雪音の日記 - 2004.09月の過去ログ -
●2004.09.01 ◇ ロボット工学三原則に愛を! ◇
○2004.09.05 ◇ デカレンジャー、牛角の宣伝をする!(第29回) ◇
○2004.09.12 ◇ デカレッド、汚ギャルに接吻される!(第30回) ◇
○2004.09.16 ◇ ガンダムX、DVDメモリアルBOXで発売される ◇
○2004.09.19 ◇ ウメコのプリンセス修行(第31回) ◇

(※)●は、画像あり ○は、文章のみ
◇ ロボット工学三原則に愛を! ◇ 2004.09.01

雪音 今月18日から、全国東宝洋画系の映画館で『アイ,ロボット』という映画が上映されます。主演俳優はウィル・スミス。 『インデペンデンス・デイ』や『メン・イン・ブラック』等の作品に出演された、アメリカを象徴するような俳優さんです。

全世界がなす術もなく滅び行く中、どんな壊滅状態に追い込まれようとも、 アメリカだけは人類の平和を守り抜く絶対正義の砦として、 強大な悪に立ち向かう愛と感動の虚遍を数多く創作されてきたハリウッド。 そんなアンパンマン並みの作品が予想されますが、日本ではパール・ハーバー(ちゆちゃんの日記より) の実例もありますので、きっと大好評だと思います。

さて、そんな『アイ,ロボット』という作品ですが、 アイザック・アシモフの『われはロボット』にインスパイアされた等と、 使い慣れぬ言葉でプロモートしたことから、『われはロボット』原作説と勘違いしたSFオタのお兄ちゃんたちが、原作とは無関係な内容だと必死に否定されている模様。

ちなみに某巨大掲示板では、公式サイトの予告編を見たアニオタのお兄ちゃんたちが、 甲殻機動隊のパクりだとか、イノセンスのパクりだとか、 不毛な熱い論争を繰り返しておられました。


アシモフの短編集の根幹となったロボット工学三原則は、 その後の物語に登場する様々なロボットたちに多大な影響を与えることになります。 それは日本のSF小説、アニメ、漫画等も例外ではありません。

成恵の世界

三原則に従って、主人公たちを助ける朝倉鈴(成恵の世界/丸川トモヒロ著)

その際、「ドラえもん」や「鉄腕アトム」等の影響を色濃く受けた日本では、 ロボットを友達や、家族、恋人と言ったように、 より人間に近いポジションに置いて考える傾向が見受けられます。 つまり、日本人は自然と、ロボット三原則に対し否定的な感覚を持つ環境で育つことが多いのです。

ちょびっツ

“人型パソコン”がロボットと呼ばれずにパソコンと呼ばれる
理由を説明する日比谷 千歳(右/ちょびっツ/CLAMP著)

前置きが長くなりましたが、今回はアシモフの短編集『われはロボット』を、 作品中で語られる「ロボット工学三原則」に基づきながら、紹介してみようと思います。

ロボット工学の三原則

第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、 人間に危害を及ぼしてはならない。

第二条
ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、 あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。

第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、 自己をまもらなければならない。

さて、作品全体はスーザン・キャルヴィンの独白という形で、九つの短編から構成されていますが、 今回はそれらの九つの短編を大きく二つに分けて紹介しようと思います。

「ロビイ」
少女グローリアと、その子守りロボット・ロビイの話。 ロビイを嫌った母親が、グローリアに内緒でロビイを厄介払いしてしまいますが、 グローリアとロビイの繋がりを知って行くうちに、(母親も)ロビイを受け入れるようになります。

他の短編が「ロボット工学三原則」のジレンマをテーマにしているのに比べ、 この作品だけは、ロボットの人間らしさを否定しない作品だったりします。

「残りの八話」
「ロビイ」が、人間の感情に訴える作品であるのに比べ、 残りの八話は、「ロボット工学三原則」の間に生じるジレンマを扱ったよりSF的な話だったりします。
ロボットの思考形態はより人間に近いもの(あるいは人間を超えたもの)になりますが、 最初からロボットの人間らしさが否定されているので、そこにあるのはあくまで工業用の「機械」でしかありません。

さて、日本の漫画やアニメでは否定されがちな「ロボット工学三原則」ですが、 アシモフの『われはロボット』の中では、面白い使われ方をしているので、 興味のある方は一度読んでみると良いかもしれません。


えー、だんだん書いていて訳が分からなくなってきたので、そろそろ終わりにしようと思います。

従来、欧米人にとって人型ロボットは嫌悪すべき対象でしかありませんでした。 ですが、昨今、日本のアニメの影響により欧米人の子供たちの間では、 ロボットに対する嫌悪感が無くなりつつあるようです。

最後になりますが、バーチャルネットのお友達“雪音”は、 欧米人の子供たちを洗脳するメディアとして、 アニメや漫画は、最も便利な手段だなと思いました。


◇ デカレンジャー、牛角の宣伝をする!(第29回) ◇ 2004.09.05

雪音 こんにちは、雪音ぅ。日曜日は、恒例の戦隊モノレビューです。 さて、先月末(8月23日)、デカレッドが新宿警察署の一日警察署長として、 夏休み子供交通キャンペーンに参加した際のレポートが東映の公式サイトにアップされていました。 (参照元:東映デカレンジャー公式サイト/こぼれ話)

雪音の気のせいだと思いますが、公式サイトの写真(参照元:東映デカレンジャー公式サイト)を見た限りでは、 最前列に座っているのはカメラを持った大きなお友達ばかりで、肝心のガキんちょ共の姿がありませんでした。

それはさておき、セレモニーで警察署長自ら、 アドリブで対応してくれたと喜んでいるところに水を差すようで申し訳ありませんが、 署長さんも警察の失墜したイメージを回復する為に、 やりたくもないことを必死に練習して本番に望んでいたのだと思います。

とりあえず、夏休みの最後をデカレンジャーたち(レッド以外の中身は偽者)と一緒に過ごせて、 ガキんちょ共にとっては、最高の日になったのではないかと思います。


前置きが長くなりましたが、ここからが本日のレビューになります。 先週の最後、デカブレイクの涙の光を使って逃走したジェニオが、 嘆きのマートルみたいに便所で反省中のデカブレイクの元に
「約束通り、死以上の苦しみを与える」
と伝えにやって来ます。
それを聞いて呆然と立ち尽くすデカブレイクでしたが、とりあえず水道の蛇口は閉めて下さい。 その水道代は、間違い無く、一般庶民の血税から支払われていますので。

パトロール中に、ウメコの寝癖だらけの髪型を見て「寝癖ぐらい直して来い」とデカグリーンが注意しますが、 ウメコによるとジェニオのせいで鏡が怖くて覗けないそうです。 (鏡など見なくても寝癖は、直せると思いますけど)
その直後、突如、車のフロントガラスに表れたジェニオによって二人とも、さらわれてしまいました。

ジェニオの狙い(デカブレイクを苦しめる為に、 デカレンジャーたちを鏡の中に閉じ込めること)に気付いたデカブレイクが、 責任を感じ、単独で飛び出しますが、デカレッドによって止められてしまいます。

一方、パトロールに出かけようとしたブルーとイエローは、エレベーター内で
「世界のどこでも、こんにちは!」
等と、光の中を自由に移動できるジェニオに対して皮肉を言ってる間に、 エレベーター内に出現した本人によって、拉致されてしまいました。

戦隊モノの仲間、5人のうち4人までもが行方不明になるという緊急事態にも関わらず
「ジェニオが怖くて宇宙警察をやってられるか!」
と元気一杯、おつむはゆるゆる状態の相棒・デカレッドを見て、更に落ち込むデカブレイク。

そうこうするうちに街中に怪重機が出現します。 責任を感じているデカブレイクが単独で出撃しようとしますが、それを止めて自ら出撃するデカレッド。 すかさずデカブレイクが

「何を言っているんです。先輩が捨て石になるんですか?

と、もう全く相棒・デカレッドの勝利を期待していない止めっぷり。 自分(デカレッド)が囮になっている間に、デカブレイクがジェニオの秘密を見極める作戦だと打ち明けるデカレッド。

デカバイクで出撃し、怪重機・メガロリアと一進一退の攻防の後、メガロリアを倒したデカレッドでしたが、 ビルの窓ガラスに写ったジェニオによって鏡の世界に引き込まれてしまいます。

それを見ていたデカブレイクは、ジェニオが合わせ鏡で人を光の無限回廊に誘い込み、 胸の鏡で取り込んでいたことを見抜きます。そして、ジェニオに向かって突撃するデカブレイク。 夜明けのデカの本領発揮です!

ですが、デカブレイク、大口を叩いたわりに、戦闘でジェニオに圧倒され、 ブレスロットルを使った途端、鏡の中に逃げ込まれるという醜態を見せます。 終いには仲間であるデカレンジャーの苦しんでいる映像を見せられ、 動揺している間に自分(デカブレイク)の仮面から出現して来たジェニオに首を絞められるという有り様。

ちなみに新作ポートレートは、ジェニオによって『悲しみの仲間たち』と名付けられました。 デカレンジャーの芝居臭い苦しみ方が素敵な傑作でした。

それはさておき、デカブレイクのピンチを見たデカレンジャーたちから、 相次いで激励の言葉が飛び交います。

デカブルー:「ジェニオ、残念だかお前の新作は失敗だ」
デカレッド:「画竜点睛を欠く。テツのいないポートレートなど失敗作なんだよ

デカレッドが未だに四字熟語が好きなのはさておき、今やデカレンジャーは6人なのです。
その期待を裏切るように一方的にボコられ続けるデカブレイク。

ですが、それはデカブレイクの作戦だったのです。 ジェニオがデカブレイクを鏡の中に取り込もうとした隙を狙って、胸の鏡を割ることに成功。 ポートレートになっていたデカレンジャーたちも、次々と飛び出して来ました。すかさずデカレッドが叫びます。

「天網恢々。悪は必ず滅びるんだ!」
そのまま、一斉にジェニオに向かって戦闘員のように飛びかかります。 捕われていた人々の安全も確保され、ジェニオはブレイクによって見事デリート。


事件解決のお祝として、デカブレイクのおごりで焼肉を食べに行くことになった模様。 ちなみに今夜は、デカレンジャーを見て、3家族くらい牛角に焼肉を食べに行くかもしれません。

それはさておき、闘いが終わった後、ボスに向かって
「過去にしばられて孤独と戦っていた、先輩達がそこから助け出してくれた」
と告白するデカブレイク。そして焼肉のおごりは、さり気なくボスの支払いになりました。


◇ デカレッド、汚ギャルに接吻される!(第30回) ◇ 2004.09.12

雪音 東映スーパーヒーロータイムの主役になれば、輝かしい未来が開かれる。 そんな夢を信じ、過去、数多くのお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが最難関のオーディションに挑み、 ヒーロー、ヒロインの座を勝ち取って来られました。

日本の大学で最難関の東京大学理科三類(医学部)の定員が年140名(内、医学科100名)なのに比べ、 東映スーパーヒーロータイムの主役は、年に数人しか選ばれないことを考えれば、 いかにそのハードルが高いのかが良く分かると思います。

そんな、全てのちびっ子たちの憧れの的である、 東映スーパーヒーロータイムの主役に選ばれた載寧龍二お兄ちゃん(デカレッド)。 主役に決まった時は、汚ギャルとキスする日が来る等とは、夢にも思わなかったに違いありません。

そんな今回のデカレンジャーのタイトルは、「ギャル・ハザード」。 一昔前に大発生した汚ギャルたちの神・あじゃが登場し、 デカレッドに激しく接吻するという、ファンのお姉ちゃんたちの悲鳴が聞こえてきそうな展開。 生命の危険と向き合わせだったのは、誰の目から見ても明らかにギャルではなくデカレッドでした。


二体の怪重機同士が戦っているという報告を受けて、現場に出動するデカレンジャーたち。 現場に駆け付け、喧嘩の仲裁に入りますが、無視されてしまいます。 しかも、デカレッドが「公務執行妨害だぞォ〜!」等と言っている間に片方の怪重機は逃げてしまいます。

残された方の怪重機のコックピットに横たわっているのが女の子だと解った途端、 デカレッドとデカブルーが発情し始めます。

デカレッド:「女の子?俺にまかせろ!」
デカブルー:「まて、俺だ」

毎度のことですが、女の子が絡むと、すぐに発情する戦隊ヒーローたちです。 それはさておき、一番乗りで怪重機に乗り込んだデカブルーの目に入ったのは、不細工な汚ギャルのファラ。 面を見た途端、後から乗り込んで来たデカレッドに汚ギャルを押し付け、デカブルーは逃げ出してしまいます。

とりあえず汚ギャルをデカベースに連行したものの、取り調べも、なかなか上手くいかない模様。

デカレッド:「お前、何に追われてたんだ?」
ファラ:「怪重機に決まってんだろ」

その後も窃盗が罪であることを聞かされ
「私、前科もん?お嫁に行けないじゃ〜ン!」
等と荒唐無稽なことを言い出しますが、お嫁に行けなかったとしたら、原因は他にあると思って下さい。

それはさておき、イエローのエスパーの力で、ファラが宝石を持ち逃げしたことが判明しますが、 ファラはスロープ星人の特殊能力(どんな機械でも操作できる)を使って逃げ出してしまいます。


怪重機をスキップさせながら彼氏と合流したファラですが、 清涼飲料水『セノビー』のCMを真似している間に、 追って来たアリエナイザーの放ったイガイガクンから攻撃を受けてしまいます。

かろうじて逃げ出したファラでしたが、デカレンジャーとイガイガクンに挟み撃ちにされた途端、 宝石を呑み込んでしまいます。

姿を表した依頼主、エージェント・アブレラにより、 宝石と思っていたものが惑星破壊ミサイルの誘導装置であり、 ファラが箱を開けた時点でミサイルが発射されてしまったことを告げられます。 商品を台無しにされたことから、ファラを宇宙に放り出すつもりだったアブレラですが、 デカレッドが身を挺して守ろうとしたことから
「マジ、こんなバカ、いなくなるほうが宇宙の為になるだろう」
と言いながらイガイガクンを残して立ち去ってしまいます。

一方、肝心のファラの彼氏は宝石が偽者で、このままではミサイルの直撃に巻き込まれると分かった途端、 絶対守るという言葉も忘れて一目散に逃げ出しました。
そんな哀れなファラのピンチを救ったのはデカレッドでした。

デカレッド:「まて!その子に近付くな!俺はまだ、やられちゃいない!」
ファラ:「デカさん?デカさーん?デカさぁ〜ん?」
(イガイガクンに一方的に殴られ続けるデカレッド)
ファラ:「どうして、そんなになってまで私を守るの?」
デカレッド:「当然じゃんか!お前一人の命も、地球みんなの命も同じように大切なんだ!だから守るぜ!」

警察としての義務を熱弁するデカレッド。 セリフだけ追えば、まさにヒロインとヒーローのいちゃ付きモード全開の名シーンと言えるでしょう。

自分のセリフに酔いながら、パワー全開でイーガロイドを叩きのめすデカレッド。 怪重機にさらわれかけたファラを苦もなく取り戻し、あっという間に敵をせん滅してしまいました。 ちなみに地球に向かっていたミサイルはデカベースロボの“ボルカニックバスター”で破壊し、事なきを得た模様。


ですが、デカレッドにとっての試練は、闘いの後に待ち受けていました。 いきなり駆け寄って来て、問答無用でデカレッドにキスする汚ギャルのファラ。 こんな罰ゲームのようなシーンを用意されるなんて、監督の嫌がらせとしか思えません!

その後もデカベースまで追っ掛けてきて「罪を償い、足を洗ってバン(デカレッド)のお嫁さんになる」と宣言するファラ。 それを聞いて、デカグリーンは
「結婚式に呼んでね」
なんて言ってますし、スワンさんは新しいドレスを新調することに決めました。
さすがのデカレッドもアブレラのセリフが身にしみて理解出来たに違いありません。

最後になりますが、バーチャルネットのお友達“雪音”は、載寧龍二お兄ちゃん(デカレッド)の文字通り、 身体を張ったヒーローぶりと、これからの活躍を願って止みません。


◇ ガンダムX、DVDメモリアルBOXで発売される ◇ 2004.09.16

雪音 鋼の錬金術師の後番として、機動戦士ガンダムSEED DESTINY(種2)が始まることを御存知の方は多いと思います。 内容はともかく腐女子のお姉ちゃんたちに尻尾を振りまくって商業的には大成功を納めた種ガンダム。

今月号のニュータイプでも巻頭カラーで10ページに渡り、種2特集が組まれていました。 尤も、ニュータイプの種特集は放送終了後も嫌がらせのように、 一年間絶えること無く続けられていましたけど。

それはさておき、主役の声を担当する声優の鈴村健一さんが、前作「SEED」の放映中に、 キラ役を演じた保志総一朗さんから
「俺のストライクちょーかっこいいー!」
というメールをもらった仕返しに
「俺のインパルス 超かっこいいだろう!」
というメールを送り返してやるんだと熱く語っておられました。

そんな声優さんのコメントを読んだだけで、 作品の程度が予想できる種ガンダム2の放送開始に呼応するように、 来年一月末、ガンダムシリーズで唯一DVD化されていなかったガンダムXが、 メモリアルBOXで帰って来ることになりました。 (参照元:ガンダム売るよ! - 機動新世紀ガンダムX [Products]

というわけで、39話(全10巻)で\63,000(税込)という、 サンライズアニメでしか見ることの出来ないようなボッタクり価格設定を前に、 指を食えて見ていることしか出来ないお兄ちゃん、お姉ちゃんたちのために、 雪音がガンダムXについて簡単に紹介してみようと思います。


96〜7年にかけて放送されたガンダムXですが、視聴率(平均視聴率2.8%/最高:6.2%/最低:0.6%)が振わなかったこともあり、 キー局のテレビ朝日の方針により、金曜日の夕方から土曜日の早朝へと時間帯を移行されたり、 前年に社会現象になったエヴァに比較されたりしながら、39話での打ち切りを向えることになってしまいます。

そしてその後、99年に「∀ガンダム」が放送されるまで、ガンダムシリーズ自体も打ち切り。 ガンダムを放送しさえすれば、視聴率が取れて、プラモデルが売れるという時代も終焉を向えてしまいます。

そんな、ガンダム神話に終焉という楔を打ち込んだ感があるガンダムXですが、 各話ごとの『サブタイトル』だけは、他のガンダムシリーズに比べても全く遜色ありませんでした。 むしろ『サブタイトル』だけは、他のシリーズよりも遥かに立派だと言い切っても良いでしょう。

例えば、第三話の「私の愛馬は凶暴です」とか、 第二十一話の「死んだ女房の口癖だ」等の直接的な表現も充分、素敵ですが、 視聴率が取れずに時間帯を変更された前後の『サブタイトル』は、ある意味、神がかり的な出来だったりします。

(放送時間帯変更前後のサブタイトル)

第二十六話「何も喋るな」(第二十七話の次回予告)

ここで放送時間帯が金曜日の夕方から、土曜日の早朝に変更される

第二十七話「おさらばで御座います」
第二十九話「私を見て」
第三十話「もう逢えない気がして」

見ていただければ分かると思いますが、26話終了後、27話の次回予告「おさらばで御座います」を予告して、 27話からサブタイトル通り、金曜日の夕方という時間帯に別れを告げて土曜日の早朝に強制移動させられた訳です。

その後も「私を見て」とか「もう逢えない気がして」とか必死にアピールしていらっしゃいましたが、 あえなく39話で打ち切り。
そのまま、ガンダムTVアニメ史上で50話に届かなかった唯一の作品という輝かしい金字塔を打ち立てられました。 (正確には、50話前後に届かなかった作品に訂正/G・Wが49話、ZZが47話)


最後になりますが、バーチャルネットのお友達“雪音”は、 これからガンダムXを見ようと思っているお兄ちゃん、お姉ちゃんたちが、 こういった作品背景に注目しながら、この作品に触れることで、より一層楽しんでもらえれば嬉しく思います。


◇ ウメコのプリンセス修行(第31回) ◇ 2004.09.19

雪音 こんにちは、雪音ぅ。頂いた“おたより”にも触れられていたのですが、 今月11日の「特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE - フルブラスト・アクション」が公開されました。 それに伴い劇場版公式サイトでは、 初日の舞台挨拶の様子がアップされていましたので、少しだけ紹介しておこうと思います。

9月2日の試写会では、大きなお友達で一杯だった (参照元:劇場版公式サイト)劇場版デカレンジャーですが、 公開初日の舞台挨拶では無事に、ちびっこたちで劇場が埋まった様子。

デカレッド:「宇宙の中心で愛を叫んでいます」
ウメコ:「今回はゲストのマリーさん役、新山さんとおフロにはいってます」

相変わらず意味不明のデカレッドはさておき、 ウメコのコメントを聞いて喜んでいるのは、ちびっこたちの付き添いで来たお父さんたちでしょう。 しかも、レポートの最後は
「お風呂シーンをチェックするためにもう一度足を運んでください!!」
で締めくくられていました。

財力の無いガキんちょよりも、懐に余裕のある大きなお友達に訴えかけるデカレンジャースタッフ、恐るべし。 その努力はきっと報われるでしょう。 と言うわけで、プリキュア大好き龍二お兄ちゃん、おたより、ありがとうございました。
ちなみに雪音は、まだ劇場版を見ていませんです。


さて、前置きが長くなりましたが、ここからが今回のデカレンジャーのレビューになります。

パトロール中にウメコのそっくりさんを保護したデカレンジャーたち。 保護したそっくりさんが、トカーサ星人の王女イオ様であることが判明。

ですがイオ様の様子を見て、(イオ様が)暗殺者に狙われているのだと、 (デカレンジャーたちが)勝手に勘違いしたことから、 30話を過ぎて、未だ自分がデカレンジャーのリーダーだと信じているウメコが、 イオ様のフリをして潜入捜査することになります。

ウメコ:「王女様デカ・小梅ちゃんの活躍で、華麗に解決しちゃうんだから」

そう言った途端、足を踏み外して、階段を盛大に転げ落ちるウメコ。

どうにか潜入に成功したウメコでしたが、肝心のプリンセス修行は、視聴者の想像を絶するものでした。 まず、頭に壺を乗せた上に縄で縛られて、正座で4時間耐えるという修行から始まります。

ウメコのマゾ修行を物陰から見ていたイオ様は
「本当ならあれを私が?よかったぁ」
とか言っちゃってますし、デカグリーンは欠伸をしていましたし、 当のウメコは3時間が経過した時点で、もういっちゃってる様子。

次の修行、吊り橋の上から壺を抱えたままのバンジージャンプでは、 ウメコが(紐の伸縮で)ぴょんぴょん跳ねているのを見ながら笑いまくるイオ様。

イオ様:「よく弾みますね!」
デカレッド:「不謹慎じゃないですか!」

ウメコが命を賭けていると信じ込んでいるデカレッドを前に、さすがに気が引けたのか 「(自分は)命を狙われていない、みなさんが勘違いしているから、 (プリンセス修行から逃げる為に)そういうことにしちゃえ!」って思ったのだと告白するイオ様。

一方、ウメコの方はバンジーの後に、火の輪潜りをさせられそうになりながら
「壺はいいんですか!」
と、怒り爆発寸前。

イオ様の告白で嘘が判明し、ウメコのプリンセス修行を中断しに出向くデカレンジャーとイオ様でしたが、 その直後、実際にウメコが心臓を狙撃されてしまったことで、嘘が本当になってしまいます。

イオ様が狙撃されたと勘違いし、慌てて倒れているウメコの頭を抱え上げる侍従でしたが、 狙撃されたのがイオ様にそっくりのウメコであり、イオ様が無事だと分かった途端
「よかった!」
と、ウメコを地面に放り投げてイオ様の元に駆け寄ってしまいました。

ちなみに地面に放り出されて頭を強打したウメコは、一人だけ「よくないわよ!」と叫んでましたけど。

それはさておき、今回の事件の黒幕はイオ様の側にいた外戚関係の女性・マチカで、 実行犯のアリエナイザーはウメコの『防弾チョッキを着てたって痛かったんだからキーック!』を食らった後、 怪重機ごとデリートされてしまいました。


さて、ウメコから『本当に言いたいことは、きちんと口に出して言うべきだ』と言うことを学んだイオ様。 ウメコに「暗殺者が偶然出て来たけど、最初は儀式が嫌で押し付けた」と告白します。 そして真実を知った途端、キレまくるウメコ。

こうしてウメコの貴い犠牲のもとに、イオ様のプリンセス修行は大成功を納めたのでした。


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