雪音の日記 - 2003.12月の過去ログ -
●2003.12.04 ◇ 人類補完計画を試みたお兄ちゃんの話 ◇
○2003.12.07 ◇ 明日のナージャ(43話)ピアノがつなぐ子守唄 ◇
○2003.12.10 ◇ カレイドスターの すごい 人魚姫 ◇
○2003.12.11 ◇ 今週はNewtype強化週間ですっ! -1月号- ◇
○2003.12.14 ◇ 明日のナージャ(44話)どっちが好き?究極の選択 ◇
●2003.12.16 ◇ 時代を越えて100円ショップで甦る栄光の80年代漫画 ◇
○2003.12.21 ◇ 明日のナージャ(45話)三人模様・ぐらつく恋心 ◇
●2003.12.24 ◇ 「萌え」にまつわる話 ◇
○2003.12.28 ◇ 明日のナージャ(46話)二人のナージャ、対決! ◇
●2003.12.31 ◇ 理想のバーチャルネットアイドル ◇

(※)●は、イラストあり ○は、文章のみ
◇ 人類補完計画を試みたお兄ちゃんの話 ◇ 2003.12.04

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。 先日、母親を木製バットで殴打して殺害したことで殺人罪に問われていた土田博行被告(22)の初公判が山県地裁で行われました。
その際、検察側は冒頭陳述で被告が高校生の時に見たSFアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の中の「進化の最終結論は滅亡である」というセリフを盲信していることと、人間は地球環境を破壊する不必要なものであると考えていることの2点について指摘したようです。

ネット上の関連記事という記事全てにおいてアニメに共感してという部分が強調されていたりしますが、 中でも毎日新聞の速報記事では、 仕事上のトラブルから殺人願望を持ったという生活環境から生じたトラブル原因などは全く無視して、 「(人類の)進化の最終結論は滅亡である」と個人の拡大解釈を新たに付け加えて編集するほどの力の入れっぷり。 実際にアニメで使われたセリフを追ってみると

リツコ:「排除の方法はあります。あの使徒が進化を続けるなら、勝算はあります」
碇(ゲンドウ):「進化の促進かね」
リツコ:「はい」
碇:「進化の終着地点は自滅、「死」そのものだ」
冬月:「ならば、進化をこちらで促進させてやればいいわけだな」
(エヴァンゲリオン第十四話「使徒、侵入」より)

こんな感じだったりします。 アニメ全体を通しての内容も人類が進化した挙げ句滅亡してしまったなどというものではありません。

ちなみにアニメに影響された事件と言えば、歌舞伎町のビデオ店に爆発物を投げ入れた事件(情報元:人民日報)を思い起こす人も多いのではないかと思います。
こちらの事件では被告である少年が、トライガンの中に出てくる「きみは人間じゃない。プラントだ。優良種だ」 (主人公の兄(敵)のセリフだったと思います) というセリフを中学の卒業文集に載せていたことから、 事件を起こした原因の根底にアニメ(漫画)の影響があったと報道されてしまったようです。

両方の事件においてセリフの上だけを見ればアニメに影響された為だと思ってしまうかもしれませんが、 制作者サイドが視聴者に伝えたかったアニメの内容はいずれも彼らの行動を肯定するものではありません。
また彼らの行動がアニメに出てくるキャラクターのセリフに影響されていたとしても、 作品の伝えたかったことが彼らの行動と一致しない以上、 アニメに共感してという表現はこれから、そのアニメを見るかもしれない人に間違った認識を与えてしまいかねませんです。

それはさておき「進化の最終結論は滅亡である」という内容で、 有名な作品を一つ挙げるとしたら永井豪先生のデビルマンではないかと思います。 巻末コメントで

「あらゆるエピソードは魔界へと収斂し、その当然の帰結として人類は滅亡した
とか
「(永井豪は)ヒロインを殺し、人類を滅ぼし、主人公を屠ふる。その壮絶な展開の果てに魔界を描ききり、物語を締めくくった」

などと書かれるくらい最終的に何も残りません。デビルマンの最終回に比べれば、 高橋しん先生の「最終兵器彼女」の最終回はまだ救いようがあったと思えるくらいです。 雪音、実際にデビルマンの最終局面がどんな感じだったかを簡単に紹介してみようと思います。

それまでまったりと人間の為に戦っていたデビルマンの日常は、 悪魔王ゼノンの人間に対する宣戦布告によって急展開を向えます。
ゼノンの主張によると地球生物の真の王者は悪魔(デーモン)であり、 「人間は虫ケラの分際で地球の王者を気取り、地球破壊を繰り返したことによって滅ぼすしかない」のだそうです。 雪音としては、核兵器開発に熱心だったり自国の国益の為に京都議定書に批准しようとしない国から滅ぼしてくださいぅ!とか言いたくなりますが、こればかりは雪音の一存ではどうにもなりません。

さて、デーモンが人間に寄生するという強行手段に出たことで、 人間同士が殺し合いをしたり国家間で核ミサイルの打ち合いをするといったように事態は悪化の一途をたどることになります。
ここで人類の危機を救うべく颯爽と登場したのがノーベル生物学賞を受賞した生物学の権威・雷沼教授。

サンプルを解剖した結果、アシスタントが「弱小生物たちが共同体になって人類に対して反逆を起こしたのだ」という仮設を立てますが、 雷沼教授はそれを「SFだね……ふふふ」と一笑に伏すほどの現実主義者。

そんな雷沼教授の出した結論は、地球上に人間なみの知能を持った生物など存在しないことから、 「(人間なみの知能を持っている)悪魔の正体は人間だったんだ!」という仰天すべき結論でした。 しかも人間が悪魔になる過程が 「現代社会生活の不満が増大した結果、別生物になることでその不満を満たそうとしたのだ」 というアシスタントよりもSFなものだったりして始末に終えません。

「現代社会に不満を持つ者を殺せ!」と叫びまくる雷沼教授に、 主人公の不動 明も「おそろしい勘違いをしやがった」と困惑を隠せない様子。

デビルマン1
“悪魔の正体=人間”という結論に至った雷沼博士と
雷沼博士の勘違いに困惑する不動 明(デビルマン)

雷沼教授の一言をきっかけにあっけなく滅び去る人間たち。 守るべきものや生きる意味を失った不動 明(デビルマン)は飛鳥 了(サタン)に戦いを挑む決意をします。
最終戦争(デビルマン軍団VSデーモン軍団)の結果、 唯一生き残った飛鳥 了(サタン)が、死んで行く不動 明(デビルマン)に、 自分がかつて神が犯した罪と同じことを繰り返してしまった (他者に対して自分のルールだけで判断し結論を下してしまったこと)と伝えて物語は終わりを向えます。

デビルマン2
永劫のやすらぎの眠りについた不動 明(左下)と
一人生き残った飛鳥 了こと大魔人サタン(右上)

なんだか話がすっかり本筋から反れてしまいましたが、 エヴァにしろデビルマンにしろ制作者側の伝えたかったことの一つとして 「人は自身の心の持ち用一つで、神にでも悪魔にでもなることができる」 と受け取れる表現が含まれていることを挙げることが出来ます。

バーチャルネットのお友達“雪音”は誰が何に影響されようがそれは個人のことであり別に構わないと思うです。 ですが、その結果を影響されたものの所為にしてほしくはありませんです。


◇ 明日のナージャ(43話)ピアノがつなぐ子守唄 ◇ 2003.12.07

雪音 雪音:こんにちは、雪音ぅ。今週のアバレンジャーは二週間以上も早いクリスマスの話題でした。
メガネっ子の今中笑里が「ちょっと早いかと思ったんだけど」と言うとすかさずブルーが 「早すぎだ!」と突っ込みを入れるベタな展開。 そんな今回のタイトルは「メリーアバレマス!ジャメジャメ」もうわけ分かりません。

本編ではオープニングからジャンヌとリジュエルが濃厚なレズシーンを繰り広げるありえない展開。 寝ているリジュエルに頬をすり寄せて
「リジュエル、リジェ。ホントのあなたは誰?」
とか意味不明なことをするジャンヌですが、目を覚ましたリジュエルに
「なに気持ち悪いことしてんのよ、おばさん!」
と変態扱いされたうえに、思いっきり顔面平手打ちまでされてしまいます。

一方、クリスマスを知らなかったアスカに向かって
「アスカ(ブラック)さんクリスマスも知らないんですか?」
と馬鹿にする爆竜、すかさず別の爆竜が
「(アスカは)お前みたいにテレビばっかり見てんじゃないんだよ!」
と見当外れな突っ込みを入れますが、 アスカがクリスマスを知らなかったのは異星人でアナザーアース(地球)の慣習に疎かったからに他なりません。

あらぬ方向を見つめて
「僕もサンタさんからプレゼントがもらえるかな?」
と夢見る少年になっているブラックはさておき、早速トリノイドが出現します。
このトリノイド、サンタクローズの格好をしてボディーブレード(深夜通販で流行った棒)をひたすらプレゼントして回る変な奴です。

なんだ、今回のトリノイドはただの良いやつですよー!なんて安心してはいけません。 実はこのボディーブレード、ブンブンしてしまうとバーミア兵に変身してしまうという脅威のアイテム。 「そんなの振らなきゃいいじゃないか!」と思われるかもしれませんが、 深夜通販の影響からか長くて彎曲する棒を見ると思わず振ってしまうのが人間の性。

雪兄の身近にも1メートルの鉄の定規を「見て!見て!」と叫びながら、 嬉しそうに振ってるアホなお兄ちゃんお姉ちゃんがいましたです。

それはさておきバーミア兵になった人間たちが、アバレンジャーに向かって襲いかかって来ます。 元が人間なので攻撃するわけにもいかず、仕方なく撤退するアバレンジャー。

エヴォリアンの本部では幹部のミケラとヴォッファが作戦会議中の様子。

ミケラ:「クリスマスプレゼントってことにしとけば何でも受けとっちゃうんだなぁ」
いきなり核心を突いています。さすがエヴォリアンの幹部。
ミケラ:「もうすぐアバレキラーも最後!」
どうしてだ?と聞き返すヴォッファに、 二つに別れていた片割れのデズモゾーリャ(アナザーアース側)が復活することを教えるミケラ。
ミケラ:「アナザーアースの歴史には異常に破壊を好む者がいたんだなぁ」

一方、一度は撤退したアバレンジャーでしたが、舞ちゃんが邪命体に侵されたことで再び攻勢に転じます。 何故かひたすらトリノイドのお尻めがけてビームを撃ちまくるアバレンジャーたち、意外にスケベです。

ブラックの研究により、バーミア兵の弱点がダイノガッツであることが判明し無理矢理、 ダイノガッツを注入しようとするアバレンジャーたちでしたが、何故か全く利き目がありません。 イエローの説明によると
「この人達の中からダイノガッツがあふれないと駄目」
なんだそうです。アバレンジャーの苦戦を高い場所から見物するアバレキラー。余裕綽々です。

キラー:「そいつらはお前(鎧を着ていた時のブラック)と同じだ。破壊を楽しんでいる」
そんなはずはない!と根拠も無く否定するブラック。
キラー:「破壊したいと思っているから、バーミア兵になる」
(人間の中に眠る破壊衝動のことらしいです)

アバレンジャーピンチと思った途端、戦闘の場所に駆け付けて来るバーミア兵の身内たち。 身内の声援(=ダイノガッツ)を受けてバーミア兵にされた人間も元に戻ります。

そしてさりげなく赤の他人からダイノガッツをもらって復活するアバレッド。 今回のマックスフィールドはいつもとは一味違います。 あろうことか余分に取り込んだダイノガッツをクリスマスツリーと雪に変えた様子。 正義の見方にこんなことは言いたくありませんが、 受け取ったものは全部使い切るぜ!みたいな感じが道路公団や官僚達の年末調整みたいで最悪です!

小型トリノイドを倒した後に出現する巨大トリノイド相手に、 一度は袋詰め(クリスマスプレゼント)にされかけたものの何とか勝利するアバレンジャー。

エヴォリアン本部では余ったクリスマスプレゼント(最後の1個) をキラーにプレゼントしようとミケラとヴォッファが画策している様子。 プレゼントを受け取ってしまったキラーですが、バーミア兵になる気配はありません。 それもそのはず、キラーこそがアナザーアースにいるデズモゾーリャの片割れだったようです。

ここから明日のナージャの話題ぅ

「よーし、お母さんのドレスを送ってきた人を見つけだすぞー!オー!」
一人旅が続いたせいか、最近のナージャは自分で自分に話し掛けることが多くなっているような気がします。 そんな今回の明日のナージャのタイトルは「ピアノがつなぐ子守唄」。

消印一つを頼りに郵便局で手紙の差出人を探し当てようとするナージャでしたが、誰も相手にしてくれません。 おまけにロンドンの街中で迷子になった挙げ句、つまずいて転んでしまいます。 EDの歌ではありませんが「倫敦 どんより」です。 (ロンドンの天候ではなくロンドンでのナージャの気分が)

ロンドンでの知り合いクリスチャンの下宿を尋ねたナージャでしたが、あいにくクリスチャンは留守の様子。 そこにクリスチャンのお婆ちゃんらしき人が帰って来てナージャとすれ違いますが
「ナージャ!?まさかね……」
と見送ってしまいます。 ロンドンの街を一人で歩きながらダンデライオン一座のことを思い出すナージャ。 リタやケンノスケが応援してくれたことを思い出し
「あんなにはげましてくれた二人の為にも落ち込んでちゃいけない」
と気合いを入れ直します。こんな時まで“他人の為に!”などと言っているナージャを見ていると、 とても13歳の女の子とは思えません。

から元気を出して最後の望みの綱、新聞記者のハービーを尋ねて新聞社を訪れるナージャでしたが他の記者たちに
「あの役立たずは、黒バラを追って放浪の旅に出ている」
と教えられます。余計な記事でナージャを地獄に叩き込んだ挙げ句、肝心な時いつもいない男ハービー。 最高に輝いています。(ローズマリーから見て)

「お母さんがどんどん遠くなって行く」
思わず本音をこぼすナージャ。ですがそんなナージャにもようやくツキがまわって来ます。 ジョンのコンサートのポスターを目にして、 最後のお金を使ってまでコンサートに行くことを決心するナージャ。

チケット売り:「お嬢ちゃんその服そうで入場はちょっと」
なんとも失礼な奴です!
ナージャ:「ドレスなら持ってます」
久しぶりに見せたナージャの笑顔も笑っているのか泣いているのかわからないほど曇って見えます。

コンサートの最後にアンコールで一番お気に入りの曲を弾き始めるクリスチャン。 「こ この曲は!」と絶句するナージャ。 どうやらナージャの子守唄を弾き始めたようです。ピアノコンサート(クラシック)で子守唄を弾くクリスチャン。 現実ならありえない出来事ですがナージャの幸せの為にも突っ込んではいけません。

(アップルフィールド孤児院を思い出すナージャ)
孤児院の先生:「素敵な子守唄ね!どこで覚えたの?」
ナージャ:「ずっと前から知っていて何故か歌えるの」
孤児院の先生:「ねー、ナージャ。私にも教えてくれない」

コンサートがはねてジョンの控え室を訪れるナージャ。 作曲家がナージャの父親で、ナージャの為の子守唄(「エトワール」という楽曲名)だったことが分かります。 見せられた父親の写真を見ながら「お父さんに会えた(写真と想像で)」とつぶやくナージャ。

ジョンに連れられてコンサートの打ち上げ場所に行くナージャ。 フランシスと再会します。 ハービーと違い肝心な所でナージャを助けてくれるジョン。 どうやらナージャをわざわざフランシスの所に連れて来てくれたみたいです。

来週はいよいよナージャがフランシスとキース(黒バラ)との三角関係 (フランシスの幼馴染みを含めると四角関係?)に終止符を打つようです。 というわけでバーチャルネットのお友達“雪音”は来週の泥沼恋愛事情の決着を楽しみにしています。


◇ カレイドスターの すごい 人魚姫 ◇ 2003.12.10

雪音 雪音:テレビ東京系列が放映権を買い取ったアニメは地方では良くて一週遅れ、 たいていの場合において放送されなかったりします。(系列局が無いから仕方が無いと言えばそれまでの話ですが)

ちなみに今回の話題は放映権とかの話では無いのでそちらの話題に興味がある人は下記にリンクしてあるサイトに行ってみて下さい。 アニメの再放送が減った原因から天皇が崩御しようが皇太子成婚だろうとひたすらムーミンを放送し続けたテレ東の話など、 楽しめるサイトがたくさんです。
アニメの再放送が減ったことについて (情報元:東海地域のアニメニュース
アニメ狂想曲時代 (情報元:電波2ch
昨今のテレビ業界事情 (情報元:探偵ファイル

話は本題に戻りますが、雪音のチェックできる環境でテレ東に遅れること半年、 カレイドスターの放送が始まりました。 というわけで今回はカレイドスターについて取り上げてみようと思います。

さて、今回のカレイドスターの内容は前回に引き続き“人魚姫”の主役を勝ち得た主人公そら(苗木野そら)の話でした。 (キャラクター一覧) 主役の座を射止めたそらは、前回公演(主役はレイラ)で好評だった時のビデオを見てレイラと同じように演技をしようと試みます。

演技自体は失敗も無く無難にこなしますが、やがて観客は減り、そらを抜擢したスポンサーからは、 こんなステージが見たかったわけでは無いと言われてしまいます。 悩んだ末にそらたちが思い描いた人魚姫の姿は原作の人魚姫とは違う自分自身で道を切り開いて行く人魚姫でした。 (オーナーのカロスの説明によれば)

原作の人魚姫との対比

一方、原作の人魚姫 (参照元:早大児童文学研究会)は原作者のアンデルセンが、 作品に自分の姿を投影した作品だけあって、自分の思いを伝えきれなかった人魚姫が最後には泡になり空気の精になることを選ぶ結末を向えます。

では原作の人魚姫が自分自身の道を切り開いて行く努力をしなかったのかと言えば、 雪音はそうは思いません。 自分の住み慣れた世界や何よりも大切な声を棄ててまで人間の世界を望もうとしたことなどから原作の人魚姫が、 決して与えられるものを待っていただけの存在ではないことは明らかだったりするです。

カレイドスターでそらが演じた人魚姫と原作の人魚姫で最後が違う結果になってしまったのは、 人魚姫が相手の気持ちを汲み取ってしまったかどうかによって別れてしまったのではないかと雪音は思うです。

ステージ上で最初から最後まで“私に気付いてサイン”を出しまくるそらの人魚姫。 ある意味、現代人らしくて素敵です。

そらが見せてくれた人魚姫

前置きが長くなりましたが、ここからが本題だったりします。 人魚姫と言えばディズニーのリトルマーメイドを思い浮かべる人も少なく無いと思います。
アニメにするなら「子供に分かりやすく、勧善懲悪のハッピーエンドでなければならない」をモットーに原作のイメージを完膚なきまでに壊し去った10歳前後の女の子に大人気の作品。

雪音はこの作品を始め、原作の内容を変えてまで作る作品の良さがいまいち理解出来ていませんでした。 今回のカレイドスターで、そらがシナリオと違った自分自身の人魚姫を演じたことは、 観客の人全てにとって評価できることだったとは限りません。 (ひょっとしたら原作のイメージを壊されて不快に思った人もいるかもしれません)

ですが、観客の誰かがそらの演じた人魚姫に新たな可能性を見てくれたのなら、 人魚姫の劣化コピーを演じ続けるよりもはるかに有意義なことだったようです。 (作品中の設定で)

というわけでバーチャルネットのお友達“雪音”はちゆさん の劣化コピーサイトで見る価値無し!と言われてしまわないように雪音自身の演じるVNIを目指していこうと思いますです。


◇ 今週はNewtype強化週間ですっ! -1月号- ◇ 2003.12.11

雪音 雪音:12月25日のクリスマスに安倍吉俊さんの画集(灰羽連盟)が発売されますよ。 (A4版/ハードカバー/80P/\2,400-)

さて、恒例のNewtype特集ですが、今月号もしぶとくガンダムSEED特集があったりします。 「モビルスーツ ガンダムSEED RGB塗り絵」とか無駄に入っていますが(しかも二つも)、 実際に塗ってみようと思う人は一人もいないと思います。

今回の特集では脚本の両澤千晶さんへのインタビュー記事が取り上げられています。 始めて企画をもらった時「軍事に強いわけでもない」「SFに強いわけでもない」と出来ない理由がたくさん浮かんだそうです。 悩んだ末に両澤さんが突っ走った道は、萌えと種の世界観。
結果として種の失敗・テンプレサイト のようなサイトが誕生するほど従来のガンダムファンには悪評でした。 尤も内容はどうあれ興業収入の面では美少年大好きお姉ちゃんに支えられて過去、例を見ない程の成功を納めたようですが。 (参照記事:機動戦士ガンダムSEED 若い女性も熱い支持

「個人間のミニマムな争いが拡大して国家間戦争みたいなことになっている」
と戦争の原因を突き止めた両澤さんは、答えのない最終回を作り上げることに専念します。 ですがこれも一般受けするものでは無かったらしく、ちゆさんの日記でも

他の平成ガンダムに比べて「SEED」が良かった点として、 ちゆが自信を持って挙げられることと言えば、 エロ同人誌のネタにできる女性キャラが多いことくらいでしょうか。

どうしてこんなところに来てしまったんだろう。

と、最後のセリフを使って皮肉られる始末。 戦争に巻き込まれることで矛盾と困惑を感じた主人公達とは別に、 視聴者の方もアニメの最終回までおつき合いしたことで主人公とは異なった意味での矛盾と困惑を感じてしまったに違いありません。

2004年から始まるアニメ

さて、SEEDの話題はさておき、取りあえず来年から始まるアニメを簡単に紹介してみようと思います。
SDガンダムフォース 【テレビ東京系(1/7〜)】あの食玩のようなモビルスーツをどう動かすのか興味深々です。
攻殻機動隊S.A.C.2nd 【スカイパーフェクトTV(1/1〜 0時〜)】
・忘却の旋律 【4月〜】監督:錦織博(あずまんが大王)、脚本家:榎戸洋司(フリクリ/少女革命ウテナ) /少年エースで連載中の戦闘物(戦闘用オートバイを使った)
この醜くも美しい世界 【4月〜】久々のGAINAX作品で、二面性のある世界を行ったり来たりみたいな感じ。 作画や作品の雰囲気は面白そうです。
爆裂天使 【企画進行中?】美少女ロボットのガンアクションもの。
マリア様がみてる 【テレビ東京/テレビ大阪/テレビ愛知(1/7〜 25〜26時〜)】女子高を舞台にしたラブロマ。
妄想代理人 【WOWOW(2/2〜 0時〜)】監督:今敏、毎回の事件の被害者を主人公にしてリレー形式で進むストーリー。 “妄想”が都市伝説として広がることで被害も拡大していく。主役の変わるブギーホップみたいな作品。
火の鳥【NHK(春〜)】黎明編/復活編/異形編/太陽編/未来編
十兵衛ちゃん2【テレビ東京系(1/7〜 25:30〜)】
北へ。 【AT-X(1/20〜 10:00〜)】原作:広井王子、冬の北海道を舞台にした5人の女の子の恋愛もの。
花右京メイド隊 【テレビ神奈川(1月〜)】たくさんのメイドに囲まれた主人公の話。
ごくせん 【日本テレビ系(1/6〜 24:53〜)】
光と水のダフネ 【テレビ神奈川(1月〜)】地球温暖化により水着で日常生活を送る女の子たちの話。わけ分かりませんぅ
超重神グラヴィオンツヴァイ 【テレビ神奈川(1/8〜 24:15〜)】
超変身コス∞プレイヤー 【テレビ神奈川(1/12〜 24:05〜)】巫女さん登場のコスプレアクションもの。
二人はプリキュア 【テレビ朝日系(2/1〜 8:30〜)】明日のナージャの後版。
MEZZO 【ちばテレビ(1/4〜 11:30〜)】犯罪都市を舞台に“危険代行業”を営む3人組の話。 キャラデザにちょっぴり引かれるものがありますです。

実際に始まってみないと評価は下せない作品が多いような気がしますが、 テレビ神奈川がすごいことになってます。

新作アニメも紹介しましたし、この辺で日記を終わっても良いような気がするのですが、 最近の雪音は手を抜き過ぎだ!と言われないようにもう少し頑張ってみようと思います。

現在ニュータイプでは永野護先生の「ファイブスター物語」(漫画)が連載されていますが、 過去ニュータイプには「ファイブスター物語」とは別に、 機動戦艦ナデシコやサイレントメビウスでお馴染みの麻宮騎亜先生が描く 「ダークエンジェル」という作品が並行して連載されている時期がありました。

作品を簡単に説明すると、 央国を中心に東西南北に別れた四つの国の物語。 四つの国にはそれぞれ玄聖と呼ばれる人がいて、それぞれの国を統治しています。
主人公である朱雀の玄聖ダークは、 朱雀の玄聖になったことを報告する為に鳳精の姜と央国まで旅するわけですが、 方向音痴らしくいつまでたっても央国にたどり着けません。

そうこうするうちにダークの素性がだんだん明かされて行くことになります。 戦いの最中に自分が漆黒の四玄聖の一人であることを知ったダークは普段の優男振りとは似ても似つかない存在になってしまいます。
「わはははは。オレが漆黒の四玄聖の一人だということを思い出させてくれたお前達に感謝するぞ」
と高笑いするダーク。もはや普段の優男の面影もありません。玄武の玄聖の
「どこに行くんだ!」
というセリフに
「決まっている!央国のライハーンを殺してこの世界の支配者になるのだ」
と力強く宣言して一人で飛んで行ってしまいます。(朱雀の玄聖は聖獣変すると羽が生えます)

これだけなら別に取り上げるまでもありませんが、肝心のダークエンジェル、 このシーンを最後に7年も連載が中断したままです。 (ニュータイプでの連載開始はもう無いらしいです) 雪音が思うに方向音痴のダークは、物語の方向性を見失った麻宮騎亜先生の頭の中で行方不明になってしまったようです。

鳳精の姜は優しいとても良い子なんです。きっと迷子になったダークを想って泣いているに違いありません。 というわけで、そのへんをふらついているダークを発見したら姜に教えてあげて下さいね。 得に麻宮騎亜先生の周りにいる方たちは……。

バーチャルネットのお友達“雪音”はダークエンジェルを休載なのか、 描く気が無いのか分からない状態で放り出している麻宮騎亜先生を応援しています。


◇ 明日のナージャ(44話)どっちが好き?究極の選択 ◇ 2003.12.14

雪音 雪音:漫画であれアニメであれ、下手に三角関係の展開を作ってしまうと終盤で読者や視聴者に泥沼的痴情のもつれを見せる必要が生じてしまいます。
今回の「明日のナージャ」はナージャを取り合ってキースとフランシスが兄弟で殴り合い、 水面下で兄弟絶縁状態になったことを視聴者に予感させる危険な展開でした。 そんな今回のナージャのタイトルは「どっちが好き?究極の選択」。

お母さん、私、分かったんです
あの子守唄がお父さんが作った曲だったてことが
お父さんの愛がつまった歌だってことが

朝っぱらからナージャの妄想は止まる所を知りません。 それはさておき、フランシスを見つめながらジョンの言葉が遠くなっていくナージャ。 フランシスと再会した今、ナージャにとってジョンは用済みになってしまったようです。 ジョンの目の前で抱き合うナージャとフランシス。

フランシス(白バラ)に連れられて邸にやって来たナージャでしたが、 部屋に入るとキース(黒バラ)がストーカーのように待ち構えていたりします。 ナージャの心情やこれからの展開を反映したかのように怪しくなる雲行き。

キース:「ナージャは母親に合いたいだけだ!」
フランシス:「公爵に認められなければ、ナージャは母親と一緒に暮らせないんだ!」
キース:「ナージャ。君は空を自由に飛ぶ、鳥であるべきなんだ!」

フランシスの冷静かつ適格な発言をロマンチックなセリフで誤魔化そうとするキース。 得意の自分が絶対正しい理論で、ナージャに貴族の暮らしは似合わないと決めつけてかかります。 ついでにフランシスに
「ノブレスオブリッジでいい気になるな!」
と言い放ち勝ち誇るキース。 気弱なフランシスが自分に反論するとは夢にも思っていなかったに違いありません。 ですが人生は得てして人の予期せぬ展開をもたらすもの。フランシス曰く
「仮面を付けて泥棒しているお前よりまし!」
フランシスマンセー!!

兄弟喧嘩もここまで荒みきってしまうと救いようがありません。 反論する言葉を無くしフランシスに殴りかかるキース。
「私の為に争わないで、もうこれ以上」
と絶叫するナージャでしたが
「ナージャは黙ってろ(て)」
と殴り合いを続けるフリをする二人。

ですが痛い思いをするのは嫌だったのか、不意に喧嘩を止めてナージャに「どちらかを選べ!」と迫り出すキース。 せっかく兄弟お互いに胸の内を吐き出したのだから最後まで殴り合えばいいのに、 途中でナージャに答えを求めるあたり情けなすぎて笑えません。

フランシスの幼馴染みメリーアンの登場もあってパニック状態のナージャ。 そんなナージャにジュリエッタが自分の経験からアドバイスをしてくれます。 (ジュリエッタの恋愛事情
「あの人(アントニオ)は私だけを見つめてくれた!情熱的に」
アントニオと付き合うようになって婚約者であるレオナルドも自分だけを見てくれるようになったと話すジュリエッタ。
「いつまでも待たせておけないから選ぶことにした。 私を好きになった人じゃなくて、私が好きになった人を選んだのよ
ロマンチックに誤魔化していますが要するに、 婚約者である浮気者のレオナルドを自分に振り向かせる為にアントニオをだしに使ったわけです。

舞踏会の場でフランシスを選ぶナージャでしたが、来週はそのフランシスとメリーアンが婚約するという波瀾の展開。 フランシスをめぐってナージャとメリーアンが火花を散らします。

ここからアバレンジャーの話題ぅ

今回のアバレンジャーのタイトルは「アバレキッドに潜みしもの」。 ミケラのすすめるダイノアースの珍味の不味さに気分が悪くなったキラーはアナザーアースに帰ってしまいます。
キラーが立ち去った後で「デズモゾーリャ様を復活させる為にはキラーという殻を砕く必要がある」とボッファーに説明するミケラ。

一方、アナザーアースに帰ったキラーは(ダーツの的を持っている) ヤツデンワニをダーツの的にして気分転換している様子。
「丈夫そうに見えてワニは痛がりなんです」
と、ヤツデンワニが叫び出しますが無視されてしまいます。

爆竜トップゲイラーにアバレキラーの体が限界なのを教えられた爆竜ステゴスライドンはかつての仲間、 アバレンジャーたちの所に出向いて「アバレキラーと闘わないで欲しいテゴ」と懇願します。 ですが、その最中に爆竜トップゲイラーを連れたアバレキラーが出現したことで騙し討ちされたと早合点してしまうアバレンジャーたち。 爆竜を集めて反撃に転じます。

「爆竜だけど夢がある!爆竜だけど愛がある!」と叫びながら突進してくる爆竜たち。いつもながら変です。 その中で一匹だけ「眠いケラ」とかつぶやいて不満たらたらの爆竜トリケラトプス。 やる気がないなら帰れ!と言いたくなりますが、 こんな奴でもいないことにはアバレンオーにもなれずに負けてしまうので仕方ありません。
一方的に攻撃されてフラフラになって逃げ帰るアバレキラー。

一方、キラーの家ではキラーのメイドになったヤツデンワニが

軽蔑のまなこ 届かぬ想い
傷心のワニは 小心の心
駄洒落に笑ってどうするんだよ
オレは片想いのヤツデンワニ〜♪

等とアドリブで変な歌を歌いながら掃除をしている様子。 ジャンヌからかかって来た電話に
「はい、愛こそ全てのヤツデンワニです」
と応対するヤツデンワニ。わけ分かりません。 それはさておき、ヤツデンワニにキラーの最後に立ち会えと命令するジャンヌ。 ヤツデンワニはと言えば、よだれダラダラで美味しい話〜と乗り気です。

ミケラの用意したキラーギガノイドを連れて再び登場したアバレキラー。
「こいつ(キラーギガノイド不滅)はオレの言うことを何でも聞く最強のギガノイドだ!」
と自信満々です。おまけに
「ギガノイドを倒したかったらオレを殺せ!」
と叫び出す始末。まるで自殺願望でもあるみたいで雪音、心配で仕方ありません。

さすが最強を名乗るだけあっていとも容易くアバレンジャーたちを蹴散らすキラーギガノイド。 「止めをさせ!」と喚き立てるキラー。
ですがミケラの合図を受けたキラーギガノイドはキラーに向かって攻撃を繰り出します。
常日頃「他人を信じるから裏切られた時に痛い目を見る」 と自分で言っているくせにミケラのことを信じて窮地に陥ったアバレキラー。 なんだか哀れです。

あまりの展開に呆然とするアバレンジャーたちでしたが、突然鳴り出したヤツデンワニの電話で我に返った様子。 慌てて隠れるヤツデンワニでしたが尻尾がはっきりと見えてます。

ヤツデンワニを捕まえて事情の説明を求めるアバレンジャーでしたが、
「そんなことより、らんる(イエロー)ちゃん!どうして気がついたの!やっぱり愛の力?」
と、ヤツデンワニがはしゃぎ出した為に仕方なく本部まで連行するアバレンジャー。

イエローのくすぐり攻撃を受けて
「らんるちゃん!もっとくすぐってぇ」
と叫ぶヤツデンワニ。それを見て「可愛い!」と叫ぶ舞ちゃん。どいつもこいつも変態です。 それはさておき、どうにかこうにかデズモゾーリャが復活するかもしれないことを聞き出したアバレンジャー。 地球のピンチを救えるかどうかはアバレンジャー次第という展開が何ともデンジャラスです。


◇ 時代を越えて100円ショップで甦る栄光の80年代漫画 ◇ 2003.12.16

雪音 雪音:先日100円均一ショップ「ザ・ダイソー」が300円均一のDVDアニメ30作品を発売するという快挙に乗り出しました。

「100円ショップなのに全然100円均一じゃないよ!」という突っ込みはこの際忘れるとして、 ワーナー・ホーム・ビデオの「ワンコインDVD」 (500円)よりも更に200円も安いリーズナブルな価格設定のおかげで、 DVD一枚毎に200円分のお菓子を余分に買うことも出来ます。 (情報元:100円ショップ「ザ・ダイソー」で300円のDVDソフトを販売

原価や版権、純利益がどのくらいの割合なのか憶測で書いてしまうとクレームが届きそうなので、 「発売されるタイトルを見る限り格安版権ものを選んでいそうです」と書くに止めておきます。 (ちなみにメディアの方はDVD-Rでも10枚¥700-で売ってたりするのでVCDだったらタダ同然です

前置きはこのくらいにして、 今回はそんな100円ショップで人気のダイソーコミックシリーズについて取り上げてみようと思います。

今回取り上げるのは学研の少年チャレンジで連載されていたえびはら武司先生の「まいっちんぐマチコ先生」 (S55〜S58年にかけて連載?)。 学研の漫画といえば日本の歴史しか思い浮かばない雪音だったりしますが、 さっそく学研の公式サイトで少年チャレンジについて調べてみたところ、 子供の教育一筋を目指す学研にとってよほど忌わしい過去なのか一切触れられていませんでした。

一方、原作者のえびはら武司先生のサイトでは他に話題になる漫画が無いこともあって、 サイトの全てが「まいっちんぐマチコ先生」の話題で埋め尽くされている様子。 20年も昔の漫画(唯一のメシの種)を未だに前面に押し出し続けるえびはら先生の熱い情熱が伝わって来るようです。

一昔前は少年漫画と言えば出版社にとって金蔓のようなものでしたが、現在の実情はと言うと、 子供の漫画離れも手伝って過去最盛期に650万部余りを売り上げた週刊少年ジャンプでさえ、 最盛期の半分程度の350万部前後(出荷冊数)の売り上げという有り様。

これに頭を痛めた出版社側は購買ターゲットをヲタお兄ちゃんや同人お姉ちゃんに絞って、 恥ずかし気も無く『萌える○○(美少女付き)』のようなお兄ちゃんたちの危険な潜在意識を揺さぶり起こす本を出したり、 ○ニプリのようなお姉ちゃんたちを集団催眠にかけて関連ものの騙し買いをさせたりと生き残ることに必死です。

そんな中で割とまともな手段として考えつかれたのが、 昔少年だった人(現在、割とお金にゆとりのある『お兄ちゃん』や『お父さん』世代)を再び漫画の世界に呼び戻す作戦。
あらゆる出版社が過去、少年漫画で人気のあった漫画の新シリーズを青年誌で連載したり、 ペーパーブック形式で過去の漫画を再版するブームがやって来たりもしました。

そんな懐かし漫画ブームに乗ってえびはら先生の「まいっちんぐマチコ先生」も コミック伝説マガジン実業の日本社)での新連載がスタートしますが、 従来のファンのお兄ちゃん達から絵柄が変わってキモイとダメ出しを食らってしまったようです。

マチコ先生2 マチコ先生3
ダイソーをよいしょする、えびはら武司先生ですが、
いくらよいしょしても三冊目は出そうもありません。

えびはら先生の努力のかいあって「まいっちんぐマチコ先生」、新連載以外にも100円ショップでペーパーブックとして売られたり、 実写版(公式サイト)で登場したりと新境地を開拓しかけます。

ちなみに実写版でマチコ先生を演じたのは、 元スチュワーデスで現在ヌードグラビアモデルの仲谷かおりお姉ちゃん。 様々なサイトから実写版についての感想を集めてまとめてみると「がっかりした」という一言で終わってしまいそうなくらい不評だったようです。

実写版公式サイトのサンプルを見て頂ければ分かると思いますが、 どうやら中途半端なアダルトビデオが出来上がってしまったようです。

マチコ先生1
再版してくれたダイソーをよいしょしつつ連載をくれない
他の少年漫画誌に向かって嫌い発言するえびはら武司先生。

さてダイソーで再版が決まったことがよほど嬉しかったのか“えびはら先生”、 コミックのセリフを書き換えてダイソーを誉め称えるコマをいたるところに用意する程のサービスを見せてくれます。 (ダイソー関係者が知らなければ無駄な努力だったりするわけですが)

しかも、えびはら先生のコミック書き換えはこれだけに止まらず、 終いには新連載をくれない出版社の少年誌を名指ししてダメ出しする始末。
ですがどんなにアピール(ダメ出し)しても「まいっちんぐマチコ先生」の少年誌での連載はありえないと思います。 少年漫画を環視(監)する保護者やPTAの矢面に立ってまで下ネタ漫画を連載をしようとする無謀な出版社など皆無ですので。

マチコ先生4
自分のクラスの生徒に調教されるマチコ先生。

「まいっちんぐマチコ先生」の簡単なあらすじ
学校の先生として赴任してきたマチコ先生のクラスの生徒(ケン太)がマチコ先生の胸をさわったり、 スカートめくりをしたり、ありとあらゆるセクハラを繰り返すエロ漫画。 (『まいっちんぐ=まいっちゃう』でケン太に教え込まれた決めゼリフ)
この漫画が学研の雑誌で連載されていた事実には雪音も驚きを隠せませんです。 ちなみにアニメの方はPTAの圧力で打ち切られたとか。

最後になりますがバーチャルネットのお友達“雪音”は、 コーヒーの麻袋と昆虫採集用のアミとコーラー(瓶) のフタで貧乏臭いジャケットを作る究極のファッションまんが「こっとん鉄丸」や (参照先:BLACK徒然草)、
「突然でっかくなってしまったオレのためにみんなが迷惑してる もう…死にたい……」とか 「なんでオレなんか生まれてきたんだ〜」とネガティブ路線まっしぐらの「巨人獣」など楽しい漫画が盛り沢山のダイソーコミックシリーズを応援しています。


◇ 明日のナージャ(45話)三人模様・ぐらつく恋心 ◇ 2003.12.21

雪音 雪音:最近、1週間で日記を書いているのが2日、 そのうち半分がナージャとアバレンジャーネタというガス欠状態が続いて、 もう少し頑張らねばとか思っていたりするのですが、 とりあえず全く更新しないよりはマシなのかもしれません。 というわけで今回もアバレンジャーのレビューから行ってみようと思います。

レッド:「アスカさんデズモゾーリャって何ですか?」
ブラック:「分かりません」

先週の終わりにヤツデンワニからデズモゾーリャが復活をすることを聞いたアバレンジャーたちですが、 どうやら一年間、敵の大将の名前も知らずに闘い続けて来たという実も蓋もない展開。 そんな今回のアバレンジャーのタイトルは「アバレキラーは不滅?」

キラーの故郷の写真から“ギガノイド不滅”の手がかりを得たアバレンジャーたち。 さっそくキラーの故郷を調査することになります。 写真に写っていた変な植物を見つけ、その後ようやく“ギガノイド不滅”を見つけるアバレンジャー。 何十メートルもある“ギガノイド不滅”が人間大の植物よりも先に見つかるはずじゃないのか? なんて突っ込んではいけません。

“ギガノイド不滅”と一体化し「快適だ」と叫ぶキラー。 それを聞いて説得を断念し、強行手段を取る覚悟を決めるアバレンジャーたち。 いつものように爆竜を呼び出します。今回は
「信じていた未来が崩れ去ろうとしているブラ」
と叫びながら進撃してくる爆竜ブラキオサウルス。 一体どんな未来を信じていたのかさっぱり分かりませんが、 とりあえず今現在は不滅と生命の木が融合してギガノイドがぽろぽろ誕生する余談を許さない状態。 (木の実全てがギガノイドだったりします)

“ギガノイド不滅”の前に手も足も出ずピンチのアバレンジャーに力強い見方、爆竜トップゲイラー(キラーの相棒)が現れます。 不滅に取り込まれたキラーを救出する為に力を貸してくれるそうです。 見方になってくれたトップゲイラーが最強の爆竜で手に負えない強さなのだ!と説明するアバレンジャーたち。

爆竜トップゲイラー(キラーの相棒)の力を借りて“ギガノイド不滅”の体内に侵入するレッドとブルーとイエロー。 キラーを見つけて説得を始めますが、キラー(デズモゾーリャ)の超能力で人間お手玉にされてしまいます。
アバレマックスになって闘えとわめくブルーを無視して人間のままキラーにつかみかかるレッド。

レッド:「仲代先生(キラー)は馬鹿だ!」
レッド:「でも、あなたを助けなければ世界を救っても意味が無いと思ってる僕はもっと大馬鹿だ!」

感極まって泣き出すアバレッド。自己陶酔もここまで完結してしまうと手に終えません。 それはともかくレッドやリジュエルに自分の意志では無く、デズモゾーリャの意志で動かされていることを教えられるキラー。

キラー:「馬鹿な!」(狼狽するキラー)
リジュエル:「あんたは強くて悪くて賢い仲代壬琴(キラー)じゃないとダメなの!」
キラー:「おかしいぜ!このオレがゲームのコマにされていたなんてな!」

なかなか現実を受け入れられないキラーでしたが、 リジュエルの涙の説得で自分がデズモゾーリャに支配されていたことにようやく気が付いた様子。 レッドの「オレたちは一人では強くなれない」という言葉でアバレンジャーと協力する決意を固めるキラー。 ようやく5人揃ったみたいです。

爆竜合体オオアバレフルスロットル!(いつものやつにオオが付いただけ) みんなで「ときめくぜ!」とか言い出すアバレンジャー。ギガノイドを粉砕してデズモゾーリャの復活を阻止したようです。
「まだゲームを続けるつもりなの?」
というイエローの言葉に、
「次のゲームの相手はお前達じゃない!」
と答え、自分の胸を指差して(次の敵は)ここにいると告げて立ち去るキラー。

今週はどいつもこいつも自己陶酔して始末に負えない展開でしたが、 爆竜戦隊(5人組)が揃った喜ばしい展開でもありました。 ちなみにキラーに純愛を捧げて自己完結したリジュエルは、 エンディングでデズモゾーリャに乗っ取られて一人だけ不幸です。

ここから明日のナージャの話題ぅ

先週の最後にフランシスを選んだナージャでしたが、 今週はフランシスとメリーアンの婚約会見で一転悲劇のヒロイン街道を突き進むあたりナージャも不幸が板に付いてきたように思えます。

駄々をこねるフランシスにハーコート家が破産する寸前で今回の婚約はお前だけの問題ではないと怒鳴り付けるフランシス父。 一家から泥棒(キース)を排出し、自ら(父)は家を破産させ、 肝心の跡取りフランシスはノブレスオブリッジごっこに逃避、 立派な貴族は本気で踊子なんか相手にしないとヒステリックに叫ぶエマおばさま。 ハーコート一族そろいもそろって碌でもない奴ばかりです。 どうやらナージャも頼る相手を間違えてしまったようです。

一方、ナージャの周りでは令嬢たちがフランシスと親密なナージャを追い出すことに必死です。 どこの田舎貴族かと訪ねる令嬢たちに

ナージャ:「私は貴族なんかじゃありません!ダンデライオン一座の踊子です!」
と答えるナージャでしたが、
令嬢たち:「財産目当てで近付いたんでしょ?なんて卑しい子かしら」
と令嬢たちの逆襲を受けてしまいます。(ちなみにもうすぐ破産の貧乏貴族に財産なんてこれっぽっちもありませんけど)
フランシス:「卑しいのはどちらです。身分や財産でしか人を判断出来ないのは悲しいことだ」
ナージャを擁護するフランシスですが、こいつ、もうすぐ破産して路頭に迷う予定の男です。
フランシス:「ナージャ、僕を信じてくれ。必ず君を守る」

甲斐性無しのくせに何を言ってますか!ナージャを守る前に自分の生活基盤をどうにかするのが先ですよ! フランシスなんかを信じているとナージャもこんなことになりかねません。

それはさておきナージャがプレミンジャー公爵家の孫娘である可能性を聞いた途端に、 フランシスがナージャの付き添いでウィーンに行くことを許可するフランシス父とエマおばさま。 破産寸前の貧乏貴族の必死さが視聴者にもしっかりと伝わって来ます。

ウィーンに向かう途中でメリーアンがナージャとフランシスの仲をたくみに裂こうと試みます。 ナージャがキースの万華鏡を大切そうに持っていたことを話題にしたり、 ナージャにキースのフォローをさせただけで壊れかける程度の(ナージャとフランシスの)関係など、 どうせ長続きしないに違いありません。

(メリーアンの仕掛けでナージャがキースをフォローしたときのセリフ)
ナージャ:「キースは心の優しい人よ!私にも力を貸してくれて助かったわ」
メリーアン:「謝るわ。大切な人を悪く言われたら怒るのあたりまえよね」

さてプレミンジャー公爵家ではローズマリーの味方、 新聞記者のハービーが相変わらず余計なことをしている様子。 公爵に新聞記事を見せてローズマリーは偽者で自分の知っているナージャこそが本物だ!とか主張したせいで、 ナージャがプレミンジャー公爵家に来ることをローズマリーに知られてしまいます。

ローズマリー:「ナージャが来る。諦めが悪いわね。いいわ!来るなら来なさい!」

来週、ローズマリーの暗躍でフランシスは黒バラに仕立て上げられブタ箱に直行するわけですが、 ナージャの周りにはどうしてこんな役立たずばかりが集まるのかわけ分かりません。 いっそのことアップルフィールド孤児院で約束したようにローズマリーの忠実なナイトにでもなった方がマシ と思えるほどナージャの明日はお先真っ暗です。


◇ 「萌え」にまつわる話 ◇ 2003.12.24

雪音 雪音:先日、AERA(朝日新聞の出版する雑誌) で『萌える英単語もえたん』のことが取り上げられていました。 (該当コラムはこちら

該当コラムでは『もえたん』が灰色の受験をピンク色に変えると力説した上で
「(もえたん)読者の大半が男子受験生で、来春は『もえたん』を手にした新入生たちが大学の校門をたくさんくぐることだろう」
などと自信満々で書いているようですが、実際は『もえたん』に興味を持ったお兄ちゃんのうち半分以上が既に大学の校門をくぐっているのでは無いかと想像されます。

さて今回は、そんなコラムの中の記述から
「もえたんの“萌え”とは、美少女アニメの主人公などにオタク心がときめいてしまった状態などを表すことばだ」
の部分に注目して「萌え」にまつわる話題を紹介してみようと思います。

とりあえずgooの国語辞典で「萌え」を調べてみると

もえ 【萌え】
ある人物やものに対して、深い思い込みを抱くようす。 その対象は実在するものだけでなく、アニメーションのキャラクターなど空想上のものにもおよぶ。 (アニメ愛好家の一部が、NHK のアニメーション「恐竜惑星」のヒロイン「鷺沢萌」に対して抱く、 ロリータ-コンプレックスの感情に始まるといわれるが、その語源にも諸説ある)

と出て来ることは知っている人も多いと思います。 普通のお兄ちゃん、お姉ちゃんならこの辺で調べるのを止めるわけですが、 中にはこれだけでは満足出来ずに更に深く知ろうとする人たちもいたりします。 俗に言うオタクのお兄ちゃん、お姉ちゃんたちです。

雪音の知る限りでは「萌え」という言葉が流行り始めたのは「恐竜惑星」が放送されていた時期、 (ニフティの)パソ通のフォーラム会議室から広がり始めたという説が最有力みたいです。
取りあえず、キーボードをばんばん叩いて「それじゃ、ちっとも分からないだろ!」とか叫んでるお兄ちゃんたちの為に、 参考になりそうなサイトをあげておきますので自分で調べてみて下さい。 大変なようですが知らないことを自分で調べることは立派なオタクになる為の第一歩です。

同人用語の基礎知識/ 萌え/ 萌え萌え〜/ moe (参照元:セーラームーン/ 喫茶ぱらだいす☆あ〜み〜

さて、リンク先に飛んで「萌え」の起源を突き止めようとしている将来有望なお兄ちゃん、お姉ちゃんのことは忘れて、 今回の本題に入ろうと思います。

恐竜惑星と言えば吉富昭仁先生の原作をもとに天才てれびくん(NHKの教育)で放送されたアニメですが、 3次元と2次元を効果的に取りまぜた画期的なアニメでした。
3次元のテレビ戦士がバーチャル世界(2次元)を冒険するという設定だったことより、 設定を知らないで3次元のテレビ戦士 “ミサ”(山口美沙) をいきなり見てしまい「誰だ!?こいつは!」と思ってしまった方も少なくないと思います。

ミサ
ミサ(モエの中の人)

ですが、このミサさん子供のわりにバーチャル世界の楽しみ方を熟知した方で、 バーチャル世界用の容姿や名前を自前で用意するという周到ぶりを見せてくれます。 ちなみにアニメでは3次元と2次元では性格まで変わって見えたそうです。

モエ
バーチャル世界に入り込んだ途端、容姿はおろか名前まで
変えてしまった。いわゆる「モエ」の誕生シーンである

バーチャル世界でレイ(恐竜の子供)の母親を探すことになったモエは、 敵の恐竜人類ギラグールからレイを守るために常に胸に抱えて行動するようになります。 このモエとレイの象徴的な組み合わせは以後、 ポケットモンスターのヒロイン“カスミ”や“ハルカ”にも使われていたりしますが、 あまり「萌え」と感じることはありませんでした。

モエ2
作中、常にレイ(恐竜の子供)を胸に抱えて行動するモエ

恐竜惑星のあらすじ等はこちらのサイト(ようこそ恐竜惑星)で確認してみてください。

さて「恐竜惑星」→「ジーンダイバー」→「救命戦士ナノセイバー」 と続いた天才てれびくん(NHK教育)のバーチャルアニメシリーズも 「救命戦士ナノセイバー」を最後に放送枠から姿を消してしまいます。

教育テレビのアニメというだけあって様々なSF等の専門知識の理解が必要であった為に、 本来の視聴者層である子供達に敬遠されたのかどうかわかりませんが、 せっかく新しいアニメの分野を開拓し始めたバーチャルアニメシリーズが、 打ち切られてしまったことは非常に残念なことだと思います。

最後になりますがバーチャルネットのお友達“雪音”は今年の春先にDVDで復活した「恐竜惑星」 を機に再びバーチャルアニメシリーズが復活することを期待しています。
(※「萌え」の語源についてですが、現時点では何が語源になったか推測の粋を出ないようです)


◇ 明日のナージャ(46話)二人のナージャ、対決! ◇ 2003.12.28

雪音 雪音:12月13日はアバレキラー役の田中幸太朗お兄ちゃんのお誕生日だったそうです。 (参照:こぼれ話) 写真を見るとレッドお兄ちゃんの寂しい誕生日とは打って変わって皆が心から祝福してくれた様子が手に取るように伝わって来ます。

さて今回のアバレンジャーのタイトルは「サラリーマンはアバレ仕掛けの夢を見るか?」でした。 タイトルを見る限りいかにも面白そうですが、騙されてはいけません。ただの総集編です。

ジュラシック商事の営業マン“レッド”は、 会社で資料に落書きをしては居眠りをしてばかりのリストラ一歩手前の社員。 お茶汲みの“イエロー”に、営業成績トップの“ブルー”。 夢の中まで現実の力(能力)関係がそのまま持ち込まれているので相変わらずレッドは良いとこなしです。 資料に描いた落書きを発見され、ブルーに
「幼稚園に戻りたい症候群」
と馬鹿にされる始末。

レッドを馬鹿にして颯爽と営業まわりに出かけるブルー。 さすが営業成績トップのエリート社員と思いきや、新しい整体マッサージを見つけた途端、 仕事を投げ出すあたり所詮アバレンジャーの一員だけのことはあります。

イエローに至っては夢の中でテニスボールの変わりにレモンを使ってエヴォリアンを攻撃中。 「どんな時でも爆竜と心が通いあっていれば大丈夫!」とか意味不明なことを叫んだ挙げ句、 勝手にブラックと婚約しちゃってます。

一方、イエローの妄想で婚約相手にされたブラックは登場するや否や
ブラック:「すみません!僕、浮気しちゃいました!」
と爆弾発言。夢の中でミホロ(会社の総務)にそっくりのマホロ(ジャンヌ)と婚約しちゃったそうです。
ブラック:「でも結局、すれ違いで。くぅ〜〜〜〜!」
イエロー:「あれ?アスマさん(アスカ/ブラック)も(ヒーローになる夢を見てるの)?」
ブラック:「らんこさん(らんる/イエロー)も浮気してるの?」
アホです、こいつ。

どうやらアバレンジャーたち、夢の中で商事会社に勤めている夢を見て勝手に衰弱しているらしいです。 レッドなんか自分がアバレマックスになってる夢を見て「めちゃんこカッコイイ」と叫びながら衰弱しているわけです。

後半になってようやく現実が夢の世界で、夢と思っていた世界が現実だったことに気が付くアバレンジャー。 夢の中から爆竜が「目を覚ませ!ガオー!」とか呼び掛けて来ます。 レッドの「さぁ、みんな目を覚ましましょう!」という言葉で変身して目を覚ますアバレンジャーたち。 どうやら今回のことはヤツデンワニの仕業だったようです。

一方、エヴォリアン本部に電話をかけるヤツデンワニ。 電撃テレフォンドリームという新しい能力に目覚めたことを話し、
「お父ちゃん、オレって最高!これからはエヴォリまくりだよ」
と、はしゃぎまくります。 電話している最中、誰かに肩を叩かれますが
「良い所なんだ!うるさい!邪魔するな!しつこい!」
と取りつく島もないヤツデンワニ。ようやく後ろを振り向いた所、 後ろに立っているのはヤツデンワニが電話をしている最中に目を覚ましたアバレンジャーだったりします。
「赤?青?黒?らんるちゃん!(こいつだけ名指しです)嘘!ちょっとタンマ……」
(アバレンジャーに攻撃されるヤツデンワニ)

熱い!熱い!リジュエル様、巨大化して!あれっ?(ここでようやく目が覚めるヤツデンワニ) ヤツデンワニ、どうやら居眠りして夢を見ちゃったそうです。 最後の最後で今回の30分は全てヤツデンワニの夢だったと言う落ち。 来年もアバレンジャーをよろしくじゃありませんです!

ここから明日のナージャの話題ぅ

今回はいよいよナージャとローズマリーの対決シーンでしたが、 ローズマリーの気迫に雪音も圧倒されてしまいました。ローズマリ−いわく
「プリンセスの座は渡さないわ!」
ナージャの「お母さんは渡さないわ!」という意気込みなど消し飛んでしまいそうです。
うろたえるヘルマンを横目で軽蔑したように見て一言
「見苦しい人。おじさんがそれでは上手くいくものも上手くいきませんわ!」
しどろもどろでローズマリ−に謝るヘルマンを見ているともう哀れみしか感じません。

一方、プレミンジャー公爵家に着くや田舎者丸出しで突撃するナージャ。
「おかあさーん!(ガチャッ)あれっ!?」
制作者サイドとしては擦れていない純真無垢なナージャを描きたかったのかどうか分かりませんが、 ナージャのあまりのお上りさんっぷりに見ているこっちが赤面しそうです。

ここからナージャとローズマリーの対決が始まるわけですが、はっきり言って勝負になってません。 ナージャがブローチを持っていることを主張すれば

ローズマリ−:「いくら、あなたが私のブローチを付けていても私にはなれないのよ!ローズマリ−(ナージャ)」
とローズマリ−にされてしまいます。日記帳やドレス(ローズマリーが破いたのを修復したもの)を出せば、
ローズマリ−:「ひどーい!お母さんのドレスをこんなにして!」
と言われた挙げ句、孤児院が火事になった際に鞄ごと盗まれたということにされてしまいます。
ローズマリ−:「この子(ナージャ)は妄想癖があり、空想と現実がごっちゃになっていて危ない 、でも私は怒っていないわ!」

と言われ怒りのあまりローズマリーに平手打ちをするナージャ。 (あなたが私に勝てるわけないじゃない、おばかさん>ローズマリ−心の中で)

苦し紛れに
ナージャ:「例え、お祖父さんがあなたをナージャだと決めても、私がお母さんの子供だと言うことに変わりはないわ!」
とか言ってますが信憑性が全然ありません。

ここでヘルマンが呼んだ警官が(黒バラにされた)フランシスを逮捕しにやって来ます。 キース(本物の黒バラ)をかばってフランシスが黒バラではないことを証明出来なかったことから、 (黒バラにされて)ブタ箱に行くことになったフランシスとその一味ナージャ。

ナージャが連行された後もローズマリ−の名演技は止まることを知りません。 ナージャが財産目当てで近付いたのだとプレミンジャー公爵に耳打ちするヘルマンに
ローズマリー:「おだまりなさい!ヘルマン。口を開けばお金や財産のことばかり。あなたは貴族としての誇りもない」
と一括!
プレミンジャー公爵:「これ(ブローチ)はお前が付けていなさい」
ローズマリ−:「お祖父さま、でもローズマリー(ナージャ)だけは助けてあげて下さいね。」

ブタ箱に直行したナージャと雪の中、不適に笑うローズマリ−。ナージャの明日はもうありません、 と言いたくなるような展開です。


◇ 理想のバーチャルネットアイドル ◇ 2003.12.31

雪音 雪音:先日、おとめ図鑑(著者:児嶋都)という漫画を入手しました。 何だかいやらしいタイトルですがエロ本ではありません。れっきとしたホラー漫画です。

近年、ホラー漫画と言えばオカマの山咲トオル先生を思い浮かべる人も多いと思います。 テレビ等で山咲トオル先生の作品を少しでも見たことがあれば、 読者を怖がらせようとしているのか笑わそうとしているのか、 作品の意図がそのどちらにあるのか判断に困るといった事実にもうなずけるのではないかと思います。

ちなみに山咲トオル先生はその類い稀なるキャラクターで芸能界デビューを果たし、 CDまで発売されています。 本人によるアルバム解説(1/2)とか突っ込み所満載ですが、肝心の内容が書けなくなるので止めておきます。

ホモセクシュアル(ホモ) 【homosexual】
同性愛者。狭義には男性の同性愛者をさす。
おかま 【御釜】
男らしくない男性,女装した男性,男性同性愛者などの俗称。蔑称として用いられることも多い。
その他(おなべ、おこげ)等 (参照元:性の境界

さて、ここからが本題になりますが児嶋都先生の「おとめ図鑑」もホラー漫画の例に漏れず、 お笑い要素をふんだんに盛り込んだホラー(ギャグ)漫画だったりします。

今回はそんな「おとめ図鑑」の中からバーチャルネットアイドルの鏡 のような女の子が登場している作品「うしろ地獄」を紹介してみようと思います。

自称前向きな女の子、登場シーンから強烈です。
「未来はあなたの前にひらかれているもの。さあ!胸をはってあるこうよ」 「ホラーまんがなんて読んでちゃダメだぞ!」
作者自ら私の漫画はホラー漫画ではなくギャグ漫画だと言いたかったのでしょうか?

理想のVNI1

それはさておき、“自称前向き女の子”重い荷物を持っているお婆さんを見つけるや否や
「はずかしがったりしちゃダメ」 「すぐに手をさしのべてあげようよ」
とお婆さんに駆け寄ります。「このぐらいの荷物は一人で持てる、 年寄り扱いするな」と怒りまくるお婆さんを前に自称前向き女の子、一歩も引きません。

理想のVNI2

なんだか、よく分かりませんが前向きです。

この後、荷物を取られたと勘違いしたお婆さんは「待てというのにッ、どろぼうッ!!」と叫びながら女の子を追いかけますが、 踏み切りで電車に轢かれてしまいます。後ろでは人が集まって大騒ぎになりますが、自称前向き女の子は決して後ろを振り返りません。
「気にしないわ。あたしは前向きな女の子」

学校に登校した自称前向き女の子は恋愛関係で悩んでいる友達(?)由美子さんの相談相手になります。 彼に二股をかけられている気がすると悩んでいる由美子さんに
「アキラくん(由美子の彼)はたしかにフタマタをかけているわ」 「相手はあなたの親友のマチ子よ
と包み隠さず話し、疑う由美子さんに彼が浮気している場所、時間まで教えて確認して来いと言う有り様。 なぜ自分にそんなことを教えたのか訪ねる由美子さんに

理想のVNI3

と答える自称前向き女の子。その夜、由美子さんは逢い引き現場に乗り込んで二人を殺害した後、 首を吊って自殺してしまいます。 ですが物事を正確に伝える為には多少の犠牲は付きものです。 気にしてはいけません。

由美子さんの葬式から帰宅する際に原因を考えようとする自称前向き女の子。 ですがすぐに「死んだ人のことをくよくよ考えるのは前向きとは言えない」 という結論に至った模様。

その無責任さに開いた口が塞がりませんが、前向きです。

葬式で泣き過ぎてのどが乾いた自称前向き女の子、自動販売機でジュースを買います。 飲み終えた空き缶を放り投げたところ、走っていた自動車のフロントガラスに直撃してしてしまい、 ハンドル操作を過った運転手はそのまま商店街に突っ込んで人を数人跳ねてしまいました。

商店街は大騒ぎになりますが、彼女は決して後ろを振り返りません。

理想のVNI4

彼女の在り方こそ、まさに理想のバーチャルネットアイドルの姿。 かなぁ?


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