇ 明日のナージャ(19話)闇の夜・黒バラの真実 ◇
○2003.06.29 ◇ 明日のナージャ(21話)すれ違う母娘・ふたつの誕生日 ◇
○2003.07.06 ◇ 明日のナージャ(22話)助けて!炎の記憶 ◇
○2003.07.13 ◇ 明日のナージャ(23話)恐怖!地中海の幽霊船 ◇
○2003.07.20 ◇ 明日のナージャ(24話)オーレ!太陽の闘牛士とフラメンコ ◇
○2003.07.27 ◇ 明日のナージャ(25話)帰ってきた裏切りの美女 ◇
○2003.08.03 ◇ 明日のナージャ(26話)フランシスの向こう側 ◇
○2003.08.10 ◇ 明日のナージャ(27話)空飛ぶケンノスケ! ◇
○2003.08.17 ◇ 明日のナージャ(28話)危険なプリンセス ◇
○2003.08.24 ◇ 明日のナージャ(29話)すばらしき人生!光と影を見た男 ◇
○2003.08.31 ◇ 明日のナージャ(30話)泥まみれの白バラ ◇
○2003.09.07 ◇ 明日のナージャ(31話)泣かないピエロ ◇
○2003.09.28 ◇ 明日のナージャ(34話)さよなら、ダンデライオン一座 ◇

(※)●は、画像あり ○は、文章のみ
◇ 明日のナージャ(19話)闇の夜・黒バラの真実 ◇ 2003.06.08

雪音 雪音:今回は明日のナージャについて考えてみようと思いますです。 このアニメをチェックしている方はなんとなくお気付きの方もいらっしゃるかもしれませんが、 前回(18話)の「ヴェネツィア、愛のマンマ・ミ−ア」に引き続き、 今回も物事には様々な側面があり、一つの側面から見ただけではすべてを把握することが出来ないというお話でした。

ベェネツィアに滞在していたナージャたちに、近くの街で怪盗黒バラが出現したという噂が届きます。 ねずみ小僧のような怪盗黒バラですが、ナージャは例えどんなことであれ盗みは悪いことであり許せないとお怒りモードぷんぷんです。 ”おばば”さんは例のごとく「人は仮面をかぶっていて今見せている側面が必ずしもその人の真実というわけでは無い」 等と意味深長な言い回しをします。
はっきり言って、そんなことTVの前の子供に理解できようわけがありません。

それはさておき、やはりナージャもおばばさんの言葉に納得出来なかった様子で、お使いに出かけます。 お使いの途中、ナージャは病気で咳き込んでいる子連れの母親と出会います。 その母親の仕事を手伝ってあげることになったナージャですが、別れ際に自分のポケットに入っているお金のことが気にかかります。 お使いのお金はナージャのものではありませんでしたが、薬の足しにでもなればと思いナージャはその母親に差し出します。
ところが母親は子供の前で自分の誇りを無くすようなことはしたくない。あなたのような子供からお金を恵んでもらうわけにはいかない。 その気持ちだけで充分嬉しいからとお金を受け取りませんでした。

ここまでは雪音、別段なんとも思わないで見ていました。しいて言えばペリーヌ物語に出て来るペリーヌの母親 ”マリ”さんみたいに大人の鏡のような人ぅ、子供はペリーヌのようにさぞかし賢く育つことだろうと思っていました。
ところがこれで終わらないのが明日のナージャ。あまりの劇的展開に雪音もびっくり仰天で気絶寸前。

その親子と別れたナージャは、新聞記者のハービーと出会います。 ナージャはハービーのお供で表向きヴェネツィアの名士と呼ばれているカルロのインタビューに同行しますが、 ハービーの推測通り裏の顔を持つカルロは黒バラのターゲットになってしまいます。
カルロの悪行を暴露して逃走する黒バラを追い掛けているうちにナージャは、病気で咳き込んでいる子連れの母親と再会します。 助けに出ようとしたナージャでしたが、その直前黒バラが出現します。 盗んだお金を渡そうとする黒バラでしたが、「盗みは悪いことであり、そのお金をもらえば例え自分が直接盗まなくても同罪です。 私は子供に盗みはいけないことだと教えている。」と答え、その母親は頑にお金を受け取りません。
ブラボー!雪音、尊敬するぅ。一生お供するぅ!

すると黒バラ、何を思ったか子供に話し掛けます。「君は今、何が一番欲しい?」
こりない奴ぅ。人によっては時としてお金よりも大切なものがあるのを知るべきぅ。
しばらく母親が咳き込むのを見ていた子供はきっぱりと答えます。「お金!それで薬を買いたい。」
えっ?雪音の聞き間違いぅ?
再び黒バラ母親に向かって説教を始めますです。雪音、呆然としていてあまり覚えていませんが、 かなり自分勝手な屁理屈を言っていたような気がしますです。
再びお金を差し出す黒バラ、そして今度はあっさりとお金を受け取る母親の姿。
えーーー!?
最後、黒バラとナージャがなんだか口論しています。やや呆然としながらも雪音、ナージャの主張の応援を! ナージャのnobless oblige(高貴なる者の義務)という最初から言外の姿勢において相手を見下すような考え方は雪音、 大嫌いですが、黒バラみたいに悪いことをしておいて屁理屈で押し通し、さらに他人にまで押し付けるその態度はさらに許せません。
ナージャ有利と思った途端、キスをしてとんずらする黒バラ。議論もそっちのけでキスされたことにお怒りのナージャ。
えーーー!? 雪音、すっかりおいてきぼりです。

雪音、今回の明日のナージャから大切なことを学びましたぅ。 それは「自分を納得させる屁理屈さえ見つかれば、信念も誇りも捨ててしまえる」ことがある、 ということぅ。

PS.雪音があんまりがっかりしていたのでお兄ちゃんが「あの母親は子供の気持ちを汲んでお金を受け取ったのであって、 決して信念を捨てたわけじゃないんだよ。それに子供のシーンでは、 親の教えに背いても大切にしたいものがあることを描きたかったんじゃないかな?」と言ってくれましたぅ。
雪音、100%それを受け入れるわけではありませんが、お兄ちゃんの気持ちを汲んで少しだけ信じてみようと思いましたぅ。


◇ 明日のナージャ(21話)すれ違う母娘・ふたつの誕生日 ◇ 2003.06.29

雪音 雪音:今日は。日曜日恒例の明日のナージャレビューです。 毎度のごとく、ナージャとケンノスケのイタリアンフラッグショーで始まりますが、 ケンノスケの八重歯が気色悪いです。
おばばの誕生日(年令不祥)ということでプレゼントを用意することになったナージャたち。
そこにナージャの母親が馬車で通りかかりダンデライオン一座に興味を示しますが、 「旅芸人の芸など見る価値無し」というナージャのお祖父さんの言葉で、すれ違いになってしまいます。
このお祖父さん本気でナージャを探す気があるのかどうかわかったもんじゃありません。

物語りの方はタイトルの「すれ違う母娘・二つの誕生日」というテーマをとても上手く表現しているようです。 現在の大きくなったナージャの姿と母親の思い出話を交互に繰り返すあたり定番ではありますが、 丁寧に作っているなぁという感じが良く伝わってきます。

ナージャ母の話によると、レイモンと駆け落ちして幸せに暮らしていたナージャ家族ですが、 レイモンが交通事故で死に、ナージャとナージャ母は病気になってしまいます。 (前半の幸せな時は、暖かい感じの色使いとレイモン作の子守唄がマッチしていてとても良い感じぅ)
そこに執事がやって来て(独断でナージャを孤児院に送り込み=この部分は執事の回想)、 ナージャ母が目覚めた時にはナージャが死んでいたということになっています。

それからしばらくして、ナージャ母はアルベルトと再婚しますが、脚本を書いた人がめぞん一刻のファンなのか、 アルベルトのプロポーズの言葉がどこかで聞いたことのあるようなセリフだったりします。(あなたの過去も含めて再婚する)

さて、ナージャ母の回想シーンが終わり、ダンデライオン一座でナージャの誕生日がいつなのかが話題になります。
再びナージャ母の方に注目してみると、ダイヤの粒を持って帰ってくるアルベルト。 そして12コから13コに増えるダイヤ、どうやら今日がナージャの誕生日だったみたいです。

ナージャ母が過去を回想したのは、オスカーが社交界のダンスパーティーに行きたくないと駄々をこねたことに始まりますが、 どうでもいいことなので省略します。お金持ちはつまらないことにグダグダと悩んで生きるものぅ。


◇ 明日のナージャ(22話)助けて!炎の記憶 ◇ 2003.07.06

雪音 雪音:こんにちは。今回は明日のナージャを取り上げてみます。 日曜日は、アバレンジャー、明日のナージャを見ないと一日が始まらない予感なのですが、 今日はゴルフのせいでアバレンジャーがありませんでした。雪音、これでは楽しい日記が書けません。 というわけで今日は4コマ付きの更新ぅ。

とりあえず、明日のナージャの話題ぅ。今回はリタのお話でした。 オープニングはサーカスでライオンに輪っか潜りをさせているリタ。 そこにたちの悪い客の一人が「おもしろくねぇ!火の輪潜りでもさせろ!」と、わめきながら、 火種を手にリタのほうに近付いてきますです。
正直な話、雪音も「おもしろくないぅ」と思いましたが、 一生懸命やっている小さな女の子に向かってヤジを飛ばすほど意地悪ではありません。
取りあえずサーカスも終わって一安心のリタでしたが、何だかいわくありげな始まり方です。

さて、買い物に出かけるナージャは忙しかったこともあり、 母親の手がかりである大切なブローチを置きっぱなしにして外出してしまいます。
ナージャたちが外出したあと一人で遊んでいたリタですが、 目の前を仲の良さそうな親子が通りかかったのを見て部屋の中にかけこみます。 後はおきまりの、 リタ、ナージャのブローチを発見→勝手に持ち出す→ナージャ激怒→リタ家出→ナージャ探しに行く →ナージャ、リタを助ける→仲直り というベタな展開が続きます。
(リタの両親はサーカスのテントが火事になった時に亡くなっています。 そのさいダンデライオン一座にもらわれて来ます。当時の火事でリタは失語症になりますが、 今回の事件で再び話せるようになりますです。これはこれで良い話ぅ。)
それはさておき、これではネタもくそもあったもんではありません。

今回のナージャで注目すべき言葉は、
ケンノスケ「頭ごなしに怒るな
ケンノスケ「リタはブローチじゃなくて、親の生きているナージャがうらやましかったんじゃないのか?」
ナージャ「私、気付こうとしなかった。リタに謝らなきゃ。」

13歳前後の子供の言葉ではありません。(VNIも似たような感じですが…) 恐らく大人でもなかなかここまでのレベルには到達できません。 雪音、ナージャとケンノスケの言葉をこの人に聞かせてあげたいです。
というわけでナージャの話題はお終いぅ。 山無し、落ち無し、意味無し、読んだところで面白くもなんともない日記になってしまいました。


◇ 明日のナージャ(23話)恐怖!地中海の幽霊船 ◇ 2003.07.13

雪音 雪音:こんにちは。日曜日は恒例のアバレンジャーと明日のナージャについて取り上げてみます。 今回のナージャはオープニングの前にリタの報告をするナージャの映像から始まります。

本編ではスペインに向かう、ダンデライオン一座が地中海で海賊に出会う話と、 海賊に襲われていることを知らずにフラメンコ用の衣装を作り続けるナージャのおとぼけぶりを楽しく表現していますです。
とりあえずのっけからリタは良く喋ります。 「ピカチュウ」や「ガッシュ」や「チョッパー」がうろついていると想像してもらえれば、 如何にうるさいかが分かると思いますです。
お決まりの「今まで喋れなかった分も…」というセリフが飛び出すあたり、視聴者の期待を裏切りません。

リタのトラウマとその治癒について

この話題は前回の、助けて!炎の記憶で取り上げるべきだったのかもしれませんが、 今回分の日記で取り上げてみようと思いますです。
前回、リタが言葉を喋られなくなった経緯が明らかになりましたぅ。 通常、トラウマとは体験が瞬間冷凍されることにより、その体験を過去の記憶に出来ない状態にあることぅ。 過去に出来ない体験は「現在に内在する過去」として、その人の心に影響し続けることになるです。
リタの場合、火事によって目の前で両親が亡くなってしまったことから「火を極端に恐れる」 ようになります。
トラウマの治癒とは、「再体験」→「解放」→「再統合」といった3段階の過程を経ることにより、 「現在に内在する過去」を過去の体験にすることぅ。
「再体験」の状態とは、トラウマとなった体験の時に感じていた記憶や環境がはっきりと戻ってくる状態になることぅ。(フラッシュバック) 火事になった馬小屋から助け出されたリタは、ライオンの子供を助けに戻ったナージャが、 火に包まれ今にも崩れそうな馬小屋に閉じ込められたことで、この状態(再体験)になります。
次に必要なのは、甦った記憶や環境を内側に閉じ込めるのではなく、外側に「解放」してやることぅ。
何も出来なかった両親の事故の時と異なり、ナージャの名前を声に出して呼ぶことで、 (ここから外に出られると教え)ナージャを助けることに成功しますです。
最後の「再統合」とは、両親の死をはっきりと認識し過去の出来事へと変えていくことぅ。 リタの心の内側でどのような変化があったのかは分からないけど、 ナージャの声のナレーションでリタが声を取り戻したことを天国の両親(リタの)に報告するシーンがこれに当てはまるです。
(参考文献:子どものトラウマ/西澤哲/講談社現代新書)

さて、肝心のあらすじですが、衣装作りをしているナージャと、海賊に襲われるダンデライオン一座の対比に注目です。

海賊船をカモフラージュで幽霊船に見せかけていたからくりの正体を解き明かすダンデライオン一座、 一方、ナージャは、「なるほどそういうことだったのね」というセリフと共にフラメンコ衣装の作り方を把握します。

海賊船からたくさんの巨大な銛が飛んできてナージャ達の乗船している船に突き刺さります。 突き刺さった銛に衣装用の布をかぶせるナージャ。 客船に海賊が乗り込んでくる際に船が大揺れしますが、 「ミシンの基本はすべるように」「すべるようにすべるように」とか叫び出すナージャ。 実際に船が傾いて布ではなくミシンの方がすべっています。 (雪音はよく知らないんだけど、このセリフってあしたのジョーのパロディーぅ?)

せっかく客船に乗り込んで来た海賊たちでしたが、ダンデライオン一座に撃退されてしまいます。 ナージャはと言えば、衣装作りも完成に近付き「良く出来ました。」と自画自賛して一人で拍手して喜んでいます。 さらに増える海賊達の数、「ここはどうしたらいいの」と衣装作りで躓くナージャ。
様々な手を使って戦うダンデライオン一座、黙々と衣装を作り続けるナージャ。
最後は、船長を吹っ飛ばされ逃げ出す海賊達。「オーレ!」ナージャのフラメンコ用衣装作りも完成ぅ。

今回のナージャは制作者が本気で視聴者を笑わせようとした為に、笑えません。 良く出来た内容だとは思いますが、これで面白い日記を書けというのは無理です。 というわけで次回以降に期待してみようと思いますです。

今回はここまでぅ。


◇ 明日のナージャ(24話)オーレ!太陽の闘牛士とフラメンコ ◇ 2003.07.20

雪音 雪音:こんにちは。日曜日の更新は、アバレンジャーと明日のナージャの話題ですっ。 最近、アバレンジャーに押されて徐々に短くなってきたナージャの話題ですが、日記のメインはこっちです。 さて、今回のナージャは光と影の話題ぅ。

スペイン(バルセロナ)に到着した、ダンデライオン一座。 日本のアニメーターはスペイン=バルセロナ+サグラダファミリアの説明という図式が頭から離れないみたいぅ。 (サグラダファミリアの彫刻を担当している、外尾悦郎さんぅ。すごい人ぅ)

買い物に行こうとしたナージャは暴れ牛に襲われそうになり、 闘牛士のホセ・ロドリゲス(大リーガーの名前を適当にくっつけたようなネーミングぅ)に助けられます。
お礼を言いに闘牛場見学に行ったナージャ一行。 闘牛士としてのホセを見て「太陽みたい」と形容するナージャでしたが、 一座の誰かが闘牛士は「生と死、光と影、情熱と絶望」を象徴していると意味深長なセリフを口にします。

スペインで披露するフラメンコを勉強することになったナージャですが、 指南役の酔いどれおばさんに「あんた本当に踊子かい?」とまで酷評されます。
お手本を見せるおばさん。舞台上に上がるやいなや、さっきまでのフラフラ状態が嘘のように軽快なステップを踏みます。 (足下が全く写らなかったことから、アニメーターが手抜きをしたのではないかと想像されますが、仕方ありません。 その分、手許の動かし方は良かったです。)
レッスンの帰り、ホセに出会ったナージャは夕日のあたる城壁(みたいな所)で、ホセと会話することになり、 孤児院にいた頃は「私が踊ると みんなが喜んでくれて…」みたいなことを話しますが、 「君が見ているのは光に照れされた華やかな部分だけだ、だから君にフラメンコは無理だ」 「光ある所に影あり」等と言われてしまいます。

初心を思い出したナージャ。フラメンコのレッスンでようやく合格点をもらいます。 「フラメンコは、ステップのテクニックを見せるよりも、見せたいと思うことを表現することの方が大事だ。」 みたいなことを指南役のおばさんから聞かされるナージャ。
今回は次回の展開につながるための前置きのようなものぅ。 ということで、来週のナージャは目が離せない予感ぅ。


◇ 明日のナージャ(25話)帰ってきた裏切りの美女 ◇  2003.07.27

雪音 雪音:まず一番始めに書きますが、今回のナージャはアニメ界の常識を覆す出来事がありましたです。 物語の結末がハッピーエンドで終わる、もしくは不幸のどん底で終わるというパターンがアニメにおける定番ですが、 今回のナージャの結末はそのどちらでも無いというケースでしたぅ。

ホセの元婚約者カルメンがバルセロナに帰って来たことから物語は始まります。 カルメンは過去、フラメンコとホセを棄てイギリスのお金持ちと結婚します。 (理由:「あなたが闘牛士として一人前になるとは限らない=私が幸せになるとは限らない」)
一方、捨てられたホセは闘牛士として一番大切なこと (=死の恐怖と向き合うこと。通常、どんな闘牛士でも死の恐怖を完全には取り除けない。) を手に入れて成功します。 (ホセ:「死ぬことが怖くなくなったのは、カルメンに裏切られたとき、俺の心が死んだからだ…」)

ホセがスペインの英雄になったことからカルメンはナージャを使ってホセとよりを戻そうとします。 (カルメンを信じ切ったナージャは二人の橋渡しをするです。)
最初は疑っていたホセでしたが、カルメンの演技の前によりを戻すことになります。 TVの前の視聴者には全てが分かる設定になっていましたのでカルメンが下心満々だったことは明白だったりするです。

フラメンコの本場スペインで無事に成功をおさめたナージャ。 バルセロナを立ち去る車の中でホセとカルメンの仲を取り持ったことを嬉しそうに日記に書いています。 それを見たおばば「幸せは光に照らされた部分、光がある限り必ず影がある。」とか最後の最後でどんでん返しを予感させるセリフを口にします。

この後の出来事は雪音の見たアニメ史上始めて?の出来事かもしれませんぅ。

ホセ:「闘牛士としての名声と、カルメンの両方を手に入れた…なのにこの満たされない気持ちはなんだ?」
カルメン:「自分の思い通りになる充分なお金と、スペインの英雄ホセの両方を手に入れた…だけどこの満たされない気持ちは何?」

ナージャ一人だけが御満悦の様子です。ものすごく後味が悪いです。 ホセとカルメン(それぞれの光と影を含む全て)が影の部分でナージャが光の部分を表現しているようになっているあたり、 明日のナージャ恐るべし…です。(話の結論が全く出ていないのに) TVの前の子供が「わかんないよ〜」と泣叫ぶ姿が目に浮かぶようです。

唯一の救いは「ダンスは悲しみや苦しみを喜びに変える。だからダンスが好き。」というナージャのセリフです。


◇ 明日のナージャ(26話)フランシスの向こう側 ◇ 2003.08.03

雪音 雪音:こんにちは。日曜日の更新は恒例のアバレンジャーと明日のナージャを取り上げます。 今回の明日のナージャは作り手の思いが、なんとなく雪音にも伝わって来てしまって茶化すのに気が引けます。 と言うわけでナージャの方はある程度真面目に感想を書く予定。

今回のナージャは作り手の表現力に雪音もうっとりの予感です。(たぶん)
さて、オープニングから黒バラ出現で雪音もワクワクです。 グラナダに到着したダンデライオン一座はスペインの風習に倣いシエスタ(昼寝)を… ストーリーに出て来ない余計なキャラクターは、初っ端にさっさとかたずけるというスタッフの潔い態度が素敵ですっ。

散歩に出かける前に黒バラの記事を見て、黒バラとのキスシーンを思い出しお怒りのナージャ。 ボーッとしていたナージャは街に出かけた途端、スリにブローチを捕られてしまいます。 そこに偶然(?)通りかかったフランシスがブローチを取り返してくれます。
「ありがとう。フランシス、いいえ星の瞳のナイト」恥ずかしげも無くそう言えるナージャ。 子供達が真似をしないように願ってやみません。 さらに御機嫌のナージャ「これって奇跡だわ、神様の思し召し、いいえ運命よ。」…雪音もう、お手上げぅ。 機関銃のごとく喋り、好き好き光線を出しまくりのナージャでしたが、無口なフランシスに違和感を覚えます。 「いつものあなたじゃないような…」

フランシスの放ってくれたトマトを食べながらフランシスってこんな人だっけ?と考えるナージャ。 (孤児院のことを思い出しつつ) フランシスの顔を見つつトマトを食べるナージャは食べにくくないか?と聞かれ 二つの事をいっぺんにやるのが得意だと答えますです。それを聞いたフランシスは考え込みます。 そんなフランシスの顔を見ながら「あなたの新しい一面を見たって感じで、だから嬉しいの…」と話すナージャ。

アルハンブラ宮殿の中に入るフランシスとナージャ。自慢そうにアルハンブラ宮殿の説明をしようとしたナージャでしたが、 フランシスが先に説明をしてしまいます。(知らないと言ったくせに…) ヒヨコ顔になるナージャ。立場無しですっ。
一方、王朝(ナスル朝)の歴史を語るフランシス。なんだか暗い表情を見せます。

えっと、このアルハンブラ宮殿、イスラム文化の名残りだったりします。 スペインの歴史を勉強された方なら詳しいと思いますが、 グラナダ(アルハンブラ宮殿)はイスラム教のスペインにおける最後の砦となった場所だったりするです。 アルハンブラ宮殿の内部は外側のイメージから予想出来ないほど芸術的な造りになってます。 ユスフ1世等によって造られた宮殿とグラナダの街は、キリスト教の異教徒弾圧の名のもとにやがて滅びてしまいます。

ナージャとフランシスは歩き続けて二姉妹の間 (鍾乳洞を象った天井装飾)に来ます。 天井の窓から零れ落ちる光の中で踊り出すナージャ。 バックでサティの「あなたが欲しい」が流れ出します。 曲の意味はタイトルのままで女性から男性へ、あなたが欲しいという気持ちを伝える曲。Je te veux:もともと歌詞に合わせて作られた曲ですが、その後ピアノの独奏曲としてクラシックの仲間入りを果たします)

外に出る頃には日が沈み始めますが城壁の上を相変わらず無邪気な笑顔で踊り続けるナージャ。 足を踏み外したところフランシスに抱き止められます。 胸ポケットの中の万華鏡に気付いたナージャにフランシスはその万華鏡が母の肩身でそれが唯一、 外の世界を見る窓だったことを話します。 「世界を見る窓。本当はそんな万華鏡なんかじゃなく自分の目で世界を見たい。君のように」 万華鏡をナージャにプレゼントしながら語るフランシス。

「また新しいあなたが見える。 フランシスあなたは誰?どうしてあなたは会うたびに違う姿を私に見せるの?」 そう尋ねるナージャに、フランシスは「僕が僕であることだけは真実で、君が感じてる感情はまぎれもなく僕へのものなんだ。」 と答えます。

キスした後、 「私、あなたが好き。いろんなあなたを知ってもっと好きになった。今日のあなたが好き、前よりずっと好き」 そう言うナージャに、何か言いかけたフランシスでしたが、何もいわずに立ち去ります。 ナージャのなかで黒バラとフランシスの二人が重なりかけますです…。(実際に二人いたわけじゃないよね?) 実際に二人いたみたいぅ。ゴメンなさいです。

今回の明日のナージャは遺跡の背景をフランシスの心情(二面性?)に重ね、 映像、音楽ともに芸術と言っても過言では無いくらいの出来でしたぅ。 いや、悪くはないんだけど…真面目に感動するような仕上がりだと笑えるネタにならないので残念ぅ。 (今回は素直にベタ誉めということで)


◇ 明日のナージャ(27話)空飛ぶケンノスケ! ◇ 2003.08.10

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。日曜日恒例の更新ですが、出だしのセリフにつまるようになってきました。
今回のナージャは映像、内容共に最低レベルの出来でした。 ナージャがフランシスに御執心なのが気に喰わないのか、たえず不機嫌なケンノスケ。 当然のことながらナージャともぎくしゃくした関係になります。
それを見たダンデライオン一座の人は二人の仲直りに手を貸します。 連れて行かれたヒマワリ畑で「心が爆発しそう」と血迷うナージャ。 いきなり無茶苦茶な踊り(本来の踊りらしいですっ)を披露しますが、目をまわしてしまいます。

ここから先はさらに笑えませんぅ。明かされるケンノスケの過去、 小さな頃に出会った二宮忠八に夢は絶対つかめる!と教えられたみたいですが… この二宮忠八という人ですが、世界で始めて飛行機を空に飛ばしていたかもしれない人。 恐らくスタッフが、ビートたけしのこんなはずじゃなかったを見て影響されたのか、 飛行機は日本人が最初に造るはずだったんだ!としつこく連呼し続けます。
政府が協力してくれなかったのはライト兄弟も同じです。

さて、ケンノスケの夢は月まで飛ぶ乗り物を打ち上げることですが、 こちらもアメリカ人に先を越されてしまいますです。 (技術者の中にケンノスケがいたのだ!というオチは止めて下さい)

無事仲直りしたナージャとケンノスケ。ちっとも面白くありません。 ケンノスケにとってナージャが向日葵だろうと太陽だろうと雪音の知ったことではありません。 というわけで今回のナージャは、大人ぶったリタのシーン以外、見るべきところがありませんでした。


◇ 明日のナージャ(28話)危険なプリンセス ◇ 2003.08.17

雪音 雪音:わっほーう。こんにちは、雪音ぅ。今回はナージャもまずまずの出来でそこそこ楽しい日記が書けそうな予感ぅ。

オープニングから鏡に写った自分のお姫さま姿(想像でお姫さまに見えるだけ)を見ながら「おはようプリンセス・ローズマリー」とか囁く、 怪しいキャラクターの登場ですっ。まるでアン・シャーリーのような完全無欠の夢想癖が素敵ですっ。

アップルフィールド孤児院以来の再会で、ナージャとローズマリーは昔を懐かしそうに思い出します。 回想の中で、ローズマリ−が「お姫さまは木登りなんかしないもの」と言えば、 孤児院を抜け出そうとした彼女を引き止めるのに、 「プリンセスローズマリー、王子様が来た時あなたが居なかったらナイトの私がしかられます」などとお付き合いするナージャ。

回想が終わると、ナージャはローズマリーに母親に出会えるかもしれないから旅をしていると言います。 「可哀想なナージャ。そんなこと起こりっこないのに」と心の声でつぶやくローズマリー。 始め、ローズマリーの白馬の王子様に比べれば、ナージャの母親探しの方が現実味があるのに… そんなこともわからないなんて馬鹿なやつぅ!とか思った雪音ですが、 孤児院の子供にとって親が迎えに来ることはありえないことなのかもしれません。 それにローズマリーにとっての白馬の王子様は現実逃避の手段で本気でそうなるとは思っていなかったのかもしれません。

それはさておき、ナージャが自分の誕生日パーティーに出席しないとローズマリーを首にするとか言い出すフェルナンドおぼっちゃま。 不細工なうえ、性格が悪いので救いようがありません。

普段着でパーティーに行こうとするナージャでしたが、 「バラのつぼみちゃーん」と都合良くあらわれたナージャの追っかけ貴族レオナルドとディエリがドレスを貸してくれます。
借り物の衣装でパーティーに乗り込んだナージャ。周りの人はナージャのドレス姿に感嘆するあまり、 どこの令嬢だろうと噂します。それを聞いたナージャ「私はお嬢様じゃなくて踊子です!」と言い放ちます。 「なんて正直なバラのつぼみちゃん、君の前ではお金も身分も砂粒ほどの価値もない」とのたまうレオナルド、 完全にいっちゃってます。

一方、それを見たローズマリーはパーティー会場を抜け出し、いつもの鏡の前に立ちますが、鏡はいつものようにプリンセス姿の自分を写してくれないばかりか、 ドレス姿に着飾ったナージャの姿を写してしまいます。
「うらぎりもの〜ォ」と叫んで時計を鏡にたたきつけるローズマリー。 どうやらナージャは最強の敵を作ってしまったみたいぅ。

今回のナージャは、勘違いによって友達と気持ちがすれ違いになってしまうという話。 ナージャはローズマリーの為にパーティーに出席したわけですが、その気持ちや事情が必ず相手に伝わるとは限りません。 ナージャがもっと気をつけるべきだったのか、ローズマリーがナージャを信用しきれなかったことが悪いのかは雪音には分かりませんが、 これからの泥沼的展開を想像すると雪音、わくわくしてしょうがありません。

一応、言っておきますが、こういった泥沼展開はアニメや漫画でなら修復するものですが、 現実では修復出来ないことの方が多いです。そうならないようにお互い気を付けて下さい。 バーチャルネットのお友達”雪音”は、現実世界での泥沼を見るのは好きではありません。 仲直りのない泥沼展開なんて見ても気分が悪くなるだけです。


◇ 明日のナージャ(29話)すばらしき人生!光と影を見た男 ◇ 2003.08.24

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。前々から思っていたんですが雪音の日記って無駄に長いですか? 雪音も他所様のサイトに出かけた時、長文を見ると引いてしまう奴なんですが… (好きなサイトなら無理して読みますです。>言外に読むです!と言ってるわけじゃないぅ。)

「離れていても 時を重ねていても ずっと変わらないものってありますよね?」 ナージャの日記の一節が今日の本題になりそうな予感です。
さて、闘牛士のホセと元ダンサーのカルメンに再会したナージャは、 「二人とも幸せいっぱいだね!」等と無邪気に釘を打ち込みます。 上っ面だけの幸せを演じるカルメンとホセでしたが、ナージャのセリフが頭から離れませんぅ。

ホセがカルメンに八つ当たりすれば、カルメンはナージャに八つ当たり… おまけにカルメンはナージャに「世の中、お金なのよ!愛なんかなくたって結婚は出来るのよ。」 所詮ホセは金づるでしかなく、ナージャを利用して近付いたんだ!と致命的な発言をしてしまいます。
それを聞いたナージャ、今頃「本当に幸せなの?」と尋ねますが、気付くのが遅すぎです。

責任を感じたナージャは「ダンサーの私に出来ること…」と考え込みます。 ホセとカルメン、二人の為に踊るから見に来て欲しいとお願いするナージャ。 ホセの質問に、 「好きな人のぶんも、明日を生きる 明日を信じてる」 と答えるナージャの言葉がちょっぴり素敵ぅ。

今回のナージャは、スペイン編のテーマ光と影の総集編みたいなものでした。 影の部分を教えてもらったナージャが、影の部分しか見ることが出来なくなったホセとカルメンに、 再び光を投げ掛ける、そんなお話でした。

晴れ晴れとした様子のホセとカルメン。婚約を破棄して再び自分の夢を追いかけようと思うようになります。
「オレは太陽になりたかったんだ」とナージャに語るホセに、 「空にある太陽だって雲に隠れる時はある それでも太陽なんだ」と答えるナージャ。
闘牛場で「今からでも遅くは無い、世界はこんなにも輝いている」と再び光を取り戻すホセ。 ですが、その後すぐ馬車にひかれて死んでしまいます。

もう遅い!と言いたかったのか…どうかは分かりませんぅ。恐るべしナージャの制作者。 雪音の見たところ、スタッフがホセに「ナージャ、君の明日が輝くように」と言わせたかっただけなのではないかと思います。 ギリシアに向いながらホセの言葉を虫の知らせで感じるナージャでしたが、 来週は「泥にまみれた白バラ」。ナージャの明日はちっとも輝く様相を見せてくれません。


◇ 明日のナージャ(30話)泥まみれの白バラ ◇ 2003.08.31

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。明日のナージャでは、いよいよ泥まみれの白バラにお会い出来る予感です。

さて、ギリシアでフランシスを発見したナージャでしたが、4週前の黒バラとの一件もあり、 なかなか声をかけることが出来ません。 だからといってストーカーのように付け回すナージャの姿はヒロインらしくないことこの上なしです。
フランシスガ幼馴染みの令嬢と仲良くすることにお怒りモードぷんぷんのナージャ。 尾行がバレ、逆切れしてフランシスを問いつめます。

ナージャ:「あの、あなたは誰ですか?」
フランシス:「僕は僕だ、フランシスだよ」
ナージャ:「ホント?本当にフランシスなの?」
フランシス:「こんな所でナージャに会えるなんて、これは運命だ」
(4週前マシンガントークで「運命よ!」と叫び回した自分を思い出すナージャ)
ナージャ:「運命なんて言葉、簡単に使わないで下さい」
フランシス:「どうしたの?いつものナージャらしくないよ」
ナージャ:「フランシス、私らしいって何ですか?

黒バラからもらった万華鏡をフランシスに見せたことで、黒バラがフランシスの双児の兄キースだったことが判明します。 手玉に取られたと勘違いし、逆上してフランシスに八つ当たりするナージャ。 間違ってはいけませんぅ。二股をかけていたのは、他の誰でもないナージャ自身ぅ!

それはさておき、島の子供から石を投げられるフランシス。 フランシスが孤児院に偽善でお金を寄付したから院長の人が変わってしまい、俺たちは行き場を無くしたと主張する子供。

「こいつら貴族は、慈善とか言って金で(自分自身の)満足感を買うんだ!
「自分で汗水たらして働かないんだ!」

という子供の言葉にうつむくフランシス。 ナージャにフランシスらしくないと言われ、

フランシス:「僕らしくない?」
フランシス:「じゃあ聴くけど僕らしいって何だ?」
フランシス:「君はいったい何を見ている?」

フランシスと別れたナージャ。 「フランシスは星の瞳のナイトじゃなかった…」とつぶやき一時は落ち込みますが、 「こんなの私らしくない!うじうじしていても暗くなるだけ…」とつぶやいて踊り出します。 踊れば何でも解決すると思っているナージャが誰よりも素敵です。

踊り終わったナージャの目に、雨の中、 本当に泥にまみれて孤児院の崩れかけた石壁を積み直すフランシスの姿が目に入ります。
そっと傘を差し掛けるナージャ。これにてめでたく三角関係復活。 と思ったら画面にフランシスの幼馴染みの姿が写り、四角関係に発展した模様です。

今回の明日のナージャのテーマは自分らしいって何?慈善の在り方について。
前者に関しては雪音の知ったことではありません。 問題なのは後者の慈善の在り方について。 お金を寄付されて院長の人が変わったと子供に言われ落ち込むフランシスですが、 雪音に言わせてもらえれば反省する必要はありません。 大金を前に転ぶ人間は遅かれ早かれ、いつかは転びます。

雨の中、泥にまみれて無意味に石の壁を積むことで”オレはわかろうとしているんだ!”という姿を見せるフランシス。 必要ありませんぅ!お金持ちはまずお金を出して下さい。

と、無責任に発言したくなりますが…
何かをすれば、賛否両論は必ずつきものです。 確かに、自分の寄付したお金が何につかわれるのかを良く知らないで寄付したこと、 自分のとった行動がどんな結果をもたらすかを知らないで実行することは好ましくないことかもしれません。
結果、好ましくない状態になってしまったとしても、 そこから良く考え自分に出来ることをすれば良い。決して遅いということはない。雪音はそう思っています。 何もしなかった人に誰かを否定する行為だけはして欲しくないです。

バーチャルネットのお友達”雪音”は今回に限り、フランシスを応援するです。 泥棒したお金を他人にばらまいて喜ぶ黒バラや、 孤児院の院長が変わってしまったせいで自分の居場所が無くなったと不貞腐れているだけの子供に負けないで下さい。 自分のやっていることは間違っていない!そう思うのなら投げ出さずに最後まで自分を信じるです!


◇ 明日のナージャ(31話)泣かないピエロ ◇  2003.09.07

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。 今回の明日のナージャは圧倒的に面白くなかったので軽くレビューするだけに留めます。 「ギリシアの空はとっても青いのに私の心はどしゃぶりです。」(ナージャ日記の一言より)
ギリシアに到着したダンデライオン一座。今回のタイトルは「泣かないピエロ」。

雪音も良くは知りませんが、本来サーカスで舞台の転換時に出来る間を持たす為のピエロと呼ばれている道化は、 クラウンと呼ばれているみたいです。 以後、マクドナルドのCM等で「ピエロ発見!」とか言っている友達を鼻で笑うのはかまいませんが、 どうして?と疑問を持った人には雪音、このサイト(クラウンとは)をお勧めするです。

さて本題に戻りますが、 今回のナージャは初っ端からキモチ悪いおっさんの踊り(レオタードで白鳥の湖を踊る団長)を見て気分が悪くなった方も多いのではないかと思います。
それはさておき、ナージャの「私の知っているア−ベルはほんの一部分で、本当のア−ベルのことは何も知らない」というセリフから始まり、やがてベールに包まれていたア−ベルの過去が明かされて行きます。

内容はありきたり。 事情があって一度は家族を棄てた人間が、再び家族に再開するが、当の妻と子供は新しい家庭を作って幸せに暮らしていたという展開。 養父をパパと呼べない子供がピエロ(実父)の助けをかりて最後には養父をパパと呼べるようになります。
一方、ピエロが元の夫だと気付いた妻にジェスチャーで口止めをする元の夫。 皆が円満解決で話題を展開させようがありませんぅ。

(迷言集)
シュテファン(息子):「ピエロのおじさん、パパを助けてくれてありがとう。」
ア−ベル(ピエロ):「一緒にいないほうが幸せになれると思ったんだ。」
ア−ベル(ピエロ):「理想を押し付けて不幸にしてしまった。」
ナージャ:「私と同じ金髪でブルーの瞳のお客さんを見ると胸がドキドキしてた。」
ア−ベル(ピエロ):「今、幸せにくらしているのにノコノコ出て行って幸せを壊したくないんだ。」
団長:「成長した息子を正面から堂々と見てやれよ。」

あんちくしょー!円満解決していないのは日記が書けなかった雪音だけぅ。


◇ 明日のナージャ(34話)さよなら、ダンデライオン一座 ◇ 2003.09.28

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。今回は3週ぶりに明日のナージャの話題を取り上げてみるです。 前回、前々回と回数合わせのような退屈な内容だったのが一変、今回から目が離せなくなりそうな予感ぅ。 取りあえず、前回までのあらすじを軽く書いておくです。

前々回の「ナイルの果て・指輪の秘密(第 32 話)」で、 ナージャの指輪の紋章がフレミンジャー公爵家の紋章であることが明かされます。 一方、再登場したローズマリーはナージャが貴族の娘であることを知りいよいよ嫉妬と怒りで荒れ狂う始末。 しかもナージャを売って悪党に身売りをした模様です。

前回の「ピラミッドに消えたブローチ(第 33 話)」では、 ナージャを追って来た悪党2人とピラミッド内でブローチをめぐって大騒動になります。

見たことないから一目でいいからお母さんに会いたいの。 私はお母さんに会うまで死ねないのよ。骸骨ごときに私の未来は阻ませないわ。

悪党2人を助け、無事ブローチも守り通したナージャかと思われましたが、 演技をしてナージャをだましていた悪党2人。助かったことが分かった途端ナージャからブローチを奪い取ってしまいますです。 「悪い大人には気を付けないとダメだぜ!お嬢ちゃん」と捨て台詞残し立ち去る2人組。

ブローチを取り戻す為にヨーロッパに戻って来たナージャでしたがブローチのことを考えていて、 ダンスで失敗してしまいますです。 「どんな理由があっても失敗の理由にはならない」と冷たく言い放つトーマス。 自分の失敗は許せても他人の失敗は許せない、せこい奴モード全開でナージャをなじるその姿が誰よりも素敵です。 この一言をきっかけにして簡単に崩れて行くダンデライオン一座。 今まで演じてきた家族のような素敵な一座という仮面をかなぐり捨てて罵りあう姿が一層見る人の哀れを催します。

なんとか一座の大人達を仲直りさせようとするナージャ達でしたが、 仲直りの種でさえ喧嘩の口実に変えてしまうほどの豹変ぶりを発揮してしまいますです。 ついに解散を宣言する団長。あまりにも薄っぺらい人間関係に雪音も取り繕う言葉がありませんぅ。
そんな中、健気に一人公演のちらしを刷るリタ。 一方、影でこそこそ集まってナージャを一座に入れるべきじゃなかったと愚痴をこぼす大人達。 所詮他人は影で何を言ってるか分かったもんじゃないですよ。なんて言いたかったのかどうか分かりませんが、 あんまりです。最低です!。 偶然それを耳にしたナージャは、ショックのあまり置き手紙を残し家出する始末。

最低路線をまっしぐらかと思いきや、ナージャが立ち去った後になって、 本当の意味(ナージャを一座に入れるべきじゃなかったと思った理由)を話し出す大人達。 (一座にいるせいで目立ってしまい結果的にブローチを奪われたこと。) いや、そういうことは最初に言ってくださいです。 しかも、いつのまにか仲直りしてナージャのダンスは一座に欠かせないものだ! とかヨイショを始めるなんて……。恐るべし、ダンデライオン一座。

ナージャ:「いろんな世界をめぐっていろんな世界を見て来た、もう一人でも行けるわ。」
ナージャ:「さよならみんな。」(追いかけてきた一座を隠れてやり過ごすナージャでしたが、あっさりと発見されてしまいます。)
ナージャ:「私がいると迷惑なんでしょ?」
トーマス:「公演で失敗を取り戻せ。」(こいつの余計な一言が原因なのになんか偉そうです。)
ナージャ:「きっとまた迷惑をかけるよ……?」
ケンノスケ:「おいら、ナージャだったら迷惑をかけられたいな。」(どさくさにまぎれて告白するんじゃないです。)
トーマス?:「ナージャも、本音を言いなよ。」
ナージャ:「私、私、みんなと一緒にいたい。」
一座の誰か:「みんな同じだよ。家族だからね。」

これからどうなるか分からない、(省略)でもきっと大丈夫、みんなが一緒だから。 わたしダンデライオン一座に入って本当によかった。 (ナージャ)

一方、最後に悪党と一緒に登場するローズマリー。 どうやら、ナージャになりきるつもりらしいです。(どうせ、すぐばれるのに。)

さて、今回の明日のナージャはナージャの失敗を原因に、 もろくも崩れかかったかに見えた家族関係が再び結束を取り戻すというお話でしたぅ。 あまりに平凡な内容でしたのでレビューも平凡になってしまいましたです。 さて、来週はいよいよナージャと母親が再開するようです。(親子だと知らずに) ローズマリーの暗躍ともども目が離せなくなりそうな予感ぅ。


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