雪音の日記 - 2004.02月の過去ログ -
○2004.02.01 ◇ きっちり借金を返していたアバレブラック(第49回) ◇
●2004.02.04 ◇ 『こどものおもちゃ』を通して見えるもの ◇
○2004.02.08 ◇ アバレブラック、借金を踏み倒す!(第50回) ◇
●2004.02.10 ◇ 新世代検索システムgooラボに迫る? ◇
○2004.02.19 ◇ 雪音から見た、Gガンダムの世界 ◇
●2004.02.26 ◇ 危険なロリコンお兄ちゃんに気をつけろ! ◇

(※)●は、画像あり ○は、文章のみ
◇ きっちり借金を返していたアバレブラック(第49回) ◇ 2004.02.01

雪音 雪音:明日のナージャの後番「二人はプリキュア」 が始まりましたが、中途半端過ぎて日記になりそうもありませんぅ。 と言うわけで今年の日曜日は戦隊モノレビュー中心の日記になりそうです。

とりあえず先週の最後、宇宙空間で散ってしまったキラーと爆竜トップゲイラーを追悼するアバレンジャーたち。

ヤツデンワニ:「キラー様、なんだか切ないベルベル」
レッド:「仲代先生は人間の誇りを取り戻して死んでいった。それを忘れてはいけない」
ブラック:「皆さん今までありがとうございました」
(いきなり何を言い出す?と突っ込むアバレンジャー)
ブラック:「もう次元の扉は開かない」
ブラック:「マホロもきっとこうなると気付いていたはずです。竜神族の誇りのため」

キラーを名誉ある戦死者に祭り上げるアバレッド。 レッドに負けるものかと言わんばかりに、マホロだって竜神族の名誉を守って戦死したと主張するブラック。 勝手にマホロに死亡認定を出していますが、まだマホロ、生きてます。

さて、まだマホロが生きているという事実にはおかまいなく、 これからの生活を話し合うアバレンジャーたち。 ちなみにブラックは笑顔で「この世界で頑張って三億九千八百万円稼ぐ」と言っています。
(第2回「誕生!アバレンオー」を参照:ブルーがアバレンジャーのメンバーとして自己満足の慈善事業を手伝う為に、 ブルーの年収四億円(自称)を払わされることになったブラック)

ブルーがすでに貧乏なブラックからお金を受け取っていることはこの際忘れるとして、 これから借金まみれで、乳飲み子を抱えて生きていかなくてはならないブラック。 デズモゾーリャとの戦いよりも悲惨な日々が待ち受けているに違いありません。 そんな今回のアバレンジャーのタイトルは「突入!アバレ最終決戦」

呑気にこれからのことを話し合うアバレンジャーの頭上に侵略の園が出現、空がアノマロガリスで覆い尽くされてしまいます。 どうやらこのままでは『闇の二百日』が始まってしまうそうです。 ブラックにとってはそのほうが幸せかもしれませんが、ヤツデンワニは

「やだ!このささやかな幸せを無くしたくないベルベル」

と駄々をこねている様子。

そんな個々の心境にはおかまいなく最後の敵、デズモゲヴァルスが出現。 どうやらデズモゾーリャの残留思念が侵略の園に乗り移ったことで生まれた産物らしいです。
デズモゲヴァルスの体内から「お願いアスカ!私のことを愛しているなら(殺して)」と叫ぶマホロの声を聴き、 一人で突撃(特攻)する決心をするブラック。

そんなブラックを思いっきり殴りつけ「これ以上、誰かが傷付くのを見たく無い」と叫ぶアバレブルー。 表向きは青春の一ページを綴っていますが内心では、 ブラックに死なれたら残りの借金を回収出来なくなってしまうので必死になっているに違いありません。

今週の爆竜ブラキオは「戦うことを胸に安らぎの昨日を捨てるブラ」と叫びながら進撃してきました。 今日の爆竜はブラキオに感化されたのか、そろって何か変なことを言いながら進撃してくる様子。 それを聴いて元祖ぼやき爆竜のブラキオも黙っていません。
「私も黙っていられないブラ」
あれだけ好き勝手に叫んでたくせに、まだ何か言う気ですか!

デズモゲヴァルスの体内に侵入したブラックはバーミア兵にめった打ちにされながらも突き進みます。 一方、拘束されたまま走馬灯を見るマホロ。過去に実のお兄ちゃんを叩き斬っているあたり、何気に油断出来ません。

それはさておき、ブラックのことが心配になってイエローまでデズモゲヴァルスの体内に突入したことにより、 外ではレッドとブルーが大ピンチです。どんどん避難する住民たちに混ざって“恐竜や”の人々もアバレンジャーたちを置いて逃げ出す始末。 それを見て浮き足立つ仲間をレッドが勇気づけます。

レッド:「オレ達には待っている人がいる。それを心の支えにすれば」
さすがアバレッド。伊達に一年間、戦隊モノのリーダーレッド役を努めてきたわけではありません。ですが
爆竜スティラコ:「俺には待っている人はいねー。家族はみんな死んだ」
はゆっ!
口から火花を吐きまくりで瀕死の様相を呈す爆竜スティラコ。 レッドの一言で止めを刺されかねない勢いです。

デズモゲヴァルスの体内ではデズモゾーリャの残留思念が生み出した暗黒の鎧を前に瀕死の状態に陥るブラックとマホロ。 外ではレッドとブルーも半死半生の憂き目にあってる様子。
「このまま終わるはず無いバキ、皆も信じ続けるバキ」
と爆竜が言っていますが、根拠の無い強がりにしか聞こえず、何を信じれば良いのかさっぱり分かりません。

ブラックを助けに向かったイエローでしたが、暗黒の鎧によって返り打ちにあってしまいます。 めった打ちにされているイエローの目前で幸せそうに“いちゃつく”ブラックとマホロ。

マホロ:「せっかく一緒になれたのに死んでいくのね」
イエロー:「ダメぇ〜、そんなの許さない」

ブラックとマホロが死んでいくのが許せないのか、いちゃついているのが許せないのか、 もうわけ分かりませんぅ。

それはさておき、来週はいよいよ最終回、勝っても負けてもブラックには暗黒の未来しか訪れませんが、 バーチャルネットのお友達“雪音”はヤツデンワニの幸せの為にアバレンジャーを応援しようと思います。


◇ 『こどものおもちゃ』を通して見えるもの ◇ 2004.02.04

雪音 雪音:先日、毎日新聞の社会欄にピルの影響で10代の中絶が7年ぶりに前年度より減少という記事が掲載されていました。 人工妊娠中絶の件数が減ること自体は望ましいことですが、それでも年に4万5千件前後の人工妊娠中絶が行われているのが現状だったりします。
ピルについて気になる方は、お兄ちゃん、お姉ちゃんに関係なく下記にリンクしてあるサイトを参照にしてみて下さいです。

(ピルに関連するサイト)
ピルとのつきあい方
ピル・わかるページ

さて、ここから本題になりますが、 今回取り上げるのは少女マンガ雑誌『りぼん』 で1994年8月号から98年11月号にかけて連載されていた小花美穂さんの作品『こどものおもちゃ(こどちゃ)』について。
『りぼん』の閲読層が対象年齢が小学中学年〜中学程度 (参照元:Love Dream Smile〜少女マンガ雑誌『りぼん』のファンページ) とされている中で『こどちゃ』は、学級崩壊、家庭崩壊、少年犯罪、心の病等、当時の(現在も) 社会環境をしっかりと反映させた作品だったりします。

主な登場人物は「劇団こまわり」に所属する小学生芸能人の倉田紗南(以下、紗南)、 羽山秋人(以下、秋人)。ストーリーを簡単に紹介すると次の通り。

(小学編)

秋人の母親が秋人を生んで亡くなったことから冷えきっていく羽山家。 家庭の不和のしわ寄せを受ける立場に置かれた秋人は学校でストレスを発散させる日々。 学級崩壊を止める為に秋人に関わることになった紗南は、 やがて秋人と関わっていくうちに羽山家の不和にも関わっていくことになる。

紗南のおかげで穏やかな家庭環境を取り戻していく羽山一家だったが、今度は紗南の母・実紗子(作家)が、 紗南の出生の秘密を書いたエッセイを出版したことにより紗南自身の方が不安定な状態になってくる。 今度は秋人に支えられ苦境を乗り越えていく紗南。

(中学編)

中学になった二人は、すれ違いの積み重ねで心ならずも距離を隔てることになる。 やがて秋人はクラスの同級生・小森の引き起こした事件に巻き込まれ、 今まで自分が知らないうちに他人に心の傷を付けてきたかもしれないことに気付く。 せめて今出来ることをやろうと心に決めた秋人は行方不明になった小森を探し出し連れ帰ってくるが、 その代償として利き腕を刺されて使えなくなってしまう。

全てを清算し、両想いになる二人だったが、紗南は秋人のケガを心のどこかで自分の責任に感じている様子。 (秋人が小森を向えに行く際、他の人に黙って秋人を送りだした為) 秋人が父の転勤でロスに行くことになったショックから自分では気付かないまま顔の表情を無くす「人形病」 という心の病を再発させる紗南。
心の病であることを自覚することから避け続けていた紗南だが、 秋人が自分に初めて見せる弱さや涙をきっかけに、 心の病と正面から向き合うようになり、やがて少しずつ立ち直っていく。

シリアスとコミカルを同時に演じる主人公

さて、以上あらすじを書いて来ましたが「こどものおもちゃ」、 これだけ取っ付きにくい内容を含みながらも読者にしっかりと伝えたいことを伝えきった作品だったりします。 (主人公の紗南のコミカルな表現で取っ付きにくさをカバーしながらも、 避けてはいけない重要なシーンではしっかりとしたキャラクター描写で描いていることから、 作品の核となるテーマから焦点がずれることが無い。

例えば、羽山一家の11年に渡る確執(一方的なものかもしれませんが)をどうにか修復してあげたいと思った紗南は、 自分の出演するドラマ(羽山一家の現在の状況と似ている。紗南の役は秋人と同じ立場)の役をこなし、 それを見てもらうことで解決しようと試みます。
羽山親子にドラマを見るように伝える際、小学生の秋人を一人でほっぽらかす家族のことを「親子丼バカ」 とコミカルに表現する紗南ですが、
「家の中で悪魔悪魔って言われて育ったら…私だって…本当の悪魔になっちゃうよっ!」
という一番伝えたいセリフだけはシリアスな表情で口にします。

親子丼バカ
シリアスな展開の中にコミカルな表現を交ぜる紗南

紗南の本質的な所がシリアスとコミカルなシーンのどちらかにあるのかは一概には判断出来ませんが、 紗南の母・実紗子が、紗南の出生の秘密を書いたエッセイを出版する直前、林間学校で二人きりになった際に秋人が紗南に
「お前は演技が上手いから、お前の普段の明るさは全部演技なんじゃないかと思うことがある」
と言った際に、ハッとしながらも否定しているシーン(誰にでも多少はそういう面があるから)や、 自分が心の病を抱えていることに向き合った後の紗南の姿を思い浮かべると、 前半の不自然なほどのコミカルな表現手段は、それが既に彼女の一部となりながらも、 どこか後天的なものでしかないと思えなくもありませんです。

紗南の出生に関わった個々の描写

それはさておき、実紗子が紗南の出生の秘密をエッセイにして出版した際の一連のシーンは、 読者にとっても本当に考えさせられる場面だったりします。

娘を顧みない母子家庭に育ち、14歳で紗南を生んで置き去りにした実の母親の心理描写は当然のことながら、 実紗子がエッセイを出版すること=自分を本当の親に返そうとしているのではないかと不安を感じる紗南の気持ち。 それから実紗子自身も、 いつか生みの親が表れて紗南を連れていってしまうのではないかと不安を感じ続けていたことまで克明に描写されていますです。

最後になりますが、
「いつか紗南ちゃんと暮らせる日が来ると望みを持ってはいけないかしら」
と訪ねる生みの母親に、きっぱりと
「あなたを母親とは思えないし、あなたに少しも関心が無く、二度と会おうとは思わない」
と答えた後に
「あなたがもし私を中絶していたと考えたら、誰とも出会えずに、 この楽しい世界を知ることもなかったと思うと、それが怖い」

こどものおもちゃ
紗南と生みの母親(遊園地にて)
「だから…」
「あなたが…私を…生んでくれたことだけは…とっても…感謝…しています…から」
「…ありがとう…」

と、泣きながら生んでくれた目の前の女性に感謝の言葉を口にする紗南ちゃんの姿が雪音にはどうしても忘れられません。


◇ アバレブラック、借金を踏み倒す!(第50回) ◇ 2004.02.08

雪音 雪音:一年間、追いかけ続けたアバレンジャーも今日が最終回でした。 恐竜が街中を疾走し、空にふっとばされた車が落ちてくるのを見て「ときめくぜ!」 と目をキラキラさせているキラー様を追いかけ続けた雪音の無駄な一年間も今日で終わりかと思うと寂しさを拭えません。

来週からは新しい戦隊もの「特捜戦隊デカレンジャー」が始まるわけですが、 東映の公式サイトでは警察手帳らしきものを持ったデカレンジャーが至るページで 「カミングスーン!(近々登場)もう少し、おまちください」等と逮捕する気満々で出迎えてくれます。 (ついでにトップページのニュース(最下部)が『5人のアバレンジャーを紹介』になっているのもなかなかオシャレだと思います)

さて、今週のアバレンジャーは冒頭から登場人物それぞれが好き勝手にアバレて始末に負えない展開でした。 そんな今回のアバレンジャーのタイトルは「アバレた数だけ」

デズモゲヴァルスの体内から脱出しようと試みたブラックとイエロー、マホロの3人でしたが、 脱出寸前で暗黒の鎧に阻まれてしまい。地球はあっという間に砂漠化してしまいます。 人間達がパニックになるのは然ることながら、ヤツデンワニでさえ
「暗いよ、ハラホロヒレ!もうダメかも、デズモゾーリャ様の怨念はやっぱ一筋縄にはいかないベルベルベル」
と、いつもよりベルが一個多くなるほどの慌てよう。

そんな中、突然立ち上がって一人で踊り出す舞ちゃん。“恐竜や”のおじいさん(スケさん)に
「どうしたんだい?舞ちゃん」
と訪ねられ、
「お遊技の練習をする」
と答えたまま踊り続ける舞ちゃん。可哀想に恐怖の為に頭がいかれてしまったのでしょうか? テレビの前の視聴者には、そう心配させておいて
「舞ちゃんがオレを待っているんだ!」
と一人で盛り上がるレッド。もう、わけ分かりませんぅ。

それはさておき、デズモゲヴァルスの体内ではブラックが変身もせずに暗黒の鎧と闘っています。 その自信の源がどこにあるのか分かりませんが、視聴者の予想通り一方的にボコられる展開。 ですがブラック危うしと思った瞬間、助けに表れるアバレンオー(レッド)。 無抵抗に殴られていればきっとレッドが助けに来ると踏んでいたブラックの作戦勝ちです。

レッドの助けを借りてデズモゲヴァルスの外に出たブラックとイエロー。 「遥かな太古から伝わるこの力(ダイノガッツ)でお前等を倒す!」と息巻くレッド。 もう勝った気満々です。それぞれ必殺技を繰り出し敵を各個撃破しようと試みたアバレンジャーたちでしたが全く効いていない様子。 それを見た、爆竜ブラキオがアドバイスをくれます。
「今こそ、みんなのダイノガッツを合わせるブラ!」
そういうことは先に言え!です。

ようやくデズモゾーリャを倒したアバレンジャー。 よっぽど嬉しかったのかイエローとブラックに至ってはこっちを振り向きカメラ目線でポーズを撮る始末。 ですが勝負は下駄を履くまで分からないと言われているように、急激に竜巻きが巻き起こります。 どうやらデズモゾーリャがやぶれかぶれでアバレンジャーを道連れにしようとしている様子。 そして爆発に巻き込まれたアバレンジャーと爆竜たち。

今中笑里(めがねっ娘):「みんな、あの爆発で消えちゃったの?」
今中笑里(めがねっ娘):「こんなのない!」
爆竜ブラキオ:「みんな立派に戦ったブラ」(はゆっ!こいつ一人だけ生き残ってます)
舞ちゃん:「お遊技会に来てくれるって約束したのに。凌ちゃんなんて大嫌い!」
舞ちゃん:「嘘だよ!だから帰って来て!」(……。)

(時は流れて半年後)
“恐竜や”で働くヤツデンワニ。 イエロー(らんる)はレーサーになって「マシンの鼓動がびんびん来て最高!」と言っています。 笑里はブルー(国際的な整体士)の秘書になって外国から帰って来ました。 レッドはランニング姿で舞を連れてアメリカ横断中。

(時は回想の中で半年前)
半年前の大爆発に巻き込まれそうになった瞬間、地底にもぐって事なきを得たアバレンジャー。 ブルー曰く「時には踏ん張らずに逃げることが肝心」なんだそうです。
ブラックはそのブルーのありがたい言葉を糧にマホロや爆竜たちと一緒に、 借金を踏み倒してダイノアースに逃げ帰りました。
しかも赤ちゃんに壬琴(キラーの名前)と名付けた様子。お星様になったキラーもさぞ不本意なことと思います。

(時は再び現在に)
アバレ同窓会に集まるレッド、ブルー、イエロー、笑里、舞ちゃん、スケさん、ヤツデンワニ。 アバレスーツを着込んでポーズをとる三馬鹿トリオはこの際おいといて、 不意に登場するブラック、マホロ(ジャンヌ)とリジェ。 あっけにとられる一同の前に、キラーとリジュエルまで登場。 なんだかよく分かりませんが、そっくりさんなんだそうです。

「一家で外食できるなんて夢みたいだ!」とはしゃぐブラックのそっくりさん。 そっくりさんになっても貧乏であることに変わりはありません。 一方、にやけた顔でワイン片手にリジュエルのそっくりさんといちゃつくキラーのそっくりさん。 それに触発されていちゃつきはじめるバカップルたち。
ブラック(そっくりさん)とマホロ(そっくりさん)
レッド(ロリコン)と舞
ブルーと今中笑里(いつの間にか出来ちゃってます)

らんる(イエロー)一人だけ、相手がいません。 「あーん」とかやっているバカップルを羨ましそうに見ているらんるの元にヤツデンワニがやって来ます。

ヤツデンワニ:「ワニはらんるちゃんにひとすじ!」
らんる(イエロー):「ワニちゃん、食べる?あーん」

この最強のバカップルの今後が気になって仕方ありませんが、アバレンジャーはこれでお終いです。 バーチャルネットのお友達“雪音”は一年間、ネタを提供し続けてくれたアバレンジャー関係者を応援しています。


◇ 新世代検索システムgooラボに迫る? ◇ 2004.02.10

雪音 雪音:次世代検索システムを研究しているサイト『gooラボ』を御存知でしょうか? サイトで謳われている言葉を借りて紹介してみると「新技術を駆使し、 先進的なインターネットサービスの可能性を提示することによって、 探したいものを、的確に、ユニークに検索できる」とあり、 これが本当ならまさに夢のような検索システムと言えるでしょう。

10月頃、試験用で一般公開された3Dウェブ検索 については見栄えの派手さも手伝って様々なサイトで取り上げられているようでした。

今回の日記では今月5日から実験運用が始まった「日本語自然文検索」 について取り上げてみようと思います。 「3Dウェブ検索」の時のようにユーザー登録や、 無駄な専用ブラウザをダウンロードする必要もないので手頃に遊べるのではないかと思われます。

さて、この「日本語自然文検索」と、尤もらしく命名された検索システムを簡単に説明すると、 質問に対してその答えを検索してくれるという画期的なものと言ったところでしょうか? 「百聞は一見に如かず」というわけで実際に何か質問してみようと思います。
とりあえず雪音もバーチャルネットアイドルの端くれというわけで、 バーチャルネットアイドルの代表「ちゆさん」について質問してみました。

Q.1 ちゆ(さん)は誰ですか?

検索結果
「ちゆ(さん)は誰ですか?」で検索した結果

少し自信なさげですが、なかなか的確な答えを出してくれます。さすが最先端の検索システム。 (ちなみに「さん」を付けると4番目に「ガオレンジャー」じゃないよね?と答えてくれます)

さて、一応テストの為に敬称無しで検索してみましたが、バーチャルネットアイドルを創造した超絶可愛いちゆさんを、 雪音ごときが呼び捨てにしていいわけがありません。 というわけで今度は本番、敬称を付けて検索してみました。

Q.2 ちゆちゃんは誰ですか?
2.「セーラーちゆ」じゃないよね?
4.「ミッフィー」なわけないか…
5.「ヨシ」なわけないか…

明らかに違うと自覚している答えを白々しく回答するのもどうかと思いますが、 そんなこともあるかもしれません。自信度が半分も越えないような質問の仕方をした雪音が悪かったのでしょう。 (自信度が半分を超えると「じゃないよね?」→「だよね」に変わります) 気を取り直して次の質問に言ってみたいと思います。

Q.3 ちゆ(さん)の好きな人は誰ですか?
4.「キバヤシ」じゃないよね?
さすが次世代検索システム、ちゆさんの理想の男性だって一発で答えてくれます。 さて、ちゆさんについていろいろ質問してみましたが、今度は雪音にも関係ある質問をしてみることにしました。

Q.4 バーチャルネットのお友達は誰ですか?
2.「雪音とうさプー」じゃないよね?
なんだか余計なモノまで付いて来ていますがまずまずといった結果でしょうか? (雪音的には)

言い忘れていましたが、この次世代検索システム「日本語自然文検索」は閲覧者が正しい答えを教えることも可能だったりします。 例えば「バーチャルネットのお友達は誰?」の質問に雪音の名前が上がって来なかった場合は正しい答えに雪音と書き込むこと (おそらく複数人による)で雪音の名前が回答に上がりやすくなると思われますです。

数年前ネットを風靡した(※1)ゆいボット(ゆいちゃっと) を連想させる次世代検索システム「日本語自然文検索」ですがバーチャルネットアイドルとしては一つだけ聞いてはいけない質問があります。 それが次の質問だったりするわけですが……

Q.5 ○○のお兄ちゃんは誰ですか?(○○はVNIの名前)
雪音、いろいろなバーチャルネットアイドル様で試してみましたが、 次世代検索システム「日本語自然文検索」の返してくる恐ろしくシビアな答えについて、 怖くてここには書けそうもありませんです。

(※1)ゆいボット

ゆいチャットの中でロボット常駐タイプのチャット。 一般ユーザーが外部からボットの辞書を書き足すことができたことから、 チャットの常連になって自分の名前(ハンドルネーム)をボットに教え込もうとする不届き者もいた。
また変数を使って返事をしてくることから初心者はボットを本物だと勘違いしてナンパすることも多々あった。

辞書(参考例)
一般ユーザー(変数name)の発言/(ボットが反応する文字列)/ボット(雪音)の発言
雪音ちゃん、こんにちは/(こんにちは)/nameさん、こんにちは
雪音ちゃんはいつもここにいるね/(いつもここにいる)/nameさんが来てくれるのを待ってたんだよ!
(以降、延々と続く会話+外部からにやにや笑って見ているギャラリーたち)

最後になりますが、バーチャルネットのお友達“雪音”は、バーチャルネットのお友達は誰?という質問に対し、 雪音の名前を上げてくれたこの次世代検索システムを応援しています。


◇ 雪音から見た、Gガンダムの世界 ◇ 2004.02.19

雪音 雪音:ファーストガンダムからZ、ZZとお兄ちゃんたちに絶大な人気を誇ってきたガンダムシリーズですが、 シリーズ化が何度も繰り返されると時にはおかしな作品も出てきます。

WやSEEDでは、ガラス細工のように壊れそうで繊細な少年たち(あくまで設定上の話)が登場して、 同人大好きお姉ちゃんたちに絶大な人気を誇りました。
お姉ちゃんたちが、ヒロインのリリーナ (参照元:Endless Evolution) と自分を重ね合わせて「ヒイロ、 あなたは私のモノよ!」と叫んで喜んでいた裏では、お兄ちゃんたちが「あれはガンダムではない!」と怒りまくりでした。

ですが、そんなWやSEEDすら(アホさ加減で)遥かに凌駕するガンダムがあったことを忘れてはいけません。 その名は「機動武闘伝Gガンダム」。副題を見る限りでは面影はあるものの、 もはや機動戦士ですらありません。

Gガンダムのあらすじを簡単に説明すると、以下のような感じです。

荒廃の進む地球を捨て、宇宙にスペースコロニー国家を作り生活していた人類は、 国家間の主権を巡る宇宙での大規模な戦争を避けるため、 地球をリングに各国の代表としてガンダム同士を闘わせ(ガンダムファイト)、 優勝した国にその後4年間の主導権を与える制度を作り上げていた。

主人公のドモンは幼馴染みのレイン(ヒロイン)と、表向きはネオジャパンの代表としてガンダムファイトに参加していたが、 本当の目的はドモンの兄、キョウジとデビルガンダムを倒すことだった。

前置きはさておき、主人公のドモンの必殺技が指でつかむだけであることや、 意味不明な広東語(?)の歌がバックで流れるとか、 馬がモビルスーツに乗るとか、 登場人物の殆どが濃い漢を追求していたこと(最後に出てきた敵に至っては、 必要も無いのに服を破り捨てて「オレはこの日の為にムキムキの肉体を作って来たのだ!」と叫んでいました)や、 ドモンが必殺技を出す時に

「オレのこの手が真っ赤に燃える。勝利をつかめと(お前を倒せと)轟き叫ぶ。○○フィンガー!」

と叫ぶこと等、突っ込み所満載のGガンダム。ですが些細なことまで突っ込んでいるときりが無いので、 今回は物語を通して最大の敵と思われたドモンの師匠マスター・アジア(東方不敗) との闘いを中心に紹介してみようと思います。(参照:「第45話:さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」)

数々の苦難を乗り越えて師匠・東方不敗(マスター・アジア)との師弟対決に挑むことになったドモンは東方不敗のことを、 デビルガンダムを使って世界を我が物にしようとする悪党と決めつけてしまいます。

ドモンから一方的に謂れ無い非難を受けてしまった東方不敗、思わず
東方不敗:「たわけが!いつそんなものが欲しいと言ったか」
とドモンを一喝します。師匠の真意を知る為にガンダムファイトで闘うことになったドモン。 闘いながら師匠から真意を伝えられます。

東方不敗:「ドモンよ、貴様は地球の断末魔の前に何も学ばなかったのか」
東方不敗:「何があろうとこの地球を緑溢れる元の世界に戻す」
ドモン:「なんだって?」

他人に言われるまま、よく確かめもせずに兄のキョウジを敵と信じて殺そうとしていたドモンに (結果的に兄キョウジは敵ではありませんでした)、 地球の断末魔なんて目に入っていたはずもありません。

ここで権力を保ち続けることに必死になっているウォン(香港首相)が、 東方不敗にデビルガンダムを人と地球に優しいガンダムに甦らせることを公約にして、 もう一度ネオ香港に主権をもたらす為に勝ってくれとゴマを摩り始めます。

東方不敗:「笑わせるな!貴様、優しいと言う言葉を勘違いしておるのではないか!?この政治家め!」
会話の内容が突然、現実に即したものにすり変わっているような気がするのは雪音だけでしょうか? それはさておき、
地球を汚す人類そのものがなければ地球は自然に甦ることから地球人類は抹殺しなければならない!」
「その為なら人類など滅びてしまえ!」
と壮大な持論を繰り広げる東方不敗。彼の主張は、まだまだ続きます。

東方不敗:「何がガンダムファイトだ!何が理想的な戦争よ!」
東方不敗:「我が身を痛めぬ勝利が何をもたらす。所詮ゲームよ」
ドモン:「むやみに人が死ぬよりはいい」
東方不敗:「だからお前は、アホなのだ!」

ちなみに91年の湾岸戦争以降、ハイテク兵器の投入や、 テレビのブラウン管を通してリアルタイムで見れる戦争はガンダムファイトと似たような様相を示していたりします。

一方、師匠にタコ殴りにされながら
「東方不敗の拳からオレの心に深い悲しみが伝わってくる。 己の拳は己の魂を表現するものだと教えてくれたのはこの人だった」
と心の中で師匠の教えを反芻するドモン。そしてドモンの出した答えは次のようなものでした。

東方不敗、あんたは間違ってる。
何故なら人類もまた天然自然から生まれたもの。
いわば地球の一部。それを忘れて何が自然の、地球の、再生だ。
そう、ともに生き続ける人類を抹殺しての理想郷など愚の骨頂!

こいつ、盛大に開き直りました。

しかも、エゴイズムながら自分なりの答えを出した弟子の手を掌で優しく包み込もうとした東方不敗の手を、 思いっきり払い除けて殴りつけるドモン。人間性を疑いたくなるのは雪音だけではありません。 最後になってようやく師匠の心を理解したようでしたが……

さて、この後の展開を簡単に説明して終わりにしようと思います。
ガンダムファイトに優勝したものの師匠の言ったガンダムファイトの弊害を知ったドモンは不貞腐れてしまいます。 パートナーのレインを本当の敵、ウルベに利用され逆上したドモンは師匠の馬に乗って宇宙空間に飛び立ちます。

何とかレインを取り戻したドモン。最後の敵、デビルガンダムに向かってレインと手を携えながら最終奥義を繰り出します。

二人のこの手が真っ赤に燃える! 幸せ掴めと轟き叫ぶ! 爆熱 ゴッドフィンガー! 石破 ラブラブ天驚拳!(ハートマーク付き)

最後の最後まで地球を愁い死んでいった師匠に対し、 最後の最後まで師匠の顔に泥を塗りたくったドモン・カッシュ。 そのまま白馬の王子さまになって、レインをお姫さまだっこして地球の方に飛んで行きました。

バーチャルネットのお友達“雪音”はGガンダムを見て「そうか、拳を交えれば互いの気持ちが伝わるんだ!」と思った途端、 雪兄に「格闘家の殴り合いと国家間の関係を同レベルで語られても困る」と言われてしまいました。


◇ 危険なロリコンお兄ちゃんに気をつけろ! ◇ 2004.02.26

雪音 雪音:先日、現職警察官のお兄ちゃんが女児連れ去り容疑で逮捕されるというニュースがありました。 この富田啓之容疑者(24)、警察に入る前からアルバイト先のコンビニで強盗を捕まえ、 感謝状までもらっていたという警察官の鏡のような経歴の持ち主。

当時の感謝状贈呈式で富田容疑者は「将来は警察官として、要人警護をしたい」と誇らしげに話していたそうです。 事件を起こしてしまった今となっては、彼が警護したかった要人が国賓の類いを指していたのか、 年端も行かぬ可愛い女の子を指していたのか想像すべくもありません……。

ちなみに該当記事によると昨年一年間で中学生以下の子供が同様の被害にあった総数が152件にものぼるそうです。 というわけで今回はロリコンに関する話題を幾つか取り上げてみようと思います。

まず最初は電撃ガオで連載されている大井昌和先生の作品「- ひまわり幼稚園物語 - あいこでしょ!」について。

この作品に登場する主人公(主人公は幼稚園児のあいこちゃん?)の花鳥水明お兄ちゃんは爽やかタイプのロリコンだったりします。 尤も普通の人に言わせてみれば、ロリコンに濃いも爽やかもありませんが。

それはさておき、浪人生として予備校の近くに住んでいる叔母の家に世話になることになった水明くんでしたが、 叔母の家が保育園だったことから成り行きで予備校に通いながら保育士をするはめになってしまいます。 週刊少年マガジンで連載されていた赤松健先生の作品「ラブひな」(参照サイト:ラブひな研究所) を彷佛とさせる設定ですが、主人公がロリコンだという決定的な違いがあります。

ロリコン水明
園児の父兄(上)にロリコン呼ばわりされる水明(下)

当初、自分はロリコンではないと否定し続けていた水明くんですが、2巻、3巻……、 と話が進んでいくうちに、やがて開き直り始めます。5巻に達したころにはロリコン(水明が一方的にそう思っているだけ?) ライバルまで登場する始末。
ちなみに5巻で登場したケーキ屋のお兄ちゃんに敵意を抱いた読者のお兄ちゃんは、 ロリコンの気があるかもしれませんので注意が必要です。

さて、「あいこでしょ!」に登場する爽やかなロリコン、水明お兄ちゃんについて簡単に紹介してみましたが、 今度は濃いロリコンさんが登場する「ロリータ」(ナボコフ)という作品を紹介してみようと思います。 ロリコンが登場する作品というより語源になった作品なのである意味、 ロリコンそのものと言ったほうが良いかもしれません。 一応、高尚なロシア文学ということもあって露骨な性描写こそありませんが、 作品自体は狂気そのものだったりします。

どれくらい狂気を含んでいるのか参考の為に主人公のハンバート・ハンバート(以後、ハンバート) の手記から少しだけ抜粋してみると次のような感じです。

ロリータ、わが命のともしび、わが肉のほむら。わが罪、わが魂。 ロ、リー、タ。舌のさきが口蓋を三歩すすんで、三歩目に軽く歯にあたる。ロ。リー。タ。

ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ、ロリータ。 印刷屋の職工さんにお願いする、どうぞこの文字をページの最後までくりかえし刷りつづけていただきたい。

文字のみで様々な表現を試みる秀逸なその文体は、雪音も見習わなければなりませんが、 出来上がった文章の内容に関して、理解に苦しむのは雪音だけではないと思います。

次に彼の定義するニンフェット(ロリータ)について要約すると下記のようなものだったりします。

「9歳」から「14歳」の間で、 かすかに猫を思わせる頬骨の輪郭と、うぶ毛のはえた“たおやかな四肢”と、 絶望と羞恥と感傷の涙のためにこれ以上並びたてることのできないその他もろもろの徴候を持った小悪魔。

後半部分に至っては何が言いたいのかさっぱり分かりませんが、ハンバート、 ついでにロリコンが成立する対象(お兄ちゃん)のことまで定義してくれています。

少女と男のあいだに最低10年(一般的には30年から40年)の年齢差が必要。

誰にとって一般的なのかさっぱり分かりませんが30年も40年も年齢差があると、 もはや“お兄ちゃん”ではないことだけは明白です。

作品のあらすじは主人公のハンバートが、 ドロレス・ヘイズ(以後、ロリータ)と過ごした日々を獄中で手記にしたもので、 離婚をきっかけにヨーロッパからアメリカに移住したハンバートは下宿先で見つけたロリータを手に入れる為に、 ロリータの母親のヘイズ婦人と偽装結婚します。 結婚式の後にハンバートの真意を知ったヘイズ婦人は半狂乱のうちに車に轢かれて死んでしまいます。 これ幸いとばかりにロリータを連れてアメリカ中を放浪するハンバート。 (尤も途中で逃げられますが……)

以上、ふた通りのロリコンを紹介してみましたが、最後に雪音の思うことをまとめて終わりにしようと思います。

昨今の「萌え」ブームにつられて「もえたん」や 「週刊わたしのおにいちゃん」などを求められたお兄ちゃんも少なくないと思います。 その際、レジに並びながら「自分は本当にロリコンだから買って当然だ!」と堂々と開き直っていた人とか 「自分はネタで買おうとしているだけだ……」 と周囲に訴えかける仕種を心掛けた人とか様々なお兄ちゃんたちの姿がそこにあったことだろうと思います。

また、もしかしたら尾道観音ちゃんをぱんつ一枚の姿にして写真撮影しながら喜んでいたり、 青村崎春雨ちゃんの脱げないはずの服をドライバーでこねくり回して無理矢理剥がそうと試みたお兄ちゃんもいたのかもしれません。 (参照サイト:わたおに回転いいんかい/ 裏わたしのおにいちゃん

それは周囲から見れば理解されざる類いの趣味なのかもしれませんが、 雪音はそれらのお兄ちゃん全てを否定しようとは思いません。 他人に迷惑をかけずに個人的な趣味を楽しんでいる限りに於いては。

バーチャルネットのお友達“雪音”は妄想をネタとして個人で楽しむお兄ちゃんとはお友達になってもかまいませんです。 ですが、今回の警察官のお兄ちゃんのように、 他人にとって明らかに迷惑である妄想を現実に持ち込むお兄ちゃんに関しては決して友達になりたいとは思いません。


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