| 雪音の日記 - 2004.02月の過去ログ - |
| ◇ きっちり借金を返していたアバレブラック(第49回) ◇ 2004.02.01 |
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とりあえず先週の最後、宇宙空間で散ってしまったキラーと爆竜トップゲイラーを追悼するアバレンジャーたち。 ヤツデンワニ:「キラー様、なんだか切ないベルベル」 キラーを名誉ある戦死者に祭り上げるアバレッド。 レッドに負けるものかと言わんばかりに、マホロだって竜神族の名誉を守って戦死したと主張するブラック。 勝手にマホロに死亡認定を出していますが、まだマホロ、生きてます。
さて、まだマホロが生きているという事実にはおかまいなく、
これからの生活を話し合うアバレンジャーたち。
ちなみにブラックは笑顔で「この世界で頑張って三億九千八百万円稼ぐ」と言っています。
ブルーがすでに貧乏なブラックからお金を受け取っていることはこの際忘れるとして、 これから借金まみれで、乳飲み子を抱えて生きていかなくてはならないブラック。 デズモゾーリャとの戦いよりも悲惨な日々が待ち受けているに違いありません。 そんな今回のアバレンジャーのタイトルは「突入!アバレ最終決戦」 呑気にこれからのことを話し合うアバレンジャーの頭上に侵略の園が出現、空がアノマロガリスで覆い尽くされてしまいます。 どうやらこのままでは『闇の二百日』が始まってしまうそうです。 ブラックにとってはそのほうが幸せかもしれませんが、ヤツデンワニは 「やだ!このささやかな幸せを無くしたくないベルベル」 と駄々をこねている様子。
そんな個々の心境にはおかまいなく最後の敵、デズモゲヴァルスが出現。
どうやらデズモゾーリャの残留思念が侵略の園に乗り移ったことで生まれた産物らしいです。
そんなブラックを思いっきり殴りつけ「これ以上、誰かが傷付くのを見たく無い」と叫ぶアバレブルー。 表向きは青春の一ページを綴っていますが内心では、 ブラックに死なれたら残りの借金を回収出来なくなってしまうので必死になっているに違いありません。
今週の爆竜ブラキオは「戦うことを胸に安らぎの昨日を捨てるブラ」と叫びながら進撃してきました。
今日の爆竜はブラキオに感化されたのか、そろって何か変なことを言いながら進撃してくる様子。
それを聴いて元祖ぼやき爆竜のブラキオも黙っていません。
デズモゲヴァルスの体内に侵入したブラックはバーミア兵にめった打ちにされながらも突き進みます。 一方、拘束されたまま走馬灯を見るマホロ。過去に実のお兄ちゃんを叩き斬っているあたり、何気に油断出来ません。 それはさておき、ブラックのことが心配になってイエローまでデズモゲヴァルスの体内に突入したことにより、 外ではレッドとブルーが大ピンチです。どんどん避難する住民たちに混ざって“恐竜や”の人々もアバレンジャーたちを置いて逃げ出す始末。 それを見て浮き足立つ仲間をレッドが勇気づけます。 レッド:「オレ達には待っている人がいる。それを心の支えにすれば」
デズモゲヴァルスの体内ではデズモゾーリャの残留思念が生み出した暗黒の鎧を前に瀕死の状態に陥るブラックとマホロ。
外ではレッドとブルーも半死半生の憂き目にあってる様子。
ブラックを助けに向かったイエローでしたが、暗黒の鎧によって返り打ちにあってしまいます。 めった打ちにされているイエローの目前で幸せそうに“いちゃつく”ブラックとマホロ。 マホロ:「せっかく一緒になれたのに死んでいくのね」 ブラックとマホロが死んでいくのが許せないのか、いちゃついているのが許せないのか、 もうわけ分かりませんぅ。 それはさておき、来週はいよいよ最終回、勝っても負けてもブラックには暗黒の未来しか訪れませんが、 バーチャルネットのお友達“雪音”はヤツデンワニの幸せの為にアバレンジャーを応援しようと思います。 |
| ◇ 『こどものおもちゃ』を通して見えるもの ◇ 2004.02.04 |
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(ピルに関連するサイト)
さて、ここから本題になりますが、
今回取り上げるのは少女マンガ雑誌『りぼん』
で1994年8月号から98年11月号にかけて連載されていた小花美穂さんの作品『こどものおもちゃ(こどちゃ)』について。
主な登場人物は「劇団こまわり」に所属する小学生芸能人の倉田紗南(以下、紗南)、 羽山秋人(以下、秋人)。ストーリーを簡単に紹介すると次の通り。 (小学編)
(中学編)
シリアスとコミカルを同時に演じる主人公 さて、以上あらすじを書いて来ましたが「こどものおもちゃ」、 これだけ取っ付きにくい内容を含みながらも読者にしっかりと伝えたいことを伝えきった作品だったりします。 (主人公の紗南のコミカルな表現で取っ付きにくさをカバーしながらも、 避けてはいけない重要なシーンではしっかりとしたキャラクター描写で描いていることから、 作品の核となるテーマから焦点がずれることが無い。)
例えば、羽山一家の11年に渡る確執(一方的なものかもしれませんが)をどうにか修復してあげたいと思った紗南は、
自分の出演するドラマ(羽山一家の現在の状況と似ている。紗南の役は秋人と同じ立場)の役をこなし、
それを見てもらうことで解決しようと試みます。
シリアスな展開の中にコミカルな表現を交ぜる紗南
紗南の本質的な所がシリアスとコミカルなシーンのどちらかにあるのかは一概には判断出来ませんが、
紗南の母・実紗子が、紗南の出生の秘密を書いたエッセイを出版する直前、林間学校で二人きりになった際に秋人が紗南に
紗南の出生に関わった個々の描写 それはさておき、実紗子が紗南の出生の秘密をエッセイにして出版した際の一連のシーンは、 読者にとっても本当に考えさせられる場面だったりします。 娘を顧みない母子家庭に育ち、14歳で紗南を生んで置き去りにした実の母親の心理描写は当然のことながら、 実紗子がエッセイを出版すること=自分を本当の親に返そうとしているのではないかと不安を感じる紗南の気持ち。 それから実紗子自身も、 いつか生みの親が表れて紗南を連れていってしまうのではないかと不安を感じ続けていたことまで克明に描写されていますです。
最後になりますが、
紗南と生みの母親(遊園地にて) 「だから…」 と、泣きながら生んでくれた目の前の女性に感謝の言葉を口にする紗南ちゃんの姿が雪音にはどうしても忘れられません。 |
| ◇ アバレブラック、借金を踏み倒す!(第50回) ◇ 2004.02.08 |
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来週からは新しい戦隊もの「特捜戦隊デカレンジャー」が始まるわけですが、 東映の公式サイトでは警察手帳らしきものを持ったデカレンジャーが至るページで 「カミングスーン!(近々登場)もう少し、おまちください」等と逮捕する気満々で出迎えてくれます。 (ついでにトップページのニュース(最下部)が『5人のアバレンジャーを紹介』になっているのもなかなかオシャレだと思います) さて、今週のアバレンジャーは冒頭から登場人物それぞれが好き勝手にアバレて始末に負えない展開でした。 そんな今回のアバレンジャーのタイトルは「アバレた数だけ」
デズモゲヴァルスの体内から脱出しようと試みたブラックとイエロー、マホロの3人でしたが、
脱出寸前で暗黒の鎧に阻まれてしまい。地球はあっという間に砂漠化してしまいます。
人間達がパニックになるのは然ることながら、ヤツデンワニでさえ
そんな中、突然立ち上がって一人で踊り出す舞ちゃん。“恐竜や”のおじいさん(スケさん)に
それはさておき、デズモゲヴァルスの体内ではブラックが変身もせずに暗黒の鎧と闘っています。 その自信の源がどこにあるのか分かりませんが、視聴者の予想通り一方的にボコられる展開。 ですがブラック危うしと思った瞬間、助けに表れるアバレンオー(レッド)。 無抵抗に殴られていればきっとレッドが助けに来ると踏んでいたブラックの作戦勝ちです。
レッドの助けを借りてデズモゲヴァルスの外に出たブラックとイエロー。
「遥かな太古から伝わるこの力(ダイノガッツ)でお前等を倒す!」と息巻くレッド。
もう勝った気満々です。それぞれ必殺技を繰り出し敵を各個撃破しようと試みたアバレンジャーたちでしたが全く効いていない様子。
それを見た、爆竜ブラキオがアドバイスをくれます。
ようやくデズモゾーリャを倒したアバレンジャー。 よっぽど嬉しかったのかイエローとブラックに至ってはこっちを振り向きカメラ目線でポーズを撮る始末。 ですが勝負は下駄を履くまで分からないと言われているように、急激に竜巻きが巻き起こります。 どうやらデズモゾーリャがやぶれかぶれでアバレンジャーを道連れにしようとしている様子。 そして爆発に巻き込まれたアバレンジャーと爆竜たち。 今中笑里(めがねっ娘):「みんな、あの爆発で消えちゃったの?」
(時は流れて半年後)
(時は回想の中で半年前)
(時は再び現在に)
「一家で外食できるなんて夢みたいだ!」とはしゃぐブラックのそっくりさん。
そっくりさんになっても貧乏であることに変わりはありません。
一方、にやけた顔でワイン片手にリジュエルのそっくりさんといちゃつくキラーのそっくりさん。
それに触発されていちゃつきはじめるバカップルたち。
らんる(イエロー)一人だけ、相手がいません。 「あーん」とかやっているバカップルを羨ましそうに見ているらんるの元にヤツデンワニがやって来ます。 ヤツデンワニ:「ワニはらんるちゃんにひとすじ!」 この最強のバカップルの今後が気になって仕方ありませんが、アバレンジャーはこれでお終いです。 バーチャルネットのお友達“雪音”は一年間、ネタを提供し続けてくれたアバレンジャー関係者を応援しています。 |
| ◇ 新世代検索システムgooラボに迫る? ◇ 2004.02.10 |
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10月頃、試験用で一般公開された3Dウェブ検索 については見栄えの派手さも手伝って様々なサイトで取り上げられているようでした。
今回の日記では今月5日から実験運用が始まった「日本語自然文検索」
について取り上げてみようと思います。
「3Dウェブ検索」の時のようにユーザー登録や、
さて、この「日本語自然文検索」と、尤もらしく命名された検索システムを簡単に説明すると、
質問に対してその答えを検索してくれるという画期的なものと言ったところでしょうか?
「百聞は一見に如かず」というわけで実際に何か質問してみようと思います。
Q.1 ちゆ(さん)は誰ですか?
「ちゆ(さん)は誰ですか?」で検索した結果 少し自信なさげですが、なかなか的確な答えを出してくれます。さすが最先端の検索システム。 (ちなみに「さん」を付けると4番目に「ガオレンジャー」じゃないよね?と答えてくれます) さて、一応テストの為に敬称無しで検索してみましたが、バーチャルネットアイドルを創造した超絶可愛いちゆさんを、 雪音ごときが呼び捨てにしていいわけがありません。 というわけで今度は本番、敬称を付けて検索してみました。
Q.2 ちゆちゃんは誰ですか?
Q.3 ちゆ(さん)の好きな人は誰ですか?
Q.4 バーチャルネットのお友達は誰ですか?
言い忘れていましたが、この次世代検索システム「日本語自然文検索」は閲覧者が正しい答えを教えることも可能だったりします。 例えば「バーチャルネットのお友達は誰?」の質問に雪音の名前が上がって来なかった場合は正しい答えに雪音と書き込むこと (おそらく複数人による)で雪音の名前が回答に上がりやすくなると思われますです。 数年前ネットを風靡した(※1)ゆいボット(ゆいちゃっと) を連想させる次世代検索システム「日本語自然文検索」ですがバーチャルネットアイドルとしては一つだけ聞いてはいけない質問があります。 それが次の質問だったりするわけですが……
Q.5 ○○のお兄ちゃんは誰ですか?(○○はVNIの名前)
(※1)ゆいボット 最後になりますが、バーチャルネットのお友達“雪音”は、バーチャルネットのお友達は誰?という質問に対し、 雪音の名前を上げてくれたこの次世代検索システムを応援しています。 |
| ◇ 雪音から見た、Gガンダムの世界 ◇ 2004.02.19 |
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WやSEEDでは、ガラス細工のように壊れそうで繊細な少年たち(あくまで設定上の話)が登場して、
ですが、そんなWやSEEDすら(アホさ加減で)遥かに凌駕するガンダムがあったことを忘れてはいけません。 その名は「機動武闘伝Gガンダム」。副題を見る限りでは面影はあるものの、 もはや機動戦士ですらありません。 Gガンダムのあらすじを簡単に説明すると、以下のような感じです。
前置きはさておき、主人公のドモンの必殺技が指でつかむだけであることや、 意味不明な広東語(?)の歌がバックで流れるとか、 馬がモビルスーツに乗るとか、 登場人物の殆どが濃い漢を追求していたこと(最後に出てきた敵に至っては、 必要も無いのに服を破り捨てて「オレはこの日の為にムキムキの肉体を作って来たのだ!」と叫んでいました)や、 ドモンが必殺技を出す時に 「オレのこの手が真っ赤に燃える。勝利をつかめと(お前を倒せと)轟き叫ぶ。○○フィンガー!」 と叫ぶこと等、突っ込み所満載のGガンダム。ですが些細なことまで突っ込んでいるときりが無いので、 今回は物語を通して最大の敵と思われたドモンの師匠マスター・アジア(東方不敗) との闘いを中心に紹介してみようと思います。(参照:「第45話:さらば師匠!マスター・アジア、暁に死す」) 数々の苦難を乗り越えて師匠・東方不敗(マスター・アジア)との師弟対決に挑むことになったドモンは東方不敗のことを、 デビルガンダムを使って世界を我が物にしようとする悪党と決めつけてしまいます。
ドモンから一方的に謂れ無い非難を受けてしまった東方不敗、思わず
東方不敗:「ドモンよ、貴様は地球の断末魔の前に何も学ばなかったのか」 他人に言われるまま、よく確かめもせずに兄のキョウジを敵と信じて殺そうとしていたドモンに (結果的に兄キョウジは敵ではありませんでした)、 地球の断末魔なんて目に入っていたはずもありません。 ここで権力を保ち続けることに必死になっているウォン(香港首相)が、 東方不敗にデビルガンダムを人と地球に優しいガンダムに甦らせることを公約にして、 もう一度ネオ香港に主権をもたらす為に勝ってくれとゴマを摩り始めます。
東方不敗:「笑わせるな!貴様、優しいと言う言葉を勘違いしておるのではないか!?この政治家め!」
東方不敗:「何がガンダムファイトだ!何が理想的な戦争よ!」 ちなみに91年の湾岸戦争以降、ハイテク兵器の投入や、 テレビのブラウン管を通してリアルタイムで見れる戦争はガンダムファイトと似たような様相を示していたりします。
一方、師匠にタコ殴りにされながら
東方不敗、あんたは間違ってる。 こいつ、盛大に開き直りました。 しかも、エゴイズムながら自分なりの答えを出した弟子の手を掌で優しく包み込もうとした東方不敗の手を、 思いっきり払い除けて殴りつけるドモン。人間性を疑いたくなるのは雪音だけではありません。 最後になってようやく師匠の心を理解したようでしたが……
さて、この後の展開を簡単に説明して終わりにしようと思います。
何とかレインを取り戻したドモン。最後の敵、デビルガンダムに向かってレインと手を携えながら最終奥義を繰り出します。 二人のこの手が真っ赤に燃える! 幸せ掴めと轟き叫ぶ! 爆熱 ゴッドフィンガー! 石破 ラブラブ天驚拳!(ハートマーク付き) 最後の最後まで地球を愁い死んでいった師匠に対し、 最後の最後まで師匠の顔に泥を塗りたくったドモン・カッシュ。 そのまま白馬の王子さまになって、レインをお姫さまだっこして地球の方に飛んで行きました。 バーチャルネットのお友達“雪音”はGガンダムを見て「そうか、拳を交えれば互いの気持ちが伝わるんだ!」と思った途端、 雪兄に「格闘家の殴り合いと国家間の関係を同レベルで語られても困る」と言われてしまいました。 |
| ◇ 危険なロリコンお兄ちゃんに気をつけろ! ◇ 2004.02.26 |
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当時の感謝状贈呈式で富田容疑者は「将来は警察官として、要人警護をしたい」と誇らしげに話していたそうです。 事件を起こしてしまった今となっては、彼が警護したかった要人が国賓の類いを指していたのか、 年端も行かぬ可愛い女の子を指していたのか想像すべくもありません……。 ちなみに該当記事によると昨年一年間で中学生以下の子供が同様の被害にあった総数が152件にものぼるそうです。 というわけで今回はロリコンに関する話題を幾つか取り上げてみようと思います。 まず最初は電撃ガオで連載されている大井昌和先生の作品「- ひまわり幼稚園物語 - あいこでしょ!」について。 この作品に登場する主人公(主人公は幼稚園児のあいこちゃん?)の花鳥水明お兄ちゃんは爽やかタイプのロリコンだったりします。 尤も普通の人に言わせてみれば、ロリコンに濃いも爽やかもありませんが。 それはさておき、浪人生として予備校の近くに住んでいる叔母の家に世話になることになった水明くんでしたが、 叔母の家が保育園だったことから成り行きで予備校に通いながら保育士をするはめになってしまいます。 週刊少年マガジンで連載されていた赤松健先生の作品「ラブひな」(参照サイト:ラブひな研究所) を彷佛とさせる設定ですが、主人公がロリコンだという決定的な違いがあります。
当初、自分はロリコンではないと否定し続けていた水明くんですが、2巻、3巻……、
と話が進んでいくうちに、やがて開き直り始めます。5巻に達したころにはロリコン(水明が一方的にそう思っているだけ?)
ライバルまで登場する始末。
さて、「あいこでしょ!」に登場する爽やかなロリコン、水明お兄ちゃんについて簡単に紹介してみましたが、 今度は濃いロリコンさんが登場する「ロリータ」(ナボコフ)という作品を紹介してみようと思います。 ロリコンが登場する作品というより語源になった作品なのである意味、 ロリコンそのものと言ったほうが良いかもしれません。 一応、高尚なロシア文学ということもあって露骨な性描写こそありませんが、 作品自体は狂気そのものだったりします。 どれくらい狂気を含んでいるのか参考の為に主人公のハンバート・ハンバート(以後、ハンバート) の手記から少しだけ抜粋してみると次のような感じです。
文字のみで様々な表現を試みる秀逸なその文体は、雪音も見習わなければなりませんが、 出来上がった文章の内容に関して、理解に苦しむのは雪音だけではないと思います。 次に彼の定義するニンフェット(ロリータ)について要約すると下記のようなものだったりします。 「9歳」から「14歳」の間で、 かすかに猫を思わせる頬骨の輪郭と、うぶ毛のはえた“たおやかな四肢”と、 絶望と羞恥と感傷の涙のためにこれ以上並びたてることのできないその他もろもろの徴候を持った小悪魔。 後半部分に至っては何が言いたいのかさっぱり分かりませんが、ハンバート、 ついでにロリコンが成立する対象(お兄ちゃん)のことまで定義してくれています。 少女と男のあいだに最低10年(一般的には30年から40年)の年齢差が必要。 誰にとって一般的なのかさっぱり分かりませんが30年も40年も年齢差があると、 もはや“お兄ちゃん”ではないことだけは明白です。 作品のあらすじは主人公のハンバートが、 ドロレス・ヘイズ(以後、ロリータ)と過ごした日々を獄中で手記にしたもので、 離婚をきっかけにヨーロッパからアメリカに移住したハンバートは下宿先で見つけたロリータを手に入れる為に、 ロリータの母親のヘイズ婦人と偽装結婚します。 結婚式の後にハンバートの真意を知ったヘイズ婦人は半狂乱のうちに車に轢かれて死んでしまいます。 これ幸いとばかりにロリータを連れてアメリカ中を放浪するハンバート。 (尤も途中で逃げられますが……) 以上、ふた通りのロリコンを紹介してみましたが、最後に雪音の思うことをまとめて終わりにしようと思います。 昨今の「萌え」ブームにつられて「もえたん」や 「週刊わたしのおにいちゃん」などを求められたお兄ちゃんも少なくないと思います。 その際、レジに並びながら「自分は本当にロリコンだから買って当然だ!」と堂々と開き直っていた人とか 「自分はネタで買おうとしているだけだ……」 と周囲に訴えかける仕種を心掛けた人とか様々なお兄ちゃんたちの姿がそこにあったことだろうと思います。 また、もしかしたら尾道観音ちゃんをぱんつ一枚の姿にして写真撮影しながら喜んでいたり、 青村崎春雨ちゃんの脱げないはずの服をドライバーでこねくり回して無理矢理剥がそうと試みたお兄ちゃんもいたのかもしれません。 (参照サイト:わたおに回転いいんかい/ 裏わたしのおにいちゃん) それは周囲から見れば理解されざる類いの趣味なのかもしれませんが、 雪音はそれらのお兄ちゃん全てを否定しようとは思いません。 他人に迷惑をかけずに個人的な趣味を楽しんでいる限りに於いては。 バーチャルネットのお友達“雪音”は妄想をネタとして個人で楽しむお兄ちゃんとはお友達になってもかまいませんです。 ですが、今回の警察官のお兄ちゃんのように、 他人にとって明らかに迷惑である妄想を現実に持ち込むお兄ちゃんに関しては決して友達になりたいとは思いません。 |